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妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
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2022年12月25日 (日) 07:29時点における版
511 バイト追加
、
2022年12月25日 (日) 07:29
→概要
:
マシュの介入が抜けていたので追記
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Lostbelt No.6。[[ベリル・ガット]]の担当地区であるブリテン異聞帯……だが、同時に根本から大きく覆された世界。
Lostbelt No.6。[[ベリル・ガット]]の担当地区であるブリテン異聞帯……だが、同時に根本から大きく覆された世界。
−
異聞帯を端的に要約すると、'''「[[妖精]]
が住まう、御伽噺のような妖精鄉の世界」
'''かつ'''「一人の魔女の願望、そして妖精の罪と悪意によって歪曲してしまった世界」'''。
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異聞帯を端的に要約すると、'''「[[妖精]]
が住まう、御伽噺のような幻想鄉の世界」
'''かつ'''「一人の魔女の願望、そして妖精の罪と悪意によって歪曲してしまった世界」'''。
=== 歴史 ===
=== 歴史 ===
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これだけでも十分な剪定事象の理由と云える状態だが、そこへブリテン異聞帯のクリプターとなったベリルが'''『汎人類史のモルガン』をサーヴァントとして召喚した'''事により更に歪みが生じていく。
これだけでも十分な剪定事象の理由と云える状態だが、そこへブリテン異聞帯のクリプターとなったベリルが'''『汎人類史のモルガン』をサーヴァントとして召喚した'''事により更に歪みが生じていく。
−
[[空想樹]]が遠くにあるだけの『無の大地』となったブリテンを目の当たりにし、ベリルから事の次第を聞かされた汎人類史のモルガンは、あろう事か'''「此処の世界なら今度こそ自分だけの国が創れる」という己の願望を優先した考えの下'''
、自身が召喚されたカルデアのレイシフト技術を解析・模倣して妖精暦4000年へとレイシフトし、自分が見た『未来のブリテンの有様』と『汎人類史における自身の立場と存在理由』、さらには『サーヴァント召喚を含めたカルデアの技術』といった情報までもを自分自身の霊基消滅を引き換えにしてヴィヴィアンに譲渡。この結果彼女は
'''「ブリテンを救う楽園の妖精」から「ブリテンを求める魔女モルガン」に変貌'''し、4翅による雨の氏族虐殺から逃れ『大厄災』をも回避すると、『自分の国を創る』という新たな目的のため表面上は「救世主トネリコ」という仮初の道を歩み始める。<br>
しかし、何度も厄災を回避し、氏族および北と南の妖精、並びに妖精と人間の仲も調停し、平和の基盤を整え国の掌握に王手をかけても、その度に一部の妖精の気まぐれと思いつきによる「身勝手な言動」にひっくり返されて瓦解してしまうため次第に心身ともに疲れ果てていき、妖精暦400年目に起きた裏切りの果てにとうとう精神が砕け散ると、
'''「大事なのはブリテンだけで、そこに住む妖精はもうどうでもいい」'''
という結論に行き着き、救世主の使命を放棄して雌伏したことでその年の大厄災によって再びブリテン異聞帯は妖精と共に全滅。
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[[空想樹]]が遠くにあるだけの『無の大地』となったブリテンを目の当たりにし、ベリルから事の次第を聞かされた汎人類史のモルガンは、あろう事か'''「此処の世界なら今度こそ自分だけの国が創れる」という己の願望を優先した考えの下'''
、自身が召喚されたカルデアのレイシフト技術を解析・模倣して妖精暦4000年へとレイシフトし、自分が見た『未来のブリテンの有様』と『汎人類史における自身の立場と存在理由』、さらには『サーヴァント召喚を含めたカルデアの技術』といった情報までもを自分自身の霊基消滅と引き換えにしてヴィヴィアンに譲渡。この結果彼女は
'''「ブリテンを救う楽園の妖精」から「ブリテンを求める魔女モルガン」に変貌'''し、4翅による雨の氏族虐殺から逃れ『大厄災』をも回避すると、『自分の国を創る』という新たな目的のため表面上は「救世主トネリコ」という仮初の道を歩み始める。<br>
しかし、何度も厄災を回避し、氏族および北と南の妖精、並びに妖精と人間の仲も調停し、平和の基盤を整え国の掌握に王手をかけても、その度に一部の妖精の気まぐれと思いつきによる「身勝手な言動」にひっくり返されて瓦解してしまうため次第に心身ともに疲れ果てていき、妖精暦400年<ref group="注">この時、女王暦からモルガンの『水鏡』に巻き込まれる形でマシュ・キリエライトが妖精暦にやって来る事態が発生しているが、トネリコが「妖精騎士ギャラハッド」の仮名を与え、多少の矛盾はあれど基本的な流れは変わらない様に配慮した事により、両者から互いに関する<ruby><rb>記憶</rb><rt>情報</rt></ruby>が消去される程度の影響に留められた。</ref>目に起きた裏切りの果てにとうとう精神が砕け散ると、
'''「大事なのはブリテンだけで、そこに住む妖精はもうどうでもいい」'''
という結論に行き着き、救世主の使命を放棄して雌伏した事からその年の大厄災によって再びブリテン異聞帯は妖精と共に全滅。
−
するとトネリコは空想樹を使って'''それら全てをカルデアのサーヴァント召喚式を応用することで蘇らせ、'''
「妖精國ブリテン」という女王暦を年号に据えた新たな王国として成立させると、自身は「ブリテン異聞帯の女王モルガン」として即位する。この結果、剪定事象のブリテンはさらに『もしも(if)の世界』へと枝分かれした異聞帯、所謂
'''「異聞世界」'''
へとなってしまったのである。
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するとトネリコは空想樹を使って'''それら全てをカルデアのサーヴァント召喚式を応用することで蘇らせ、'''
「妖精國ブリテン」という女王暦を年号に据えた新たな王国として成立させると、自身は「ブリテン異聞帯の女王モルガン」として即位する。この結果、剪定事象のブリテンはさらに『もしも(if)の世界』へと枝分かれした[[特異点]]と化した異聞帯、所謂
'''「異聞世界」'''
になってしまったのである。
=== 地理 ===
=== 地理 ===
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==メモ==
==メモ==
*「第三者の介入により大きく歪められた国が舞台」であり、尚且つその国を創ったのが「1人の『切実な願望』により変質してしまった統治者」によるものであるといった根幹は、第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』とほぼ似た道を辿っているといえる。
*「第三者の介入により大きく歪められた国が舞台」であり、尚且つその国を創ったのが「1人の『切実な願望』により変質してしまった統治者」によるものであるといった根幹は、第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』とほぼ似た道を辿っているといえる。
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*本シナリオは序盤こそ御伽噺や童話を思わせる物語のような雰囲気のまま進められていくが<ref group="注">一方で宴の場でも武器を手放そうとしなかった[[トリスタン]]の姿、[[ヴォーティガーン|元凶の正体]]が暗示されるなどの不穏な描写も少なくない。</ref>、後編に行くにつれて妖精國ブリテンの過去と女王モルガンの正体、ブリテンに蔓延する呪いと『厄災』の原因、そして何よりこの世界における妖精の本当の姿といった'''裏側の全貌'''が次々と明かされる。だが、これら全体像の描写はプレイヤーしか知る術はなく、主人公とカルデア一行には大半が伏せられたまま、双方の認識に乖離が生じた状態で収拾を迎える事になる<ref group="注">プレイヤー側からすればシナリオとシステムの進行上どうしても必須だったからというメタ視点としての理由であると思われるが、それに対しカルデア一行側は、人理定理のためとはいえ『異聞帯をなんの罪も無い住民ごと消滅させる』という残酷な苦渋の選択を続けている以上'''「その決断が今回は一番正しかった」'''と思わせたくなかったという不文律と、「その在り方がたとえ歪んでいても『美しいままの妖精國ブリテン』という世界だけを目に焼き付けて終わらせて欲しかった」という[[オベロン|真の黒幕]]による裏からの配慮があり、アルトリア・キャスターもそれを承知してあえて黙っていた可能性が考案されている。<br>もっともシナリオ分岐で登場する選択用の台詞によっては、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]
だけは異聞帯における妖精の実態に薄々勘づいているという可能性が示唆されている。
</ref>。
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*本シナリオは序盤こそ御伽噺や童話を思わせる物語のような雰囲気のまま進められていくが<ref group="注">一方で宴の場でも武器を手放そうとしなかった[[トリスタン]]の姿、[[ヴォーティガーン|元凶の正体]]が暗示されるなどの不穏な描写も少なくない。</ref>、後編に行くにつれて妖精國ブリテンの過去と女王モルガンの正体、ブリテンに蔓延する呪いと『厄災』の原因、そして何よりこの世界における妖精の本当の姿といった'''裏側の全貌'''が次々と明かされる。だが、これら全体像の描写はプレイヤーしか知る術はなく、主人公とカルデア一行には大半が伏せられたまま、双方の認識に乖離が生じた状態で収拾を迎える事になる<ref group="注">プレイヤー側からすればシナリオとシステムの進行上どうしても必須だったからというメタ視点としての理由であると思われるが、それに対しカルデア一行側は、人理定理のためとはいえ『異聞帯をなんの罪も無い住民ごと消滅させる』という残酷な苦渋の選択を続けている以上'''「その決断が今回は一番正しかった」'''と思わせたくなかったという不文律と、「その在り方がたとえ歪んでいても『美しいままの妖精國ブリテン』という世界だけを目に焼き付けて終わらせて欲しかった」という[[オベロン|真の黒幕]]による裏からの配慮があり、アルトリア・キャスターもそれを承知してあえて黙っていた可能性が考案されている。<br>もっともシナリオ分岐で登場する選択用の台詞によっては、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]
のみ異聞帯における妖精の実態に薄々勘づいているという可能性が示唆されている。
</ref>。
==脚注==
==脚注==
Adgmptetuna
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