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濾過異聞史現象を成立させている要石で、空想の樹なくして、現実への侵攻はありえない。<br>
 
濾過異聞史現象を成立させている要石で、空想の樹なくして、現実への侵攻はありえない。<br>
空想樹があれば異聞帯が消滅する事はない。逆に言えば空想樹を育てなければ世界を維持できない。<br>
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剪定事象の続きをシミュレートして異聞帯として維持している存在であり、空想樹があれば異聞帯が消滅する事はない。逆に言えば空想樹を育てなければ世界を維持できない。<br>
[[スカサハ=スカディ]]によると、空想樹が宙から根を伸ばし、クリプターが現れたという。
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異聞帯側の主観では、概ね「ある日突然宙から根を伸ばして地に降りたもの」として認識される。出現時期は異聞帯によって異なり、西暦2017年相当にクリプターが訪れる直前に現れた場合もあれば、それより遥か過去に遡って存在していた場合もある。
    
全体的な外見は皹の入った巨大な白色の柱であり、生育が遅いとされているロシア異聞帯の空想樹オロチでさえ、太さ数百メートル、高さ数キロメートルという規格外のサイズを誇る。<br>
 
全体的な外見は皹の入った巨大な白色の柱であり、生育が遅いとされているロシア異聞帯の空想樹オロチでさえ、太さ数百メートル、高さ数キロメートルという規格外のサイズを誇る。<br>
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===空想樹の種子===
 
===空想樹の種子===
 
無機質な逆円錐と底面側にある球体が四方で繋げられた、通常の生物では有り得ない形態をしている。<br>
 
無機質な逆円錐と底面側にある球体が四方で繋げられた、通常の生物では有り得ない形態をしている。<br>
空想樹が防衛本能で自律的に射出するもので、種の状態でも自律行動し、更に戦闘力も存在する。<br>
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空想樹が防衛本能で自律的に射出するもので、周囲の生物を無差別に攻撃する。種子と称されているが自律行動する等、植物の種子に相当するものかも不明。<br>
 
攻撃本能や凶暴性がかなり際立った存在で、マシュが「笑っている」と感じる挙動をとるなど、機械的ではないが、命を散らす事に戸惑いが無い。
 
攻撃本能や凶暴性がかなり際立った存在で、マシュが「笑っている」と感じる挙動をとるなど、機械的ではないが、命を散らす事に戸惑いが無い。
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:その後、[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロンチーノ]]は[[アシュヴァッターマン]]と共に異聞帯と空想樹を守らんとしてカルデアと交戦するが、叶わず切除された。
 
:その後、[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロンチーノ]]は[[アシュヴァッターマン]]と共に異聞帯と空想樹を守らんとしてカルデアと交戦するが、叶わず切除された。
 
;アトラスの世界樹(空想樹マゼラン)
 
;アトラスの世界樹(空想樹マゼラン)
:大西洋異聞帯の空想樹。既に完成しており、その根は地球の表層の八割を覆い尽くしている「天幕」の中心でもあり、他の異聞帯の空想樹とはネットワークのように繋がっている。故に他の異聞帯の空想樹を切除しても、アトラスの世界樹がある限り汎人類史の復権はできない。人理漂白の際はその枝が空を覆い、末端が1本ずつ生命体の心臓を突き刺し塵にすることで汎人類史の生命を根絶やしにしている。
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:大西洋異聞帯の空想樹。既に完成しており、その根は地球の表層の八割を覆い尽くしている「天幕」の中心でもあり、他の異聞帯の空想樹とはネットワークのように繋がっている。故に他の異聞帯の空想樹を切除しても、アトラスの世界樹がある限り汎人類史の復権はできない。
 
:『アトラスの世界樹』というのは大神ゼウスが名付けた。天を支える空想樹と称される。
 
:『アトラスの世界樹』というのは大神ゼウスが名付けた。天を支える空想樹と称される。
:外部からの切除は不可能だったが、[[ベリル・ガット|ベリル]]の手で内部から焼き尽くされ、破壊された。
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:外部からの切除は不可能だったが、[[ベリル・ガット|ベリル]]の手で内部から焼き尽くされたことでその絶対性が崩れた隙に、[[千子村正]]が内部のアトラスを破壊。燃え残りが[[U-オルガマリー]]の霊基形成に用いられた。
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:[[デイヴィット・ブルーブック]]が目撃した、「人理漂白の際に枝が空を覆い、末端が1本ずつ生命体の心臓を突き刺し塵にすることで汎人類史の生命を根絶やしにした」樹はこのマゼランと思われるが、彼の顛末共々不明瞭。
 
;空想樹セイファート
 
;空想樹セイファート
 
:ブリテン異聞帯の空想樹。
 
:ブリテン異聞帯の空想樹。