46行目:
46行目:
;略歴
;略歴
:Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で登場。
:Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で登場。
−
:ウェールズにある秋の森に住まう王女であり、森に生まれ落ちた[[オベロン]]と共に彼の目と足となってずっと行動していた。
+
:ウェールズにある秋の森に住まう古妖精にして王女であり、森に生まれ落ちた[[オベロン]]と共に彼の目と足となってずっと行動していた。
:物語の終盤ではブリテン中からオベロンに向けられていたモースの呪いを一身に肩代わりし続けていたことが明かされ、ついに命が尽きてしまったが、正体を現したオベロンは彼女の死体をあっさりと捨ててしまった<ref group="注">後々考えると、自分諸共奈落に落としたくなかった、という解釈もできる。</ref>。
:物語の終盤ではブリテン中からオベロンに向けられていたモースの呪いを一身に肩代わりし続けていたことが明かされ、ついに命が尽きてしまったが、正体を現したオベロンは彼女の死体をあっさりと捨ててしまった<ref group="注">後々考えると、自分諸共奈落に落としたくなかった、という解釈もできる。</ref>。
;人物
;人物
:人間の二の腕くらいあるカイコガそっくりの外見をした妖精。
:人間の二の腕くらいあるカイコガそっくりの外見をした妖精。
−
:物語中では一切言葉を話さず、人間のような姿を取ることもなかったが、相方のオベロンとは意思の疎通ができていた模様。
+
:生まれながら言葉を持たず、人間のような姿を取ることもなかったが、相方のオベロンとは意思の疎通ができていた模様。
:生まれたばかりのオベロンに恋心を抱いており、その本心を知ってなお彼のために最期まで行動しようとしていた。
:生まれたばかりのオベロンに恋心を抱いており、その本心を知ってなお彼のために最期まで行動しようとしていた。
;能力
;能力
:戦闘シーンはないが、ミニサイズになったオベロンを背中に乗せて高速で飛び回っていた。
:戦闘シーンはないが、ミニサイズになったオベロンを背中に乗せて高速で飛び回っていた。
:また、オベロンに向けられた呪いをかなりの期間肩代わりし続けるだけの力は持っていたようである。
:また、オベロンに向けられた呪いをかなりの期間肩代わりし続けるだけの力は持っていたようである。
+
:秋の森の淀みに穢されない(人間のように流言、噂に毒されない)という特性を持ち、秋の森の妖精たちには『死なないように生きる』だけの加護を与えていた。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
66行目:
67行目:
:自分が王女として住まう秋の森に誕生した、妖精國を終わらせる王子様。
:自分が王女として住まう秋の森に誕生した、妖精國を終わらせる王子様。
:彼に恋心を抱いており、世界のすべてを嫌悪する内面を知ってなお彼のために尽力したいと思い、最期まで彼のために行動していた。
:彼に恋心を抱いており、世界のすべてを嫌悪する内面を知ってなお彼のために尽力したいと思い、最期まで彼のために行動していた。
+
:極力秋の森の妖精たちの輪の中に入らず、常に高い木の枝に身を置いていたブランカが人前に出るようになったのは、彼が秋の森に現れてからである。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
82行目:
84行目:
**[[ヘシアン・ロボ|狼王ロボ]]の妻だった雌狼も同じ名前であるが、こちらも体毛の色が白だったころからの命名である。
**[[ヘシアン・ロボ|狼王ロボ]]の妻だった雌狼も同じ名前であるが、こちらも体毛の色が白だったころからの命名である。
*マテリアルにもある通り、オベロンの絆礼装は彼女の独話。タイトルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」とは、フランスのモーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲。題名そのものは「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」という意味合いでつけられたが、発表当初は'''「幼くして亡くなった王女の葬送の哀歌」'''と解釈する者が多くいたらしい。
*マテリアルにもある通り、オベロンの絆礼装は彼女の独話。タイトルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」とは、フランスのモーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲。題名そのものは「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」という意味合いでつけられたが、発表当初は'''「幼くして亡くなった王女の葬送の哀歌」'''と解釈する者が多くいたらしい。
+
*『Grand Order material ⅩⅢ』によると彼女は「呪いによって姿を変えられた氏族の姫」であるとも、「汎人類史から流れてきた妖精」とも噂されているようだが真実は定かではない。
== 脚注 ==
== 脚注 ==