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::この時は「ルーラークラス」で現界している。
 
::この時は「ルーラークラス」で現界している。
 
::当初は本来ならブリテンの王国があるはずのそこには何もなく、ただ荒れ果てた荒野が広がり遠目に空想樹が見えるだけの異聞帯の様子に困惑。だが、ベリルからこの惨状の理由と過程を聞かされると'''「<ruby><rb>邪魔者</rb><rt>アルトリア</rt></ruby>がいないこの世界なら、今度こそ自分の国が手に入る」'''という考えに至り、そこからベリルがひと寝入りして目を覚ますまでの数時間の間に独力のみでレイシフトを解析し魔術で再現、自らを過去の異聞帯へと飛ばす。
 
::当初は本来ならブリテンの王国があるはずのそこには何もなく、ただ荒れ果てた荒野が広がり遠目に空想樹が見えるだけの異聞帯の様子に困惑。だが、ベリルからこの惨状の理由と過程を聞かされると'''「<ruby><rb>邪魔者</rb><rt>アルトリア</rt></ruby>がいないこの世界なら、今度こそ自分の国が手に入る」'''という考えに至り、そこからベリルがひと寝入りして目を覚ますまでの数時間の間に独力のみでレイシフトを解析し魔術で再現、自らを過去の異聞帯へと飛ばす。
:: 通常、レイシフトはコフィンという「棺」に守られる事で修正力による消滅を回避するものであり、現実での肉体を持たないサーヴァントがコフィン無しで行えばレイシフト先で即座に消滅してしまう。モルガンとてそれは例外ではないのだが、レイシフト先に『異聞帯の自分』が存在すること<ref group = "注">ベリルはこれをアカウント(モルガン)にネットワーク(レイシフト)を使ってメール(情報)を送信したようなものだと解析している。ちなみに[[主人公 (EXTRA)|ムーンセル上には同じことを行った前例が存在する]]。</ref>で、自らが持つ記録と知識をあちら側へ譲渡する事に成功。「サーヴァントとして召喚された汎人類史のモルガン」はこれによって霊基消滅してしまったが、その代わり「過去の異聞帯のモルガン」は、元の人格の上にブリテン異聞帯の未来での末路を含めた汎人類史の知識が上書きされた存在となった。
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:: 通常レイシフトは、コフィンという「棺」に守られる事で修正力による消滅を回避するものであり、現実での肉体を持たないサーヴァントがコフィン無しで行えばレイシフト先で即座に消滅してしまう。モルガンとてそれは例外ではないのだが、レイシフト先に『異聞帯の自分』が存在すること<ref group = "注">ベリルはこれをアカウント(モルガン)にネットワーク(レイシフト)を使ってメール(情報)を送信したようなものだと解析している。ちなみに[[主人公 (EXTRA)|ムーンセル上には同じことを行った前例が存在する]]。</ref>で、自らが持つ記録と知識をあちら側へ譲渡する事に成功。「サーヴァントとして召喚された汎人類史のモルガン」はこれによって霊基消滅してしまったが、その代わり「過去の異聞帯のモルガン」は、元の人格の上にブリテン異聞帯の未来での末路を含めた汎人類史の知識が上書きされた存在となった。
 
:: 容姿はカルデアのサーヴァントとなった異聞帯モルガンの第三再臨時と同じ立ち絵が使われているが、時系列的にはこちらがオリジナルだと思われる。
 
:: 容姿はカルデアのサーヴァントとなった異聞帯モルガンの第三再臨時と同じ立ち絵が使われているが、時系列的にはこちらがオリジナルだと思われる。
 
:;[[救世主トネリコ]]
 
:;[[救世主トネリコ]]
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:: 恐らくこの時点で「ヴィヴィアン」の名前を捨て去り、代わりに「モルガン」を自らの『真名』とした事で事実上『楽園の妖精』から変質してしまったと推測される。
 
:: 恐らくこの時点で「ヴィヴィアン」の名前を捨て去り、代わりに「モルガン」を自らの『真名』とした事で事実上『楽園の妖精』から変質してしまったと推測される。
 
::最初は自身の役割を誰にも理解してもらえず、『魔女』と罵られ蔑まれながらも一人巡礼の鐘を鳴らしていたが、次第に協力してくれるようになった当代の妖精騎士の仲間と共に、レイシフトを模倣した魔術『水鏡』を使って「改変され剪定時空となっていた過去の世界に『厄災』を飛ばしてしまう」という方法による厄災の排除の他にも氏族や人間との間の争いなど、災いの火種となりうる「悪意の種」といった小さな厄介事の始末も引き受けてブリテンを救い、それらが終わる度に『棺』と呼ばれるコールドスリープ機能を持つ[[魔術礼装]](カルデアにおけるコフィンの模倣)を使った眠りに入り、次の厄災が現れる時期になったら眠りから目覚めて再びブリテンと妖精のために災いを退ける……ということを繰り返してきた。
 
::最初は自身の役割を誰にも理解してもらえず、『魔女』と罵られ蔑まれながらも一人巡礼の鐘を鳴らしていたが、次第に協力してくれるようになった当代の妖精騎士の仲間と共に、レイシフトを模倣した魔術『水鏡』を使って「改変され剪定時空となっていた過去の世界に『厄災』を飛ばしてしまう」という方法による厄災の排除の他にも氏族や人間との間の争いなど、災いの火種となりうる「悪意の種」といった小さな厄介事の始末も引き受けてブリテンを救い、それらが終わる度に『棺』と呼ばれるコールドスリープ機能を持つ[[魔術礼装]](カルデアにおけるコフィンの模倣)を使った眠りに入り、次の厄災が現れる時期になったら眠りから目覚めて再びブリテンと妖精のために災いを退ける……ということを繰り返してきた。
::だが、その実態はせっかく平穏をもたらしても最後の最後で妖精特有の『些細な気まぐれと思いつき』という'''「全てを壊せば面白そう」'''、'''「トネリコ達が気に食わない」'''、'''「平和な世界などつまらないし飽きた」'''といった単純な理由からくる、本能のままの妖精たちの行動によってひっくり返される上に、先の妖精たちの行動によって発生した不幸を押し付けられて迫害され自身も殺害されかける、という文字通り恩を仇で返されるかの如き非情な仕打ちに遭い続け、その度に自分と仲間を裏切った妖精に自身の姿を魔術で被せて記憶を奪った上で身代わりに『処刑』させる事により、表上は姿を消した事にして生き延びていた。
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::だが、その実態はせっかく平穏をもたらしても最後の最後で妖精特有の『些細な気まぐれと思いつき』という'''「全てを壊せば面白そう」'''、'''「トネリコ達が気に食わない」'''、'''「平和な世界などつまらないし飽きた」'''といった単純な理由からくる、本能のままの妖精たちの行動によってひっくり返される上に、先の妖精たちの行動によって発生した不幸を押し付けられて迫害され自身も殺害されかける、という文字通り恩を仇で返されるかの如き非情な仕打ちに遭い続け、その度に自分と仲間を裏切った妖精に自身の姿を魔術で被せて記憶を奪った上で身代わりに『処刑』させる事により、表上は姿を消した事にして生き延びていた。そして妖精暦400年。最後の挑戦では'''「人間のウーサーを王として擁立する」'''というこれまでにない試みに加え、長らく敵対関係にあった北の妖精たちの取り込みにも成功し、さらには偶然の事故により迷い込んできたマシュの協力で、大穴の中にいる『大厄災』の正体とそれを完全に捩じ伏せる具体的な対抗策を練る事も出来たため今度こそうまくいくはずだったのだが、またもや不満を持つ一部の妖精の企みで愛する王と円卓軍の仲間たちが毒酒によって暗殺され、再びすべてを台無しにされてしまう。
:: そして妖精暦400年。最後の挑戦では'''「人間のウーサーを王として擁立する」'''というこれまでにない試みに加え、長らく敵対関係にあった北の妖精たちの取り込みにも成功し、さらには偶然の事故により迷い込んできたマシュの協力で、大穴の中にいる『大厄災』の正体とそれを完全に捩じ伏せる具体的な対抗策を練る事も出来たため今度こそうまくいくはずだったのだが、またもや不満を持つ一部の妖精の企みで愛する王と円卓軍の仲間たちが毒酒によって暗殺され、再びすべてを台無しにされてしまう。
   
:: これにより溜まりにたまっていた亜鈴の仔である妖精たちへの不信と不満が爆発し、妖精を救おうとする救世主としてのやり方を曲げ支配者として君臨することを決意。何度目かの偽装工作をした後は無関係のマシュを未来の世界へ返すため『棺』に入れてオークニーに安置すると、以降の厄災には一切かかわらずひたすら身を隠す事を決め込み、いままでついて来ていた仲間の妖精騎士達もそれぞれの思考や事情によって全員が離脱。これにより妖精とその文明は一旦滅亡を迎えるのであった。
 
:: これにより溜まりにたまっていた亜鈴の仔である妖精たちへの不信と不満が爆発し、妖精を救おうとする救世主としてのやり方を曲げ支配者として君臨することを決意。何度目かの偽装工作をした後は無関係のマシュを未来の世界へ返すため『棺』に入れてオークニーに安置すると、以降の厄災には一切かかわらずひたすら身を隠す事を決め込み、いままでついて来ていた仲間の妖精騎士達もそれぞれの思考や事情によって全員が離脱。これにより妖精とその文明は一旦滅亡を迎えるのであった。
 
::なお、トネリコが行動を変えた事で分岐した「2回目のブリテン」の歴史ではここまでを「妖精暦」として遡った、汎人類史で云う所の紀元前に相当する扱いをされることとなる。
 
::なお、トネリコが行動を変えた事で分岐した「2回目のブリテン」の歴史ではここまでを「妖精暦」として遡った、汎人類史で云う所の紀元前に相当する扱いをされることとなる。
 
:;妖精國の女王モルガン
 
:;妖精國の女王モルガン
 
::妖精國ブリテンに君臨する『異聞帯の王』たるモルガン。<ruby><rb>主人公</rb><rt>カルデアのマスター</rt></ruby>が「バーサーカークラスのサーヴァント」としてカルデアに召喚出来るのも此方である。
 
::妖精國ブリテンに君臨する『異聞帯の王』たるモルガン。<ruby><rb>主人公</rb><rt>カルデアのマスター</rt></ruby>が「バーサーカークラスのサーヴァント」としてカルデアに召喚出来るのも此方である。
::当初は氏族長を含めた妖精達や[[アルトリア・キャスター]]の会話で言及されるのみだったが、前編終盤で『水鏡』を使って[[マシュ・キリエライト]]を別時空に飛ばしてしまったのを区切りに本格活動を始める。
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::当初は氏族長を含めた妖精達や[[アルトリア・キャスター]]の会話で言及されるのみだったが、前編終盤で『水鏡』を使って[[マシュ・キリエライト]]を別時空に飛ばしてしまったのを区切りに本格活動を始め、まず妖精が全滅したのを見計らって活動を再開したトネリコは、空想樹を枯らして魔力を全て取り込み、サーヴァント召喚を応用する形で妖精國に住まう妖精を復活させ、名前を「モルガン」に戻し独力で妖精國を再興した。これが行動を変えた事で分岐した「2回目のブリテン」であり、同時に剪定事象である『異聞帯』からさらに枝分かれした特異点…通称'''『異聞世界』'''となった現在の「妖精國ブリテン」である。その折にモルガンは年号を「女王暦」に改め、妖精には全て妖精紋様と呼ばれる[[令呪]]のようなものを刻み、領土拡大のためという名目で年に一度「存在税」として定量の魔力を吸い上げ続け、従属に必要な人間の生産も徹底的に管理するといった冷酷な圧制で支配した。なお、この時本来なら「汎人類史のモルガン」のマスターだったベリルの存在も、「空想樹が健在である、既に滅亡している更地のブリテン異聞帯」を知る=パラドックスを招く存在であったため消滅させており、妖精國再興の折に'''姿形まで瓜二つな存在'''として蘇らせている。
::妖精が全滅したのを見計らって活動を再開したトネリコは、空想樹を枯らして魔力を全て取り込み、サーヴァント召喚を応用する形で妖精國に住まう妖精を復活させ、名前を「モルガン」に戻し独力で妖精國を再興した。これが行動を変えた事で分岐した「2回目のブリテン」であり、同時に剪定事象である『異聞帯』からさらに枝分かれした特異点、通称'''『異聞世界』'''となった現在の「妖精國ブリテン」である。
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::そしてそれから2000年ほど経った後、女王暦2017年に鏡の氏族の予言による「予言の子」と「[[主人公 (Grand Order)|異邦の魔術師]]」が現れるも、当初はさほど脅威視していなかったらしく神造兵器および礼装の譲渡までは行かずとも『ノリッジの厄災』を払った労い替わりに'''1億QPを進呈'''<ref group="注">シナリオ上だけでなく、ゲーム内アイテムとして'''実際に入手できる'''</ref>したり、戦闘態勢を取るベリルを強制的に抑え込んだりと、あくまでもキャメロット内では「賓客」として扱っていた。だが、一行が「巡礼の鐘」を鳴らしつつロンディニウムの円卓軍、各地で組織されていた反乱軍や北の妖精「王の氏族」族長のノクナレアを味方につけた事により宣言通り敵対し、キャメロットへの奇襲攻撃をきっかけとしてついに全面対決となる。
::実はこの時本来なら「汎人類史のモルガン」のマスターだったベリルの存在も、「空想樹が健在である、既に滅亡している更地のブリテン異聞帯」を知る=パラドックスを招く存在であったため消滅させており、妖精國再興の折に'''姿形まで瓜二つな存在'''として蘇らせた。
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:: 戦そのものは女王軍が劣勢になった所で反乱軍の兵士を自分と同等の能力を持つ分身を何人も生み出す事で全て薙ぎ払い、その様に圧倒された主人公達が戦意喪失する一歩手前まで追い詰めたが、そこへ乱心状態のまま現れたウッドワスに重傷を負わされ、満身創痍となってもなお妖精國の女王の威圧を崩さないまま反旗を翻した[[スプリガン]]を制するも、人質にされた瀕死の[[妖精騎士トリスタン|バーヴァン・シー]]の姿を見せつけられ動揺。さらにはそこへ[[オーロラ]]による全域の妖精に宛てた、「真実の告白」という名目で救世主トネリコ時代に関する虚言混じりの吹聴を拡散され、その上キャメロット決戦前夜にて、自分も巡礼の旅に出たことがある旨を無意識に漏らしており、早い段階で周囲に自身もまたブリテンの妖精達が忌み嫌う『楽園の妖精』であると感づかせ、懐疑心の種を植え付けてしまっていた事も重なり、周囲の上級妖精によって'''「自分が玉座に戻らなければブリテンは滅んでしまう」'''と言う最期の言葉も聞き入れられないまま惨たらしく殺害されてしまった。
::2回目のブリテンにおいて國を再興した後は年号を「女王暦」と改め、妖精には全て妖精紋様と呼ばれる[[令呪]]のようなものを刻み、領土拡大のためという名目で年に一度「存在税」として定量の魔力を吸い上げ続け、従属に必要な人間の生産も徹底的に管理するといった冷酷な圧制で支配した。
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:: 誰も耳を貸す事が無かったその哀願はただの命乞いではなく、もしノクナレアという次期女王が存在しなかったと仮定すれば純然たる事実であり、一度は大厄災で滅んだ妖精國が今日まで復興していたのも、「妖精は死んだら次代が生まれる」と言うシステムが変わらずに機能し続けていたのも、モルガンがサーヴァントのような形で召喚していたためだった。また「炎の厄災」「獣の厄災」が現れていないのも、その元凶に円卓の騎士の<ruby><rb>着名</rb><rt>ギフト</rt></ruby>を与えることで封印していたからであり、キャメロットの城が大穴の隣にあるのも、大穴に面した城壁に12門ものロンゴミニアドが設置されている<ref group = "注">モルガンが妖精達から吸い上げていた魔力は、むしろこの装置の起動と維持の為に使用されていた可能性が高い。</ref>のも、大穴の底にある[[ケルヌンノス|呪いの元凶]]を撃ち滅ぼすためであった。かくしてモルガンと、彼女のシステムを本来引き継ぐはずだったノクナレアを立て続けに喪った妖精國は、押さえつけていたそれらすべての厄災が同時に噴出し、瞬く間に地獄の様相を呈することとなる。
::そしてそれから2000年ほど経った後、女王暦2017年に鏡の氏族の予言による「予言の子」と「[[主人公 (Grand Order)|異邦の魔術師]]」が現れるも、当初はさほど脅威視していなかったらしく神造兵器および礼装の譲渡までは行かずとも『ノリッジの厄災』を払った労い替わりに'''1億QPを進呈'''(シナリオ上だけでなく、ゲーム内アイテムとして'''実際に入手できる''')したり、戦闘態勢を取るベリルを強制的に抑え込んだりと、あくまでもキャメロット内では「賓客」として扱っていた。
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:期間限定イベント『水怪クライシス』では、カルデアに召喚後も度々人知れず無断で各地へのレイシフトを行っていたことが判明。今回もハベトロットと一緒に微小特異点先の島へ勝手にやって来た所[[コン]]と遭遇し、しばし戯れていた。だが、ほどなくしてハベトロットが主人公に呼び出されて行ってしまい一人不貞腐れていると、傍に居たコンに誘われて辺りを散策中、徴弐と鉢合わせる。
:: だが、一行が「巡礼の鐘」を鳴らしつつロンディニウムの円卓軍、各地で組織されていた反乱軍や北の妖精「王の氏族」族長のノクナレアを味方につけた事により宣言通り敵対し、キャメロットへの奇襲攻撃をきっかけとしてついに全面対決となる。
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:: 戦そのものは女王軍が劣勢になった所で反乱軍の兵士を自分と同等の能力を持つ分身を何人も生み出す事で全て薙ぎ払い、その様に圧倒された主人公達が戦意喪失する一歩手前まで追い詰めたが、そこへ乱心状態のまま現れたウッドワスに重傷を負わされ、満身創痍となってもなお妖精國の女王の威圧を崩さないまま反旗を翻した[[スプリガン]]を制するも、人質にされた瀕死の[[妖精騎士トリスタン|バーヴァン・シー]]の姿を見せつけられ動揺。
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::さらにはそこへ[[オーロラ]]による「真実の告白」という名目の全域への虚言混じりの吹聴(モルガンがウーサーを殺害し、『災厄』を起こした張本人であるといった内容)や、そして実はキャメロット決戦前夜で自分も巡礼の旅に出たことがある旨を無意識に漏らしており、早い段階で周囲に自身もまたブリテンの妖精達が忌み嫌う『楽園の妖精』であると感づかせ、懐疑心の種を植え付けてしまっていた事が重なり、周囲の上級妖精によって'''「自分が玉座に戻らなければブリテンは滅んでしまう」'''と言う最期の言葉も聞き入れられないまま惨たらしく殺害されてしまった。
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::誰も耳を貸す事が無かったその哀願はただの命乞いではなく、もしノクナレアという次期女王が存在しなかったと仮定すれば純然たる事実であり、一度は大厄災で滅んだ妖精國が今日まで復興していたのも、「妖精は死んだら次代が生まれる」と言うシステムが変わらずに機能し続けていたのも、モルガンがサーヴァントのような形で召喚していたためだった。
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::また「炎の厄災」「獣の厄災」が現れていないのも、その元凶に円卓の騎士の<ruby><rb>着名</rb><rt>ギフト</rt></ruby>を与えることで封印していたからであり、キャメロットの城が大穴の隣にあるのも、大穴に面した城壁に12門ものロンゴミニアドが設置されている<ref group = "注">モルガンが妖精達から吸い上げていた魔力は、むしろこの装置の起動と維持の為に使用されていた可能性が高い。</ref>のも、大穴の底にある[[ケルヌンノス|呪いの元凶]]を撃ち滅ぼすためであった。かくしてモルガンと、彼女のシステムを本来引き継ぐはずだったノクナレアを立て続けに喪った妖精國は、押さえつけていたそれらすべての厄災が同時に噴出し、瞬く間に地獄の様相を呈することとなる。
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:期間限定イベント『水怪クライシス』では、カルデアに召喚後も度々人知れず無断で各地へのレイシフトを行っていたことが判明。今回もハベトロットと一緒に微小特異点先の島へ勝手にやって来た所[[コン]]と遭遇し、しばし戯れていた。
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:だが、ほどなくしてハベトロットが主人公に呼び出されて行ってしまい一人不貞腐れていると、傍に居たコンに誘われて辺りを散策中、徴弐と鉢合わせる。
   
:そこで彼女がコン達に作っていた竹馬に興味を抱き、愛娘バーヴァン・シーの靴創作の糧を兼ねたお土産にすべく安全性を確かめる口実で、自分用にも欲しいと<del>かなり婉曲的に</del>依頼する。
 
:そこで彼女がコン達に作っていた竹馬に興味を抱き、愛娘バーヴァン・シーの靴創作の糧を兼ねたお土産にすべく安全性を確かめる口実で、自分用にも欲しいと<del>かなり婉曲的に</del>依頼する。
:その過程でコンの手触りを堪能している内に正体に気が付いたのか、終盤で[[ダゴン|歪神ダゴン]]を相手に悪戦苦闘する一行の喧騒を聞きつけて姿を現した所、これ幸いと言わんばかりに主人公とマシュからの助けの求めに、戦いに参列しない形で応じる。
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:その過程でコンの手触りを堪能している内に正体に気が付いたのか、終盤で[[ダゴン|歪神ダゴン]]を相手に悪戦苦闘する一行の喧騒を聞きつけて姿を現した所、これ幸いと言わんばかりに主人公とマシュからの助けの求めに、戦いには参列しない代わりとして[[エレシュキガル]]、[[謎のアルターエゴ・Λ]]、[[武則天]]の髪の毛を呼び水に、残っていたコン達の何体かを触媒に、そこへ自分の魔力をマシュの盾の力と主人公の詠唱に乗せることで、この事態に対するカウンターアタックとなる神霊サーヴァント「[[太歳星君]]」を召喚させ、事態収束の決め手とした。
:すなわち[[エレシュキガル]]、[[謎のアルターエゴ・Λ]]、[[武則天]]の髪の毛を呼び水にし、残っていたコン達の何体かを触媒に、自分の魔力をマシュの盾の力と主人公の詠唱に乗せることで、この事態に対するカウンターアタックとなる神霊サーヴァント「[[太歳星君]]」を召喚させ、事態収束の決め手とした。
   
; 人物
 
; 人物
 
: 青地に白と黒のドレスを着た白銀の髪の女性。
 
: 青地に白と黒のドレスを着た白銀の髪の女性。
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