差分

45行目: 45行目:  
:その後、ブリテン異聞帯でカルデア式の召喚システムを利用して汎人類史の[[モルガン]]を召喚しその場は一旦後回しにして眠りにつくが、その間にモルガンは「自分の<ruby><rb>国</rb><rt>ブリテン</rt></ruby>を創る」という我欲を優先し、独自にレイシフトを解析・模倣してカルデアを含めた汎人類史の情報を[[モルガン (Grand Order)|<ruby><rb>楽園の妖精</rb><rt>異聞帯の自分</rt></ruby>]]宛に送信。その結果[[空想樹]]を使ってブリテン異聞帯を一から全く違う世界に作り変えてしまい、ベリルが目を覚ますと辺りは様変わりして豪華な王城のベッドに寝ていたばかりか、外ではたったの一晩で国と文明が出来上がっていた上に空想樹は枯死、サーヴァントとして召喚したはずのモルガンは『[[異聞帯の王]]』に取って代わられ、さらに今の自分は空想樹がある世界≒滅んだブリテン異聞帯を知る者という矛盾を解消するべく存在を一旦消されて生み出された瓜二つのクローン='''実質上二度目の死を迎えている'''という斜め上の事実<ref group="注">この時点で『序』における定例会議の際、ベリルが言っていたブリテン異聞帯に関する現状は全て嘘であったことが分かる。</ref>を尽く突きつけられる。だが、元から刹那主義な上に『[[マシュ・キリエライト|執着する人物]]を手に入れる』事以外どうでもよかったのでそれ等を意に介さず、異聞帯の運営は彼女に一任し自分は自分で独自の策を練り始める。
 
:その後、ブリテン異聞帯でカルデア式の召喚システムを利用して汎人類史の[[モルガン]]を召喚しその場は一旦後回しにして眠りにつくが、その間にモルガンは「自分の<ruby><rb>国</rb><rt>ブリテン</rt></ruby>を創る」という我欲を優先し、独自にレイシフトを解析・模倣してカルデアを含めた汎人類史の情報を[[モルガン (Grand Order)|<ruby><rb>楽園の妖精</rb><rt>異聞帯の自分</rt></ruby>]]宛に送信。その結果[[空想樹]]を使ってブリテン異聞帯を一から全く違う世界に作り変えてしまい、ベリルが目を覚ますと辺りは様変わりして豪華な王城のベッドに寝ていたばかりか、外ではたったの一晩で国と文明が出来上がっていた上に空想樹は枯死、サーヴァントとして召喚したはずのモルガンは『[[異聞帯の王]]』に取って代わられ、さらに今の自分は空想樹がある世界≒滅んだブリテン異聞帯を知る者という矛盾を解消するべく存在を一旦消されて生み出された瓜二つのクローン='''実質上二度目の死を迎えている'''という斜め上の事実<ref group="注">この時点で『序』における定例会議の際、ベリルが言っていたブリテン異聞帯に関する現状は全て嘘であったことが分かる。</ref>を尽く突きつけられる。だが、元から刹那主義な上に『[[マシュ・キリエライト|執着する人物]]を手に入れる』事以外どうでもよかったのでそれ等を意に介さず、異聞帯の運営は彼女に一任し自分は自分で独自の策を練り始める。
 
:そして表面上は空想樹を伐採した事により、担当異聞帯を追われて逃げ込んで来たという名目の下、滞在していた[[星間都市山脈 オリュンポス|ギリシャ異聞帯]]でブリテン異聞帯の空想樹「セイファート」の残骸を燃やし、天幕を介してこの異聞帯の空想樹「マゼラン」へ延焼させることでオリュンポスの破壊に成功。そこで終わるはずだった所へ、偶然からキリシュタリアが『異星の神』に協力した真の目的たる「自分以外の人間を、寿命までの絶対の生存が確立した『神に近しい存在』に昇格させる」計画の全貌を知ると、殺人を至高の楽しみかつ目的とするベリルにとって、到底それは『つまらない』かつ『気に食わない』事案であったため、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に自分目掛けて “ロンゴミニアドを模倣した魔術” をワザと落とさせて隙を作り彼に致命傷を負わせ、その後は間に入った[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]とカルデア一行に「今この地球上で最強の存在は自身の異聞帯の王である」と宣言した後、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]の転移契約を使ってブリテン異聞帯へ逃走する。
 
:そして表面上は空想樹を伐採した事により、担当異聞帯を追われて逃げ込んで来たという名目の下、滞在していた[[星間都市山脈 オリュンポス|ギリシャ異聞帯]]でブリテン異聞帯の空想樹「セイファート」の残骸を燃やし、天幕を介してこの異聞帯の空想樹「マゼラン」へ延焼させることでオリュンポスの破壊に成功。そこで終わるはずだった所へ、偶然からキリシュタリアが『異星の神』に協力した真の目的たる「自分以外の人間を、寿命までの絶対の生存が確立した『神に近しい存在』に昇格させる」計画の全貌を知ると、殺人を至高の楽しみかつ目的とするベリルにとって、到底それは『つまらない』かつ『気に食わない』事案であったため、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に自分目掛けて “ロンゴミニアドを模倣した魔術” をワザと落とさせて隙を作り彼に致命傷を負わせ、その後は間に入った[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]とカルデア一行に「今この地球上で最強の存在は自身の異聞帯の王である」と宣言した後、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]の転移契約を使ってブリテン異聞帯へ逃走する。
:続くブリテン異聞帯前編では機が熟すまでの半年の間、『暇つぶし』として汎人類史の話を聞かせた事で懐かれた[[妖精騎士トリスタン]]と共にニュー・ダーリントンで殺戮ショーを開いたり、地下で人間を贄にしたモース毒の改良と研究実験に勤しみ、ギリシャ異聞帯で事を済ませて戻るとカルデア一行、強いてはマシュを手に入れる為の一番の邪魔者である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を謀殺すべく待ち受ける。
+
:続くブリテン異聞帯前編では機が熟すまでの半年の間、『暇つぶし』として汎人類史の話を聞かせた事で懐かれた[[妖精騎士トリスタン]]と共にニュー・ダーリントンで殺戮ショーを開いたり、地下で人間を贄にしたモース毒の改良と研究実験に勤しみ、ギリシャ異聞帯で事を済ませて戻るとカルデア一行…強いてはマシュを手に入れる為に、その一番の邪魔者である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を謀殺すべく待ち受ける。
 
: そして上陸した土地の影響で記憶を無くしたマシュが「予言の子」としてシェフィールドへ連れて行かれた事を、彼女を売った商人の1人ウィンキーから聞き出すと、モルガンの命令を受けた妖精騎士トリスタンに付き添う形でシェフィールド侵攻に同行。人質として捕らえた領主の[[ボガード]]を彼女に甚振らせてマシュをまんまと誘き出し連れて行こうとするが、[[ハベトロット]]の警戒に加え当人からも本能的に危険人物だと勘づかれた事と、[[ギャラハッド]]の能力が戻っている上に普段よりも倍以上の強さとなっている所為で到底敵わないと確信していた故に、瀕死のボガードの身柄を引き換えにして見逃してもらい、ひとまず先に彼が勝手に使用していたブラックバレルを回収しようと思ったが、何故か見当たらなかった為にその場は断念して立ち去る。この時異聞帯のモルガンのマスターは自分だという『秘密』を打ち明けているが、当然嘘っぱちである。
 
: そして上陸した土地の影響で記憶を無くしたマシュが「予言の子」としてシェフィールドへ連れて行かれた事を、彼女を売った商人の1人ウィンキーから聞き出すと、モルガンの命令を受けた妖精騎士トリスタンに付き添う形でシェフィールド侵攻に同行。人質として捕らえた領主の[[ボガード]]を彼女に甚振らせてマシュをまんまと誘き出し連れて行こうとするが、[[ハベトロット]]の警戒に加え当人からも本能的に危険人物だと勘づかれた事と、[[ギャラハッド]]の能力が戻っている上に普段よりも倍以上の強さとなっている所為で到底敵わないと確信していた故に、瀕死のボガードの身柄を引き換えにして見逃してもらい、ひとまず先に彼が勝手に使用していたブラックバレルを回収しようと思ったが、何故か見当たらなかった為にその場は断念して立ち去る。この時異聞帯のモルガンのマスターは自分だという『秘密』を打ち明けているが、当然嘘っぱちである。
 
:後編ではモルガンの招待によってキャメロットに呼ばれた一行の前にマスターとして姿を現し、交渉が決裂すると同時に臨戦態勢に入るが、彼女に強制的に押さえつけられてしまい直接手にかける事は叶わなかった。代わりにロンディニウム防衛戦で狙いをつけるも、そこに[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロンチーノ]]が居たことから急遽本拠地への襲撃を取りやめ、代わりに妖精騎士トリスタンを利用する形で[[パーシヴァル]]に敗走した[[ウッドワス]]に呪術を仕掛けて魔力の要素<ref group="注">この『要素』がなにか詳しい描写はないが、2部開始序盤におけるCMにてベリルの口周りが血塗れな事から恐らく'''心臓'''。</ref>を奪い、それを喰らう事で彼の霊基を直接取り込みマシュへの対抗力を手に入れる。その後は[[ムリアン]]が主催するグロスターの舞踏会にモルガンの名代で妖精騎士トリスタンと共に現れ、鐘を探してオークション会場に誘導された主人公と[[アルトリア・キャスター]]に対峙し戦闘となる<ref group = "注">この戦闘でベリルは強化魔術しか使用せず、令呪はおろか「大令呪」も発動される気配がないまま終わる。</ref>が敗北。同時に「妖精騎士トリスタン」の着名が剥がれ真名のバーヴァン・シーに戻ってしまった事で焦燥していた彼女が『<ruby><rb>失意の庭</rb><rt>ロストウィル</rt></ruby>』を持ち出してエディンバラ帰りの一行に向けて発動し主人公とアルトリアを閉じ込めると、先の魔術の副作用で手足が腐食し動けなくなっていたバーヴァン・シーはそのまま自室に捨て置き、『庭』の方はニュー・ダーリントンの地下聖堂へ置きに行くも程なくして脱出<ref group="注">アルトリアは礼装の性質を見抜くとすぐさま魔術によるプロテクターをかけて回避、一度は呑み込まれて自己喪失しかけた主人公も[[ロマニ・アーキマン|恩師であり先導者]]の言葉を思い出し自力で抜け出た。</ref>される。
 
:後編ではモルガンの招待によってキャメロットに呼ばれた一行の前にマスターとして姿を現し、交渉が決裂すると同時に臨戦態勢に入るが、彼女に強制的に押さえつけられてしまい直接手にかける事は叶わなかった。代わりにロンディニウム防衛戦で狙いをつけるも、そこに[[スカンジナビア・ペペロンチーノ|ペペロンチーノ]]が居たことから急遽本拠地への襲撃を取りやめ、代わりに妖精騎士トリスタンを利用する形で[[パーシヴァル]]に敗走した[[ウッドワス]]に呪術を仕掛けて魔力の要素<ref group="注">この『要素』がなにか詳しい描写はないが、2部開始序盤におけるCMにてベリルの口周りが血塗れな事から恐らく'''心臓'''。</ref>を奪い、それを喰らう事で彼の霊基を直接取り込みマシュへの対抗力を手に入れる。その後は[[ムリアン]]が主催するグロスターの舞踏会にモルガンの名代で妖精騎士トリスタンと共に現れ、鐘を探してオークション会場に誘導された主人公と[[アルトリア・キャスター]]に対峙し戦闘となる<ref group = "注">この戦闘でベリルは強化魔術しか使用せず、令呪はおろか「大令呪」も発動される気配がないまま終わる。</ref>が敗北。同時に「妖精騎士トリスタン」の着名が剥がれ真名のバーヴァン・シーに戻ってしまった事で焦燥していた彼女が『<ruby><rb>失意の庭</rb><rt>ロストウィル</rt></ruby>』を持ち出してエディンバラ帰りの一行に向けて発動し主人公とアルトリアを閉じ込めると、先の魔術の副作用で手足が腐食し動けなくなっていたバーヴァン・シーはそのまま自室に捨て置き、『庭』の方はニュー・ダーリントンの地下聖堂へ置きに行くも程なくして脱出<ref group="注">アルトリアは礼装の性質を見抜くとすぐさま魔術によるプロテクターをかけて回避、一度は呑み込まれて自己喪失しかけた主人公も[[ロマニ・アーキマン|恩師であり先導者]]の言葉を思い出し自力で抜け出た。</ref>される。
3,400

回編集