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:実は1200年前に「牙の氏族」に滅ぼされた「翅の氏族」の最後の生き残りであり、その出来事から牙の氏族への復讐心だけをずっと抱いていた。モルガンに反発しつつも予言の子…強いてはカルデア側に期待していると言いながら、当初はハッキリと力を貸す素振りを見せず中立な立場を保っていたのも、自身の『真の目的』を果たす為なら、予言の子を利用する方が単に都合が良かっただけに過ぎない。
 
:実は1200年前に「牙の氏族」に滅ぼされた「翅の氏族」の最後の生き残りであり、その出来事から牙の氏族への復讐心だけをずっと抱いていた。モルガンに反発しつつも予言の子…強いてはカルデア側に期待していると言いながら、当初はハッキリと力を貸す素振りを見せず中立な立場を保っていたのも、自身の『真の目的』を果たす為なら、予言の子を利用する方が単に都合が良かっただけに過ぎない。
 
: 崩壊編ではウッドワスの敗走によってその千載一遇の機会が巡って来たと看做し、反乱軍側に手を貸す事にしたのでその為に必要な傭兵と警備隊にする名目で、氏族長を失った牙の氏族全員をグロスターに呼び寄せると、自らの妖精領域で創り出した『箱庭』に閉じ込めて殲滅するものの、所詮人間で言う所の「破滅の前兆となる賢者の愚策」かつ「一時の激情と衝動に駆られた末の愚行」でしかなく、事実『目的』が果たされると、後述する理由が原因で心を壊してしまった。
 
: 崩壊編ではウッドワスの敗走によってその千載一遇の機会が巡って来たと看做し、反乱軍側に手を貸す事にしたのでその為に必要な傭兵と警備隊にする名目で、氏族長を失った牙の氏族全員をグロスターに呼び寄せると、自らの妖精領域で創り出した『箱庭』に閉じ込めて殲滅するものの、所詮人間で言う所の「破滅の前兆となる賢者の愚策」かつ「一時の激情と衝動に駆られた末の愚行」でしかなく、事実『目的』が果たされると、後述する理由が原因で心を壊してしまった。
:その状態でもなお「妖精國の厄災を解決する方法」の研究を続け妖精國の『真実』へ独自に至るが、そのあんまりな実態<ref group="注">恐らくは『はじまりのろくにん』の失態とその果てに起こした罪状に加え、一連の発端となる原因がかつて自分が「牙の氏族」にされたこと、そして自分がした事とさほど変わらない理由だったことに二重の意味でショックを受けてしまったのもあると思われる。</ref>に愕然としている様を[[オベロン|黒幕]]に暗殺されてしまい、満身創痍のまま倒れていた所を戴冠式の騒動から戻った[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]に発見される。
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:その状態でもなお「妖精國の厄災を解決する方法」の研究を続け妖精國の『真実』へ独自に至るが、そのあんまりな実態<ref group="注">恐らくは『はじまりのろくにん』の失態とその果てに起こした罪状に加え、一連の発端となる原因がかつて自分が「牙の氏族」にされたこと、そして自分がした事とさほど変わらない理由だったことに二重の意味でショックを受けてしまったのもあると思われる。</ref>に愕然としている様を[[オベロン|黒幕]]に暗殺されてしまい、満身創痍のまま倒れていた所を戴冠式の騒動から戻った[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]に発見され、その今際に全てを思い出すと、自分と妖精達の愚かさと罪深さを嘆くと共に、「'''妖精國ブリテンを無惨に滅ぼされる壊れるべき世界としてではなく、繁栄を尽くした世界として緩やかに終わらせるため真の意味で守ってほしい……'''」という遺言を彼女に託して死亡した。
:今際に全てを思い出し、自分と妖精達の愚かさと罪深さを嘆くと共に「'''妖精國ブリテンを無惨に滅ぼされる壊れるべき世界としてではなく、繁栄を尽くした世界として緩やかに終わらせるため真の意味で守ってほしい'''」という遺言を託して死亡した。
   
;人物
 
;人物
 
:「翅の氏族」の一員らしく透き通った緑色の翅を持ち、紫色の髪に緑色の服を着ている小柄な妖精の少女。子供のように感情表現が豊かで、自分も楽しんで人を楽しませるのに考えを巡らせる、活発で研究者肌な『蕗下の出逢いの姫君』。
 
:「翅の氏族」の一員らしく透き通った緑色の翅を持ち、紫色の髪に緑色の服を着ている小柄な妖精の少女。子供のように感情表現が豊かで、自分も楽しんで人を楽しませるのに考えを巡らせる、活発で研究者肌な『蕗下の出逢いの姫君』。
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