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| :22歳でマンレーサの聖イグナチオ神学校に進み、代行者として2度目の洗礼を受ける。 | | :22歳でマンレーサの聖イグナチオ神学校に進み、代行者として2度目の洗礼を受ける。 |
| :ある異端審問で綺礼はクラウディアを娶り、神学校を退職、神父への道を断つ。家庭を持てば「人並みの幸福の実感」を手に入れられるのではないかと考えてのことだった。 | | :ある異端審問で綺礼はクラウディアを娶り、神学校を退職、神父への道を断つ。家庭を持てば「人並みの幸福の実感」を手に入れられるのではないかと考えてのことだった。 |
− | :妻・クラウディアとは2年連れ添い、子を成した。しかし、それでも自らの歪みを正す事は出来なかった。 | + | :妻・クラウディアとは2年連れ添い、[[カレン・オルテンシア|子]]を成した。しかし、それでも自らの歪みを正す事は出来なかった。 |
| :彼が愛そうとすればするほど愛する者の苦しみだけが救いであり、女が癒そうとすればするほどその女の嘆きが見たいと思うだけ。 | | :彼が愛そうとすればするほど愛する者の苦しみだけが救いであり、女が癒そうとすればするほどその女の嘆きが見たいと思うだけ。 |
| :そのような自身に絶望した彼は、「私は間違って生まれた」「間違いは正さなければならない」と自殺を決意し、自身の試みに付き合わせた者の責務としてそのことをクラウディアに告げる。 | | :そのような自身に絶望した彼は、「私は間違って生まれた」「間違いは正さなければならない」と自殺を決意し、自身の試みに付き合わせた者の責務としてそのことをクラウディアに告げる。 |
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| :最終決戦を迎え、切嗣と死闘を繰り広げたのち、心臓に銃弾を撃ち込まれるが、アーチャーとのパスを通して[[聖杯]]の泥を浴び、それが心臓となって蘇生。 | | :最終決戦を迎え、切嗣と死闘を繰り広げたのち、心臓に銃弾を撃ち込まれるが、アーチャーとのパスを通して[[聖杯]]の泥を浴び、それが心臓となって蘇生。 |
| :勝者となった切嗣は聖杯の正体にいち早く気付き、セイバーに命じて聖杯を破壊させる。その結果、聖杯から溢れた泥が冬木を侵食し後々まで大きな爪痕を残す大火災が引き起こされた。この時、切嗣が救出した[[衛宮士郎]]とは因縁の戦いを繰り広げることとなる。 | | :勝者となった切嗣は聖杯の正体にいち早く気付き、セイバーに命じて聖杯を破壊させる。その結果、聖杯から溢れた泥が冬木を侵食し後々まで大きな爪痕を残す大火災が引き起こされた。この時、切嗣が救出した[[衛宮士郎]]とは因縁の戦いを繰り広げることとなる。 |
− | :第四次聖杯戦争を終えて、綺礼は時臣の長女[[遠坂凛]]の後見人となり、代行者としての業務を通して[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]と知り合う。 | + | :第四次聖杯戦争を終えて、綺礼は時臣の長女[[遠坂凛]]の後見人となり、代行者としての業務で[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]と知り合う。 |
| :『stay night』で開催された第五次聖杯戦争に際しては、聖堂教会と[[魔術協会]]の双方に顔が利くことも手伝い、正式に監督役に就任。 | | :『stay night』で開催された第五次聖杯戦争に際しては、聖堂教会と[[魔術協会]]の双方に顔が利くことも手伝い、正式に監督役に就任。 |
| :自らマスターに推薦したバゼットを騙し討ち、[[令呪]]と[[クー・フーリン|サーヴァント]]を奪う。 | | :自らマスターに推薦したバゼットを騙し討ち、[[令呪]]と[[クー・フーリン|サーヴァント]]を奪う。 |
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| :万人が「美しい」と感じるものを美しいと思えない破綻者。生まれながらにして善よりも悪を愛し、醜いものを好み、他者の苦痛と不幸にしか幸福を得られない欠陥者。悪党ではないが悪人。非道ではないが外道。 | | :万人が「美しい」と感じるものを美しいと思えない破綻者。生まれながらにして善よりも悪を愛し、醜いものを好み、他者の苦痛と不幸にしか幸福を得られない欠陥者。悪党ではないが悪人。非道ではないが外道。 |
| :教えられた道徳を理解し、信仰し、人として善であることが正しいとする良識を持っていたため、常識から外れた自分を正し、人並みの幸福を得ようとひたすら苦行や試みを繰り返していた。しかし、結局どうあっても正すことはできず、主の教えに決別した時に悪しか愛せない自身を受け入れ、悪を行うことで愉悦を求めながら、同時に悪である自身が生まれた理由を探すようになる。 | | :教えられた道徳を理解し、信仰し、人として善であることが正しいとする良識を持っていたため、常識から外れた自分を正し、人並みの幸福を得ようとひたすら苦行や試みを繰り返していた。しかし、結局どうあっても正すことはできず、主の教えに決別した時に悪しか愛せない自身を受け入れ、悪を行うことで愉悦を求めながら、同時に悪である自身が生まれた理由を探すようになる。 |
− | :この世には自身が捧げるに足る理念も目的もないと考え、「目的を見つけるのが目的」という生き方をしていた。あらゆることを他人の数倍の努力をもって身につけ、しかしそこに情熱はなく、時が来ればあっさりとそれを捨てて次に挑む、という繰り返し。この頃の綺礼にとっての信仰とは、自身で見出した理想ではなく、ただ不完全な自身を痛めつける場であるという意識の方が強かった。 | + | :『Zero』時点では、この世には自身が捧げるに足る理念も目的もないと考え、「目的を見つけるのが目的」という生き方をしていた。あらゆることを他人の数倍の努力をもって身につけ、しかしそこに情熱はなく、時が来ればあっさりとそれを捨てて次に挑む、という繰り返し。この頃の綺礼にとっての信仰とは、自身で見出した理想ではなく、ただ不完全な自身を痛めつける場であるという意識の方が強かった。 |
| :冬木教会の神父となってからの10年間は地元民からの受けも良く、神父として好かれていたようである。冬木教会で結婚式を挙げた人も居り、神父として非の打ち所のない綺礼に祝福されて満足していたりする。大晦日のミサは、行く年来る年を1日で台無しにできることから、彼にとってその年で一番の楽しみだが、参加者は全員、自分自身を見つめ直すきっかけになって「参加してよかった」と思うとか。<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回『Fate/stay night』キャラクター人気投票-言峰綺礼 「心に残る新年ミサ」]」</ref><ref group="注">長いこと「まともな」神父としての仕事は描写されていなかったが、2022年5月に『衛宮さんちの今日のごはん』特別編にてミサの司会、聖体拝領、告解などを行う様子が描写された。</ref> | | :冬木教会の神父となってからの10年間は地元民からの受けも良く、神父として好かれていたようである。冬木教会で結婚式を挙げた人も居り、神父として非の打ち所のない綺礼に祝福されて満足していたりする。大晦日のミサは、行く年来る年を1日で台無しにできることから、彼にとってその年で一番の楽しみだが、参加者は全員、自分自身を見つめ直すきっかけになって「参加してよかった」と思うとか。<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回『Fate/stay night』キャラクター人気投票-言峰綺礼 「心に残る新年ミサ」]」</ref><ref group="注">長いこと「まともな」神父としての仕事は描写されていなかったが、2022年5月に『衛宮さんちの今日のごはん』特別編にてミサの司会、聖体拝領、告解などを行う様子が描写された。</ref> |
| :士郎に対する聖杯戦争のルール説明、時臣の遺産管理、凛への誕生日プレゼントなど、非常に大雑把で適当な処理をすることがままある。 | | :士郎に対する聖杯戦争のルール説明、時臣の遺産管理、凛への誕生日プレゼントなど、非常に大雑把で適当な処理をすることがままある。 |