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| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 声優 = 稲田徹
 
| 声優 = 稲田徹
| 演者 = BOB(舞台初演)<br />富沢たかし(舞台再演)
+
| 演者 = BOB(舞台初演)<br>富沢たかし(舞台再演)
 
| 身長 = 215cm(身体改造分含む)
 
| 身長 = 215cm(身体改造分含む)
 
| 体重 = 62kg
 
| 体重 = 62kg
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| イメージカラー = 白(月光)
 
| イメージカラー = 白(月光)
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
| 特技 = 隠密、忍耐、スリ、整理整頓
+
| 特技 = 隠密、忍耐、スリ
| 好きな物 = 自分用のダーク(投擲剣)、忠義、寝正月(stay night)<br/>整理整頓された部屋(FGO)
+
| 好きな物 = 自分用のダーク(投擲剣)、忠義、寝正月(stay night)<br>整理整頓された部屋(FGO)
| 苦手な物 = 自分以外(stay night)<br/>忠義、仁義の伴わない者(FGO)
+
| 苦手な物 = 自分以外(stay night)<br>忠義、仁義の伴わない者(FGO)
 
| 天敵 = 十八人のアサシン(ハサン)候補
 
| 天敵 = 十八人のアサシン(ハサン)候補
| デザイン = 武内崇<br />タスクオーナ(FGO)
+
| デザイン = 武内崇<br>タスクオーナ(FGO)
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| レア度 = ☆2
 
| レア度 = ☆2
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: 召喚者である間桐臓硯の目的「不老不死」に応じ、同種の望みを持つ個体として呼び出され、共に永遠を目指す者として聖杯戦争に参加する。
 
: 召喚者である間桐臓硯の目的「不老不死」に応じ、同種の望みを持つ個体として呼び出され、共に永遠を目指す者として聖杯戦争に参加する。
 
: HFルート終盤、アインツベルンの森で臓硯と共に[[言峰綺礼]]を追い込むが、宝具を無効化されて生まれた一瞬の隙をつかれ、マスターである臓硯を洗礼詠唱で消滅させられる。臓硯本体の元に消滅間近の状態で帰還するが、黒化した[[間桐桜|桜]]に飲み込まれてしまった。
 
: HFルート終盤、アインツベルンの森で臓硯と共に[[言峰綺礼]]を追い込むが、宝具を無効化されて生まれた一瞬の隙をつかれ、マスターである臓硯を洗礼詠唱で消滅させられる。臓硯本体の元に消滅間近の状態で帰還するが、黒化した[[間桐桜|桜]]に飲み込まれてしまった。
: 『[[Fate/Grand Order]]』特異点F『[[炎上汚染都市 冬木]]』では西暦2004年の冬木で行われた聖杯戦争で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]に敗北。泥に汚染された[[シャドウサーヴァント]]と化し、[[武蔵坊弁慶|ラン]][[メドゥーサ〔シャドウランサー〕|サー]]と共に主人公たちに襲いかかる。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』の特異点F『[[炎上汚染都市 冬木]]』では西暦2004年の冬木で行われた聖杯戦争で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]に敗北。泥に汚染された[[シャドウサーヴァント]]と化し、[[武蔵坊弁慶|ラン]][[メドゥーサ〔シャドウランサー〕|サー]]と共に主人公たちに襲いかかる。
 
: 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では、はぐれサーヴァントとして生前生きていた時代である西暦1273年のエルサレムに召喚され、主人公達と協力を結ぶ。
 
: 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では、はぐれサーヴァントとして生前生きていた時代である西暦1273年のエルサレムに召喚され、主人公達と協力を結ぶ。
 
: 最終盤では百貌のハサン、静謐のハサンと共に自身の村の民たちを虐殺した[[トリスタン]]に雪辱戦を挑む。毒と人海戦術を利用した3人の連携作戦でトリスタン打倒を目指すが、トリスタンのギフトによる毒耐性能力によって作戦は失敗し、百貌と静謐が返り討ちに遭って力尽き、自身も腹を割かれて内臓が飛び出る程の致命傷を負って完全に追い込まれる。だが決死の覚悟でトリスタンに掴み掛ってシャイタンの右腕の制御を解き「自身諸共トリスタンの霊基を右腕に喰らい尽くさせる」という捨て身の作戦で逆襲を仕掛ける。
 
: 最終盤では百貌のハサン、静謐のハサンと共に自身の村の民たちを虐殺した[[トリスタン]]に雪辱戦を挑む。毒と人海戦術を利用した3人の連携作戦でトリスタン打倒を目指すが、トリスタンのギフトによる毒耐性能力によって作戦は失敗し、百貌と静謐が返り討ちに遭って力尽き、自身も腹を割かれて内臓が飛び出る程の致命傷を負って完全に追い込まれる。だが決死の覚悟でトリスタンに掴み掛ってシャイタンの右腕の制御を解き「自身諸共トリスタンの霊基を右腕に喰らい尽くさせる」という捨て身の作戦で逆襲を仕掛ける。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| rowspan="2"|[[アサシン]] || [[間桐臓硯]] || B || C || A || C || E || C || rowspan="2"|気配遮断:A+ |||投擲(短刀):B<br />風除けの加護:A<br />自己改造:C || style="text-align:left"|
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| rowspan="2"|[[アサシン]] || [[間桐臓硯]] || B || C || A || C || E || C || rowspan="2"|気配遮断:A+ |||投擲(短刀):B<br>風除けの加護:A<br>自己改造:C || style="text-align:left"|
 
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|| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || C || E || C |||投擲(短刀):B<br />風除けの加護:A<br />自己改造:C <br />投擲/回収:A|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで投擲(短刀)→投擲/回収に変化。
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|| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || C || E || C |||投擲(短刀):B<br>風除けの加護:A<br>自己改造:C <br>投擲/回収:A|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで投擲(短刀)→投擲/回収に変化。
 
|}
 
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 妄想心音(ザバーニーヤ)
 
; 妄想心音(ザバーニーヤ)
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:3~9<br />最大捕捉:1人
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: ランク:C<br>種別:対人宝具<br>レンジ:3~9<br>最大捕捉:1人
 
: 普段は長い布に包まれているが、その実態は悪性精霊である魔神シャイタンの右腕を繋げ呪術によって制御しているもの。使用時には折りたたんでいた腕を伸ばし、その赤い異形の腕を開放する。
 
: 普段は長い布に包まれているが、その実態は悪性精霊である魔神シャイタンの右腕を繋げ呪術によって制御しているもの。使用時には折りたたんでいた腕を伸ばし、その赤い異形の腕を開放する。
 
: 対象に触れることで、エーテル塊による心臓の二重存在(コピー)を作り出す。この鏡面存在を握りつぶすことによって対象本人の心臓を破壊し、呪殺を成立させる(いわゆる類感呪術)。要は即席の呪いの藁人形。如何に硬い鎧で身を護ろうとも心臓を掴み上げることができると暗殺には最適であるが、幸運や魔力で対抗可能。
 
: 対象に触れることで、エーテル塊による心臓の二重存在(コピー)を作り出す。この鏡面存在を握りつぶすことによって対象本人の心臓を破壊し、呪殺を成立させる(いわゆる類感呪術)。要は即席の呪いの藁人形。如何に硬い鎧で身を護ろうとも心臓を掴み上げることができると暗殺には最適であるが、幸運や魔力で対抗可能。
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== 真名:ハサン・サッバーハ ==
 
== 真名:ハサン・サッバーハ ==
 
:[[ハサン・サッバーハ]]。イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の一人、1273年頃に在位していた「呪腕のハサン」の異名をとる暗殺者。
 
:[[ハサン・サッバーハ]]。イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の一人、1273年頃に在位していた「呪腕のハサン」の異名をとる暗殺者。
:山の翁はその代の暗殺者達の頂点がなるもの。彼は万事をそれなりにこなせるものの、誰にも真似できない「特筆すべきもの」がない平凡な暗殺者だった。<br>だが生あるが故の焦りか、何としても山の翁の名を求めた。己を偉大なる者、優れた者として名を残したかった。<br>その手段として己の体を犠牲にし、魔神の右腕を己に写した。
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:山の翁はその代の暗殺者達の頂点がなるもの。彼は万事をそれなりにこなせるものの、誰にも真似できない「特筆すべきもの」がない平凡な暗殺者だった。
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:だが生あるが故の焦りか、何としても山の翁の名を求めた。己を偉大なる者、優れた者として名を残したかった。
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:その手段として己の体を犠牲にし、魔神の右腕を己に写した。
    
::'''自分に才能がなければ、特別な力を持つモノを自分の体にすればよい、と。'''
 
::'''自分に才能がなければ、特別な力を持つモノを自分の体にすればよい、と。'''
   −
:彼は人としての名である「ハナム」や村を、恋しい女を、自らの顔を捨てて山の翁への道に歩み、更には片腕を贄とすことで魔人の右腕を手に入れ、ついに「ハサン・サッバーハ」を襲名した。<br>その結果が、それまで持っていたもの全てを失い、顔すらも無くなった「誰でもない何者か」に成り果てるなど思いもしないまま…。
+
:彼は人としての名である「ハナム」や村を、恋しい女を、自らの顔を捨てて山の翁への道に歩み、更には片腕を贄とすことで魔人の右腕を手に入れ、ついに「ハサン・サッバーハ」を襲名した。
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:その結果が、それまで持っていたもの全てを失い、顔すらも無くなった「誰でもない何者か」に成り果てるなど思いもしないまま…。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐のハサン]]
 
;[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐のハサン]]
 
: 自身と同様に第六特異点に召喚された歴代『山の翁』達。二人とも実力は確かだが、いつまでも主人公一行に意地を張っていたり精神的に不安定だったりで話が中々進まないため、実質的に二人のまとめ役になっている。
 
: 自身と同様に第六特異点に召喚された歴代『山の翁』達。二人とも実力は確かだが、いつまでも主人公一行に意地を張っていたり精神的に不安定だったりで話が中々進まないため、実質的に二人のまとめ役になっている。
 +
: 百貌の事は「もっとも器用かつ不遇なハサン」と評しており、同時期に存在していた[[アサシン (Fake)|とてつもない天才]]の存在についても触れている。また、秀でた才は無いもののあらゆる局面に対応できる事に感心しており、特にあまり強くないところがいいとか。
 +
: 静謐の事は「もっとも無垢かつ物騒なハサン」と評していて、誰にも触れられず無垢であったものの同時に他人のぬくもりを知らない事に、残酷だと零している。また彼女の存在を通して、ハサンの掟の厳しさを改めて認識してもいる。
 
; [[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]
 
; [[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]
 
: 呪腕、百貌、静謐同様第六特異点に召喚された歴代『山の翁』の一人。ハサンの中でも秀でた暗殺術の使い手らしい。
 
: 呪腕、百貌、静謐同様第六特異点に召喚された歴代『山の翁』の一人。ハサンの中でも秀でた暗殺術の使い手らしい。
174行目: 179行目:  
: 初代ハサン・サッバーハ。「山の翁」の創設者にして途轍もない実力と権威を誇る畏敬の対象。
 
: 初代ハサン・サッバーハ。「山の翁」の創設者にして途轍もない実力と権威を誇る畏敬の対象。
 
: 獅子王に対抗するために己の命を賭してこの偉大なる先代に助力を求めるが、仲間に事情を黙っていた事と物事の順序が違う事を指摘されて逆に叱責される。それでも何とか助力を取り付ける事に成功し「この特異点が修正されるまでは首を取らないでおく」と言われるが…。
 
: 獅子王に対抗するために己の命を賭してこの偉大なる先代に助力を求めるが、仲間に事情を黙っていた事と物事の順序が違う事を指摘されて逆に叱責される。それでも何とか助力を取り付ける事に成功し「この特異点が修正されるまでは首を取らないでおく」と言われるが…。
 +
: 『Grand Order material Ⅱ』においては、自分がコメントすることなど畏れ多いとして言及を控えている。
 +
; [[ギルガメッシュ]]
 +
: 『stay night』では顔を合わせる事すら無かったのだが、彼がいる事を知るや否や「すぐに裏切る不埒者」として契約を切るべきだと進言してくる。
 +
: また彼を主と見た場合でも、「こういう人間に仕えてはいけない」と非常に辛辣なコメントをしている。
 
; [[マタ・ハリ]]
 
; [[マタ・ハリ]]
 
: 『Fate/Grand Order Arcade』の第六特異点ではコンビを組んで村を守っていた。
 
: 『Fate/Grand Order Arcade』の第六特異点ではコンビを組んで村を守っていた。
182行目: 191行目:  
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/stay night ===
 
=== Fate/stay night ===
; 「この/とこ、なんだ? まず。くびをきった。ウデ、アシ、きった。はらも…サイタ。でも、これウゴイタ。」<br/>「ワタシを………トキハナテ、まじょ。」
+
; 「この/とこ、なんだ? まず。くびをきった。ウデ、アシ、きった。はらも…サイタ。でも、これウゴイタ。」<br>「ワタシを………トキハナテ、まじょ。」
 
: 劇場版『Heaven`s Feel』で追加されたシーン。侵入に気付いた葛木の常人離れした動きに困惑しながらも制圧し、まだ息のある葛木を人質にキャスターに契約解除を要求した。
 
: 劇場版『Heaven`s Feel』で追加されたシーン。侵入に気付いた葛木の常人離れした動きに困惑しながらも制圧し、まだ息のある葛木を人質にキャスターに契約解除を要求した。
 
: 要求を呑まざるを得なかったキャスターはすぐにマスター共々殺された。
 
: 要求を呑まざるを得なかったキャスターはすぐにマスター共々殺された。
191行目: 200行目:  
: セイバー戦で「風王結界」に飛び込んだ際に。
 
: セイバー戦で「風王結界」に飛び込んだ際に。
 
: 彼らの神を讃える台詞が入る予定であったが、大人の事情で黒塗りに。PS2版では音声のみ追加されている。
 
: 彼らの神を讃える台詞が入る予定であったが、大人の事情で黒塗りに。PS2版では音声のみ追加されている。
; 「数百年の妄念か。私には理解できぬが――――」<br />「理解できぬが―――魔術師殿は、この私のマスターに相応しい。<br /> よかろう。人として扱われなかったモノ同士、共に永遠を目指すとしよう――――」
+
; 「数百年の妄念か。私には理解できぬが――――」<br>「理解できぬが―――魔術師殿は、この私のマスターに相応しい。<br> よかろう。人として扱われなかったモノ同士、共に永遠を目指すとしよう――――」
 
: ランサーの心臓を食らい望みを思い出した仮面の暗殺者は、「死にたくない」と願う召喚者の在り方を見極め忠誠を誓う。
 
: ランサーの心臓を食らい望みを思い出した仮面の暗殺者は、「死にたくない」と願う召喚者の在り方を見極め忠誠を誓う。
; 「一人で乗り込んでくるとはな。見下げ果てた馬鹿者だ」<br />「私は魔術師殿とは違う。速やかに、その苦悶から解放してやる」<br>「眠れ。その身に救いは与えられぬであろうが、あのような怪物に食われるよりは上等だろうよ」
+
; 「一人で乗り込んでくるとはな。見下げ果てた馬鹿者だ」<br>「私は魔術師殿とは違う。速やかに、その苦悶から解放してやる」<br>「眠れ。その身に救いは与えられぬであろうが、あのような怪物に食われるよりは上等だろうよ」
 
: HFルートDEAD ENDにて一人でアインツベルン城に乗り込んだ士郎を逃さず殺害する。
 
: HFルートDEAD ENDにて一人でアインツベルン城に乗り込んだ士郎を逃さず殺害する。
 
: 士郎を瞬殺し、また殺しを愉しむこともないなど、いぶし銀な仕事人気質が伺える。惜しむらくはこれが彼の唯一の単独暗殺成功シーンなところか。
 
: 士郎を瞬殺し、また殺しを愉しむこともないなど、いぶし銀な仕事人気質が伺える。惜しむらくはこれが彼の唯一の単独暗殺成功シーンなところか。
200行目: 209行目:  
;「なんと悪辣な……。人を騙してはいけないと教わらなかったか!」
 
;「なんと悪辣な……。人を騙してはいけないと教わらなかったか!」
 
: 真アサシンルートで[[藤村大河|大河]]から騙されていたことを知らされて。…えーと、あなたの職業はなんでしたっけ?
 
: 真アサシンルートで[[藤村大河|大河]]から騙されていたことを知らされて。…えーと、あなたの職業はなんでしたっけ?
; 「まあ、感心はしませんが、一応これも『聖杯戦争』ですから、卑怯、とは言いませんよね?」<br />「おお怖い。では策士策に溺れることなく頑張りましょう。心苦しいですがこれもまた定め。すみやかにその首差し出していただきます。」
+
; 「まあ、感心はしませんが、一応これも『聖杯戦争』ですから、卑怯、とは言いませんよね?」<br>「おお怖い。では策士策に溺れることなく頑張りましょう。心苦しいですがこれもまた定め。すみやかにその首差し出していただきます。」
 
: 無印の葛木先生ルートで、連戦で疲弊したところを慎二と共に襲撃して。
 
: 無印の葛木先生ルートで、連戦で疲弊したところを慎二と共に襲撃して。
 
: 葛木先生ルートは登場人物ほぼ全員が徹頭徹尾シリアスだが、真アサシンも例に漏れず本編の仕事人のイメージとホロウ以降の剽軽なイメージがうまく和合している。
 
: 葛木先生ルートは登場人物ほぼ全員が徹頭徹尾シリアスだが、真アサシンも例に漏れず本編の仕事人のイメージとホロウ以降の剽軽なイメージがうまく和合している。
; 「あ! ぼっちゃんがやられている!?<br /> ……うむ! 命を懸けてもいいほどにぼっちゃんが悪いんでしょうが、ここは加勢いたしますぞ!」
+
; 「あ! ぼっちゃんがやられている!?<br> ……うむ! 命を懸けてもいいほどにぼっちゃんが悪いんでしょうが、ここは加勢いたしますぞ!」
 
:  『アッパー』で凛にボコられる慎二を見つけて。しかし揃って叩きのめされてしまい、2人並んで己の立ち位置をグチることに。
 
:  『アッパー』で凛にボコられる慎二を見つけて。しかし揃って叩きのめされてしまい、2人並んで己の立ち位置をグチることに。
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: マイルーム会話「絆Lv3」。『タイころ』で見られた主夫属性を発揮。仁義を重んじながらも飄々としており、暗殺者ながら親しみやすさを覚える。
 
: マイルーム会話「絆Lv3」。『タイころ』で見られた主夫属性を発揮。仁義を重んじながらも飄々としており、暗殺者ながら親しみやすさを覚える。
   −
;「名前を残すのは確かに宿願、されど今優先すべきはこの戦いと悟りました。<br /> ――マスター。貴方を守り切る事こそ、私の生まれた意味かもしれません。」
+
;「名前を残すのは確かに宿願、されど今優先すべきはこの戦いと悟りました。<br> ――マスター。貴方を守り切る事こそ、私の生まれた意味かもしれません。」
 
: マイルーム会話「絆Lv5」での発言。自身の願いよりも仕えるマスターを重んじる姿を見せる。
 
: マイルーム会話「絆Lv5」での発言。自身の願いよりも仕えるマスターを重んじる姿を見せる。
   −
;「黄金のサーヴァント……!? 魔術師殿、あやつは良くない。<br /> すぐに裏切る不埒者故、すぐに契約を切るべきですぞ!」
+
;「黄金のサーヴァント……!? 魔術師殿、あやつは良くない。<br> すぐに裏切る不埒者故、すぐに契約を切るべきですぞ!」
 
: マイルーム会話「[[ギルガメッシュ]]」。一度主と見定めたのなら絶対に裏切らないという彼の信条が垣間見える台詞。
 
: マイルーム会話「[[ギルガメッシュ]]」。一度主と見定めたのなら絶対に裏切らないという彼の信条が垣間見える台詞。
 
: 確かにギルガメッシュは気に入らないマスターを躊躇なく裏切ったことはあるが、[[Fate/Zero|その聖杯戦争]]にこのハサンは参戦していない。そもそもギャグ作品を除けば共演自体殆どしていないので、我々の知らないどこかでギルガメッシュの性格を知ったのかもしれない。
 
: 確かにギルガメッシュは気に入らないマスターを躊躇なく裏切ったことはあるが、[[Fate/Zero|その聖杯戦争]]にこのハサンは参戦していない。そもそもギャグ作品を除けば共演自体殆どしていないので、我々の知らないどこかでギルガメッシュの性格を知ったのかもしれない。
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====本編====
 
====本編====
; 「そうなのか? ……それはそれで悲しいな。強く生きられよ、そこな騎士よ。」<br />(……私が指摘したのは彼一人だけではないのだが……まあ、そこはよいか)
+
; 「そうなのか? ……それはそれで悲しいな。強く生きられよ、そこな騎士よ。」<br>(……私が指摘したのは彼一人だけではないのだが……まあ、そこはよいか)
 
: 主人公から事態を悪化させないためとはいえ「円卓の騎士じゃない」と言われてションボリしてしまったベディヴィエールへのフォロー。やはり何だかんだで人が良い。
 
: 主人公から事態を悪化させないためとはいえ「円卓の騎士じゃない」と言われてションボリしてしまったベディヴィエールへのフォロー。やはり何だかんだで人が良い。
 
:そして何だかんだでマシュに宿った英霊の正体もある程度は見抜いている。
 
:そして何だかんだでマシュに宿った英霊の正体もある程度は見抜いている。
   −
; 「うむ、それは困った。実に困った。<br /> どこかに我々以上に強く、単独行動に向いており、しかもサーヴァントを使役できて、力になってくれる、そんな御仁がいればいいのだが……」
+
; 「うむ、それは困った。実に困った。<br> どこかに我々以上に強く、単独行動に向いており、しかもサーヴァントを使役できて、力になってくれる、そんな御仁がいればいいのだが……」
 
: 連携を渋る百貌と別件の対策に手をこまねくようにしながらもその実、[[主人公 (Grand Order)|ある人物]]に目を向けながら。口車に乗ってしまった百貌はもうぐうの音も出ない。
 
: 連携を渋る百貌と別件の対策に手をこまねくようにしながらもその実、[[主人公 (Grand Order)|ある人物]]に目を向けながら。口車に乗ってしまった百貌はもうぐうの音も出ない。
   −
; 「……それもこちらの台詞ですなあ。<br /> 我らなぞより、貴方が背負った責務の方がよほど大事だ。<br /> ご武運を、ベディヴィエール卿。<br /> かつて我らの英雄を騎士と呼び、敵でありながら讃えた王がいましたが……<br /> 貴方はその人物によく似ている。<br /> 騎士道というのも捨てたものではないようだ。」
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; 「……それもこちらの台詞ですなあ。<br> 我らなぞより、貴方が背負った責務の方がよほど大事だ。<br> ご武運を、ベディヴィエール卿。<br> かつて我らの英雄を騎士と呼び、敵でありながら讃えた王がいましたが……<br> 貴方はその人物によく似ている。<br> 騎士道というのも捨てたものではないようだ。」
 
: トリスタンの相手を自分達に任せ、今までの感謝の言葉と共に先へと進んだベディヴィエールへと向けた台詞。
 
: トリスタンの相手を自分達に任せ、今までの感謝の言葉と共に先へと進んだベディヴィエールへと向けた台詞。
 
: 薄々とベディヴィエールの事情を察していたらしく、彼の旅の結末を案じるとともに、話に聞いたとある王の姿を彼に重ねた。
 
: 薄々とベディヴィエールの事情を察していたらしく、彼の旅の結末を案じるとともに、話に聞いたとある王の姿を彼に重ねた。
   −
; 「ギフトなぞ我々には必要なし。<br /> 痩せた土地と共存し、この地に生きる同胞を護り、この地に起きた教えを全てとした!<br /> 他の国なぞ知らぬ! 理想の国なぞ知らぬ! 我らは、この土地に住む人々を愛した!<br /> 我らはその為に生き、その為に死んだのだ! それが我ら山の翁の、原初の掟である……!」
+
; 「ギフトなぞ我々には必要なし。<br> 痩せた土地と共存し、この地に生きる同胞を護り、この地に起きた教えを全てとした!<br> 他の国なぞ知らぬ! 理想の国なぞ知らぬ! 我らは、この土地に住む人々を愛した!<br> 我らはその為に生き、その為に死んだのだ! それが我ら山の翁の、原初の掟である……!」
 
: ギフトに縛られてもいないのに何故己諸共魔神の腕に喰わせることができるのか、と問いただすトリスタンに対する呪腕のハサンの返答。
 
: ギフトに縛られてもいないのに何故己諸共魔神の腕に喰わせることができるのか、と問いただすトリスタンに対する呪腕のハサンの返答。
 
: ただ己の生まれ育った大地と、そこに生きる人々、その地で生まれた神の教えを護るために生きるという山の翁の掟、そして何より呪腕のハサンが最も大切に思ってきた最愛の人とその子を護り抜こうとする信念。それこそが呪腕のハサンの誇りであり、己の名を捨て、素顔を捨ててまで山の翁を目指した理由であった。
 
: ただ己の生まれ育った大地と、そこに生きる人々、その地で生まれた神の教えを護るために生きるという山の翁の掟、そして何より呪腕のハサンが最も大切に思ってきた最愛の人とその子を護り抜こうとする信念。それこそが呪腕のハサンの誇りであり、己の名を捨て、素顔を捨ててまで山の翁を目指した理由であった。
   −
; 「なんと……なんと、いう事だ―――<br /> 貴方はこう言われるのか。この時代に留まり、山の民の復興に尽くせ、と。<br /> はは……ははは。私も、多くの仕事をこなしてきましたが――<br /> これ以上やりがいのある仕事を、他に知りませぬ。このハナム、一命に換えてもやり遂げましょう……。<br /> そして……それが成った暁には……改めて、恩を返さねばなりますまい。<br /> カルデアの○○―――さて、うまく縁が結ばれればいいのですが……<br /> 私、この通り未熟者ですからなぁ。うまくお役に立てるか、今から心配ですぞ?」
+
; 「なんと……なんと、いう事だ―――<br> 貴方はこう言われるのか。この時代に留まり、山の民の復興に尽くせ、と。<br> はは……ははは。私も、多くの仕事をこなしてきましたが――<br> これ以上やりがいのある仕事を、他に知りませぬ。このハナム、一命に換えてもやり遂げましょう……。<br> そして……それが成った暁には……改めて、恩を返さねばなりますまい。<br> カルデアの○○―――さて、うまく縁が結ばれればいいのですが……<br> 私、この通り未熟者ですからなぁ。うまくお役に立てるか、今から心配ですぞ?」
 
: 『山の翁』に首を刎ねられることなく『ハサン・サッバーハ』の任を解かれ、かつての名前であるハナムを取り戻した彼は名乗りながら誓う。
 
: 『山の翁』に首を刎ねられることなく『ハサン・サッバーハ』の任を解かれ、かつての名前であるハナムを取り戻した彼は名乗りながら誓う。
 
: かつて名を捨て、顔を捨て、結果として19名の山の翁の中に埋もれるという結末を迎えた彼は、呪腕を代償に一矢報いた戦いの果てに『生きたまま山の翁の任を遂げた唯一の翁』という文字通り唯一の誉を得たのだ。
 
: かつて名を捨て、顔を捨て、結果として19名の山の翁の中に埋もれるという結末を迎えた彼は、呪腕を代償に一矢報いた戦いの果てに『生きたまま山の翁の任を遂げた唯一の翁』という文字通り唯一の誉を得たのだ。
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====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
; 「愚か。あまりにも愚か。子供を盾にした事ではない。子供をさらった事でもない。<br /> 才能の在り無しさえ計れぬ者が暗殺者を育てようとは、これほど愚かな事はない。<br /> その子供に殺し屋は務まらぬ。酬われぬ場に幼子を置かんとするその能無しぶり。<br /> もはや生きるに能わず。永劫の闇の中に消え去るが良し。」
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; 「愚か。あまりにも愚か。子供を盾にした事ではない。子供をさらった事でもない。<br> 才能の在り無しさえ計れぬ者が暗殺者を育てようとは、これほど愚かな事はない。<br> その子供に殺し屋は務まらぬ。酬われぬ場に幼子を置かんとするその能無しぶり。<br> もはや生きるに能わず。永劫の闇の中に消え去るが良し。」
 
: 幕間の物語『山の翁』にて、誘拐した子供を使い捨ての暗殺者に育てようとする悪人に対して。彼の仕事人としての哲学が見える一幕である。
 
: 幕間の物語『山の翁』にて、誘拐した子供を使い捨ての暗殺者に育てようとする悪人に対して。彼の仕事人としての哲学が見える一幕である。
 
: その後、悪人は「妄想心音」で心臓を握り潰され絶命。そして助けた子供にお礼を言われたハサンは……。
 
: その後、悪人は「妄想心音」で心臓を握り潰され絶命。そして助けた子供にお礼を言われたハサンは……。
    
====その他====
 
====その他====
; "なんとしても、今代の翁に俺はなる。その為であれば肉体などいくらでも犠牲にする。<br /> 所詮、わが身が凡才なれば。つまらぬ片腕一本など、喜んで魔人に食わせよう”
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; "なんとしても、今代の翁に俺はなる。その為であれば肉体などいくらでも犠牲にする。<br> 所詮、わが身が凡才なれば。つまらぬ片腕一本など、喜んで魔人に食わせよう”
 
: 絆礼装「シャイタンの腕」のフレーバーテキストに記載された台詞。
 
: 絆礼装「シャイタンの腕」のフレーバーテキストに記載された台詞。
 
: 彼は山の翁を襲名するための特筆すべきものがなかった。だが、彼は諦めなかった。己が望みの為ならば「人としての全て」を犠牲にすることに迷いはなかった。
 
: 彼は山の翁を襲名するための特筆すべきものがなかった。だが、彼は諦めなかった。己が望みの為ならば「人としての全て」を犠牲にすることに迷いはなかった。
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**一方のキャラ性能だが、レアリティこそ☆2と(無償で行えるフレポ召喚でしか排出されない)紛うことなき低レアだが、「妄想心音」は即死が有効な敵ならば高確率で即死させるという効果を持つこと(有効でない敵は主にサーヴァントとゲーム後半の中ボスだが、本作にはサーヴァント以外の強敵もごまんといる。もちろん、即死なしでも相性有利のライダー・バーサーカー相手には高い火力を発揮する)、主軸となるQuick攻撃のヒット数の多さなどからクリティカルスターやNPの回収率が見た目以上に高いこと、スキル面でも無難なクリティカル補助に加えて最終的には強スキルと名高い[[クー・フーリン|矢避けの加護]]と同系統の効果を持つ「風避けの加護」が手に入るといったことから、第一章攻略で武名を上げた[[佐々木小次郎]]共々評価が高い。特に最近のイベントでは'''敵に一切ダメージが通らず、一定ターンを耐えることでクリア'''というシステムのステージが少なくなく、低レア勢でも前衛後衛にそれぞれハサンとクー・フーリンを据えておくだけで大分安定する。[[クー・フーリン〔オルタ〕]]と同様、生残能力で考えればスキル効果と潰し合わない概念礼装「月霊髄液」と抜群の相性を誇る。レアリティゆえの基礎性能の低さが唯一の欠点だが、長所がそれをある程度補ってくれている。また、アップデートにより追加された聖杯転輪により、欠点であった基礎ステータス値を更なるレベルアップによってある程度克服できるようになり、下手な高レアアサシンのサーヴァントよりも使いやすいというハサンファンには嬉しいこととなっている。
 
**一方のキャラ性能だが、レアリティこそ☆2と(無償で行えるフレポ召喚でしか排出されない)紛うことなき低レアだが、「妄想心音」は即死が有効な敵ならば高確率で即死させるという効果を持つこと(有効でない敵は主にサーヴァントとゲーム後半の中ボスだが、本作にはサーヴァント以外の強敵もごまんといる。もちろん、即死なしでも相性有利のライダー・バーサーカー相手には高い火力を発揮する)、主軸となるQuick攻撃のヒット数の多さなどからクリティカルスターやNPの回収率が見た目以上に高いこと、スキル面でも無難なクリティカル補助に加えて最終的には強スキルと名高い[[クー・フーリン|矢避けの加護]]と同系統の効果を持つ「風避けの加護」が手に入るといったことから、第一章攻略で武名を上げた[[佐々木小次郎]]共々評価が高い。特に最近のイベントでは'''敵に一切ダメージが通らず、一定ターンを耐えることでクリア'''というシステムのステージが少なくなく、低レア勢でも前衛後衛にそれぞれハサンとクー・フーリンを据えておくだけで大分安定する。[[クー・フーリン〔オルタ〕]]と同様、生残能力で考えればスキル効果と潰し合わない概念礼装「月霊髄液」と抜群の相性を誇る。レアリティゆえの基礎性能の低さが唯一の欠点だが、長所がそれをある程度補ってくれている。また、アップデートにより追加された聖杯転輪により、欠点であった基礎ステータス値を更なるレベルアップによってある程度克服できるようになり、下手な高レアアサシンのサーヴァントよりも使いやすいというハサンファンには嬉しいこととなっている。
 
**近年実装された小規模イベントである「聖杯戦線」においても非常に優秀なサーヴァントの1人となっており、単純な戦闘能力以上に生残能力とレア度によるコストパフォーマンスが重要になる本コンテンツにおいては、呪腕のハサンの性能はまさに鬼に金棒といえる。流石に生残能力と圧倒的火力を両立した絆礼装持ちの[[ヘラクレス]]や[[クー・フーリン〔オルタ〕]]には見劣りするが、バーサーカーが出撃不可でアサシンは選出可能なマップも少なからずあったり、高コストである彼らを十全に活用する上で、低コストに抑えつつも十分な仕事をしてくれるのはやはり非常にありがたい。敵サーヴァントの相手は主力である彼らに任せつつ、自身は持ち前の生残能力で敵陣をかいくぐりつつ、敵のマスターをピンポイントで狙い討ったり、敵の配置を乱して本命の進軍路を開けさせるという、まさにアサシンクラスにふさわしい活躍をさせることも可能。勿論単体宝具であることやクリティカル威力が比較的良好なこともあり、しっかりと育てた上でライダークラスなど相手をちゃんと選べば純粋な戦力としても十分活躍してくれる。本コンテンツでは尚更相性が良い概念礼装「月霊髄液」自体も高コストであることから、ハサン自身の低コストさが本当に輝いている。
 
**近年実装された小規模イベントである「聖杯戦線」においても非常に優秀なサーヴァントの1人となっており、単純な戦闘能力以上に生残能力とレア度によるコストパフォーマンスが重要になる本コンテンツにおいては、呪腕のハサンの性能はまさに鬼に金棒といえる。流石に生残能力と圧倒的火力を両立した絆礼装持ちの[[ヘラクレス]]や[[クー・フーリン〔オルタ〕]]には見劣りするが、バーサーカーが出撃不可でアサシンは選出可能なマップも少なからずあったり、高コストである彼らを十全に活用する上で、低コストに抑えつつも十分な仕事をしてくれるのはやはり非常にありがたい。敵サーヴァントの相手は主力である彼らに任せつつ、自身は持ち前の生残能力で敵陣をかいくぐりつつ、敵のマスターをピンポイントで狙い討ったり、敵の配置を乱して本命の進軍路を開けさせるという、まさにアサシンクラスにふさわしい活躍をさせることも可能。勿論単体宝具であることやクリティカル威力が比較的良好なこともあり、しっかりと育てた上でライダークラスなど相手をちゃんと選べば純粋な戦力としても十分活躍してくれる。本コンテンツでは尚更相性が良い概念礼装「月霊髄液」自体も高コストであることから、ハサン自身の低コストさが本当に輝いている。
*歴代ハサンの中でも稀有な、「生前の本名」が公となった存在。第六特異点にて思いもよらぬ過去が語られ、悲痛な覚悟と理想とかけ離れた現実など、彼のより深い内面が鮮明に描写されていた。第六特異点においてはメインストーリーの主役をベディヴィエールが担っているが、こちらもまたもう一人の主役と言えるような重要な立ち位置にあり、実力では大きくかけ離れているはずの円卓の騎士を相手に白星を挙げるなど、相当な大活躍をしてみせている。<br />立場や精神性、抱えている問題などは大きく異なる両者だったが、両者ともに強大な他者の力を宿した特殊な右腕を振るって使命を果たそうと奮闘し、最後にはその右腕を失いつつも各々が救おうと心に決めたものを救う形で見事に役割を全うして見せた。
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*歴代ハサンの中でも稀有な、「生前の本名」が公となった存在。第六特異点にて思いもよらぬ過去が語られ、悲痛な覚悟と理想とかけ離れた現実など、彼のより深い内面が鮮明に描写されていた。第六特異点においてはメインストーリーの主役をベディヴィエールが担っているが、こちらもまたもう一人の主役と言えるような重要な立ち位置にあり、実力では大きくかけ離れているはずの円卓の騎士を相手に白星を挙げるなど、相当な大活躍をしてみせている。<br>立場や精神性、抱えている問題などは大きく異なる両者だったが、両者ともに強大な他者の力を宿した特殊な右腕を振るって使命を果たそうと奮闘し、最後にはその右腕を失いつつも各々が救おうと心に決めたものを救う形で見事に役割を全うして見せた。
 
**加えて第六特異点では歴代のハサンで自分のみが「自身の暗殺術では無く異形の悪魔に肉体を売った」事でハサン襲名に至った存在であることに多少なりとも劣等感を感じている描写もあった。[[“山の翁”|初代ハサン]]からも常に一際厳しい態度を向けられていた事を鑑みても、当時から後ろ指を指されるような行動だったのは想像に難くない。そうまでして手に入れた、自らを唯一ハサンたらしめていたシャイタンの腕を命諸共手放してでも大事な者を守り抜こうとしたその行動は、生前とはまた違う結果に至らしめた。
 
**加えて第六特異点では歴代のハサンで自分のみが「自身の暗殺術では無く異形の悪魔に肉体を売った」事でハサン襲名に至った存在であることに多少なりとも劣等感を感じている描写もあった。[[“山の翁”|初代ハサン]]からも常に一際厳しい態度を向けられていた事を鑑みても、当時から後ろ指を指されるような行動だったのは想像に難くない。そうまでして手に入れた、自らを唯一ハサンたらしめていたシャイタンの腕を命諸共手放してでも大事な者を守り抜こうとしたその行動は、生前とはまた違う結果に至らしめた。
 
*『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|プリズマ☆イリヤ]]』で他のクラスカードが第五次の英霊である中、アサシンのカードだけ[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|第四次のアサシン]]になった理由は、作者のひろやまひろし氏曰く「'''[[ギルガメッシュ|右手で敵の心臓鷲掴みにして引きずり出す]]イリヤとか見たいですか?'''」とのこと。
 
*『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|プリズマ☆イリヤ]]』で他のクラスカードが第五次の英霊である中、アサシンのカードだけ[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|第四次のアサシン]]になった理由は、作者のひろやまひろし氏曰く「'''[[ギルガメッシュ|右手で敵の心臓鷲掴みにして引きずり出す]]イリヤとか見たいですか?'''」とのこと。
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