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=== 月姫 ===
 
=== 月姫 ===
 
;[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
 
;[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
:本編冒頭で衝動的に殺してしまった女性。
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:本編冒頭で衝動的に殺してしまった女性。志貴を唯一、楽しいと感じさせることのできる相手であり、女性として他の人物を愛したとしても、彼にとって最も美しい存在としてあり続ける。
 
;[[シエル]]
 
;[[シエル]]
:学校の先輩で、吸血鬼討伐の協力者。
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:学校の先輩として忍び込んでいる代行者。彼女の在り方を眩く想い、尊んでいる。√によっては彼女の幸福のため生涯を捧げることを誓う。
 
;[[遠野秋葉]]
 
;[[遠野秋葉]]
:義妹。
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:義妹。志貴に兄としてだけでなく、男性としても好意を抱いており、彼を遠野家に呼び戻してくれたり、とても心配したりしてくれている。志貴にとって大切な妹だが、志貴は『生涯を捧げる覚悟』をしない限り、大切な存在から極力距離を置こうとするので自然と扱いが雑になっている。
 
;[[翡翠]]
 
;[[翡翠]]
 
:身の回りの世話をするメイド。
 
:身の回りの世話をするメイド。
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;[[弓塚さつき]]
 
;[[弓塚さつき]]
 
:クラスメイト。すぐ側で殺されたことに遺憾がある。もっとも、彼女が死徒となって生きていること、彼女に恋心を寄せられていたことには気付いていない様子。
 
:クラスメイト。すぐ側で殺されたことに遺憾がある。もっとも、彼女が死徒となって生きていること、彼女に恋心を寄せられていたことには気付いていない様子。
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:リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、彼女の好意やアプローチを認識しており、同時に『タイプの女子』『尊敬する人物』であると慕ってさえいる。有彦からは『どっちも不幸になる組み合わせ』であり、付き合うのならやめておけと真剣に忠告されている。また、冒頭の病院において志貴の目覚めに気づき声をかけてくれた女の子の声が、彼女によく似ているとファン内では語られている。
 
;[[有間都古]]
 
;[[有間都古]]
 
:8年間暮らした家の娘。もうひとりの妹。慕われているのだが、彼女の行動から嫌われていると思っている。
 
:8年間暮らした家の娘。もうひとりの妹。慕われているのだが、彼女の行動から嫌われていると思っている。
 
;[[蒼崎青子]]
 
;[[蒼崎青子]]
:精神的な師。「人として大切なこと」と魔眼殺しを授けてくれた恩人。
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:精神的な師。「人として大切なこと」と魔眼殺しを授けてくれた恩人。なぜか彼女との√の可能性があったりするらしい。
 
;[[レン]]
 
;[[レン]]
 
:[[使い魔]]。歌月十夜の終幕で契約を結ぶ。
 
:[[使い魔]]。歌月十夜の終幕で契約を結ぶ。
 
;[[七夜志貴]]
 
;[[七夜志貴]]
:本名であり、同一人物であり、志貴本人が内包する存在。
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:旧名であり、同一人物であり、志貴本人が内包する存在。
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:遠野志貴は七夜志貴の人格を基にした地続きであるが、七夜少年の精神は半ば独立しており、志貴の無意識領域に廃棄されている。そのため√によっては志貴の精神死を肩代りして完全に消滅することで、志貴を助けるなどしている。
 
; [[七夜黄理]]
 
; [[七夜黄理]]
:実父。
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:実父。志貴には"七夜の生き方"とは違う道を歩んで欲しいと願っていた。しかし、それを息子への愛だと気づくことはないまま最期を迎えた。
 
;[[軋間紅摩]]
 
;[[軋間紅摩]]
:実父殺害の実行者。志貴にとっては死の象徴である。
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:七夜壊滅と実父殺害の実行者。志貴にとっては死の象徴であり、(本来ならば)志貴がいつか『決着をつけなくてはいけない相手』とされる。
 
;[[遠野槙久]]
 
;[[遠野槙久]]
 
:養父。
 
:養父。
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=== MELTY BLOOD: TYPE LUMINA ===
 
=== MELTY BLOOD: TYPE LUMINA ===
 
;[[牛若丸]]
 
;[[牛若丸]]
:別の世界化から迷い込んできたサーヴァント。
+
:別の世界から迷い込んできたサーヴァント。
:あまりの死生観の乾きっぷりにドン引きし、<del>自分を棚に上げて</del>「昔の人の価値観はわからない」と困惑していた。
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:志貴はあまりの死生観の乾きっぷりにドン引きし、<del>自分を棚に上げて</del>「昔の人の価値観はわからない」と困惑していた。志貴の眼をみて『この時代に浄眼とは』と驚いている。無理をすれば『自分と同じ動きができる』とも。
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[[巌窟王 エドモン・ダンテス|'''巌窟王''']]
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:別の世界からやってきた復讐者のサーヴァント。
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:志貴を”境界の男”と呼び、彼の忘れている『心奥の怒り』を指摘している。加えて、あろうことか志貴の『運命の相手(宿敵)』が誰かさえ見抜いている。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
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:遠野志貴は善良な人間ではない。前向さも優しさもそれらすべてはそう在ろうと努めたもの。意識的なモーフにすぎない。その本質は死人のような空虚さである。
 
:遠野志貴は善良な人間ではない。前向さも優しさもそれらすべてはそう在ろうと努めたもの。意識的なモーフにすぎない。その本質は死人のような空虚さである。
 
:彼を人として繋ぎ止める存在は喪われた。もはやそこにいるのは、世界を呪い殺す死神である。
 
:彼を人として繋ぎ止める存在は喪われた。もはやそこにいるのは、世界を呪い殺す死神である。
 
+
:
;「…………チッ」
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;───まずいな。
; 苛立ちから舌打ちが漏れる。
+
;コレ、ホントに殺せるぞ。
; 
  −
; ───まずいな。
  −
; コレ、ホントに殺せるぞ。
   
:死徒化したノエルとの闘いでの言葉。瞬間的には七階梯に届くノエルと半死徒化状態でしかない志貴という本来ならば絶望的な戦力差の上での独白である。
 
:死徒化したノエルとの闘いでの言葉。瞬間的には七階梯に届くノエルと半死徒化状態でしかない志貴という本来ならば絶望的な戦力差の上での独白である。
 
:重要なのが、彼はあくまで”時間稼ぎの防戦が目的”ということだ。殺し合いにおけるノエルの凡庸さと志貴の非凡さが窺える。
 
:重要なのが、彼はあくまで”時間稼ぎの防戦が目的”ということだ。殺し合いにおけるノエルの凡庸さと志貴の非凡さが窺える。
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'''───面倒だ。殺してしまおう。'''
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 上記に続く言葉。選択肢での独白。
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 ある意味では確かに、今作の遠野志貴という人物を象徴する言葉。
    
===歌月十夜===
 
===歌月十夜===
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*主人公が正ヒロインを17回斬りつけ17個の肉片にするというショッキングなシーン。17回切ったんだから肉片の数は18個ではないのか、というツッコミはしないように。
 
*主人公が正ヒロインを17回斬りつけ17個の肉片にするというショッキングなシーン。17回切ったんだから肉片の数は18個ではないのか、というツッコミはしないように。
 
**(あくまでファンによる検証だが)「17回のうち、2回かけて身体を分断した傷がある」「17回のうち、分断に至らなかった傷が1つある」の2つの説がある。真相は不明だが「不可能ではない」というのが結論と考えて良いだろう。
 
**(あくまでファンによる検証だが)「17回のうち、2回かけて身体を分断した傷がある」「17回のうち、分断に至らなかった傷が1つある」の2つの説がある。真相は不明だが「不可能ではない」というのが結論と考えて良いだろう。
**リメイク版の『-A piece of blue glass moon-』にてついに決着がつく事となる。結論として「十七回の斬撃で十七の肉片に解体した」で正しい。遠野志貴の罪の象徴としてイベントCGにその解体された結果の肉片が悍ましくも克明に描かれ、その製作に併せてどのような順番で解体したのかの「解体図」が設定資料集『月姫マテリアルⅠ-material of blue glass moon-』に記載されている。ちなみに斬撃箇所は旧作と同じである。そもそも旧作から「体にある計十七の線」にナイフを通したとは描かれているものの「十七回切断した」とは書かれていないので、実はそんなにおかしな話でもなかったのである。
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**リメイク版の『-A piece of blue glass moon-』にてついに決着がつく事となる。結論として「十七回の斬撃で十七の肉片に解体した」で正しい。遠野志貴の罪の象徴としてイベントCGにその解体された結果の肉片が悍ましくも克明に描かれ、その製作に併せてどのような順番で解体したのかの「解体図」が設定資料集『月姫マテリアルⅠ-material of blue glass moon-』に記載されている。
 
*蒼崎青子以外に対しては「先生」という敬称は使わず、学校などでは「教諭」と言っている。
 
*蒼崎青子以外に対しては「先生」という敬称は使わず、学校などでは「教諭」と言っている。
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**リメイク版の『-A piece of blue glass moon-』では極力使わないが、必要であれば他の用いる。
 
*『[[Fate/stay night]]』の主人公である[[衛宮士郎]]との相性は、「性格や倫理観が異なるので仲は良くない」というのが公式見解。
 
*『[[Fate/stay night]]』の主人公である[[衛宮士郎]]との相性は、「性格や倫理観が異なるので仲は良くない」というのが公式見解。
 
**ただし「カーニバル・ファンタズム 1st Season」に収録されている、奈須氏がシナリオを担当した音声特典「教えて!知得留先生」によれば、「双方温厚なので喧嘩にはならない」との事。なお設定では同年代だが、世代が違うという事で彼の方が目上になるらしく、カーニバル・ファンタズムでは「志貴さん」「士郎くん」と呼び合っている。
 
**ただし「カーニバル・ファンタズム 1st Season」に収録されている、奈須氏がシナリオを担当した音声特典「教えて!知得留先生」によれば、「双方温厚なので喧嘩にはならない」との事。なお設定では同年代だが、世代が違うという事で彼の方が目上になるらしく、カーニバル・ファンタズムでは「志貴さん」「士郎くん」と呼び合っている。
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