差分

.
53行目: 53行目:  
;人物
 
;人物
 
:セイバーのアルトリアと[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕|リリィ]]の中間位の年齢の少女。王の剣を抜かず、村娘として育ったイフのアルトリア。
 
:セイバーのアルトリアと[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕|リリィ]]の中間位の年齢の少女。王の剣を抜かず、村娘として育ったイフのアルトリア。
:純真爛漫な元気っ娘。負けず嫌いで、打たれ強くて、まわりの空気をなにより大切にして、本当のコトは誰にも言えずに隠している、ごく当たり前の少女像。<br/>[[アルトリア・ペンドラゴン]]と比較するとわりとサボリ魔だったりと、「どこにでもいる村娘」といった風情。とはいえ結構な考えなしの暴走体質であり、育て親代わりのエクターからは'''「魔猪の氏族」'''呼ばわりされたことも。<ref group="注">何の因果かアーサー王伝説でも、アーサー王への敬称としてだが「コーンウォールの猪」という呼び名がある。</ref>
+
:純真爛漫な元気っ娘。負けず嫌いで、打たれ強くて、まわりの空気をなにより大切にして、本当のコトは誰にも言えずに隠している、ごく当たり前の少女像。
 +
:[[アルトリア・ペンドラゴン]]と比較するとわりとサボリ魔だったりと、「どこにでもいる村娘」といった風情。とはいえ結構な考えなしの暴走体質であり、育て親代わりのエクターからは'''「魔猪の氏族」'''呼ばわりされたことも<ref group="注">何の因果かアーサー王伝説でも、アーサー王への敬称としてだが「コーンウォールの猪」という呼び名がある。</ref>
 
:だが、裏表のないペンドラゴンと違ってその内面はとても弱くいじけ気質で、悲観主義者。どうやら妖精眼によって周囲の嘘が分かってしまったことと、楽園の妖精としてブリテンを終わらせなければならないという二つの要素により悲観的・厭世的な性格になってしまった模様。また魔術の師匠の影響で幼少期に「やさぐれ」も加わっている。
 
:だが、裏表のないペンドラゴンと違ってその内面はとても弱くいじけ気質で、悲観主義者。どうやら妖精眼によって周囲の嘘が分かってしまったことと、楽園の妖精としてブリテンを終わらせなければならないという二つの要素により悲観的・厭世的な性格になってしまった模様。また魔術の師匠の影響で幼少期に「やさぐれ」も加わっている。
 
:『予言の子』である自分にも、それに期待する周りの人々にも辟易しており、内心では重荷に感じている。しかし、周りの空気を気にするあまりそうした本心を打ち上げられず、言い争いや憎み合いを避けたい一心から、周りが望む通りの言動を行う事で取り繕ってしまっている──というのが実情。
 
:『予言の子』である自分にも、それに期待する周りの人々にも辟易しており、内心では重荷に感じている。しかし、周りの空気を気にするあまりそうした本心を打ち上げられず、言い争いや憎み合いを避けたい一心から、周りが望む通りの言動を行う事で取り繕ってしまっている──というのが実情。
173行目: 174行目:  
;[[妖精騎士ガウェイン]]/バーゲスト
 
;[[妖精騎士ガウェイン]]/バーゲスト
 
:ブリテン異聞帯において、鍛冶師[[エクター]]のもとに通っていた頃から見知っていた間柄。当初向こうからは軽くあしらわれていたこともあり、内心でこっそり「バゲ子」と呼んでいる。
 
:ブリテン異聞帯において、鍛冶師[[エクター]]のもとに通っていた頃から見知っていた間柄。当初向こうからは軽くあしらわれていたこともあり、内心でこっそり「バゲ子」と呼んでいる。
:多くのものに恵まれながら、それに胡坐をかかず精進する姿に嫉妬と憧憬の入り混じった苦手意識を持っており、自身のバレンタインイベントでは特にそのコンプレックスについてまくし立てていた。
+
:多くのものに恵まれながら、それに胡坐をかかず精進する姿に嫉妬と憧憬の入り混じった苦手意識を持っており、自身のバレンタインシナリオでは特にそのコンプレックスについてまくし立てていた。
:なお、彼女のバレンタインイベントではアドバイザーという体で食事をたかる等の<del>ウザ絡みを行う</del>様子が見られるが、これは『一人にさせると罪悪感でつぶれてしまうから』という彼女なりの気遣いでもある模様。
+
:なお、彼女のバレンタインシナリオではアドバイザーという体で食事をたかる等の<del>ウザ絡みを行う</del>様子が見られるが、これは『一人にさせると罪悪感でつぶれてしまうから』という彼女なりの気遣いでもある模様。
    
;[[妖精騎士ランスロット]]/メリュジーヌ
 
;[[妖精騎士ランスロット]]/メリュジーヌ
307行目: 308行目:  
;「ランスロットはひたすら一途なので、バカみたいにモテても修羅場にはなら…」
 
;「ランスロットはひたすら一途なので、バカみたいにモテても修羅場にはなら…」
 
;「え?ランスロット卿は愛に一途は一途だけど、恋が多い?節操があんまりない?」
 
;「え?ランスロット卿は愛に一途は一途だけど、恋が多い?節操があんまりない?」
:自身のバレンタインイベントで、円卓の騎士について語る主人公とアルトリア。
+
:自身のバレンタインシナリオで、円卓の騎士について語る主人公とアルトリア。
 
:彼女の知るランスロットはモテても一途だったようだが、こちらの[[ランスロット]]は仲間と人妻談義するなど少なくとも節操はない。
 
:彼女の知るランスロットはモテても一途だったようだが、こちらの[[ランスロット]]は仲間と人妻談義するなど少なくとも節操はない。
 
:そのことを聞いたアルトリアも少し引き気味だった。
 
:そのことを聞いたアルトリアも少し引き気味だった。
313行目: 314行目:  
;「次はガウェインの話ですけれども……やっぱりやめましょう。あのヤロウにはいい思い出がありませんので。身長高いし。血筋は最高だし。人気あるし。悩みとかなさそうだし。身長高いし。」
 
;「次はガウェインの話ですけれども……やっぱりやめましょう。あのヤロウにはいい思い出がありませんので。身長高いし。血筋は最高だし。人気あるし。悩みとかなさそうだし。身長高いし。」
 
;「ガウェイン卿の逸話はまた今度、聞かせて下さい。まあ、どうせバスターな話でしょうけど。困ったらすぐガラティーン! に決まってます。」
 
;「ガウェイン卿の逸話はまた今度、聞かせて下さい。まあ、どうせバスターな話でしょうけど。困ったらすぐガラティーン! に決まってます。」
:自身のバレンタインイベントで、何故か[[ガウェイン]]の話を避けるアルトリア。
+
:同上、何故か[[ガウェイン]]の話を避けるアルトリア。
 
:どこで抱いたかは分からないが、結構コンプレックスを持っており、それでいて負けず嫌いなので言いたい放題である。
 
:どこで抱いたかは分からないが、結構コンプレックスを持っており、それでいて負けず嫌いなので言いたい放題である。
 +
:この辺りは後の第2部第6章で、[[妖精騎士ガウェイン]]を個人的に敵視していた事が明かされている。
    
;「その“ありがとう”は、きっと、<ruby><rb>あの女の子</rb><rt>アルトリア</rt></ruby>が一番ほしかった言葉なので!」
 
;「その“ありがとう”は、きっと、<ruby><rb>あの女の子</rb><rt>アルトリア</rt></ruby>が一番ほしかった言葉なので!」
:自身のバレンタインイベントで、チョコを貰って素直に「ありがとう」と感謝の言葉を貰ったときに語った意味深な言葉。
+
:同上、チョコを貰って素直に「ありがとう」と感謝の言葉を貰ったときに語った意味深な言葉。
 
:まるで、今ここにいる彼女と、ブリテンで旅をしたアルトリアは、別人であるかのような。
 
:まるで、今ここにいる彼女と、ブリテンで旅をしたアルトリアは、別人であるかのような。
    
;「“楽しみにしているがいい。おまえが抱く期待以上のものを用意しよう”(キリッ)」
 
;「“楽しみにしているがいい。おまえが抱く期待以上のものを用意しよう”(キリッ)」
 
;「そこまで言ってノーアイディアとか……。頭オーロラなのかな?」
 
;「そこまで言ってノーアイディアとか……。頭オーロラなのかな?」
:[[妖精騎士ガウェイン|バゲ子]]のバレンタインイベントで、彼女が「バレンタインをろくに知らないのに調子に乗って見栄を張った」と知って呆れながらの煽り。そしてかの異聞帯を知る者にのみ通じる'''超ド級の暴言。'''
+
:[[妖精騎士ガウェイン]]のバレンタインシナリオで、彼女が「バレンタインをろくに知らないのに調子に乗って見栄を張った」と知って呆れながらの煽り。そしてかの異聞帯を知る者にのみ通じる'''超ド級の暴言。'''
:プレイヤー間で半ばスラングとして用いられてきた「頭[[オーロラ]]」がまさかの公式発言として飛び出してきた有様にプレイヤー一同は絶句したのであった<ref group="注">なお、バレンタインイベントはフルボイスなのでそれなりに前の時期に収録があった可能性もあり、プレイヤーの反応を見て拾ったのか、最初からそう取られると見越した上で事前に収録したのかは不明である。</ref>。
+
:プレイヤー間で半ばスラングとして用いられてきた「頭[[オーロラ]]」がまさかの公式発言として飛び出してきた事実に、多くのプレイヤーが面食らったとか<ref group="注">なお、個別のバレンタインシナリオはフルボイスなのでそれなりに前の時期に収録があった可能性もあり、プレイヤーの反応を見て拾ったのか、最初からそう取られると見越した上で事前に収録したのかは不明である。</ref>。
    
==メモ==
 
==メモ==
335行目: 337行目:  
*2021年2月当時、ストーリーパートでの登場がバレンタインチョコイベント以外に存在しない状況が続いたが、第三霊基でのこれまでと全く違う喋り口や、それについてプロフィールでまったく明かされていないこと、そして「一足先に来た」という発言や「アルトリアは魔術の修行が半年続かないため一人前になるのも難しい」という旨<ref group="出">『コンプティーク』2007年10月号での奈須きのこへのインタビュー</ref>のコメントがされていたとから、これらの問題を解決できるであろうブリテン異聞帯での登場が確実視されていた。
 
*2021年2月当時、ストーリーパートでの登場がバレンタインチョコイベント以外に存在しない状況が続いたが、第三霊基でのこれまでと全く違う喋り口や、それについてプロフィールでまったく明かされていないこと、そして「一足先に来た」という発言や「アルトリアは魔術の修行が半年続かないため一人前になるのも難しい」という旨<ref group="出">『コンプティーク』2007年10月号での奈須きのこへのインタビュー</ref>のコメントがされていたとから、これらの問題を解決できるであろうブリテン異聞帯での登場が確実視されていた。
 
**真名も「アルトリア・キャスター」で「アルトリア・ペンドラゴン」でなく、更に他のアルトリアと違い〔竜〕特性の対象スキルや特攻が働かない。他にも剣ではなく「選定の'''杖'''」に選ばれていたりと、生い立ちからして根本的に違う可能性さえ推測されていた。また食事に対するコメントこそ比較的多いものの、セイバーのアルトリアにみられるような度を越した大食漢ではない様子(そもそもセイバーのアルトリアも、本来食いしん坊と言う程度で、そこまで大食漢ではないのだが)。
 
**真名も「アルトリア・キャスター」で「アルトリア・ペンドラゴン」でなく、更に他のアルトリアと違い〔竜〕特性の対象スキルや特攻が働かない。他にも剣ではなく「選定の'''杖'''」に選ばれていたりと、生い立ちからして根本的に違う可能性さえ推測されていた。また食事に対するコメントこそ比較的多いものの、セイバーのアルトリアにみられるような度を越した大食漢ではない様子(そもそもセイバーのアルトリアも、本来食いしん坊と言う程度で、そこまで大食漢ではないのだが)。
***リヨによるエイプリルフールのイラストでも、他のアルトリアシリーズは仏頂面で共通しているのに、彼女だけ笑顔になっており、他の「アルトリア・ペンドラゴン」とは別人であることをあからさまに示唆しているかのようであった。
+
***リヨ氏によるエイプリルフールのイラストでも、他のアルトリアシリーズは仏頂面で共通しているのに、彼女だけ笑顔になっており、他の「アルトリア・ペンドラゴン」とは別人であることをあからさまに示唆しているかのようであった。
 
*本来「聖剣の守護者」である自身の特性故か、バレンタインで最初にチョコを作った際はチョコの形が全て剣になってしまっていたらしい。
 
*本来「聖剣の守護者」である自身の特性故か、バレンタインで最初にチョコを作った際はチョコの形が全て剣になってしまっていたらしい。
 
**なお、その後努力によって克服し、主人公にはハート形のチョコを贈った。
 
**なお、その後努力によって克服し、主人公にはハート形のチョコを贈った。
 
***[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕|自身の水着霊基]]のバレンタインシナリオで判明したところによると、アルトリア・アヴァロンは完全に聖剣しか作ることができない様子。
 
***[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕|自身の水着霊基]]のバレンタインシナリオで判明したところによると、アルトリア・アヴァロンは完全に聖剣しか作ることができない様子。
*宝具「きみをいだく希望の星」の宝具演出における背景は青空となっているが、第2部6章でサポートNPCとして登場するアルトリア・キャスターの宝具演出では、ブリテン異聞帯の黄昏の空が背景となっている。
+
*宝具「きみをいだく希望の星」の宝具演出における背景は青空となっているが、第2部第6章でサポートNPCとして登場するアルトリア・キャスターの宝具演出では、ブリテン異聞帯の黄昏の空が背景となっている。
    
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
360行目: 362行目:     
{{DEFAULTSORT:あるとりあ きやすたあ}}
 
{{DEFAULTSORT:あるとりあ きやすたあ}}
 +
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:サーヴァント]]
6,624

回編集