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:紀元前四世紀、ギリシャ人国家であるマケドニアの王家に生まれる。母オリュンピアスの影響で幼い頃から神話の英雄物語に耽溺し、自らをゼウスの子と信じた。
 
:紀元前四世紀、ギリシャ人国家であるマケドニアの王家に生まれる。母オリュンピアスの影響で幼い頃から神話の英雄物語に耽溺し、自らをゼウスの子と信じた。
 
:ヘタイロイと呼ばれる学友たちと共に武功をあげ、20歳の若さで王となったあとはギリシャ統一を手始めに覇道に乗り出し、東方遠征の軍を興して自らその先頭に立ち、大国ペルシャを打ち破ったのみならず、ペルシャの支配下にあったエジプトを始め数多くの国々を飲み込んでいった。
 
:ヘタイロイと呼ばれる学友たちと共に武功をあげ、20歳の若さで王となったあとはギリシャ統一を手始めに覇道に乗り出し、東方遠征の軍を興して自らその先頭に立ち、大国ペルシャを打ち破ったのみならず、ペルシャの支配下にあったエジプトを始め数多くの国々を飲み込んでいった。
:イスカンダルという名は、アラブとペルシャの人々による彼の呼び名である。アレキサンダー、アレクサンドロス――――彼の人名が様々な土地の発音によって呼びならわされるに到った経緯こそ、彼は「征服王」とうたわれている。
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:イスカンダルという名は、アラブとペルシャの人々による彼の呼び名である。アレキサンダー、アレクサンドロス────彼の人名が様々な土地の発音によって呼びならわされるに到った経緯こそ、彼は「征服王」とうたわれている。
    
:彼の東征はインドにまで及んだが、将官の反発や兵士の疲弊によってバビロンに引き返し、この地にて急逝する。
 
:彼の東征はインドにまで及んだが、将官の反発や兵士の疲弊によってバビロンに引き返し、この地にて急逝する。
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:サーヴァント基準の「蚊を叩き落とす程度の力加減」で宙を舞ったウェイバーにとっては理不尽この上ない仕打ちだったが、ライダーはライダーでマスターの人間の小ささに涙が出そうなほど呆れ果てていた。
 
:サーヴァント基準の「蚊を叩き落とす程度の力加減」で宙を舞ったウェイバーにとっては理不尽この上ない仕打ちだったが、ライダーはライダーでマスターの人間の小ささに涙が出そうなほど呆れ果てていた。
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;「食事にセックス、眠りに戦――何事についても存分に楽しみ抜く。それが人生の秘訣であろう」
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;「食事にセックス、眠りに戦──何事についても存分に楽しみ抜く。それが人生の秘訣であろう」
 
:あっけらかんと肉の身の欲望を肯定する。うち二つについては経験すらないウェイバーは返す言葉もなかった。
 
:あっけらかんと肉の身の欲望を肯定する。うち二つについては経験すらないウェイバーは返す言葉もなかった。
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;「無欲な王なぞ飾り物にも劣るわい!」<br>「セイバーよ、“理想に殉じる”と貴様は言ったな。なるほど往年の貴様は清廉にして潔白な聖者であったことだろう。<br> さぞや高貴で侵しがたい姿であったことだろう。<br> だがな、殉教などという茨の道に、いったいだれが憧れる? 焦がれるほどの夢を見る?<br> 聖者はな、たとえ民草を慰撫できたとしても、決して導くことなどできぬ。<br> 確たる欲望のカタチを示してこそ、極限の栄華を謳ってこそ、民を、国を導けるのだ!」<br>「王とはな、誰よりも強欲に、誰よりも豪笑し、誰よりも激怒する、清濁含めてヒトの臨界を極めたるもの。<br> そう在るからこそ臣下は王を羨望し、王に魅せられる。一人一人の民草の心に、“我もまた王たらん”と憧憬の灯が燈る!」<br>「騎士どもの誉れたる王よ。たしかに貴様が掲げた正義と理想は、ひとたび国を救い、臣民を救済したやも知れぬ。<br> それは貴様の名を伝説に刻むだけの偉業であったことだろう。<br> だがな、ただ救われただけの連中がどういう末路を辿ったか、それを知らぬ貴様ではあるまい」<br>「貴様は臣下を“救う”ばかりで“導く”ことをしなかった。<br> 『王の欲』のカタチを示すこともなく、道を失った臣下を捨て置き、ただ独りで澄まし顔のまま、<br> 小綺麗な理想とやらを想い焦がれていただけよ。<br> 故に貴様は生粋の“王”ではない。己の為でなく、人の為の“王”という偶像に縛られていただけの小娘にすぎん」
 
;「無欲な王なぞ飾り物にも劣るわい!」<br>「セイバーよ、“理想に殉じる”と貴様は言ったな。なるほど往年の貴様は清廉にして潔白な聖者であったことだろう。<br> さぞや高貴で侵しがたい姿であったことだろう。<br> だがな、殉教などという茨の道に、いったいだれが憧れる? 焦がれるほどの夢を見る?<br> 聖者はな、たとえ民草を慰撫できたとしても、決して導くことなどできぬ。<br> 確たる欲望のカタチを示してこそ、極限の栄華を謳ってこそ、民を、国を導けるのだ!」<br>「王とはな、誰よりも強欲に、誰よりも豪笑し、誰よりも激怒する、清濁含めてヒトの臨界を極めたるもの。<br> そう在るからこそ臣下は王を羨望し、王に魅せられる。一人一人の民草の心に、“我もまた王たらん”と憧憬の灯が燈る!」<br>「騎士どもの誉れたる王よ。たしかに貴様が掲げた正義と理想は、ひとたび国を救い、臣民を救済したやも知れぬ。<br> それは貴様の名を伝説に刻むだけの偉業であったことだろう。<br> だがな、ただ救われただけの連中がどういう末路を辿ったか、それを知らぬ貴様ではあるまい」<br>「貴様は臣下を“救う”ばかりで“導く”ことをしなかった。<br> 『王の欲』のカタチを示すこともなく、道を失った臣下を捨て置き、ただ独りで澄まし顔のまま、<br> 小綺麗な理想とやらを想い焦がれていただけよ。<br> 故に貴様は生粋の“王”ではない。己の為でなく、人の為の“王”という偶像に縛られていただけの小娘にすぎん」
 
:聖杯問答より。セイバーの語る『理想の王』の欠点を示し、更に自らの王道を語る。
 
:聖杯問答より。セイバーの語る『理想の王』の欠点を示し、更に自らの王道を語る。
:実際、トリスタン卿を筆頭にセイバーの在り方に恐怖した騎士の多くが彼女の元を去っており、今回同じく参戦している[[ランスロット|狂戦士]]からも人間としての幸福を知らない身で人々の幸福を愛している彼女のある種の歪な在り方を「ヴォ―ティガーンを上回る怪物」と恐怖され、義兄であるケイ卿でさえ「目に見えない王の証より、手勢や金、力で量る方が人間的」「誰だって全てを救う神の代弁者なんてものを、見たくもなければ為りたくもなかった」と評している。皮肉にも彼女の王としての在り方を認めた臣下は、王としての在り方を問わず[[ガウェイン|ただ愚直に仕えるを良しとした者]]を除けば[[モードレッド|彼女の治世を終わらせた張本人]]だけであった。
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:実際、[[トリスタン]]卿を筆頭にセイバーの在り方に恐怖した騎士の多くが彼女の元を去っており、今回同じく参戦している[[ランスロット|狂戦士]]からも人間としての幸福を知らない身で人々の幸福を愛している彼女のある種の歪な在り方を「[[ヴォーティガーン]]を上回る怪物」と恐怖され、義兄であるケイ卿でさえ「目に見えない王の証より、手勢や金、力で量る方が人間的」「誰だって全てを救う神の代弁者なんてものを、見たくもなければ為りたくもなかった」と評している。皮肉にも彼女の王としての在り方を認めた臣下は、王としての在り方を問わず[[ガウェイン|ただ愚直に仕えるを良しとした者]]を除けば[[モードレッド|彼女の治世を終わらせた張本人]]だけであった。
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;「見よ、我が無双の軍勢を!」<br>「肉体は滅び、その魂は英霊として『世界』に召し上げられて、それでもなお余に忠義する伝説の勇者たち。<br> 時空を越えて我が召喚に応じる永遠の朋友たち。<br> 彼らとの絆こそ我が至宝! 我が王道! イスカンダルたる余が誇る最強宝具――『<ruby><rb>王の軍勢</rb><rt>アイオニオン・ヘタイロイ</rt></ruby>』なり!!」
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;「見よ、我が無双の軍勢を!」<br>「肉体は滅び、その魂は英霊として『世界』に召し上げられて、それでもなお余に忠義する伝説の勇者たち。<br> 時空を越えて我が召喚に応じる永遠の朋友たち。<br> 彼らとの絆こそ我が至宝! 我が王道! イスカンダルたる余が誇る最強宝具──『<ruby><rb>王の軍勢</rb><rt>アイオニオン・ヘタイロイ</rt></ruby>』なり!!」
 
:固有結界の展開、真名開放。幾多の戦場を共に越えた、幾千もの朋友との絆。
 
:固有結界の展開、真名開放。幾多の戦場を共に越えた、幾千もの朋友との絆。
   −
;「王とはッ――誰よりも鮮烈に生き、諸人を魅せる姿を指す言葉!」<br>「すべての勇者の羨望を束ね、その道標として立つ者こそが、王。故に――!」<br>「王は孤高にあらず。その偉志は、すべての臣民の志の総算たるが故に!」
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;「王とはッ──誰よりも鮮烈に生き、諸人を魅せる姿を指す言葉!」<br>「すべての勇者の羨望を束ね、その道標として立つ者こそが、王。故に──!」<br>「王は孤高にあらず。その偉志は、すべての臣民の志の総算たるが故に!」
 
:「王とは孤高なるや否や?」というライダーの問いに対して英雄王と騎士王はそれぞれの言葉で「孤高である」と答える。それを喝破し「王の軍勢」の真名とともに答えた言葉。彼の在り方の象徴とも言える。
 
:「王とは孤高なるや否や?」というライダーの問いに対して英雄王と騎士王はそれぞれの言葉で「孤高である」と答える。それを喝破し「王の軍勢」の真名とともに答えた言葉。彼の在り方の象徴とも言える。
 
:これに臣下達は「然り! 然り! 然り!」と唱和の声を返す。
 
:これに臣下達は「然り! 然り! 然り!」と唱和の声を返す。
   −
;「なぁ小娘よ。いい加減にその痛ましい夢から醒めろ。<br> さもなくば貴様は、いずれ英雄としての最低限の誇りさえも見失う羽目になる。<br> ――貴様の語る“王”というユメは、いわばそういう類いの呪いだ」
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;「なぁ小娘よ。いい加減にその痛ましい夢から醒めろ。<br> さもなくば貴様は、いずれ英雄としての最低限の誇りさえも見失う羽目になる。<br> ──貴様の語る“王”というユメは、いわばそういう類いの呪いだ」
 
:聖杯問答の最後にセイバーにあてた言葉。セイバーを王として認めないと宣言し、その痛ましく映った理想を『呪い』と断じた。
 
:聖杯問答の最後にセイバーにあてた言葉。セイバーを王として認めないと宣言し、その痛ましく映った理想を『呪い』と断じた。
   −
;「<ruby><rb>時代</rb><rt>とき</rt></ruby>の民草の希望を一身に引き受けたが故の、あの威光――眩しいが故に痛々しいわ。<br> あんなモノを背負わされたのが、ただの夢見る小娘だったと知ってはな」<br>「そんな娘が、蝶よ花よと愛でられることも、恋に焦がれることもなく、“理想”などという呪いに憑かれた果ての姿がアレだ。<br> 痛ましくて見るに堪えぬ」
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;「<ruby><rb>時代</rb><rt>とき</rt></ruby>の民草の希望を一身に引き受けたが故の、あの威光──眩しいが故に痛々しいわ。<br> あんなモノを背負わされたのが、ただの夢見る小娘だったと知ってはな」<br>「そんな娘が、蝶よ花よと愛でられることも、恋に焦がれることもなく、“理想”などという呪いに憑かれた果ての姿がアレだ。<br> 痛ましくて見るに堪えぬ」
 
:キャスターの巨大海魔を、セイバーの「約束された勝利の剣」が消滅させた後に、アーチャーの問いに答えて。
 
:キャスターの巨大海魔を、セイバーの「約束された勝利の剣」が消滅させた後に、アーチャーの問いに答えて。
 
:騎士王の掲げる王道の具現とも言える宝具の光は、最強であればこそライダーの目には痛ましく映った。
 
:騎士王の掲げる王道の具現とも言える宝具の光は、最強であればこそライダーの目には痛ましく映った。
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:アルトリアを高く買っているのは同じだが、ギルガメッシュとは相容れない対照的な評価でもある。
 
:アルトリアを高く買っているのは同じだが、ギルガメッシュとは相容れない対照的な評価でもある。
   −
;「<ruby><rb>彼方にこそ栄えあり</rb><rt>ト・フィロティモ</rt></ruby>――いざ征かん! <ruby><rb>遥かなる蹂躙制覇</rb><rt>ヴィア・エクスプグナティオ</rt></ruby>!!」
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;「<ruby><rb>彼方にこそ栄えあり</rb><rt>ト・フィロティモ</rt></ruby>──いざ征かん! <ruby><rb>遥かなる蹂躙制覇</rb><rt>ヴィア・エクスプグナティオ</rt></ruby>!!」
 
:VSセイバー。真名解放を伴う、真っ向勝負の体当たり。
 
:VSセイバー。真名解放を伴う、真っ向勝負の体当たり。
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:最後の切り札であった『王の軍勢』を破られ、残るは愛馬と己の身一つ。覚悟を決めた王は臣下に命じる。生き延びろ、と。
 
:最後の切り札であった『王の軍勢』を破られ、残るは愛馬と己の身一つ。覚悟を決めた王は臣下に命じる。生き延びろ、と。
   −
;ヤツは強い。あまりにも強い。まさしくあの英雄こそ天上天下に最強最後の敵だ。<br>なればこそ、なぜ征服王が挑まずにおれようか。アレを乗り越えたその先こそが世界の果てだ。<br>『<ruby><rb>彼方にこそ栄えあり</rb><rt>ト・フィロティモ</rt></ruby>』―――届かぬからこそ挑むのだ! 覇道を謳い! 覇道を示す! この背中を見守る臣下のために!<br>最果てになど至りようもないと、そんな弱気に駆られたこともあった。愚かな、征服王がなんたる失態か!<br> 求めた果てが今 余の行く末に屹立している! ならば超える! あの敵の上を踏み渡り、<ruby><rb>最果て</rb><rt>オケアノス</rt></ruby>へと至る!<br>何を喋っている? 聞こえない。風の音も、何もかも。だが耳に響くこの音は――?<br>なぜ今になるまで気付かなかったのか。この胸の高鳴りこそが最果ての海の潮騒だ! <br>夢に見た波打ち際、波飛沫の感触、そう――余は今海を夢見ている。<br>例えこの身が砕け、どれほど血に塗れようとも! この瞬間! この時に勝る至福があろうものか!
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;ヤツは強い。あまりにも強い。まさしくあの英雄こそ天上天下に最強最後の敵だ。<br>なればこそ、なぜ征服王が挑まずにおれようか。アレを乗り越えたその先こそが世界の果てだ。<br>『<ruby><rb>彼方にこそ栄えあり</rb><rt>ト・フィロティモ</rt></ruby>』───届かぬからこそ挑むのだ! 覇道を謳い! 覇道を示す! この背中を見守る臣下のために!<br>最果てになど至りようもないと、そんな弱気に駆られたこともあった。愚かな、征服王がなんたる失態か!<br> 求めた果てが今 余の行く末に屹立している! ならば超える! あの敵の上を踏み渡り、<ruby><rb>最果て</rb><rt>オケアノス</rt></ruby>へと至る!<br>何を喋っている? 聞こえない。風の音も、何もかも。だが耳に響くこの音は──?<br>なぜ今になるまで気付かなかったのか。この胸の高鳴りこそが最果ての海の潮騒だ! <br>夢に見た波打ち際、波飛沫の感触、そう──余は今海を夢見ている。<br>例えこの身が砕け、どれほど血に塗れようとも! この瞬間! この時に勝る至福があろうものか!
:アーチャーの放つ宝具の雨霰に怯む事なく翔ける征服王。ブケファラスが斃れ、己の身が血に塗れようとも―――世界を支配した王の元に肉薄してその刃を振りかざすが、その疾走はあと一歩のところで阻まれた。
+
:アーチャーの放つ宝具の雨霰に怯む事なく翔ける征服王。ブケファラスが斃れ、己の身が血に塗れようとも───世界を支配した王の元に肉薄してその刃を振りかざすが、その疾走はあと一歩のところで阻まれた。
    
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
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;「余は地の果てを目指して遠征を続けたが、そなたは強敵との邂逅を求めている。その果てにあるものが何なのか…余も付き合うとしよう。<br> ………なに、少しばかり嫌な予感がするものでな」
 
;「余は地の果てを目指して遠征を続けたが、そなたは強敵との邂逅を求めている。その果てにあるものが何なのか…余も付き合うとしよう。<br> ………なに、少しばかり嫌な予感がするものでな」
:『Fate/Grand Order Arcade』にてイスカンダルとの絆をLv.3まで深めると聞く事のできるマイルーム会話。
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:『[[Fate/Grand Order Arcade]]』におけるマイルーム会話「絆Lv3」。
 
:こめかみを人差し指で叩き、不敵な笑みを見せる彼の姿からはさも心当たりがあるかのような印象を感じられる。
 
:こめかみを人差し指で叩き、不敵な笑みを見せる彼の姿からはさも心当たりがあるかのような印象を感じられる。
 
:『Grand Order』から今作に実装されるにあたって時系列や世界線の都合からか既存のボイスに変更が加わる例は珍しくはないが、イスカンダルには特にそういった問題がないにも関わらず大胆かつ意味深な変更が加えられている。今作のメインシナリオに関わらなかった事や実装時期を鑑みるに[[ビーストⅥ/S|黒幕]]を指しての台詞ではないと思われるが、その真相と真意は未だ不明。
 
:『Grand Order』から今作に実装されるにあたって時系列や世界線の都合からか既存のボイスに変更が加わる例は珍しくはないが、イスカンダルには特にそういった問題がないにも関わらず大胆かつ意味深な変更が加えられている。今作のメインシナリオに関わらなかった事や実装時期を鑑みるに[[ビーストⅥ/S|黒幕]]を指しての台詞ではないと思われるが、その真相と真意は未だ不明。
:なお、絆Lv.1、2の会話も後半部分はカットされている。
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:なお、マイルームにおける絆Lv1、2の会話も後半部分はカットされている。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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**終盤での彼との戦闘の際、最期の特攻のシーンで流れた専用BGM「You are my king」は、かの「エミヤ」に並ぶ処刑用BGMとして名高い。後にFGOでの宝具展開の際にも流れるようになっている。また、「エミヤ」とは『テーマ曲にも関わらずかかった戦闘で当人が負けてしまう』というあまりありがたくない共通点も持っている。
 
**終盤での彼との戦闘の際、最期の特攻のシーンで流れた専用BGM「You are my king」は、かの「エミヤ」に並ぶ処刑用BGMとして名高い。後にFGOでの宝具展開の際にも流れるようになっている。また、「エミヤ」とは『テーマ曲にも関わらずかかった戦闘で当人が負けてしまう』というあまりありがたくない共通点も持っている。
 
*高いものではないが、前述の通り父方の祖先にヘラクレス、母方の祖先にアキレウスがいる為か「神性」のスキルを持つ。最終決戦時、アーチャーの「天の鎖」に捕らわれ動きを封じられたのは、既に満身創痍であったこともあるが、この特性にもよる。
 
*高いものではないが、前述の通り父方の祖先にヘラクレス、母方の祖先にアキレウスがいる為か「神性」のスキルを持つ。最終決戦時、アーチャーの「天の鎖」に捕らわれ動きを封じられたのは、既に満身創痍であったこともあるが、この特性にもよる。
*TVゲーム「アドミラブル大戦略IV」に興味を持ち、勝手に購入。結局コレはウェイバーの持ち物となったわけだが、最初は馬鹿にしていたウェイバーも結局は――
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*TVゲーム「アドミラブル大戦略IV」に興味を持ち、勝手に購入。結局コレはウェイバーの持ち物となったわけだが、最初は馬鹿にしていたウェイバーも結局は──
 
**因みに「アドミラブル大戦略IV」とは、第二次世界大戦を舞台に枢軸国を操って連合国と戦う超人気ウォーゲームのシリーズ第4作。副題は『ポルシェ博士の憂鬱』。<br>既にルールの複雑さや難易度において進化の袋小路にあった前作を、さらに参加国、追加ステージ、追加マップで拡張。トリープフリューゲルや報復兵器V3号、クローン総統といった錚々たる追加ユニットによってもはやウォーゲームの域に留まらないカオスの坩堝と化した名状しがたいゲームバランスを誇る。<br>第四次聖杯戦争中に発売され、ライダーは初回限定版を購入した。<br>今も一部マニアの間で根強い人気を誇っている。<br>なお、後年[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]が着用していたTシャツにも『大戦略』とプリントされている。
 
**因みに「アドミラブル大戦略IV」とは、第二次世界大戦を舞台に枢軸国を操って連合国と戦う超人気ウォーゲームのシリーズ第4作。副題は『ポルシェ博士の憂鬱』。<br>既にルールの複雑さや難易度において進化の袋小路にあった前作を、さらに参加国、追加ステージ、追加マップで拡張。トリープフリューゲルや報復兵器V3号、クローン総統といった錚々たる追加ユニットによってもはやウォーゲームの域に留まらないカオスの坩堝と化した名状しがたいゲームバランスを誇る。<br>第四次聖杯戦争中に発売され、ライダーは初回限定版を購入した。<br>今も一部マニアの間で根強い人気を誇っている。<br>なお、後年[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]が着用していたTシャツにも『大戦略』とプリントされている。
 
*Fate/Zero三大王の一角。
 
*Fate/Zero三大王の一角。
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**ファンからは、セイバーが「人の理想者としての王」、ギルガメッシュが「人を超えたモノとしての王」と称されるのに対して、「人のままに(人の臨界を極めたモノとして)なった王」と言われることがある。
 
**ファンからは、セイバーが「人の理想者としての王」、ギルガメッシュが「人を超えたモノとしての王」と称されるのに対して、「人のままに(人の臨界を極めたモノとして)なった王」と言われることがある。
 
**三人の共通点として、自分の代を最後に王国が滅びたことが挙げられる。<br>(ギルガメッシュについては真偽が別れており、詳しくは彼の項目参照。史実ではギルガメッシュより後代のシュメール王も存在するが、みな小粒)。<br>しかしその事実に対してそれぞれ全く異なる受け止め方をしていることが、三人の相容れない部分を如実に物語っている。
 
**三人の共通点として、自分の代を最後に王国が滅びたことが挙げられる。<br>(ギルガメッシュについては真偽が別れており、詳しくは彼の項目参照。史実ではギルガメッシュより後代のシュメール王も存在するが、みな小粒)。<br>しかしその事実に対してそれぞれ全く異なる受け止め方をしていることが、三人の相容れない部分を如実に物語っている。
**余談であるが、『Fate/Grand Order』Lostbelt No.1『永久凍土帝国アナスタシア』にて[[ゴルドルフ・ムジーク]]が強力なサーヴァントの召喚を所望する際に'''「征服王」「英雄王」「騎士王」を挙げる'''というちょっとしたお遊びとも言えるシーンがある。
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**余談であるが、『Fate/Grand Order』のLostbelt No.1『[[永久凍土帝国 アナスタシア]]』にて[[ゴルドルフ・ムジーク]]が強力なサーヴァントの召喚を所望する際に'''「征服王」「英雄王」「騎士王」を挙げる'''というちょっとしたお遊びとも言えるシーンがある。
 
*Fate三大はいてないの一角。
 
*Fate三大はいてないの一角。
**原作では本当に何も穿いてなかったが、アニメ版では流石に変更され、「はいてない」のは脚絆(ズボン)のみで、パンツは穿いていた。<br>だが、コミック版4巻では本当に穿いておらず、しかも「現物」がシルエットとはいえ描写されている…。
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**『Fate/Zero』原作では本当に何も穿いてなかったが、アニメ版では流石に変更され、「はいてない」のは脚絆(ズボン)のみで、パンツは穿いていた。<br>だが、コミック版4巻では本当に穿いておらず、しかも「現物」がシルエットとはいえ描写されている…。
 
**コミック版の作者である真じろう氏の「はいてない」シーンにかける情熱は何故か並々ならぬものがあり、Twitterでは「現物」に付随する効果音をたびたび試行錯誤する様子が見かけられたほか、雑誌掲載分と単行本収録分を比べると明らかに効果音が増えたりグレードアップしたりしている。
 
**コミック版の作者である真じろう氏の「はいてない」シーンにかける情熱は何故か並々ならぬものがあり、Twitterでは「現物」に付随する効果音をたびたび試行錯誤する様子が見かけられたほか、雑誌掲載分と単行本収録分を比べると明らかに効果音が増えたりグレードアップしたりしている。
 
*アサシン戦で「王の軍勢」を開帳したのは、セイバーとアーチャーに己の王道を見せ付ける、という意図もあったが、「マスターの天敵」と言われるアサシンの包囲からウェイバーを護るという必要性もあったため。<br>多大な消耗を強いられる固有結界を使用したのは、戦術的にもちゃんとした理由に則って選択された行動である。
 
*アサシン戦で「王の軍勢」を開帳したのは、セイバーとアーチャーに己の王道を見せ付ける、という意図もあったが、「マスターの天敵」と言われるアサシンの包囲からウェイバーを護るという必要性もあったため。<br>多大な消耗を強いられる固有結界を使用したのは、戦術的にもちゃんとした理由に則って選択された行動である。
 
*『[[Fate/Zero#お願い!アインツベルン相談室|お願い!アインツベルン相談室]]』では、迷いも悔いもなかったのでアインツベルン相談室に立ち寄ることはなかった。
 
*『[[Fate/Zero#お願い!アインツベルン相談室|お願い!アインツベルン相談室]]』では、迷いも悔いもなかったのでアインツベルン相談室に立ち寄ることはなかった。
 
*虚淵氏が『Fate/Zero アニメビジュアルガイドI』内の誌上コメンタリーで「(予定通りケイネス陣営に召喚されていた場合)普通にもう『(ケイネスとソラウを)両方抱いてやる』の勢いだったと思う」と言っていた事から、伝承通りに両性愛者であると思われる。[[メドゥーサ|五次ライダー]]や[[ネロ・クラウディウス|赤王様]]同様、キリスト教普及前の地中海世界ではままある事である。
 
*虚淵氏が『Fate/Zero アニメビジュアルガイドI』内の誌上コメンタリーで「(予定通りケイネス陣営に召喚されていた場合)普通にもう『(ケイネスとソラウを)両方抱いてやる』の勢いだったと思う」と言っていた事から、伝承通りに両性愛者であると思われる。[[メドゥーサ|五次ライダー]]や[[ネロ・クラウディウス|赤王様]]同様、キリスト教普及前の地中海世界ではままある事である。
*奈須きのこの初期構想では第四次のイスカンダルは決まっていたが、クラスは基本以外の[[エクストラクラス]]の予定だった。第四次ライダーにはドラゴンライダーの構想があったが、こちらはボツに。また女性のイスカンダルにする予定であったという<ref group = "出">Fate/Zero アニメビジュアルガイドⅡ P158。</ref>
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*奈須きのこ氏の初期構想では第四次のイスカンダルは決まっていたが、クラスは基本以外の[[エクストラクラス]]の予定だった。第四次ライダーにはドラゴンライダーの構想があったが、こちらはボツに。また女性のイスカンダルにする予定であったという<ref group = "出">Fate/Zero アニメビジュアルガイドⅡ P158。</ref>
 
**のちに、このアイデアは「正規のクラスではなく」「竜に牽かせた戦車を駆る」「女性のイスカンダル」として『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』に登場する[[フェイカー (ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)|フェイカー]]のキャラクター造形に流用される。
 
**のちに、このアイデアは「正規のクラスではなく」「竜に牽かせた戦車を駆る」「女性のイスカンダル」として『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』に登場する[[フェイカー (ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)|フェイカー]]のキャラクター造形に流用される。
 
*奈須きのこ氏脚本の『お願い!アインツベルン相談室』のゼッちゃんの寝言によると、セイバーには弱いがランサーには強いとの事。王の軍勢の性質上、対人宝具しか持たないランサーにはその物量で押しつぶせるが、対城レベルの高火力と高範囲の攻撃手段を持つセイバーとは相性が悪いという事だと推察される。
 
*奈須きのこ氏脚本の『お願い!アインツベルン相談室』のゼッちゃんの寝言によると、セイバーには弱いがランサーには強いとの事。王の軍勢の性質上、対人宝具しか持たないランサーにはその物量で押しつぶせるが、対城レベルの高火力と高範囲の攻撃手段を持つセイバーとは相性が悪いという事だと推察される。
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;史実関係
 
;史実関係
   
*「イスカンダル」はアラビア語・ペルシャ語での呼び名。日本で一般に言うところのアレキサンダー大王、またはアレクサンドロス3世。正しくは「アリスカンダル (Aliskandar)」なのだが、アラビア語では定冠詞に「al」を使うため(「アルジャジーラ」や「アルカイーダ」の「アル」)、「アル・イスカンダル (Al-Iskandar)」と勘違いされたことからこの呼び名が生まれた。<br>真名に「イスカンダル」が採用されたのは、「[[アレキサンダー]]」や「アレクサンドロス」が西洋圏ではありふれた名前なのに対し、この呼び名はその由来から「ただ一人の英雄」を指すためなのかもしれない。
 
*「イスカンダル」はアラビア語・ペルシャ語での呼び名。日本で一般に言うところのアレキサンダー大王、またはアレクサンドロス3世。正しくは「アリスカンダル (Aliskandar)」なのだが、アラビア語では定冠詞に「al」を使うため(「アルジャジーラ」や「アルカイーダ」の「アル」)、「アル・イスカンダル (Al-Iskandar)」と勘違いされたことからこの呼び名が生まれた。<br>真名に「イスカンダル」が採用されたのは、「[[アレキサンダー]]」や「アレクサンドロス」が西洋圏ではありふれた名前なのに対し、この呼び名はその由来から「ただ一人の英雄」を指すためなのかもしれない。
 
**ちなみにどの程度ありふれているのかというと、イスカンダル(アレクサンドロスIII世)の父方の伯父、母方の叔父、彼の死後産まれた息子、甥(異母妹の子)がみなアレクサンドロスである。
 
**ちなみにどの程度ありふれているのかというと、イスカンダル(アレクサンドロスIII世)の父方の伯父、母方の叔父、彼の死後産まれた息子、甥(異母妹の子)がみなアレクサンドロスである。
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**軍勢の中にはマハラジャ(インドにおいて「王」を意味する)もいるとの事。後にインドの大国となるマウリヤ朝を拓いたチャンドラグプタ王が、青年時代にイスカンダルの軍に加わっていたという逸話に基づくものと思われる。
 
**軍勢の中にはマハラジャ(インドにおいて「王」を意味する)もいるとの事。後にインドの大国となるマウリヤ朝を拓いたチャンドラグプタ王が、青年時代にイスカンダルの軍に加わっていたという逸話に基づくものと思われる。
 
***ただし軍には道案内として加わっていただけで、共に戦ったわけではない。チャンドラグプタが王になるための戦いを始める頃には、イスカンダルがインドを既に去っていたため共闘の機会はなかったのである。付け加えると、チャンドラグプタが王になった後、イスカンダルが征服したインド北西部に進軍を行い、イスカンダルが置いた太守をインドから放逐した。さらにイスカンダルの遺将が一人セレウコス1世が再度インドに侵攻してきたときにはこれを撃退している。
 
***ただし軍には道案内として加わっていただけで、共に戦ったわけではない。チャンドラグプタが王になるための戦いを始める頃には、イスカンダルがインドを既に去っていたため共闘の機会はなかったのである。付け加えると、チャンドラグプタが王になった後、イスカンダルが征服したインド北西部に進軍を行い、イスカンダルが置いた太守をインドから放逐した。さらにイスカンダルの遺将が一人セレウコス1世が再度インドに侵攻してきたときにはこれを撃退している。
**プトレマイオスはイスカンダルの死後、エジプトでプトレマイオス朝の初代ファラオとなる。このプトレマイオス朝最後のファラオが[[クレオパトラ|クレオパトラ7世]]である。
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**プトレマイオスはイスカンダルの死後、エジプトでプトレマイオス朝の初代ファラオとなる。このプトレマイオス朝最後のファラオが[[クレオパトラ|クレオパトラ7世]]である。
 
*「ヘタイロイ」は古代ギリシャ語で「(王の)友、仲間」という意味から転じてマケドニア王国の重装騎兵部隊のことを指すが、原作の挿絵やアニメ版ではマケドニア独自のペゼタイロイ(歩兵ヘタイロイ)、その中でも更に選りすぐりの精鋭達であるヒュパスピスタイ(盾持ち部隊)が描かれている。<br>原作では明言されていないが、近衛兵団という設定上、呼ばれたのはヒュパスピスタイと思われる。
 
*「ヘタイロイ」は古代ギリシャ語で「(王の)友、仲間」という意味から転じてマケドニア王国の重装騎兵部隊のことを指すが、原作の挿絵やアニメ版ではマケドニア独自のペゼタイロイ(歩兵ヘタイロイ)、その中でも更に選りすぐりの精鋭達であるヒュパスピスタイ(盾持ち部隊)が描かれている。<br>原作では明言されていないが、近衛兵団という設定上、呼ばれたのはヒュパスピスタイと思われる。
 
*身長2mを超える彼だが、ウェイバーからは「歴史だとすっげぇチビだったってことになってるぞ!」とつっこまれる。<br>書店でウェイバーが読んだ伝記に、[[ダレイオス三世]]の玉座に座ろうとした際、足が届かず踏み台代わりにテーブルを使ったという逸話が記されていたことが根拠だが、それに対し彼は「あの偉丈夫と比べられたんでは是非もない」と、まるで3mはあろうかという巨人を見上げるような仕草をした。
 
*身長2mを超える彼だが、ウェイバーからは「歴史だとすっげぇチビだったってことになってるぞ!」とつっこまれる。<br>書店でウェイバーが読んだ伝記に、[[ダレイオス三世]]の玉座に座ろうとした際、足が届かず踏み台代わりにテーブルを使ったという逸話が記されていたことが根拠だが、それに対し彼は「あの偉丈夫と比べられたんでは是非もない」と、まるで3mはあろうかという巨人を見上げるような仕草をした。
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;映画『戦車男』
 
;映画『戦車男』
   
*TYPE-MOON公式サイトの2009年エイプリルフール企画の「ムーングループの映画館情報」の映画作品の1つ。元ネタは『電車男』。<br>本編での豪放磊落ぶりや貫禄が見る影もないほどのシャイなミリオタかつ喪男と化しており、相手役の「[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイの女]]」や大型掲示板「英霊の座」住人の面々ともども原形からのギャップがすさまじいことになっている。
 
*TYPE-MOON公式サイトの2009年エイプリルフール企画の「ムーングループの映画館情報」の映画作品の1つ。元ネタは『電車男』。<br>本編での豪放磊落ぶりや貫禄が見る影もないほどのシャイなミリオタかつ喪男と化しており、相手役の「[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイの女]]」や大型掲示板「英霊の座」住人の面々ともども原形からのギャップがすさまじいことになっている。
 
*『Fate/Zero』のアニメ制作をしたufotableも、2期放送開始直前頃の2012年エイプリルフール企画に劇場版『戦車男』をやっている。
 
*『Fate/Zero』のアニメ制作をしたufotableも、2期放送開始直前頃の2012年エイプリルフール企画に劇場版『戦車男』をやっている。
 
*そしてTYPE-MOON 10周年記念読本『TYPE-MOON 10th Anniversary Phantasm』ではまさかの漫画版が収録されている。
 
*そしてTYPE-MOON 10周年記念読本『TYPE-MOON 10th Anniversary Phantasm』ではまさかの漫画版が収録されている。
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;大塚明夫とイスカンダル
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;大塚明夫氏とイスカンダル
 
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*彼を演じる大塚明夫氏といえば、スティーブン・セガールやニコラス・ケイジ等、吹き替えを多く演じており、吹替では知らぬ人などいないレベルの名優である。もちろんアニメ・ゲーム出演も多彩で、低く渋い声でソリッド・スネークのような冷静な男や、ブラック・ジャックのような熱血漢もこなす。
*彼を演じる大塚明夫といえば、スティーブン・セガールやニコラス・ケイジ等、吹き替えを多く演じており、吹替では知らぬ人などいないレベルの名優である。もちろんアニメ・ゲーム出演も多彩で、低く渋い声でソリッド・スネークのような冷静な男や、ブラック・ジャックのような熱血漢もこなす。
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*しかし氏にとってイスカンダルは、これまで演じた役にはない「闇を持たないダイナミックな人物」のようで、長年仕事をしていても滅多に出会えないホームラン級の役と語っている。
*しかしイスカンダルは、これまで演じた役にはない「闇を持たないダイナミックな人物」のようで、長年仕事をしていても滅多に出会えないホームラン級の役と語っている。
   
**そういったキャリアの中でイスカンダルと出会った明夫氏は、TV放映中に開かれたあるトークショーで、原作を読んでいる際「ウェイバーが男になる瞬間に号泣した」と語っている。
 
**そういったキャリアの中でイスカンダルと出会った明夫氏は、TV放映中に開かれたあるトークショーで、原作を読んでいる際「ウェイバーが男になる瞬間に号泣した」と語っている。
  
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