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| ;臓硯「ま―――――待て、待て待て待て……!!<br>違う、違うぞ桜……!おまえに取り憑くというのは最後の手段だ。おまえの意識があるのなら、門は全て与える。<br>ワシは間桐の血統が栄えればそれでよい。<br>おまえが勝者となり、全てを手に入れるのならばそれでよいのだ、桜……!」 | | ;臓硯「ま―――――待て、待て待て待て……!!<br>違う、違うぞ桜……!おまえに取り憑くというのは最後の手段だ。おまえの意識があるのなら、門は全て与える。<br>ワシは間桐の血統が栄えればそれでよい。<br>おまえが勝者となり、全てを手に入れるのならばそれでよいのだ、桜……!」 |
| ;桜「それでは尚更ですね。だって、もうお爺さまの手は要りません。あとはわたしだけでも、門を開ける事はできますから」 | | ;桜「それでは尚更ですね。だって、もうお爺さまの手は要りません。あとはわたしだけでも、門を開ける事はできますから」 |
− | ;臓硯「―――――!待て、待つのだ、待ってくれ桜……!<br>ワシはおまえの事を思ってやってきたのだぞ……!?<br>それを、それを、恩を仇で返すような真似をーーーー」 | + | ;臓硯「―――――!待て、待つのだ、待ってくれ桜……!<br>ワシはおまえの事を思ってやってきたのだぞ……!?<br>それを、それを、恩を仇で返すような真似を―――――」 |
| ;桜「さようならお爺さま。<br>二百年も地の底で蠢いていたのは疲れたでしょう?<br>――――さあ、もうお消えになっても結構です」 | | ;桜「さようならお爺さま。<br>二百年も地の底で蠢いていたのは疲れたでしょう?<br>――――さあ、もうお消えになっても結構です」 |
| :人形と思い込んでいた桜に反逆され、自身の身体から本体を摘まみ出されて慌てふためく。恩着せがましい言い訳をするが、勿論聞き入れる筈も無く、そのまま潰される。 | | :人形と思い込んでいた桜に反逆され、自身の身体から本体を摘まみ出されて慌てふためく。恩着せがましい言い訳をするが、勿論聞き入れる筈も無く、そのまま潰される。 |
| :この時点では、完全に死亡していなかったものの、魔力の供給源を絶たれた事で完全に力を失い、もはや蠢く事しか出来なくなった。 | | :この時点では、完全に死亡していなかったものの、魔力の供給源を絶たれた事で完全に力を失い、もはや蠢く事しか出来なくなった。 |
− | :余談だが、立場が弱くなった途端に卑屈になって言い訳する辺り、彼も慎二と同族だということが、よく判る場面である。 | + | :余談だが、立場が弱くなった途端に卑屈になって言い訳する辺り、彼も慎二と同族だということがよく判る場面である。 |
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| ;「――――そうか。そうであったな、ユスティーツァよ」<br>「終わりか。我が宿願も、我が苦痛も、マキリの使命も――――こんなところで、終わるのだな」<br>「は――――はは、ははは」<br>「――――だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ」<br>「五百余年――――ク。思えば、瞬きほどの宿願であった」 | | ;「――――そうか。そうであったな、ユスティーツァよ」<br>「終わりか。我が宿願も、我が苦痛も、マキリの使命も――――こんなところで、終わるのだな」<br>「は――――はは、ははは」<br>「――――だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ」<br>「五百余年――――ク。思えば、瞬きほどの宿願であった」 |
− | :HFルートにおける最期の台詞。 | + | :HFルートにおける最期。 |
| :外法に手を染めてまで生に固執した彼だったが、かつての志を思い出したことで500年の妄執を終わらせる道を選んだ。 | | :外法に手を染めてまで生に固執した彼だったが、かつての志を思い出したことで500年の妄執を終わらせる道を選んだ。 |
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| ;「儂はこう見えても鼻が利く。言峰綺礼、おぬしからは儂と同類の匂いがするぞ。<br> 雁夜という腐肉の旨味に釣られて這い寄ってきた蛆虫の匂いが、な」 | | ;「儂はこう見えても鼻が利く。言峰綺礼、おぬしからは儂と同類の匂いがするぞ。<br> 雁夜という腐肉の旨味に釣られて這い寄ってきた蛆虫の匂いが、な」 |
| :命をすり減らし、もがき苦しみながら戦う雁夜の姿を嘲笑う臓硯。 | | :命をすり減らし、もがき苦しみながら戦う雁夜の姿を嘲笑う臓硯。 |
− | :わざわざ半生半死の雁夜を回復させ、令呪まで与え、教会での遠坂夫婦との遭遇までセッティングした綺礼。 | + | :わざわざ半生半死の雁夜を回復させ、令呪まで与え、教会での遠坂夫婦との遭遇までセッティングした言峰。 |
− | :お互いに雁夜の破滅に愉悦を感じている同類といえばまさしくその通りだったのだが、綺礼は受け入れ切れず、咄嗟に臓硯の頭を吹き飛ばしていた。 | + | :お互いに雁夜の破滅に愉悦を感じている同類といえばまさしくその通りだったのだが、言峰は受け入れ切れず、咄嗟に臓硯の頭を吹き飛ばしていた。 |
− | :漫画版では黒鍵で全身を刺されながらも、'''「からかうのも命がけ」'''と嘲りながら平然とした姿を見せている。 | + | :漫画版では黒鍵で全身を刺されながらも平然としており、'''「からかうのも命がけ」'''と言峰を嘲る余裕すら見せている。 |
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| ;「クク、またいずれ見えようぞ、若造。<br> 次に会うときまでには、儂と五分に渡り合えるよう、己の本性を充分に肥え太らせておくがいい。クカカカカッ……」 | | ;「クク、またいずれ見えようぞ、若造。<br> 次に会うときまでには、儂と五分に渡り合えるよう、己の本性を充分に肥え太らせておくがいい。クカカカカッ……」 |