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=== 生前 ===
=== 生前 ===
;オリュンピアス
;オリュンピアス
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:本編中での敵対関係からエントリーされる事の多いプロフィールの「天敵」欄に、作中には登場しない人物として初めて名前の挙がったイスカンダルの母親。マケドニア王フィリッポスII世の4番目の妃で、ディオニュソスの密儀に耽って狂乱し蛇を操ったとか、夫の寵を奪った7番目の妃を赤子諸共殺害したとか、息子の死後ディアドコイ戦争を引っ掻き回したとか、何かと強烈な逸話の絶えない古代史に名だたる猛女だったとされる。
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:本編中での敵対関係からエントリーされる事の多いプロフィールの「天敵」欄に、作中には登場しない人物として初めて名前の挙がったイスカンダルの母親。マケドニア王フィリッポスⅡ世の4番目の妃で、ディオニュソスの密儀に耽って狂乱し蛇を操ったとか、夫の寵を奪った7番目の妃を赤子諸共殺害したとか、息子の死後ディアドコイ戦争を引っ掻き回したとか、何かと強烈な逸話の絶えない古代史に名だたる猛女だったとされる。
:マケドニア本国の宗教儀式を一手に担っていたとされており、彼女が育て上げた影武者の口からは<ruby><rb>王</rb><rt>イスカンダル</rt></ruby>を操ろうとしていたと語られた。
:マケドニア本国の宗教儀式を一手に担っていたとされており、彼女が育て上げた影武者の口からは<ruby><rb>王</rb><rt>イスカンダル</rt></ruby>を操ろうとしていたと語られた。
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:息子だが、面識はない。
:息子だが、面識はない。
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;ピリッポス2世
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;フィリッポス2世
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:父。共に戦場に立ちマケドニアを一流国にした王。
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:父。共に戦場に立ちマケドニアを一流国にした王。「ピリッポス2世」とも。
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:イスカンダルはピリッポス2世から王位を簒奪したとされるが、実際の親子仲は不明である。
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:史実におけるイスカンダルはフィリッポス2世から王位を簒奪したとされるが、Fate作品での親子仲は不明である。
=== その他 ===
=== その他 ===
424行目:
424行目:
;「そんな風に本の中の名前ばっかり二〇〇〇年も永らえるぐらいなら、せめて一〇〇〇分の一でいい。現身の寿命が欲しかったわい」
;「そんな風に本の中の名前ばっかり二〇〇〇年も永らえるぐらいなら、せめて一〇〇〇分の一でいい。現身の寿命が欲しかったわい」
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:ウェイバーにイスカンダルへの伝記での逸話が違うことに対しての反論。
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:ウェイバーに伝記での逸話との相違点を指摘されての反論。
:わずか三十二歳で世界を変革し、征服を成し遂げた豪快な性格のライダーであるが、この時ばかりは英雄の無念さが露呈される。
:わずか三十二歳で世界を変革し、征服を成し遂げた豪快な性格のライダーであるが、この時ばかりは英雄の無念さが露呈される。
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;「……そういえば、ひとたび掴んだ不老不死をあっさり手放した馬鹿者もおったけな。フン、やっぱりあの野郎は気に食わん」
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;「……そういえば、ひとたび掴んだ不老不死をあっさり手放した馬鹿者もおったっけな。フン、やっぱりあの野郎は気に食わん」
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:生前のギルガメッシュが、自ら手に入れた不老不死の薬について言及した台詞。すでにライダーは真名を見破っており、その生き様が自身とは対極であることを改めて認識し、ますます敵愾心を募らせる。
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:アーチャーの伝承に言及した台詞。すでに自身は彼の真名を見破っていたようで、その生き様が自身とは対極であることを改めて認識し、ますます敵対心を募らせる。
;「うん、欲しいな」<br>「戦場において、アレは紛れも無く地上の星だ。<br> 理想の王がどうとかいう戯言なんぞほざかせるよりは、余の軍勢に加えてこそ本当の輝きを放つというものだ」
;「うん、欲しいな」<br>「戦場において、アレは紛れも無く地上の星だ。<br> 理想の王がどうとかいう戯言なんぞほざかせるよりは、余の軍勢に加えてこそ本当の輝きを放つというものだ」
577行目:
577行目:
**と言うのも、彼の生まれたマケドニアは当時のギリシャ世界から見れば新興国であり、異民族として蔑まれることもあった。しかし、彼は父と共にカイロネイアの戦いに臨み、一軍の将として戦い抜いた末にマケドニアをギリシャの盟主へと押し上げた。
**と言うのも、彼の生まれたマケドニアは当時のギリシャ世界から見れば新興国であり、異民族として蔑まれることもあった。しかし、彼は父と共にカイロネイアの戦いに臨み、一軍の将として戦い抜いた末にマケドニアをギリシャの盟主へと押し上げた。
***また、ウェイバー自身も若年時に戦場に立ち、また周囲から侮られていたなどという共通点がある。さらに、後に[[ロード・エルメロイⅡ世]]として[[エルメロイ教室]]を有名にしており、奇しくも上記したイスカンダルの逸話と「周囲から見下されていた集団の地位を向上させた」という点で共通していると言えよう。
***また、ウェイバー自身も若年時に戦場に立ち、また周囲から侮られていたなどという共通点がある。さらに、後に[[ロード・エルメロイⅡ世]]として[[エルメロイ教室]]を有名にしており、奇しくも上記したイスカンダルの逸話と「周囲から見下されていた集団の地位を向上させた」という点で共通していると言えよう。
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**イスカンダルはその後も父の死により王位を継承すると、今度は「お坊ちゃん王」と侮られ、テーバイ軍が謀反を起こす。しかし、イスカンダルはこれを徹底的に打ち破り、その実力を示した。これまた親からの継承に苦労したという点ではウェイバーと共通している。
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**イスカンダルはその後も父の死により王位を継承すると、今度は「お坊ちゃん王」と侮られ、テーバイ軍が謀反を起こす。しかし、イスカンダルはこれを徹底的に打ち破り、その実力を示した。
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***ウェイバーも後にロード・エルメロイを継がされて四苦八苦しているので、後継者として苦労した点もまた共通していると言えるか。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==