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| ; 男の娘人気 | | ; 男の娘人気 |
| : Apocrypha企画段階時から突出した人気を持つキャラクター。小説版が発売した際の特典にも、'''男性であるのにも関わらず'''、何事もなかったかのように女性陣に混じっていた。その人気は[[ルーラー|主人公]]が焦りを覚える余りに魔法少女になるほど。 | | : Apocrypha企画段階時から突出した人気を持つキャラクター。小説版が発売した際の特典にも、'''男性であるのにも関わらず'''、何事もなかったかのように女性陣に混じっていた。その人気は[[ルーラー|主人公]]が焦りを覚える余りに魔法少女になるほど。 |
− | * 男性であるにもかかわらず、スリーサイズが設定されていたり、[[ルーラー]]からは「貴女」、[[アサシン (Apocrypha・赤)|赤のアサシン]]からは「戦乙女」、[[モードレッド|赤のセイバー]]からは「雌犬」呼ばわりされるなど、作中では女性として扱われる機会が非常に多かった。しかも性別を間違えているのは皆女性。
| + | : 男性であるにもかかわらず、スリーサイズが設定されていたり、[[ルーラー]]からは「貴女」、[[アサシン (Apocrypha・赤)|赤のアサシン]]からは「戦乙女」、[[モードレッド|赤のセイバー]]からは「雌犬」呼ばわりされるなど、作中では女性として扱われる機会が非常に多かった。しかも性別を間違えているのは皆女性。 |
− | ** 後ろの二者はともかく、ルーラーは本来「真名看破」で彼の性別を断定できるはずなのだが、アストルフォが「魔術万能攻略書」によりステータス欄の性別を項目が塗り潰していた為に性別が判らなかった。
| + | : 後ろの二者はともかく、ルーラーは本来「真名看破」で彼の性別を断定できるはずなのだが、アストルフォが「魔術万能攻略書」によりステータス欄の性別を項目が塗り潰していた為に性別が判らなかった。 |
| ; 逸話 | | ; 逸話 |
| : アストルフォの騎馬はヒポグリフだけではなく、グリフォンや名馬ラビカンなども乗りこなして様々な冒険譚を打ち立てている。 | | : アストルフォの騎馬はヒポグリフだけではなく、グリフォンや名馬ラビカンなども乗りこなして様々な冒険譚を打ち立てている。 |
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| : フランク王国にカタイからアンジェリカという美姫がやってくる。ローランはアンジェリカに一目惚れし、どこへともなく立ち去った彼女を求め、国の守りをほったらかして旅に出てしまう。その間にもフランク王国はセリカンやスペインなどのイスラム国家によって、度々危機に陥っていたのだが、ローランは帰還命令を無視し、アンジェリカを探し続ける。結局アンジェリカには振られ、それによってローランは発狂し、全裸のまま放浪を始め、素手で猛獣を殴り殺すなど超人的な力で暴れ回り人々から恐れられてしまう。 | | : フランク王国にカタイからアンジェリカという美姫がやってくる。ローランはアンジェリカに一目惚れし、どこへともなく立ち去った彼女を求め、国の守りをほったらかして旅に出てしまう。その間にもフランク王国はセリカンやスペインなどのイスラム国家によって、度々危機に陥っていたのだが、ローランは帰還命令を無視し、アンジェリカを探し続ける。結局アンジェリカには振られ、それによってローランは発狂し、全裸のまま放浪を始め、素手で猛獣を殴り殺すなど超人的な力で暴れ回り人々から恐れられてしまう。 |
| : 振られたショックで発狂したという形になっているが、聖ヨハネいわく異教徒の女に懸想した罰で理性を抜き取られたという真相が深い所にあった。 | | : 振られたショックで発狂したという形になっているが、聖ヨハネいわく異教徒の女に懸想した罰で理性を抜き取られたという真相が深い所にあった。 |
− | *要するに、Fateのアストルフォは'''女性に振られたショックでおかしくなった友達を慰めるために女装した'''、ということ。
| + | :要するに、Fateのアストルフォは'''女性に振られたショックでおかしくなった友達を慰めるために女装した'''、ということ。 |
− | *そんなアストルフォの女性とのエピソードは、通りすがりの恋人連れの騎士に女性を賭けた決闘を申し込むが勝ったら欲しかったのは名誉だけと女性は放棄したり、王女アンジェリカに助太刀するが敵軍に友人がいると見るや寝返ったりと、女性に興味が無いわけではないが男性の友人優先だったり、過剰にモテることも本気の恋愛もなかったりとフリーダムで他者に縛られない人物として描かれる(例外的に魔女アルシナに入れ込むが、これはアルシナが強力な魅了の魔術で気に入った男を片っ端から操れるため)。
| + | :そんなアストルフォの女性とのエピソードは、通りすがりの恋人連れの騎士に女性を賭けた決闘を申し込むが勝ったら欲しかったのは名誉だけと女性は放棄したり、王女アンジェリカに助太刀するが敵軍に友人がいると見るや寝返ったりと、女性に興味が無いわけではないが男性の友人優先だったり、過剰にモテることも本気の恋愛もなかったりとフリーダムで他者に縛られない人物として描かれる(例外的に魔女アルシナに入れ込むが、これはアルシナが強力な魅了の魔術で気に入った男を片っ端から操れるため)。 |
− | *ちなみに『狂えるオルランド』二十八章で語られるエピソードでロンゴバルド王アストルフォが出てくるが、同名の別人で関係ない。
| + | :ちなみに『狂えるオルランド』二十八章で語られるエピソードでロンゴバルド王アストルフォが出てくるが、同名の別人で関係ない。 |
| ; 月世界旅行 | | ; 月世界旅行 |
| : アストルフォは聖ヨハネによって'''エデンの園'''に招かれ、聖ヨハネ・聖エリヤ・聖エノクら聖人たちに'''アダムとイヴも食べた果実'''などでもてなしを受ける。そしてローランの状態を知らされ、正しき信仰を広める使命を背負ったシャルルマーニュを助力させるためローランを助けるべく月へ向かうことになった。移動手段は聖エリヤの昇天に用いられ聖ヨハネがいつも星間移動に使っているという'''火の馬が曳く火の戦車'''で、聖ヨハネが御者を務めて月の各所を案内した。月に行ったのは、地上から失われた概念的な物を含むあらゆるモノが月に存在するということになっているため。月では失われた理性が瓶詰めの揮発性の液体として保管されている。なお理性は揮発しやすいもので、名のある人物でも完全な理性を保ったものはそうそうなく、名だたる人物たちのいくらか失われた理性の瓶が並んでいるのをアストルフォは見ている。 | | : アストルフォは聖ヨハネによって'''エデンの園'''に招かれ、聖ヨハネ・聖エリヤ・聖エノクら聖人たちに'''アダムとイヴも食べた果実'''などでもてなしを受ける。そしてローランの状態を知らされ、正しき信仰を広める使命を背負ったシャルルマーニュを助力させるためローランを助けるべく月へ向かうことになった。移動手段は聖エリヤの昇天に用いられ聖ヨハネがいつも星間移動に使っているという'''火の馬が曳く火の戦車'''で、聖ヨハネが御者を務めて月の各所を案内した。月に行ったのは、地上から失われた概念的な物を含むあらゆるモノが月に存在するということになっているため。月では失われた理性が瓶詰めの揮発性の液体として保管されている。なお理性は揮発しやすいもので、名のある人物でも完全な理性を保ったものはそうそうなく、名だたる人物たちのいくらか失われた理性の瓶が並んでいるのをアストルフォは見ている。 |
| : TYPE-MOON世界だと、ここで言う「月」が天体の月なのか、異界の地をそう呼んでいるだけなのか解釈の別れるところではある。平行世界によっては月に[[Fate/EXTRA|異星文明由来の地球観測機]]が仕込まれていたりすることも。 | | : TYPE-MOON世界だと、ここで言う「月」が天体の月なのか、異界の地をそう呼んでいるだけなのか解釈の別れるところではある。平行世界によっては月に[[Fate/EXTRA|異星文明由来の地球観測機]]が仕込まれていたりすることも。 |
− | *人物の項にある「理性が蒸発している」というのは比喩ではない。彼は月でついでに自分の理性が入った瓶を聖ヨハネに渡されてそれを吸い込んでいる。オルランドゥの瓶には満タンの理性、アストルフォの瓶には半分の理性が入っていた。月から戻ってきたとき彼は理知的でこの上なく聡明な性格になっていた。以前の彼は本当に、理性が半分失われていたのである(全て失うとオルランドのように狂人となる)。そしてしばらくすると元に戻った。つまり再び'''理性が蒸発した'''。
| + | :人物の項にある「理性が蒸発している」というのは比喩ではない。彼は月でついでに自分の理性が入った瓶を聖ヨハネに渡されてそれを吸い込んでいる。オルランドゥの瓶には満タンの理性、アストルフォの瓶には半分の理性が入っていた。月から戻ってきたとき彼は理知的でこの上なく聡明な性格になっていた。以前の彼は本当に、理性が半分失われていたのである(全て失うとオルランドのように狂人となる)。そしてしばらくすると元に戻った。つまり再び'''理性が蒸発した'''。 |
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