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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 第一章のAD.1431のフランスに召喚され、フランス王妃として、そして一友人として[[ジャンヌ・ダルク]]に大きく影響を与えることとなった。 | | : 第一章のAD.1431のフランスに召喚され、フランス王妃として、そして一友人として[[ジャンヌ・ダルク]]に大きく影響を与えることとなった。 |
− | : 竜の魔女ジャンヌ・オルタの襲撃から主人公一行とゲオルギウスを逃がすために立ち向かい、脱落した。 | + | : 竜の魔女ジャンヌ・オルタの襲撃から主人公一行とゲオルギウスを逃がすために立ち向かい、消滅した。 |
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| ; 人物 | | ; 人物 |
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| : 愛されるために生まれた偶像であることを喜び、望まれるままに振る舞おうと決めている。その精神性は最早、ある種の女神にこそ近い。 | | : 愛されるために生まれた偶像であることを喜び、望まれるままに振る舞おうと決めている。その精神性は最早、ある種の女神にこそ近い。 |
| : 上述の通りに天真爛漫で好かれやすい性格だが若干天然気味で、誤解を招きやすいことを言ったり行ったりすることもしばしば。 | | : 上述の通りに天真爛漫で好かれやすい性格だが若干天然気味で、誤解を招きやすいことを言ったり行ったりすることもしばしば。 |
| + | : 一方で「民の幸せ」を願っているためか、国と民を守ろうとしており、生前における「悲劇の消去」を決して聖杯にかけることはない。 |
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| ; 能力 | | ; 能力 |
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| == 真名:マリー・アントワネット == | | == 真名:マリー・アントワネット == |
− | マリー・アントワネット。ハプスブルク家の系譜にあたるフランス王妃。 儚き貴婦人。 欧州世界の「高貴による支配」を象徴する存在。<br>
| + | マリー・アントワネット。ハプスブルク家の系譜にあたるフランス王妃。儚き貴婦人。 欧州世界の「高貴による支配」を象徴する存在。<br> |
− | 14歳でルイ16世の妃となり、ヴェルサイユにて嫌味と陰謀が渦巻く戦場での孤独の戦いを強いられた女性。 | + | 14歳でルイ16世の妃となり、ヴェルサイユにて嫌味と陰謀が渦巻く戦場での孤独の戦いを強いられた女性。<br> |
| + | 王権の絶対性が失われていく世界の変化により、その命を落とした。 |
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− | 王権の絶対性が失われていく世界の変化により起きたフランス革命の1793年にギロチンで処刑された。
| + | 確かに生前は悲劇はあった。悲しみはしたけど―――決して民を恨みはしなかった。 |
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− | 革命期には多くの人から憎悪の対象となったが、現代のフランスでは名誉回復が行われている。<br>
| + | マリーは民に乞われて王妃になった。民なくして王妃は王妃になれない。<br> |
− | 飢饉にあっては宮廷費を削り寄付金と成し、自ら貴族達に人々への援助を求める等、民を想う女性であったことが確認されている。
| + | 母の元から離れて王家の白百合となることを決め、民を愛し、民を思い、民を救おうとした。<br> |
| + | それでも民が望まないなら、望まなくとも退場する。それが国に仕える人間の運命である。 |
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− | 生前は悲劇はあった。けれど――彼女は決して聖杯に願わない、悲劇の消去を。彼女は自らの役割を果たすのみ。
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| + | ―――その最期がギロチンに掛けられ、嘲笑と蔑みと共にその首を刎ねられたとしても。<br> |
| + | 愛する人や愛する子供達が死に、王家の白百合が忘れ去られたとしても。 |
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− | '''すなわち、空に輝きを。地には恵みを。'''<br> | + | |
| + | それが愛する民の笑顔に繋り、国は永遠にあり続けると、そう信じてる―――。 |
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| + | '''空に輝きを。地には恵みを。'''<br> |
| '''――民に、幸せを。''' | | '''――民に、幸せを。''' |
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| + | ===関連=== |
| + | ;マリーに関する評価 |
| + | :革命期には多くの人から憎悪の対象となったが、現代のフランスでは名誉回復が行われている。 |
| + | :飢饉にあっては宮廷費を削り寄付金と成し、自ら貴族達に人々への援助を求める等、民を想う女性であったことが確認されている。 |
| + | :『Grand Order』における人物像はこれに準拠したものとなっている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;「デオンは本当に名うてのスパイでしたの? もしかして可愛いから敵に見逃されていただけではないかしら?」 | | ;「デオンは本当に名うてのスパイでしたの? もしかして可愛いから敵に見逃されていただけではないかしら?」 |
| :クリスマスイベントにて、カエサルに騙されて家具を巻き上げられた挙げ句、混ざっていたフランス王家の宝を十倍の値段で買い戻させられたデオンに対して。 | | :クリスマスイベントにて、カエサルに騙されて家具を巻き上げられた挙げ句、混ざっていたフランス王家の宝を十倍の値段で買い戻させられたデオンに対して。 |
− | :珍しく激怒しているような詰りっぷりだが、この発言はカエサルからの又聞きであるため彼女の表情がわからない<br /> おそらくではあるが'''似たようなニュアンスで悪気一切無しで言った可能性が高い。'''おかげでデオンは泣きそうになってしまったとか。 | + | :珍しく激怒しているような詰りっぷりだが、この発言はカエサルからの又聞きであるため彼女の表情がわからない。 |
| + | :おそらくではあるが'''似たようなニュアンスで悪気一切無しで言った可能性が高い。'''おかげでデオンは泣きそうになってしまったとか。 |
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| == メモ == | | == メモ == |