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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「<ruby><rb>泥濘</rb><rt>ぬかるみ</rt></ruby>の日常は燃え尽きた。<br />魔術師による生存競争。<br />運命の車輪は回る。<br>最も弱きものよ、剣を鍛えよ。<br />その命が育んだ、己の価値を示すために。」
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;「<ruby><rb>泥濘</rb><rt>ぬかるみ</rt></ruby>の日常は燃え尽きた。<br> 魔術師による生存競争。<br> 運命の車輪は回る。<br> 最も弱きものよ、剣を鍛えよ。<br> その命が育んだ、己の価値を示すために。」
:第一章。
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:第一章、『awakening/progrmized heaven』冒頭の語り。
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;「目的のない旅。海図を忘れた航海。<br >君の漂流の果てにあるのは、迷った末の無残な餓死だ。……だが。<br />生に執着し、魚を口にし、星の巡りを覚え、名も知らぬ陸地を目指すのならば、あるいは。<br />誰しもは初めは未熟な航海者に過ぎない。<br />骨子のない思想では、聖杯には届かない。」
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;「目的のない旅。海図を忘れた航海。<br> 君の漂流の果てにあるのは、迷った末の無残な餓死だ。……だが。<br> 生に執着し、魚を口にし、星の巡りを覚え、名も知らぬ陸地を目指すのならば、あるいは。<br> 誰しもは初めは未熟な航海者に過ぎない。<br> 骨子のない思想では、聖杯には届かない。」
:第二章。
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:第二章、『arousal/border alliance』冒頭の語り。
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;「生存の為の搾取。繁栄の為の決断。<br>その行為は野蛮ではあるが――否定する事も、またできない。<br>……死の淵でこそ、得るものもあるだろう。」
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;「生存の為の搾取。繁栄の為の決断。<br> その行為は野蛮ではあるが――否定する事も、またできない。<br> ……死の淵でこそ、得るものもあるだろう。」
:第三章
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:第三章、『disillusion/coma baby』冒頭の語り。
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;「死を悼め。失ったものへの追悼は恥ずべきものではない。<br>死は不可避であり、争いがそれを助長するのなら、<br>死を悼み、戦いを憎み。<br>死を認め、戦いを治めるがいい。」
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;「死を悼め。失ったものへの追悼は恥ずべきものではない。<br> 死は不可避であり、争いがそれを助長するのなら、<br> 死を悼み、戦いを憎み。<br> 死を認め、戦いを治めるがいい。」
:幕間。
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:幕間、冒頭の語り。
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;「力を持つが故に道を踏み外す。<br>道を踏み外す為に逸脱した力を願う。<br>この矛盾もまた、人間の証である。<br>紛争のない世界、調和に満ちた世界でさえ、特例は表れる。<br>  なんのために。」
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;「力を持つが故に道を踏み外す。<br> 道を踏み外す為に逸脱した力を願う。<br> この矛盾もまた、人間の証である。<br> 紛争のない世界、調和に満ちた世界でさえ、特例は表れる。<br>  なんのために。」
:第四章。
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:第四章、凛ルート『CREATURE/parapsychology home sick』とラニルート『immortal/blue blue howl moon』冒頭の語り。
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;「避けようのない死、逃げようのない終わり。<br>結末を前にしたとき、本質は表れる。<br>祈りも救いも不要。戦いは今日、ここで終わる。<br>その狭間で――どうか、見せてほしい。<br>かつてそうであったように、人間の全てが、<br>絶望の中で光を見いだせるのかを。」
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;「避けようのない死、逃げようのない終わり。<br> 結末を前にしたとき、本質は表れる。<br> 祈りも救いも不要。戦いは今日、ここで終わる。<br> その狭間で――どうか、見せてほしい。<br> かつてそうであったように、人間の全てが、<br> 絶望の中で光を見いだせるのかを。」
:第五章。
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:第五章、『un born/dead end』冒頭の語り。
   −
;「認めよう。殺し合う事は避けられない。<br>肉親でさえ、隣人でさえ、競い合う相手なのだと。」<br>それが人間の本質だ。<br>「動物を絶命させ、資源を食い荒らし、消費するだけの命。<br>しかし、ならば――<br />彼らの争いには、何の意味があったのか」。
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;「認めよう。殺し合う事は避けられない。<br> 肉親でさえ、隣人でさえ、競い合う相手なのだと。<br> それが人間の本質だ。<br> 動物を絶命させ、資源を食い荒らし、消費するだけの命。<br> しかし、ならば――<br> 彼らの争いには、何の意味があったのか」。
:第六章
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:第六章、『grown-up/last flower』冒頭の語り。
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;「最も弱きものが、最も強きものに挑む。<br />迷いと嘆き、決断と成長に満ちたその道程こそ、人間の証である。<br />聖杯は強きものにのみ与えられる。<br />最後の二人は、ともに性質の違う強者となった。であれば――<br />もう一度君に贈ろう。光あれと。」<br />「――熾天の玉座にて君を待つ。」
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;「最も弱きものが、最も強きものに挑む。<br> 迷いと嘆き、決断と成長に満ちたその道程こそ、人間の証である。<br> 聖杯は強きものにのみ与えられる。<br> 最後の二人は、ともに性質の違う強者となった。であれば――<br> もう一度君に贈ろう。光あれと。」<br>「――熾天の玉座にて君を待つ。」
:第七章。
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:第七章、『Genesis/new hope』冒頭の語り。
    
;「そして閉幕の鐘が鳴る。<br>その目覚めは、誰のものか。」
 
;「そして閉幕の鐘が鳴る。<br>その目覚めは、誰のものか。」
:最終章。<br>一回戦〜七回戦、聖杯戦争終結までのチュートリアル。戦争を肯定するトワイスの思想が感じられる。
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:最終章、『birthday』<br>どの語りも、戦争を肯定するトワイスの想いが込められている。
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;「来なさい、最弱のサーヴァントよ。<br />彼(彼女)同様、君の健闘もまた、私には誇らしい」
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;「来なさい、最弱のサーヴァントよ。<br>彼(彼女)同様、君の健闘もまた、私には誇らしい」
 
:かつてパートナーだったキャスターとの決戦時。「最弱」と貶しながらも、彼なりにキャスターには思い入れがあった模様。
 
:かつてパートナーだったキャスターとの決戦時。「最弱」と貶しながらも、彼なりにキャスターには思い入れがあった模様。
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;「諦める? 何を言うんだ。人間は始めから諦めている。<br />全能ではないのだから。<br />我々は諦めながらでしか生きられない生物だ。<br />そんな事を、まさか、今さら君が?」<br />「それは諦めではない。結論だ」<br />「ここに一枚の絵があるとする。私は欠片だ」<br />「パズルの欠片。絵に開いた穴。いまだ埋められない空白」<br /><ruby><rb>余白</rb><rt>わたし</rt></ruby>があるうちは、絵は完成しない。<br />だから私は欠片であり続けた。<br />完成してしまった絵は、それで終わりだからね」<br />「無論、人生は完成する事が目的だ。<br />どのような生命も、どのような文明も、いつかは終わる。<br />我々はその終わりを目指している。今も、昔も」<br />「だが、いま君が描くその絵は―――」<br /><ruby><rb>完成</rb><rt>おわり</rt></ruby>に足る、<ruby><rb>美しい紋様</rb><rt>アートグラフ</rt></ruby>と言えるのかね?」
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;「諦める? 何を言うんだ。人間は始めから諦めている。<br>全能ではないのだから。我々は諦めながらでしか生きられない生物だ。<br>そんな事を、まさか、今さら君が?」<br>「それは諦めではない。結論だ」<br> 「ここに一枚の絵があるとする。私は欠片だ。<br> パズルの欠片。絵に開いた穴。いまだ埋められない空白。<br> <ruby><rb>余白</rb><rt>わたし</rt></ruby>があるうちは、絵は完成しない。<br> だから私は欠片であり続けた。完成してしまった絵は、それで終わりだからね。<br> 無論、人生は完成する事が目的だ。どのような生命も、どのような文明も、いつかは終わる。<br> 我々はその終わりを目指している。今も、昔も」<br> だが、いま君が描くその絵は―――<br /><ruby><rb>完成</rb><rt>おわり</rt></ruby>に足る、<ruby><rb>美しい紋様</rb><rt>アートグラフ</rt></ruby>と言えるのかね?」
 
:欠けた夢を通じて主人公に語りかける。「そこで終わってしまっていいのか」と。
 
:欠けた夢を通じて主人公に語りかける。「そこで終わってしまっていいのか」と。
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;「ああ―――」<br />—――その言葉こそ、君のすべてだ」
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;「ああ―――」<br>—――その言葉こそ、君のすべてだ」
 
:主人公の答えを聞いて。どこか満足気に。
 
:主人公の答えを聞いて。どこか満足気に。
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;「君には重荷を背負わせ続けた。幸せであるのなら私も嬉しいよ。……うん。嬉しいのだけど―――<br />アレはちょっとないな。うん、ない。<br />キャスター。君、ああいうのが本性なのかい?」
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;「君には重荷を背負わせ続けた。幸せであるのなら私も嬉しいよ。……うん。嬉しいのだけど―――<br>アレはちょっとないな。うん、ない。<br>キャスター。君、ああいうのが本性なのかい?」
 
:ムーンセルの悪戯か、過去と未来のキャスターとそのマスターたちが邂逅する。キャスターに対しては彼なりに思うところがあるようで、未来のキャスターが幸せそうなのは嬉しいようだが、さすがにあのはっちゃけっぷりにはついていけない模様。
 
:ムーンセルの悪戯か、過去と未来のキャスターとそのマスターたちが邂逅する。キャスターに対しては彼なりに思うところがあるようで、未来のキャスターが幸せそうなのは嬉しいようだが、さすがにあのはっちゃけっぷりにはついていけない模様。
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*因みに彼女の本性を見た際の感想は「アレはちょっとないな。うん、ない。」
 
*因みに彼女の本性を見た際の感想は「アレはちょっとないな。うん、ない。」
 
**彼なりにキャスターに思う所があるようで色々と無理をさせて済まないと感じている。主人公と幸せな関係を築いている彼女を見て、良かったじゃないかと語っている。
 
**彼なりにキャスターに思う所があるようで色々と無理をさせて済まないと感じている。主人公と幸せな関係を築いている彼女を見て、良かったじゃないかと語っている。
**この時のキャスターは非常に強かったので、「何で対魔力も無関係な呪術を使えるこのサーヴァントでそんなに負けまくるんだ」「そりゃお釈迦様に逃避する訳だ」なのと揶揄されることも。彼の超回復コードキャストも厄介ではあったのだが。<br />しかし、ここでの戦いは後の彼が作った聖杯戦争のルールに則ってのもので、その強さがこの彼が戦っていたであろうトライアルでどれだけ通用していたかは分からない。
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**この時のキャスターは非常に強かったので、「何で対魔力も無関係な呪術を使えるこのサーヴァントでそんなに負けまくるんだ」「そりゃお釈迦様に逃避する訳だ」なのと揶揄されることも。彼の超回復コードキャストも厄介ではあったのだが。<br>しかし、ここでの戦いは後の彼が作った聖杯戦争のルールに則ってのもので、その強さがこの彼が戦っていたであろうトライアルでどれだけ通用していたかは分からない。
 
*仮に彼が聖杯戦争の最終的な勝利者になったとしても、人類は激減こそすれ滅亡はしないだろう。と言われている。正しく行動すれば誰もが生き残れる全人類規模の戦争と言っても「正しく行動できる者」は、やはり一握りのようだ。
 
*仮に彼が聖杯戦争の最終的な勝利者になったとしても、人類は激減こそすれ滅亡はしないだろう。と言われている。正しく行動すれば誰もが生き残れる全人類規模の戦争と言っても「正しく行動できる者」は、やはり一握りのようだ。