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=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
;シータ
 
;シータ
:最愛の女性。しかしラーマーヤナにおいては運命に翻弄され離れ離れとなる。
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:最愛の女性。しかしラーマーヤナにおいては運命に翻弄され離れ離れとなる。ヴィシュヌの妻である女神ラクシュミーの化身だとも言われる。
 
<!--:本作でも第五章シナリオにてサーヴァントとして登場するが、ラーマを助けるために己の命を犠牲にした。ユーザーが入手出来るサーヴァントとしては未実装。-->
 
<!--:本作でも第五章シナリオにてサーヴァントとして登場するが、ラーマを助けるために己の命を犠牲にした。ユーザーが入手出来るサーヴァントとしては未実装。-->
 
;ラーヴァナ
 
;ラーヴァナ
:シータを連れ去った宿敵。
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:シータを連れ去った宿敵。羅刹(ラクシャーサ)の王。<br />過酷な苦行を己に課し、それによって祖父に当たる創造神ブラフマーから恩恵を受けた。<br />また破壊神シヴァの熱心な信者でもあり、彼からチャンドラハースという名前の三日月刀(シミター)を授かっている。<br />二大神から恩恵を授かったラーヴァナの慢心は留まる所を知らず、自らを三界の主と称して他の悪魔や神々との闘争に明け暮れた。<br />世界を混乱に陥れた侵略者だが、自国には善政を布いた良き王でもあった。
 
;ハヌマーン
 
;ハヌマーン
:忠臣である猿の神。
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:忠臣である猿の神。風神ヴァーユ、または破壊神シヴァの化身。<br />戦いはもちろん、シータを捜索してラーマの事を伝えて元気付けたり、負傷した味方のために遠くの山まで飛んでいき、聖なる薬草の生えた山を'''山ごと運んでくる'''等数々の活躍をし、ハヌマーンなくしてシータ奪還は叶わなかった。<br />日本ではラーマよりも知名度が高いと思われる。孫悟空のモデルになったとも言われる。
 
;スグリーバ
 
;スグリーバ
:猿の王。恩義からラーマに協力する。
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:猿の王。恩義からラーマに協力する。前猿王バーリは兄。
 
;ラクシュマナ
 
;ラクシュマナ
:異母弟にして忠臣。ラーマが王宮を追放された際、シータ共々同行した。
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:異母弟にして忠臣。ラーマが王宮を追放された際、シータ共々同行した。ラーマーヤナの最初から最後までラーマと行動を共にしている。<br />ラクシュマナもまたヴィシュヌの化身であり、ラーマがヴィシュヌの神力の二分の一を受け継いでいるなら、ラクシュマナはヴィシュヌの四分の一の力を引き継いでいると言われる(残り四分のニはもう二人の兄弟の分)。<br />ハヌマーンが万能の活躍をしている分、ラクシュマナの活躍は戦闘に集中しており、ラーヴァナ軍の主要な将を討ち取った。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「さてマスター、そろそろ出掛けないか?」
 
;「さてマスター、そろそろ出掛けないか?」
 
:マイルーム会話。マスターに出発を促す。
 
:マイルーム会話。マスターに出発を促す。
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;「余はサーヴァントであり、汝がマスターだ。しかし、余は汝に平伏することはない。当然であろう?それが世の節理というものだ」
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:マイルーム会話。サーヴァントになっても王の矜持は捨てていない。かと言ってマスターを下僕として扱う訳でもなく、対等な友人の関係を望んでいる。
    
;「彼が施しの英雄か。なるほどあの眼差しはすべてを射抜くが如くだな!彼と弓の腕を競ってもいいかマスター!」
 
;「彼が施しの英雄か。なるほどあの眼差しはすべてを射抜くが如くだな!彼と弓の腕を競ってもいいかマスター!」
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*破壊神シヴァ、創造神ブラフマーと並ぶインド神話の三大神格である維持神ヴィシュヌの化身。つまりは正真正銘神霊が出自であるが、ヴィシュヌとしての記憶も失っての人間への転生である為事実上は普通の英霊である。
 
*破壊神シヴァ、創造神ブラフマーと並ぶインド神話の三大神格である維持神ヴィシュヌの化身。つまりは正真正銘神霊が出自であるが、ヴィシュヌとしての記憶も失っての人間への転生である為事実上は普通の英霊である。
 
**出自からして神性が高いのは当然と言える一方で、神と戦う時無敵になるラーヴァナに対して高い神性は不利になるのではないかという懸念もある。というか、元々「神に対して無敵になる」肉体を授けられたラーヴァナに対抗する為にヴィシュヌが人間に転生したのがラーマであるため、'''神性を持っていたら本末転倒である。'''
 
**出自からして神性が高いのは当然と言える一方で、神と戦う時無敵になるラーヴァナに対して高い神性は不利になるのではないかという懸念もある。というか、元々「神に対して無敵になる」肉体を授けられたラーヴァナに対抗する為にヴィシュヌが人間に転生したのがラーマであるため、'''神性を持っていたら本末転倒である。'''
***さらにこの神性スキルのため、セイバーであることを加味しても[[織田信長|別の「魔王」]]にとって格好の獲物になってしまうことに……
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***さらにこの神性スキルに加え高い騎乗スキルのため、セイバーであることを加味しても[[織田信長|別の「魔王」]]にとって格好の獲物になってしまうことに……
 
*「羅刹を穿つ不滅」は投げて使うとあるが、実際のアニメーションでは高速回転する光輪となって飛んで行くというもの。<br />何故光輪になるのかと言えば、ヴィシュヌの所有する武器である戦輪(チャクラム)を模しているのかもしれない。
 
*「羅刹を穿つ不滅」は投げて使うとあるが、実際のアニメーションでは高速回転する光輪となって飛んで行くというもの。<br />何故光輪になるのかと言えば、ヴィシュヌの所有する武器である戦輪(チャクラム)を模しているのかもしれない。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;ラーマを負かした者
 
;ラーマを負かした者
:ラーマーヤナ文中において殆ど無敵のラーマが、唯一負けらしい負けを喫した相手、魔王ラーヴァナの息子インドラジット(メーガナーダ)。<br />ラーヴァナ軍の中でも最強の戦士として名高く、ラーヴァナ軍の大半の将が碌な活躍も無いままバタバタ倒されていく中で、ほぼ単独でラーマ軍を半壊状態に追い込み、ラーマをナーガの縄で縛って気絶させた。ナーガの縄は通常の方法では解放出来ず、縛られている間生命力を吸い取り続けるという品で、ナーガの天敵である神鳥ガルダだけが解除出来た。<br />インド英霊の強さ議論では万全のカルナと並んで度々挙がる名で、Fate的に言うならば高ランクの気配遮断と魔術を行使でき、ヴァサヴィ・シャクティ、ブラフマーストラ、パーシュパタを全て所持している(自重した[[アルジュナ]]と違ってきっちり使っている)アーチャーと言ったところ。
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:ラーマーヤナ文中において殆ど無敵のラーマが、唯一負けらしい負けを喫した相手、魔王ラーヴァナの息子インドラジット(メーガナーダ)。<br />ラーヴァナ軍の中でも最強の戦士として名高く、ラーヴァナ軍の大半の将が碌な活躍も無いままバタバタ倒されていく中で、ほぼ単独でラーマ軍を半壊状態に追い込み、ラーマをナーガの縄で縛って気絶させた。ナーガの縄は通常の方法では解放出来ず、縛られている間生命力を吸い取り続けるという品で、ナーガの天敵である神鳥ガルダだけが解除出来た。<br />インド英霊の強さを語る時、万全のカルナと並んで度々挙がる名で、Fate的に言うならば高ランクの気配遮断と魔術を行使でき、ヴァサヴィ・シャクティ、ブラフマーストラ、パーシュパタを全て所持している(自重した[[アルジュナ]]と違ってきっちり使っている<ref>使っているが、武器に宿ったブラフマーとシヴァがラーマの味方をしたため、最強の武器であるはずのこれらは効力を発揮せず、何の損害も与えることは出来なかった。</ref>アーチャーと言ったところ。
    
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
 
*[[サーヴァント]]
 
*[[サーヴァント]]
 
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== 脚注 ==
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<references/>
 
{{DEFAULTSORT:らあま}}
 
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[[Category:登場人物ら行]]
 
[[Category:登場人物ら行]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:セイバー]]
 
[[Category:セイバー]]
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