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| 人間を超越した能力を持つが、それは長大な寿命を活かして能力を磨き上げた結果である。彼らの力は「人間の延長線上」にあり、人間の寿命が数千年単位以上であったならば誰でも同等の能力が得られることになる。<br />不老不死である吸血鬼の肉体は、人間という器にとって過ぎたモノである故、彼らの肉体は急速に劣化していく。それを補うために、他人の血液を吸って、肉体を固定させている。言い方を変えるならば「エネルギーを補給し続ける必要がある不老不死」。<br>長い年月を生きたものほど損傷が大きく、それを補うには通常の生命では間に合わなくなるため、人間よりも種として優れる動物を取り込むことも。取り込んだ動物は使い魔のように使役することが可能。 | | 人間を超越した能力を持つが、それは長大な寿命を活かして能力を磨き上げた結果である。彼らの力は「人間の延長線上」にあり、人間の寿命が数千年単位以上であったならば誰でも同等の能力が得られることになる。<br />不老不死である吸血鬼の肉体は、人間という器にとって過ぎたモノである故、彼らの肉体は急速に劣化していく。それを補うために、他人の血液を吸って、肉体を固定させている。言い方を変えるならば「エネルギーを補給し続ける必要がある不老不死」。<br>長い年月を生きたものほど損傷が大きく、それを補うには通常の生命では間に合わなくなるため、人間よりも種として優れる動物を取り込むことも。取り込んだ動物は使い魔のように使役することが可能。 |
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− | 英霊が「人類史を肯定するモノ。人間世界の秩序を護るもの」であるのに対して、死徒は「人類史を否定するモノ。人間世界のルールを汚すために存在してきたもの」である。故に、死徒は「人が作りし宝具」「神が人のために用意した宝具」による加護を否定することが出来る。<br />『Fake』にて死徒ジェスターがオーランド配下の宝具を持った警官たちと接触した際には宝具の能力を無効化し一方的に蹂躙する力を見せている。<br />逆に英霊がサーヴァントとして召喚され得るような人理が命として脈動する世界(『Fate』世界)では死徒は弱体化し、『月姫』世界ほどの力を持てないとされている。 | + | 英霊が「人類史を肯定するモノ。人間世界の秩序を護るもの」であるのに対して、死徒は「人類史を否定するモノ。人間世界のルールを汚すために存在してきたもの」である。故に、死徒は「人が作りし宝具」「神が人のために用意した宝具」による加護を否定することが出来る。<br />『Fake』にて死徒ジェスターがオーランド配下の宝具を持った警官たちと接触した際には宝具の能力を無効化し一方的に蹂躙する力を見せている。<br />逆に英霊がサーヴァントとして召喚され得るような人理が命として脈動する世界(『Fate』世界)では死徒は弱体化し、「[[月姫|某作品]]」世界ほどの力を持てないとされている。 |
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| === 死徒二十七祖 === | | === 死徒二十七祖 === |
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| 二十七祖はそれぞれ独自の方法で「不老不死」を定義しているとされ、ネロ・カオスは「混沌」、ロアは「転生」、ズェピアは「現象」と、そのやり方は多岐に渡る。<br /> | | 二十七祖はそれぞれ独自の方法で「不老不死」を定義しているとされ、ネロ・カオスは「混沌」、ロアは「転生」、ズェピアは「現象」と、そのやり方は多岐に渡る。<br /> |
− | なお、祖の中には預言者の役割を持ったものがおり、外敵や内紛で祖が滅ぼされそうになると、後継者を作るよう通達がされる。これは「薔薇の予言」と呼ばれている。<br />預言者である「彼女」が以下の内の誰であるかは、明言はされていない。 | + | なお、祖の中には預言者の役割を持ったものがおり、外敵や内紛で祖が滅ぼされそうになると、後継者を作るよう通達がされる。これは「薔薇の予言」と呼ばれている。 |
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| ==== 二十七祖リスト ==== | | ==== 二十七祖リスト ==== |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *「薔薇の預言者」は「彼女」なので候補は三人。アルトルージュ、リタ、スミレ。「薔薇」なだけに、リタ・ロズィーアンあたりが順当か? | + | *リメイク版月姫では死徒二十七祖の設定や序列が一新される。具体的には当時は新しいと思ったが今となってはやり尽くされていてつまらないと判断したものを削除したり、重要性が増したものにさらに手を加えたり等。 |
| + | *「薔薇の預言者」は「彼女」なので(現在発表されている設定上は)候補は三人。アルトルージュ、リタ、スミレ。「薔薇」なだけに、リタ・ロズィーアンあたりが順当か? ただし上述通り設定が変更されている可能性もある。 |
| *教会に封印されている死徒の内、三体がナルバレック、二体が[[バルトメロイ・ローレライ]]によるもの。他は不明。 | | *教会に封印されている死徒の内、三体がナルバレック、二体が[[バルトメロイ・ローレライ]]によるもの。他は不明。 |
| *死徒二十七祖の順位は純然な強弱関係ではなく、発見された時期や後継者への順位継承などで色々と雑然としている。まぁ、それ位適当じゃ無ければそもそもORTやプライミッツ・マーダーなんかが二十七祖入りする筈が無い。 | | *死徒二十七祖の順位は純然な強弱関係ではなく、発見された時期や後継者への順位継承などで色々と雑然としている。まぁ、それ位適当じゃ無ければそもそもORTやプライミッツ・マーダーなんかが二十七祖入りする筈が無い。 |
| *第十位以上は通常の概念では打倒し得ない、と言われているが、十三位のタタリは明らかに通常の概念では倒せない。 | | *第十位以上は通常の概念では打倒し得ない、と言われているが、十三位のタタリは明らかに通常の概念では倒せない。 |
| *物量や不死性を全面に出した者が多くを占めるとされ、圧倒的な火力を誇る[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の「約束された勝利の剣」は彼らの天敵とされる。<br />一方、「約束された勝利の剣」に耐える程のタフネスを誇る祖も居るが、そういった祖には[[クー・フーリン|ランサー]]の「刺し穿つ死棘の槍」が効果的だという。<br />コレらの点から、五次の三騎士は祖を相手に高い勝率を誇るという。 | | *物量や不死性を全面に出した者が多くを占めるとされ、圧倒的な火力を誇る[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の「約束された勝利の剣」は彼らの天敵とされる。<br />一方、「約束された勝利の剣」に耐える程のタフネスを誇る祖も居るが、そういった祖には[[クー・フーリン|ランサー]]の「刺し穿つ死棘の槍」が効果的だという。<br />コレらの点から、五次の三騎士は祖を相手に高い勝率を誇るという。 |
− | *奈須氏曰わく平均的なサーヴァントと祖が闘えば互角だが基本的にはサーヴァント側が有利。<br />特に五次の三騎士である[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[エミヤ|アーチャー]]、[[クー・フーリン|ランサー]]の三体は楽勝だという。<br />後に相性に寄る所が大きく、互いに殺す手段がある以上は状況次第とも発言している。<br />但し、プライミッツ・マーダーとORTは別格と語っている。 | + | *奈須氏曰わく平均的なサーヴァントと祖が闘えば互角だが基本的にはサーヴァント側が有利。<br />特に五次の三騎士である[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[エミヤ|アーチャー]]、[[クー・フーリン|ランサー]]の三体の戦いは安心して見守れるという。<br />後に相性に寄る所が大きく、互いに殺す手段がある以上は状況次第とも発言している。<br />但し、プライミッツ・マーダーとORTは別格と語っている。 |
| *魔術的な手段による死徒化の具体的な方法は出てきてなかったが、ネロは死徒となる際に決めた盟約に逆らえないと何らかの制限をほのめかしている。シャーレイは薬による不完全とはいえ死徒化を果たしたが、そのような制限などは見受けられていない。 | | *魔術的な手段による死徒化の具体的な方法は出てきてなかったが、ネロは死徒となる際に決めた盟約に逆らえないと何らかの制限をほのめかしている。シャーレイは薬による不完全とはいえ死徒化を果たしたが、そのような制限などは見受けられていない。 |
| *上述通りジェスターはオーランド配下の宝具を破壊しているが、ジェスター本人が「同じ宝具でも『座』の使者たる英霊が使うなら話は別」「英霊ならば私に勝てたかも」と語っており、あくまで上のような一方的な格差は人間が宝具を振るった時の場合の模様(実際[[アサシン (Fake)|アサシン]]の『妄想心音』は通用した)。<br>また、[[ハンザ・セルバンテス]]曰く「'''このレベルの死徒には'''、聖別された専用の武器を使うか……魔眼や獣化の『特異点』持ち、あるいは純粋に高レベルの魔術師でも無い限り対処できない」とのことで、同じ宝具でもジェスターのレベル未満の死徒に対して使った場合はまた別の結果になる可能性もあると思われる。<br>他に、[[アレクサンドル・デュマ|キャスター]]も「'''今の装備じゃ'''、勝ち目ねえぞ?」「'''今のカスタマイズは'''『人の力』を押し上げるのに特化してるからな」と宝具の能力の相性によってはまた別であることを仄めかしている。 | | *上述通りジェスターはオーランド配下の宝具を破壊しているが、ジェスター本人が「同じ宝具でも『座』の使者たる英霊が使うなら話は別」「英霊ならば私に勝てたかも」と語っており、あくまで上のような一方的な格差は人間が宝具を振るった時の場合の模様(実際[[アサシン (Fake)|アサシン]]の『妄想心音』は通用した)。<br>また、[[ハンザ・セルバンテス]]曰く「'''このレベルの死徒には'''、聖別された専用の武器を使うか……魔眼や獣化の『特異点』持ち、あるいは純粋に高レベルの魔術師でも無い限り対処できない」とのことで、同じ宝具でもジェスターのレベル未満の死徒に対して使った場合はまた別の結果になる可能性もあると思われる。<br>他に、[[アレクサンドル・デュマ|キャスター]]も「'''今の装備じゃ'''、勝ち目ねえぞ?」「'''今のカスタマイズは'''『人の力』を押し上げるのに特化してるからな」と宝具の能力の相性によってはまた別であることを仄めかしている。 |
− | *リメイク版月姫では死徒二十七祖の設定や序列が一新される。具体的には当時は新しいと思ったが今となってはやり尽くされていてつまらないと判断したものを削除したり、重要性が増したものにさらに手を加えたり等。
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