差分

18 バイト追加 、 2016年5月5日 (木) 22:18
編集の要約なし
11行目: 11行目:     
; 略歴
 
; 略歴
: Fate/zeroとのコラボイベント「Fate/Accel Zero Order」にて登場。 [[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]を阻止するために抑止力によって現界した。
+
: 『Fate/Zero』とのコラボイベント「Fate/Accel Zero Order」にて登場。 [[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]を阻止するために[[抑止力]]によって現界した。
: 本イベントの世界においては、アインツベルンがZeroやSNの世界よりも10年早く天の衣としてのホムンクルスを完成させていたため、アンリマユに汚染された聖杯が起動する可能性が高く、人類滅亡の危機として抑止力に認識された模様。<ref>なお、このイベントの世界ではアイリスフィールがマスターとして単独で参戦しているため、衛宮切嗣はアインツベルンに雇われておらず、登場しない。</ref>
+
: 本イベントの世界においては、アインツベルンが『Zero』や『stay night』の世界よりも10年早く天の衣としてのホムンクルスを完成させていたため、[[アンリマユ]]に汚染された聖杯が起動する可能性が高く、人類滅亡の危機として抑止力に認識された模様。<ref>なお、このイベントの世界では[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]がマスターとして単独で参戦しているため、[[衛宮切嗣]]はアインツベルンに雇われておらず、登場しない。</ref>
: 主人公が[[ジル・ド・レェ|キャスター]]を倒している間に[[雨生龍之介]]を殺害。さらに聖杯起動阻止の最短かつ確実な手段としてアイリスフィールの殺害を試みるが、目的を同じくしつつも異なる手段を取るカルデア陣営と戦闘となる。
+
: [[主人公 (Grand Order)|主人公]]が[[ジル・ド・レェ|キャスター]]を倒している間に[[雨生龍之介]]を殺害。さらに聖杯起動阻止の最短かつ確実な手段として[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]の殺害を試みるが、目的を同じくしつつも異なる手段を取るカルデア陣営と戦闘となる。
: その後、幾度か交戦した後、孔明の説得に応じて共同前線をとった。大聖杯の破壊後には、主人公たちを敢えて帰還させた上で、単独で聖杯を汚染させた[[アンリマユ|元凶]]と戦う。
+
: その後、幾度か交戦した後、[[ウェイバー・ベルベット|孔明]]の説得に応じて共同前線をとった。大聖杯の破壊後には、主人公たちを敢えて帰還させた上で、単独で聖杯を汚染させた元凶であるアンリマユと戦う。
 
; 人物
 
; 人物
: 赤いフードを纏っており、素顔は浅黒い肌に白髪とその姿は[[エミヤ|赤い外套を纏った守護者]]を彷彿させる。
+
: 赤いフードを纏っており、素顔は浅黒い肌に白髪とその姿は同名の守護者[[エミヤ]]を彷彿させる。
 
: 性格は青年期のモノに近いが、どこの戦場に呼ばれようとも、常に人智を超えた理由と目的で血を流し、最短手順で世界滅亡の原因を解決するのならば手段を選ばない。
 
: 性格は青年期のモノに近いが、どこの戦場に呼ばれようとも、常に人智を超えた理由と目的で血を流し、最短手順で世界滅亡の原因を解決するのならば手段を選ばない。
 
: 故に、「甘ったれた人間」といった人倫の枠に囚われた者とは相容れない。とはいえ、是も非もないと観念し、選択の余地などないという思考の元で動いており、人間性を失ったわけではない。
 
: 故に、「甘ったれた人間」といった人倫の枠に囚われた者とは相容れない。とはいえ、是も非もないと観念し、選択の余地などないという思考の元で動いており、人間性を失ったわけではない。
40行目: 40行目:     
== 真名:エミヤ ==
 
== 真名:エミヤ ==
:守護者と呼ばれるもので、人類の“存続するべき”集合無意識が生み出した防衛装置のようなもの。この防衛の在り方は人類側の抑止力とも呼ばれる。「名も無い人々」が選出した、「顔の無い正義」の代表者。
+
:生前の名は「[[衛宮切嗣]]」。本来の彼は英霊ではなく、守護者と呼ばれる英霊もどき。人類の“存続するべき”集合無意識が生み出した防衛装置のようなもので、この防衛の在り方は人類側の抑止力とも呼ばれる。「名も無い人々」が選出した、「顔の無い正義」の代表者。
 +
:生前の彼は暗殺者として多数をその手で殺めた。<br>何かを切り捨てることでしか使命を果たせない、そういう星の元に生まれてしまった。それでも、自ら望んだ運命の果てに守護者となった。誰に強いられたわけでも、屈したわけでもなく。<br>どこかで折れて、砕けなかったばかりに、最後まで「正義の味方」を辞められなかったばかりに、死んだ後まで安息と救いを得ることなく、抑止力の一部へと成り果ててしまった。
   −
:その一人は「贋作屋」「錬鉄の英雄」の二つ名を持つ守護者「エミヤ」がいるが、この守護者は「エミヤ」という名であれど、彼と同一人物ではない。<br>また彼と違い、英霊の座や正しい人類史に存在せず、彼と比べて呼び出される状況が極めて限定的である。―――それこそ、人類史そのものを根底から破壊せんとする脅威……グランドオーダー案件でない限りは。
+
:同名の守護者に「贋作屋」「錬鉄の英雄」の二つ名を持つ「[[エミヤ]]」がいるが、この守護者は彼と同一人物ではない。<br>また彼と違い、英霊の座や正しい人類史に存在せず、彼と比べて呼び出される状況が極めて限定的。人類史そのものを根底から破壊せんとする脅威、グランドオーダー案件でのみこの「あり得たであろうイフ」は存在する。
 
  −
 
  −
:“「あり得たであろうイフ」”―――世界と契約した英霊もどきの守護者「エミヤ」。生前の彼は暗殺者として多数をその手で殺めた。<br>何かを切り捨てることでしか使命を果たせない、そういう星の元に生まれてしまった。それでも、自ら望んだ運命の果てに守護者となった。誰に強いられたわけでも、屈したわけでもなく。<br>どこかで折れて、砕けなかったばかりに、最後まで「正義の味方」を辞められなかったばかりに、死んだ後まで安息と救いを得ることなく、抑止力の一部へと成り果ててしまった。
  −
 
  −
 
  −
:人として生きていた頃の名は「衛宮切嗣」。彼はこれからも人類を救い続ける。そのために血が流れ、犠牲が生まれようとも――――。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: アサシンのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストはAKIRA。
+
: アサシンのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストはAKIRA氏。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
61行目: 56行目:     
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
:Grand Orderにおける特異点では接点ではないが、世界を滅ぼす要因とされているため抹殺対象。[[Fate/Zero|別の可能性]]では夫婦となっている。
+
:『Grand Order』における特異点では接点ではないが、世界を滅ぼす要因とされているため抹殺対象。[[Fate/Zero|別の可能性]]では夫婦となっている。
 
:そういった縁もあってか、アイリスフィールが犠牲にならずに済む方法を提示されると、「どうにも説明しがたい葛藤」があると述べていた。
 
:そういった縁もあってか、アイリスフィールが犠牲にならずに済む方法を提示されると、「どうにも説明しがたい葛藤」があると述べていた。
   81行目: 76行目:  
:マイルーム会話絆Lv5。どんな人間と悲劇に屈することなく向き合い、絆を築けるマスターならば、自分が出来なかったことを成し遂げられると安堵した。
 
:マイルーム会話絆Lv5。どんな人間と悲劇に屈することなく向き合い、絆を築けるマスターならば、自分が出来なかったことを成し遂げられると安堵した。
 
== メモ ==
 
== メモ ==
*「時のある間に薔薇を摘め」はイギリスの詩人、ロバート・ヘリックの詩から。また、絆レベル4で解放されるマテリアルに「時は流れ、今日には微笑む花も明日には枯れ果てる」という文も記載されている。
+
*「時のある間に薔薇を摘め」はイギリスの詩人、ロバート・ヘリックの詩から。また、マテリアルの宝具解説文に記載されている「時は流れ、今日には微笑む花も明日には枯れ果てる」という文章はその詩にて宝具名に続く言葉である。
 
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;ミスリード?
 
;ミスリード?
 
:真名の表記が「エミヤ」で、なおかつ彼のイメージカラーとも言える赤い色のフードを纏っていたため、初見ではあたかも従来のエミヤが別クラスで召喚されたかのような、プレイヤーのミスリードを誘う存在となっている。ただし、発表された当初より彼が「衛宮切嗣の方のエミヤなのでは?」と予想する声も多かった。
 
:真名の表記が「エミヤ」で、なおかつ彼のイメージカラーとも言える赤い色のフードを纏っていたため、初見ではあたかも従来のエミヤが別クラスで召喚されたかのような、プレイヤーのミスリードを誘う存在となっている。ただし、発表された当初より彼が「衛宮切嗣の方のエミヤなのでは?」と予想する声も多かった。
:理由としては「ナイフに銃器という装備」「宝具名に『時』の文字」「Zeroのイベントなのに主人公の切嗣由来の概念礼装がない」「CMに一瞬映る目が死んでいる」など。あるいは[[天草四郎時貞|彼のような前例]]があったことも、その原因の一つなのかもしれない。
+
:理由としては「ナイフに銃器という装備」「宝具名に『時』の文字」「『Zero』のイベントなのに主人公の切嗣由来の概念礼装がない」「CMに一瞬映る目が死んでいる」など。あるいは[[天草四郎時貞]]ような前例があったことも、その原因の一つなのかもしれない。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
1,646

回編集