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触媒とは、サーヴァントとなる英霊を指定して召喚する場合に必要となる物品のことを言う。
触媒とは、サーヴァントとなる英霊を指定して召喚する場合に必要となる物品のことを言う。
聖杯は本来、そのマスターに相応しいサーヴァント(相性の良いサーヴァント)を招く。聖杯が選んだサーヴァントが召喚される。<br>これに対し、マスターが召喚の儀式の際、サーヴァントとなる英霊を指定して召喚しようとする場合、触媒を用いることでそれが可能になる。触媒は、その対象となった英霊とゆかりの深い品を必要とする。<br>触媒が英霊とゆかりの深い品であれば、マスターとの相性が悪い場合でも召喚ができる。触媒が英霊とゆかりの浅いものである場合は、触媒とマスターとの相性、双方が考慮され決定される。<br>また、触媒が複数の英霊に対応した物の場合、その複数の中からマスターとの相性がよい英霊が召喚される。(本編中ではこの話題が出たことはないが、『complete material III』にて、複数の英霊に対応した触媒としての例にトロイ戦争のシンボルたる「トロイの城門」があげられている。また、『Apocrypha』では[[獅子劫界離]]が「円卓の欠片」を用いてこの特性を意図的に利用している)
聖杯は本来、そのマスターに相応しいサーヴァント(相性の良いサーヴァント)を招く。聖杯が選んだサーヴァントが召喚される。<br>これに対し、マスターが召喚の儀式の際、サーヴァントとなる英霊を指定して召喚しようとする場合、触媒を用いることでそれが可能になる。触媒は、その対象となった英霊とゆかりの深い品を必要とする。<br>触媒が英霊とゆかりの深い品であれば、マスターとの相性が悪い場合でも召喚ができる。触媒が英霊とゆかりの浅いものである場合は、触媒とマスターとの相性、双方が考慮され決定される。<br>また、触媒が複数の英霊に対応した物の場合、その複数の中からマスターとの相性がよい英霊が召喚される。(本編中ではこの話題が出たことはないが、『complete material III』にて、複数の英霊に対応した触媒としての例にトロイ戦争のシンボルたる「トロイの城門」があげられている。また、『Apocrypha』では[[獅子劫界離]]が「円卓の欠片」を用いてこの特性を意図的に利用している)例としては、「アルゴー船の残骸」を触媒にした場合には船長の[[イアソン]]を始め[[ヘラクレス|大英雄]]、[[メディア|裏切りの魔女]]、[[アタランテ|純潔の狩人]]等の中からマスターと相性の良い英霊が召喚される。
なお、触媒によって指定できるのは招かれる英霊のみであり、その英霊が複数のクラス資格を持っていた場合、触媒によってクラスを指定することはできない(単一のクラス資格しか持っていない場合は考慮する必要はない。またバーサーカーに関しては前述のように詠唱によってクラスを決定出来る)。<br>本編中では、[[遠坂時臣]]が、[[ギルガメッシュ]]がアーチャーとして呼ばれたことを嘆く描写が見られる。
なお、触媒によって指定できるのは招かれる英霊のみであり、その英霊が複数のクラス資格を持っていた場合、触媒によってクラスを指定することはできない(単一のクラス資格しか持っていない場合は考慮する必要はない。またバーサーカーに関しては前述のように詠唱によってクラスを決定出来る)。<br>本編中では、[[遠坂時臣]]が、[[ギルガメッシュ]]がアーチャーとして呼ばれたことを嘆く描写が見られる。
クラスの選定基準は不明だが、主に知名度やマスターとの相性で決定されるようだ。また、クラスに応じた「筐」はそれぞれ一つしかないため、既に特定のクラスの枠が埋まっている場合、後に召喚された英霊はそのクラスにつくことができないという制限もある。
クラスの選定基準は不明だが、主に知名度やマスターとの相性で決定されるようだ。また、クラスに応じた「筐」はそれぞれ一つしかないため、既に特定のクラスの枠が埋まっている場合、後に召喚された英霊はそのクラスにつくことができないという制限もある。
触媒自体も非常に高価であり、『Apocrypha』では冬木の聖杯戦争のシステムが知れ渡ったことで世界中に聖遺物が離散してしまう。高名な英霊の聖遺物ほど当然高価になり、協会を含め入手が困難であり、[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]も[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]、[[ギルガメッシュ|英雄王]]、[[イスカンダル|征服王]]は是非とも召喚したかったのだが、聖遺物を入手することが出来なかった。
==== 第三次 ====
==== 第三次 ====