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104 バイト除去 、 2013年9月9日 (月) 20:42
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;能力
 
;能力
:理性が失われているにもかかわらず、第四次の強豪達を驚嘆させるほどの武技の冴えと周到さを誇る。。<br>これは彼独自の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『無窮の武練』によるもので、いかなる状況・属性を持っていても、その戦闘技術が劣化することは無い。また魔除けの指輪に由来する対魔力を持つ。<br>一方で狂化スキルによって能力強化もされてはいるが、燃費の悪さは半端ではなく、その魔力負担は作者からは「法外」と称されるほど。<br>最終宝具を解禁した最終戦では本来ならマスター抜きでも数時間活動可能な予備魔力を10秒で使いきってしまった。
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:理性が失われているにもかかわらず、第四次の強豪達を驚嘆させるほどの武技の冴えと周到さを誇る。<br>これは彼独自の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『無窮の武練』によるもので、いかなる状況・属性を持っていても、その戦闘技術が劣化することは無い。また魔除けの指輪に由来する対魔力を持つ。<br>一方で狂化スキルによって能力強化もされてはいるが、燃費の悪さは半端ではなく、その魔力負担は作者からは「法外」と称されるほど。<br>最終宝具を解禁した最終戦では本来ならマスター抜きでも数時間活動可能な予備魔力を10秒で使いきってしまった。
    
=== [[宝具]] ===
 
=== [[宝具]] ===
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;己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)
 
;己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)
: ランク:B<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:0<br> 最大捕捉:1人<br /> 由来:友人の名誉のために変装で正体を隠したまま馬上試合で勝利したエピソード<br>自らのステータスと姿を隠蔽する能力。聖杯戦争に参加するマスターは本来、サーヴァントの姿を視認すればそのステータス数値を看破できるが、彼はこの能力によりそれを隠蔽することが可能。また、黒い靄状の魔力によって、姿の細部が分からなくなっている。<br>本来は姿を隠蔽するのみならず、変装も可能とする。また現在の彼では狂化の影響によって変装は不可能だが、令呪の力を借りることで、一時的にライダーの姿に変装することができた。<br />本来、彼の生前をよく知るセイバーは、鎧姿を見ただけで真名の看破が可能だが、この能力による黒い靄により姿が判然としなかったため、聖杯戦争終盤まで真名の看破はできなかった。
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: ランク:B<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:0<br> 最大捕捉:1人<br> 由来:友人の名誉のために変装で正体を隠したまま馬上試合で勝利したエピソード<br>自らのステータスと姿を隠蔽する能力。聖杯戦争に参加するマスターは本来、サーヴァントの姿を視認すればそのステータス数値を看破できるが、彼はこの能力によりそれを隠蔽することが可能。また、黒い靄状の魔力によって、姿の細部が分からなくなっている。<br>本来は姿を隠蔽するのみならず、変装も可能とする。また現在の彼では狂化の影響によって変装は不可能だが、令呪の力を借りることで、一時的にライダーの姿に変装することができた。<br>本来、彼の生前をよく知るセイバーは、鎧姿を見ただけで真名の看破が可能だが、この能力による黒い靄により姿が判然としなかったため、聖杯戦争終盤まで真名の看破はできなかった。
    
;無毀なる湖光(アロンダイト)
 
;無毀なる湖光(アロンダイト)
: ランク:A++<br /> 種別:対人宝具<br /> レンジ:1〜2<br /> 最大捕捉:1人<br /> 由来:ランスロットの愛刀アロンダイト<br />バーサーカー本来の宝具。<br />上記二つの宝具を封印することによって解放できる。絶対に刃が毀れることのない名剣。「約束された勝利の剣」と起源を同じくする神造兵装。もとは聖剣だったが、[[セイバー (EXTRA・白)|同胞だった騎士]]の親族を斬ったことで魔剣としての属性を得てしまった。<br />全てのパラメーターを1ランク上昇させ、また、全てのST判定で成功率を2倍にする。更に、竜退治の逸話を持つため、竜属性を持つ者に対しては追加ダメージを負わせる。
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: ランク:A++<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:1〜2<br> 最大捕捉:1人<br> 由来:ランスロットの愛刀アロンダイト<br>バーサーカー本来の宝具。<br>上記二つの宝具を封印することによって解放できる。絶対に刃が毀れることのない名剣。「約束された勝利の剣」と起源を同じくする神造兵装。もとは聖剣だったが、[[セイバー (EXTRA・白)|同胞だった騎士]]の親族を斬ったことで魔剣としての属性を得てしまった。<br>全てのパラメーターを1ランク上昇させ、また、全てのST判定で成功率を2倍にする。更に、竜退治の逸話を持つため、竜属性を持つ者に対しては追加ダメージを負わせる。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:'''Arthur(アーサー)'''。正体とともに、叫び声の意味が明らかになる。<br>狂化し言語能力を失っても、なお忘れぬその名前。
 
:'''Arthur(アーサー)'''。正体とともに、叫び声の意味が明らかになる。<br>狂化し言語能力を失っても、なお忘れぬその名前。
   −
;「我は―――疎まれし者―――嘲られし者―――蔑まれし者―――」<br />「我が名は賛歌に値せず―――我が身は羨望に値せず―――我は英霊の輝きが生んだ影―――眩き伝説の陰に生じた闇―――」<br />「故に――我は憎悪する―――我は怨嗟する―――」<br />「あの貴影こそ我が恥辱―――その誉れが不朽であるが故、我もまた<ruby><rb>永久</rb><rt>とわ</rt></ruby>に貶められる―――」<br />「貴様は、贄だ―――」<br />「さあ、もっと寄越せ―――貴様の<ruby><rb>生命</rb><rt>いのち</rt></ruby>を、貴様の血肉を―――我が憎しみを駆動させるために―――ッ!!」
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;「我は―――疎まれし者―――嘲られし者―――蔑まれし者―――<br> 我が名は賛歌に値せず―――我が身は羨望に値せず―――<br> 我は英霊の輝きが生んだ影―――眩き伝説の陰に生じた闇―――<br> 故に――我は憎悪する―――我は怨嗟する―――<br> あの貴影こそ我が恥辱―――<br> その誉れが不朽であるが故、我もまた<ruby><rb>永久</rb><rt>とわ</rt></ruby>に貶められる―――<br>「貴様は、贄だ―――<br> さあ、もっと寄越せ―――貴様の<ruby><rb>生命</rb><rt>いのち</rt></ruby>を、貴様の血肉を―――<br> 我が憎しみを駆動させるために―――ッ!!」
 
:雁夜の悪夢にて。<br>自身を裁かなかったアーサー王に憎悪に近い感情を持っていた事が伺える。
 
:雁夜の悪夢にて。<br>自身を裁かなかったアーサー王に憎悪に近い感情を持っていた事が伺える。
   −
;「私は……貴方の手で、裁かれたかった。<br>王よ……他の誰でもない、あなた自身の怒りによって、我が身の罪を問われたかった……」
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;「私は……貴方の手で、裁かれたかった。<br> 王よ……他の誰でもない、あなた自身の怒りによって、我が身の罪を問われたかった……」
 
:王と同じ理想を抱きながらも、その理想に殉ずるにはあまりにも弱すぎた男の本音。
 
:王と同じ理想を抱きながらも、その理想に殉ずるにはあまりにも弱すぎた男の本音。
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:雁夜陣営ルートにおけるバーサーカーの第一声。<br>狂化のきの字もない執事ぶりとロン毛にスーツの立ち絵は「このキャラ誰だっけ?」と皆に思わせた。
 
:雁夜陣営ルートにおけるバーサーカーの第一声。<br>狂化のきの字もない執事ぶりとロン毛にスーツの立ち絵は「このキャラ誰だっけ?」と皆に思わせた。
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;「申し訳ありません。<br>自分なりにペース配分を考えているのですが、いかんせんカリヤの魔力提供はヘボすぎて論外です。」
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;「申し訳ありません。<br> 自分なりにペース配分を考えているのですが、いかんせんカリヤの魔力提供はヘボすぎて論外です。」
 
:武装解除して魔力の吸収を節約してもなお出歩くだけで死にかけている雁夜に毒舌を浴びせる。
 
:武装解除して魔力の吸収を節約してもなお出歩くだけで死にかけている雁夜に毒舌を浴びせる。
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;「い、いえ、他人のそら似でしょう。拙は生粋の冬木人。乱・素玄人と申す者。」
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;「い、いえ、他人のそら似でしょう。<br> 拙は生粋の冬木人。乱・素玄人と申す者。」
 
:素顔で町中を歩いていたことが災いして出くわしたセイバーに「面識は無いだろうか」と詰め寄られた時に飛び出した苦しすぎる言い逃れ。<br>セイバーはもちろん誰か気付いた上で追求している。
 
:素顔で町中を歩いていたことが災いして出くわしたセイバーに「面識は無いだろうか」と詰め寄られた時に飛び出した苦しすぎる言い逃れ。<br>セイバーはもちろん誰か気付いた上で追求している。
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;「いける」
 
;「いける」
:『戦車男』での彼はダラッとしたTシャツ姿にいつもの兜だけをかぶった怪しすぎる人物である。対人恐怖症であるため、ネット上ではそこそこ喋れるがオフラインではスケッチブックに文字を書いての会話しかできない。<br>「エルメロイの女」との初デートに不安を覚える戦車男への激励の一言。もちろんスケッチブックで。
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:『戦車男』での彼はダラッとしたTシャツ姿にいつもの兜だけをかぶった怪しすぎる人物である。<br>対人恐怖症であるため、ネット上ではそこそこ喋れるがオフラインではスケッチブックに文字を書いての会話しかできない。<br>「エルメロイの女」との初デートに不安を覚える戦車男への激励の一言。もちろんスケッチブックで。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;ランスロットの強さ
 
;ランスロットの強さ
:妖精(湖の乙女)に育てられ、その加護を受けた「湖の騎士」ランスロット。伝承の上では円卓の騎士最強と謳われており、単純に戦士としての技量であれば、[[セイバー|アーサー王]]、[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン卿]]を上回るとされている。<br>火を吐く大蛇(おそらく竜種)を退治した、キャメロットの試合では負け知らずだったなど、その武勲は枚挙に暇がない。「無窮の武練」「騎士は徒手にて死せず」の強力さに目が行きがちだが、その大本になったのは彼自身の無双の手練である。<br>このため、「狂化させずに本領たる「剣士」であったら、もっと強かったのでは?」と言われることも多いが、[[ギルガメッシュ]]相手に善戦出来たのは、「狂化」による能力増幅で補った結果であり、「無窮の武練」によって狂化中も技量を失わないと言う関係からバーサーカークラスとの相性もそれなりに良いため必ずしも四次において他クラスが有利とは限らない。<br />ただし、これはあくまで短期決戦における戦闘力のみを追求する場合の話。武技は幾ら冴えていても、戦士としての優れた戦場での判断・考察力や経験が損なわれるデメリットはとてつもなく大きい。<br />そして何より、サーヴァント戦ではマスターの魔術的なサポートの必要性以外に、一流のマスターが相手となれば、敵サーヴァントとの長時間の戦闘が不可避な場合も考慮せねばならない。<br />雁夜以外のマスターである場合、持久力のハンデも薄れて更に強力になる可能性はあるが、一般論として弱い英霊ですら狂戦士として使役するのは厳しく、歴代のバーサーカーのマスターは全て自滅しているため、ランスロット程のAランク以上の英霊を狂化させるという選択は狂気の沙汰以外の何でも無い。
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:妖精(湖の乙女)に育てられ、その加護を受けた「湖の騎士」ランスロット。伝承の上では円卓の騎士最強と謳われており、単純に戦士としての技量であれば、[[セイバー|アーサー王]]、[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン卿]]を上回るとされている。<br>火を吐く大蛇(おそらく竜種)を退治した、キャメロットの試合では負け知らずだったなど、その武勲は枚挙に暇がない。「無窮の武練」「騎士は徒手にて死せず」の強力さに目が行きがちだが、その大本になったのは彼自身の無双の手練である。<br>このため、「狂化させずに本領たる「剣士」であったら、もっと強かったのでは?」と言われることも多いが、[[ギルガメッシュ]]相手に善戦出来たのは、「狂化」による能力増幅で補った結果であり、「無窮の武練」によって狂化中も技量を失わないと言う関係からバーサーカークラスとの相性もそれなりに良いため必ずしも四次において他クラスが有利とは限らない。<br>ただし、これはあくまで短期決戦における戦闘力のみを追求する場合の話。武技は幾ら冴えていても、戦士としての優れた戦場での判断・考察力や経験が損なわれるデメリットはとてつもなく大きい。<br />そして何より、サーヴァント戦ではマスターの魔術的なサポートの必要性以外に、一流のマスターが相手となれば、敵サーヴァントとの長時間の戦闘が不可避な場合も考慮せねばならない。<br>雁夜以外のマスターである場合、持久力のハンデも薄れて更に強力になる可能性はあるが、一般論として弱い英霊ですら狂戦士として使役するのは厳しく、歴代のバーサーカーのマスターは全て自滅しているため、ランスロット程のAランク以上の英霊を狂化させるという選択は狂気の沙汰以外の何でも無い。
 
*Fateシリーズの続編に他の円卓の騎士が登場する度に、ファンから「彼も優秀なマスターに召喚されていたら」と惜しむ声が上がる英霊。伝承において円卓の騎士最強と謳われる彼の真の実力を見てみたいと思うファンは多い。
 
*Fateシリーズの続編に他の円卓の騎士が登場する度に、ファンから「彼も優秀なマスターに召喚されていたら」と惜しむ声が上がる英霊。伝承において円卓の騎士最強と謳われる彼の真の実力を見てみたいと思うファンは多い。
 
*なお、狂戦士・マスター雁夜と言う本編の能力で考えると、奪える武器がなく対軍宝具を持つ[[ライダー (第四次)|ライダー]]と、「騎士は徒手にて死せず」を無効化されてしまう[[ランサー (第四次)|ランサー]]が天敵とされる。ただでさえ能力的・持久力なハンデを負っているのに天敵が2人もいると言うのはとても辛い。
 
*なお、狂戦士・マスター雁夜と言う本編の能力で考えると、奪える武器がなく対軍宝具を持つ[[ライダー (第四次)|ライダー]]と、「騎士は徒手にて死せず」を無効化されてしまう[[ランサー (第四次)|ランサー]]が天敵とされる。ただでさえ能力的・持久力なハンデを負っているのに天敵が2人もいると言うのはとても辛い。
    
;「無毀なる湖光(アロンダイト)」の由来
 
;「無毀なる湖光(アロンダイト)」の由来
:アロンダイトは本来、14世紀にアーサー王伝説とは無関係の別の物語に登場した剣である。<br />その物語にはランスロットは登場せず、別の登場人物が持つ剣である。箔付けのために「元々はランスロットが持っていた剣」との故事が記されただけであるとされており、実際に彼の剣の名がアロンダイトであったのかどうかは信憑性に欠ける。<br />少なくとも、『アーサー王伝説』の中ではアロンダイトの名は記されていない。しかしその後、この「元々はランスロットが持っていた剣」という話が一人歩きをし、剣自体の伝承とは別に彼自身が多くの武勲を持つことや、彼を育てたと言われる「湖の乙女」はアーサー王にエクスカリバーを授けた精霊でもあることから、その愛剣のアロンダイトもエクスカリバーに匹敵する兄弟剣ではないか、と今日では一般にも言われるようになった。<br />伝承の上では決して刃毀れしないと言われているが、それが何故かは不明である。<br />Fateでもこの説に則ったと思われ、「約束された勝利の剣」と対を成す、同格の宝具に設定されている。小説Fate/Zero第4巻(ソフトウェア流通版)巻頭に収録されている設定によれば――<br />'''「かつて最強と謳われた騎士が愛用した名剣。エクスカリバーと起源を同じくする神造兵装であり、その強靭さにおいてはエクスカリバーにも匹敵する。当代最高の騎士だけが帯びることを許された誉れの剣だが、同胞だった騎士の親族を斬ったことで、聖剣としての格を喪失し、魔剣としての属性を得てしまった」'''<br />――とある。<br />「無毀なる湖光」の種別は常時発動型の対人宝具であり、対城宝具である「約束された勝利の剣」やその姉妹剣に当たる「転輪する勝利の剣」とは異なっているが、理由については不明である。
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:アロンダイトは本来、14世紀にアーサー王伝説とは無関係の別の物語に登場した剣である。<br>その物語にはランスロットは登場せず、別の登場人物が持つ剣である。箔付けのために「元々はランスロットが持っていた剣」との故事が記されただけであるとされており、実際に彼の剣の名がアロンダイトであったのかどうかは信憑性に欠ける。<br>少なくとも、『アーサー王伝説』の中ではアロンダイトの名は記されていない。しかしその後、この「元々はランスロットが持っていた剣」という話が一人歩きをし、剣自体の伝承とは別に彼自身が多くの武勲を持つことや、彼を育てたと言われる「湖の乙女」はアーサー王にエクスカリバーを授けた精霊でもあることから、その愛剣のアロンダイトもエクスカリバーに匹敵する兄弟剣ではないか、と今日では一般にも言われるようになった。<br>伝承の上では決して刃毀れしないと言われているが、それが何故かは不明である。<br>Fateでもこの説に則ったと思われ、「約束された勝利の剣」と対を成す、同格の宝具に設定されている。小説Fate/Zero第4巻(ソフトウェア流通版)巻頭に収録されている設定によれば――<br>'''「かつて最強と謳われた騎士が愛用した名剣。エクスカリバーと起源を同じくする神造兵装であり、その強靭さにおいてはエクスカリバーにも匹敵する。当代最高の騎士だけが帯びることを許された誉れの剣だが、同胞だった騎士の親族を斬ったことで、聖剣としての格を喪失し、魔剣としての属性を得てしまった」'''<br>――とある。<br>「無毀なる湖光」の種別は常時発動型の対人宝具であり、対城宝具である「約束された勝利の剣」やその姉妹剣に当たる「転輪する勝利の剣」とは異なっているが、理由については不明である。
*現在判明している円卓の剣は、上記の二振りに加えて、起源は異なるがモードレッドの「我が麗しき父への叛逆」までもが、いわゆる「エネルギーを放出する」真名解放型宝具。それに対してこの「無毀なる湖光」のみが常時発動型。<br />またZero劇中での戦果が戦意喪失したセイバーのみと言う事もあり、ファンからは地味な不遇宝具扱いされる事も多い。性能は騎士らしい白兵戦向きで癖も無く、超強力なのだが。
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*現在判明している円卓の剣は、上記の二振りに加えて、起源は異なるがモードレッドの「我が麗しき父への叛逆」までもが、いわゆる「エネルギーを放出する」真名解放型宝具。それに対してこの「無毀なる湖光」のみが常時発動型。<br>またZero劇中での戦果が戦意喪失したセイバーのみと言う事もあり、ファンからは地味な不遇宝具扱いされる事も多い。性能は騎士らしい白兵戦向きで癖も無く、超強力なのだが。
    
;聖剣と魔剣
 
;聖剣と魔剣
:「勝利すべき黄金の剣」がそうであったように、聖剣は不当な使い方をすると失われてしまうらしい。<br />「約束された勝利の剣」は、劇中でセイバーの[[セイバーオルタ|黒化]]に伴って「黒い聖剣」としても力を振るう。これは、湖の乙女にもヴィヴィアンとモリガンの善悪の二面性があるように、「約束された勝利の剣」にも元来二面性があるため、と言われる。<br />起源を同じくする「無毀なる湖光」も、最初からそういった二面性があったのかもしれない。
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:「勝利すべき黄金の剣」がそうであったように、聖剣は不当な使い方をすると失われてしまうらしい。<br>「約束された勝利の剣」は、劇中でセイバーの[[セイバーオルタ|黒化]]に伴って「黒い聖剣」としても力を振るう。これは、湖の乙女にもヴィヴィアンとモリガンの善悪の二面性があるように、「約束された勝利の剣」にも元来二面性があるため、と言われる。<br>起源を同じくする「無毀なる湖光」も、最初からそういった二面性があったのかもしれない。
    
;王妃ギネヴィア
 
;王妃ギネヴィア
:アーサー王の妻であり、ランスロットとの不倫によって二人を引き裂いたとされる女性。<br />Fateにおける彼女は、「実は女性だった」王に嫁がざるを得なかった悲劇の女性である。政略結婚とはいえ、彼女は王を敬愛し、尊敬し、その理想に殉じるつもりがあった。<br />当時の王女の在り方として、彼女は自分が女性であるという意識や、そもそも男女の性差の認識も薄く、王と王妃は理想によってのみ結びついているものだと信じ込んでいた。<br />結局のところ彼女は、「理想に殉じることのできる女性」ではなく、ごく普通の女性だった。理想ではない、人と人、男と女の結びつきが他にあると知ってしまった彼女は、以後、王妃でありながら愛に身を焦がす女として、自身とランスロットを窮地に追い込んでいくことになる。<br />しかし、アルトリアの方は、自身が女であるという負い目もあり、二人の関係を容認していた。「男ですらない王に嫁がされた妃」を必死に支えようとした彼には感謝すらしていた。<br />アルトリアが彼女と彼に敵対しなければならなかったのは、二人の不倫が衆目に晒されてしまったがためである。個人として二人の関係を背信とは考えておらずとも、「アーサー王」は二人を咎めぬわけにはいかなかった。<br />用語辞典に曰く、「魂の在り方として眼鏡ッ娘。外すと美人のステレオタイプ」「命を賭けた乱世のツンデレ。信念のツンと魂のデレの波状攻撃で、自身とランスロットを窮地に追い込んでいく」
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:アーサー王の妻であり、ランスロットとの不倫によって二人を引き裂いたとされる女性。<br>Fateにおける彼女は、「実は女性だった」王に嫁がざるを得なかった悲劇の女性である。政略結婚とはいえ、彼女は王を敬愛し、尊敬し、その理想に殉じるつもりがあった。<br>当時の王女の在り方として、彼女は自分が女性であるという意識や、そもそも男女の性差の認識も薄く、王と王妃は理想によってのみ結びついているものだと信じ込んでいた。<br>結局のところ彼女は、「理想に殉じることのできる女性」ではなく、ごく普通の女性だった。理想ではない、人と人、男と女の結びつきが他にあると知ってしまった彼女は、以後、王妃でありながら愛に身を焦がす女として、自身とランスロットを窮地に追い込んでいくことになる。<br>しかし、アルトリアの方は、自身が女であるという負い目もあり、二人の関係を容認していた。「男ですらない王に嫁がされた妃」を必死に支えようとした彼には感謝すらしていた。<br>アルトリアが彼女と彼に敵対しなければならなかったのは、二人の不倫が衆目に晒されてしまったがためである。個人として二人の関係を背信とは考えておらずとも、「アーサー王」は二人を咎めぬわけにはいかなかった。<br>用語辞典に曰く、「魂の在り方として眼鏡ッ娘。外すと美人のステレオタイプ」「命を賭けた乱世のツンデレ。信念のツンと魂のデレの波状攻撃で、自身とランスロットを窮地に追い込んでいく」
 
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