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: 章の最後には捨て身の戦法で敵を退けて力尽き、トリスタンを喰らって受肉したシャイタンに殺されそうになっていた呪腕のハサンを助ける。その後、右腕を失った彼はもはやハサンではない、と言う建前の下、何と彼を生きたまま山の翁から解任させる。そして生者として崩壊した時代の復興を成す使命を仄めかしつつ姿を消した。
 
: 章の最後には捨て身の戦法で敵を退けて力尽き、トリスタンを喰らって受肉したシャイタンに殺されそうになっていた呪腕のハサンを助ける。その後、右腕を失った彼はもはやハサンではない、と言う建前の下、何と彼を生きたまま山の翁から解任させる。そして生者として崩壊した時代の復興を成す使命を仄めかしつつ姿を消した。
 
; 人物
 
; 人物
: 人を殺すことについては非常に強い理念を持ち、「天命によって討たれるべきか否か」で殺すかどうかを判断する。オジマンディアスの首を一方的に落とし、さらに神霊と化した獅子王すら倒せてもおかしくない実力を持ちながら何もしなかったのは「まだ天命によって討たれるべきではない、または天命を下すのは自分ではない」からである。また、一度自身が手を掛けようとした相手が目の前にいても、その相手が身の潔白を示したりしたことでその人物の天命が過ぎ去ったと判断したら自分が手を下す事無く立ち去る。
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: 人を殺すことについては非常に強い理念を持ち、「天命によって討たれるべきか否か」で殺すかどうかを判断する。オジマンディアスの首を一方的に落とし、さらに神霊と化した獅子王すら倒せてもおかしくない実力を持ちながら何もしなかったのは「まだ天命によって討たれるべきではない、または天命を下すのは自分ではない」からである。また、一度自身が手を掛けようとした相手が目の前にいても、その相手が身の潔白を示したりしたことでその人物の天命が過ぎ去ったと判断したら自分が手を下す事無く立ち去る。なお、天命が下ったと判断して相手を討とうとしている時にはどこからともなく晩鐘の音が鳴り響き、歴代ハサン達はこの音をこのハサンが現れて天命の下った者(特に自分達)を討とうとする兆候として考えている。
: 非常に多くの事を知っており、砂漠にある建物がアトラス院である事や、そこでホームズと一緒に手に入れた情報がどのようなものかを始めから知っていた。ただし、それらを安易に全て教えるような事はせず、相手に情報の在り処や次にすべきことを示すという形で間接的に情報を提供する事が多く、全体的に相手を推し量ったり導くような形で他人と接する事が多いとも言える。
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: 非常に多くの事を知っており、砂漠にある建物がアトラス院である事や、そこでホームズと協力してやっと手に入れた情報を始めから知っていた。ただし、それらを安易に全て直接教えるような事はせず、相手にその情報の在り処や次にすべきことを示すという形で相手に情報を提供する。
: ハサン達に対しても同じような考え方であり、基本的に資格が無いと判断した者に対してはいかなる事情があろうとも容赦なく首を落としにかかる。その一方で、事前に資格無しと処断していた呪腕のハサンにも、その後を鑑みて若干屁理屈込みで新たな使命を与える等、必ずしも人の心を解さない存在ではない。(討たれるべき者ではないと判断したのかもしれないが)
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: 基本的には他人に考えさせ、行動させ、体験させることで相手を導く様に他人を接している。それは情報や計画が不足なまま助力を乞いに来た主人公のみならず、聖剣を返す事を隠しているベティヴィエールやボロボロの姿になりながらも自分の首を差し出そうとするハサン、果ては主への忠誠を尽くしきれなかった事を後悔している、先ほどまで自分と剣を交えていたガウェインに対しても同じである。
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: ハサン達に対しても同じような考え方であり、基本的に資格が無いと判断した者に対してはいかなる事情があろうとも容赦なく首を落としにかかる。その一方で、事前に資格無しと処断していた呪腕のハサンにも、その後を鑑みて殺さずに新たな使命を与える等、必ずしも人の心を解さない存在ではない。
 
; 能力
 
; 能力
 
: はっきり言って、『サーヴァント』として考えるには何もかもが規格外過ぎる。最強クラスのサーヴァント2人が手も足も出ずにしてやられたと言えば、その実力が如何にとんでも無いものかが分かるだろう。
 
: はっきり言って、『サーヴァント』として考えるには何もかもが規格外過ぎる。最強クラスのサーヴァント2人が手も足も出ずにしてやられたと言えば、その実力が如何にとんでも無いものかが分かるだろう。
 
: 「山の翁」の名に違わずアサシン特有の高い気配遮断能力や暗殺能力を持っている。しかしこの人物の持つ能力いずれも他のサーヴァントとは比べ物にならない位高い。生身の身体では勿論の事、魔力を探知してサーヴァントの存在を割り出すことが出来るカルデアのモニターを用いても気配遮断をしている間はその姿や存在を捉えることは出来ず、自分の攻撃を防御されてしまってもなお攻撃を防がれたターゲットを(一時的であるとは言え)殺す事が出来るなど、端的に言えば[[Fate/EXTRA]]で猛威を振るった[[李書文|アサシン[EXTRA]]]の圏境や一撃必殺性を更に強化したような恐ろしい能力となっている。
 
: 「山の翁」の名に違わずアサシン特有の高い気配遮断能力や暗殺能力を持っている。しかしこの人物の持つ能力いずれも他のサーヴァントとは比べ物にならない位高い。生身の身体では勿論の事、魔力を探知してサーヴァントの存在を割り出すことが出来るカルデアのモニターを用いても気配遮断をしている間はその姿や存在を捉えることは出来ず、自分の攻撃を防御されてしまってもなお攻撃を防がれたターゲットを(一時的であるとは言え)殺す事が出来るなど、端的に言えば[[Fate/EXTRA]]で猛威を振るった[[李書文|アサシン[EXTRA]]]の圏境や一撃必殺性を更に強化したような恐ろしい能力となっている。
 
: その気になれば、砂嵐やスフィンクスの群れによって守られた[[オジマンディアス]]の神殿に誰にも気取られる事なく侵入してそのまま神殿最奥部の玉座に座る彼の首を刎ねる事も可能であり、その暗殺能力の高さは、最強のサーヴァントの一角を占める百戦錬磨の猛者である彼をして「首を刎ねられるまで気づかなかった」と言わしめるほど。その上、神殿内での彼は実質不死身であるにも関わらず、落とされた首が繋がるまでに相当な日にちが掛かった。
 
: その気になれば、砂嵐やスフィンクスの群れによって守られた[[オジマンディアス]]の神殿に誰にも気取られる事なく侵入してそのまま神殿最奥部の玉座に座る彼の首を刎ねる事も可能であり、その暗殺能力の高さは、最強のサーヴァントの一角を占める百戦錬磨の猛者である彼をして「首を刎ねられるまで気づかなかった」と言わしめるほど。その上、神殿内での彼は実質不死身であるにも関わらず、落とされた首が繋がるまでに相当な日にちが掛かった。
: 正面から堂々と戦う際にはセイバーのように剣を用いて戦いつつ、外套を使って攻撃を受け流す。円卓の騎士屈指の技量を持つ[[ガウェイン]]は自身のギフトが猛烈な砂嵐で無効化されている状態でこのハサンと正面から斬り合ったが、1時間経っても全く衰える事のないその太刀筋の前には付け入る隙が無く、何とか太刀筋に慣れるので精一杯という有様だった。その後ハサンが砂嵐が止めた事でギフトの力を取り戻して渾身の一撃を放っても、それすらいとも簡単に受け流している。そこまで一方的な戦いぶりを示していながらもまだ全然本気を出していない為、その実力は全く底が見えない。ガウェイン自身はこのハサンが獅子王に匹敵する位強大な存在だと戦った後に悟り、その気になればキャメロットを築く前に自分達に手を掛けたり獅子王を倒すことも可能だったと考えている。
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: 正面から堂々と戦う際にはセイバーのように剣を用いて戦いつつ、外套を使って攻撃を受け流す。円卓の騎士屈指の技量を持つ[[ガウェイン]]は自身のギフトが猛烈な砂嵐で無効化されている状態でこのハサンと正面から斬り合ったが、1時間経っても全く衰える事のないその太刀筋の前には付け入る隙が無く、何とか太刀筋に慣れるので精一杯という有様だった。その後ハサンが砂嵐が止めた事でギフトの力を取り戻して渾身の一撃を放っても、それすらいとも容易く受け流されている。そしてそこまで一方的な戦いぶりを示していながらもまだ全然本気を出していなかった為、その実力は全く底が見えない。ガウェイン自身は最後に放った必殺の一撃が全く効かなかったのを見てようやく、このハサンが獅子王に匹敵する程の強大な存在である事を悟り、その気になれば今の自分を見逃さずにそのまま殺す事はおろか、聖都を築き上げる前に自分達に手を掛けたり獅子王を倒すことすら可能だったと考えている。
 
: 他にも、聖都の城壁の弓兵を尽く無力化しつつ[[ガウェイン]]のギフトを無効化するような大規模な竜巻を魔力を使わずに発生させたり、静謐のハサンに取り憑いて試練として強制的に戦わせたりと、明らかにサーヴァントの範疇を越えている異能も使いこなす。
 
: 他にも、聖都の城壁の弓兵を尽く無力化しつつ[[ガウェイン]]のギフトを無効化するような大規模な竜巻を魔力を使わずに発生させたり、静謐のハサンに取り憑いて試練として強制的に戦わせたりと、明らかにサーヴァントの範疇を越えている異能も使いこなす。
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:彼の神殿へ気づかれる事無く潜入し、首を刎ねた。神殿の力で[[オジマンディアス]]は死なずに済んだが、首が元に戻るまでは相当な日数がかかった。当の本人からもかなり警戒されていて、主人公一行にすぐに表立って支援しようとしなかった理由の一つにこの強大なハサンの存在がある程であり、既に向こうの協力を取り付けている事を知っていたら主人公一行の実力を試すまでもなくすぐにでも力を貸すつもりであったと述べている。
 
:彼の神殿へ気づかれる事無く潜入し、首を刎ねた。神殿の力で[[オジマンディアス]]は死なずに済んだが、首が元に戻るまでは相当な日数がかかった。当の本人からもかなり警戒されていて、主人公一行にすぐに表立って支援しようとしなかった理由の一つにこの強大なハサンの存在がある程であり、既に向こうの協力を取り付けている事を知っていたら主人公一行の実力を試すまでもなくすぐにでも力を貸すつもりであったと述べている。
 
;[[ガウェイン]]
 
;[[ガウェイン]]
:主人公達の獅子王討伐に手を貸す約束をした際、先陣を切って彼と闘う事で約束を果たすと宣言した。聖都軍の予想外の劣勢に立たされて出陣し、<ruby><rb>転輪する勝利の剣</rb><rt>エクスカリバー・ガラティーン</rt></ruby>で連合軍を焼き尽くそうとする彼の前に立ちはだかり、真っ向勝負を挑む。獅子王側に付いた円卓の騎士の中でも最強の存在とされる彼を相手に終始圧倒し続けるが、彼が自分の手で殺さねばならない存在でないと判断すると彼に自身との間にある途方も無い実力差を見せつけた上で攻撃を止め、彼に後悔しないよう王城へ向かうように忠告をして立ち去った。
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:主人公達の獅子王討伐に手を貸す約束をした際、先陣を切って彼と闘う事を宣言した。聖都軍の予想外の劣勢に立たされて出陣し、<ruby><rb>転輪する勝利の剣</rb><rt>エクスカリバー・ガラティーン</rt></ruby>で連合軍を焼き尽くそうとする彼の前に立ちはだかり、真っ向勝負を挑む。獅子王側に付いた円卓の騎士の中でも最強の存在とされる彼を相手に終始圧倒し続けるが、彼が自分の手で殺さねばならない存在でないと判断すると彼に自身との間にある途方も無い実力差を見せつけた上で攻撃を止め、彼に後悔しないよう王城へ向かうように忠告をして立ち去った。
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
; 「———魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す」
 
; 「———魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す」
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