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| :数学者らしく論理・理性・客観性を重視しており、自分の主観を排して物事を考えようとしている。が、遊星に侵蝕されたことで生前の怒りが表面化し攻撃性が増しているためか、その割には言動は感情的。行動そのものは大局を見据えており短絡的な行動をとることはないものの、怒りや侮蔑の感情をむき出しにする場面が非常に目立つ。 | | :数学者らしく論理・理性・客観性を重視しており、自分の主観を排して物事を考えようとしている。が、遊星に侵蝕されたことで生前の怒りが表面化し攻撃性が増しているためか、その割には言動は感情的。行動そのものは大局を見据えており短絡的な行動をとることはないものの、怒りや侮蔑の感情をむき出しにする場面が非常に目立つ。 |
| :目的に至らなかった生前の自分や、何も変わっていない人間の在り方、この知性体系にいまだに留まっている自分などに対して常に怒っているため、他人を騙し利用することにも抵抗はなく、むしろ目的のために全能力を振るえることを楽しんでいる。 | | :目的に至らなかった生前の自分や、何も変わっていない人間の在り方、この知性体系にいまだに留まっている自分などに対して常に怒っているため、他人を騙し利用することにも抵抗はなく、むしろ目的のために全能力を振るえることを楽しんでいる。 |
− | :全てを「自分の道具」として考えているため敵にも寛容に振る舞うが、論理を介せずにその場の勢いで行動するような輩には普段の落ち着きからは外れて激昂することもある。 | + | :全てを「自分の道具」として考えているため敵にも寛容に振る舞う。自分に逆らうもの、邪魔者は障害ではあっても嫌悪の対象とはしない。ただしそれは裏切りであれ反抗であれそのプロセスが正しいものならば彼には納得がいくからであり、論理を介せずにその場の勢いで行動するような輩には普段の落ち着きからは外れて激昂することもある。 |
| :生前は自分の中の答えにしか美しさを見いだせない自分と周囲は「違うもの」であると達観しつつも、その周囲への理解力と寛容さから社会から排斥されることもなく人々に技術者として貢献していたが、ギルガメッシュ曰く「'''英霊となってからは'''人間に与していない」とのこと。そのため英霊の座にありながら一度も人間からの召喚に応じたことがなく、ムーンセルやヴェルバーといった、無機的な知性体にのみ仕えている。いずれにせよ地球生命全てに対する裏切り者ということもあり、関わったサーヴァントやアルテラ、主人公達からは「他人を理解できなかった男」「目的は欲望以外の何物でもあるまい」「一流のド阿呆」などとかなり辛口な評価を受けている。 | | :生前は自分の中の答えにしか美しさを見いだせない自分と周囲は「違うもの」であると達観しつつも、その周囲への理解力と寛容さから社会から排斥されることもなく人々に技術者として貢献していたが、ギルガメッシュ曰く「'''英霊となってからは'''人間に与していない」とのこと。そのため英霊の座にありながら一度も人間からの召喚に応じたことがなく、ムーンセルやヴェルバーといった、無機的な知性体にのみ仕えている。いずれにせよ地球生命全てに対する裏切り者ということもあり、関わったサーヴァントやアルテラ、主人公達からは「他人を理解できなかった男」「目的は欲望以外の何物でもあるまい」「一流のド阿呆」などとかなり辛口な評価を受けている。 |
| ;能力 | | ;能力 |
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| ;[[ネロ・クラウディウス]] | | ;[[ネロ・クラウディウス]] |
| :分離した王権の一つを所有する月のローマの支配者にして精神のマスターに寄り添う者。 | | :分離した王権の一つを所有する月のローマの支配者にして精神のマスターに寄り添う者。 |
− | :シラクサの学士としての彼の偉業は生前の彼女も耳にしているため第一印象はそこまで悪くなく、軍師として陣営に仕えている際は「学士殿」と敬称付きで呼ぶ。 | + | :シラクサの学士としての彼の偉業は生前の彼女も耳にしているため第一印象はそこまで悪くなく、軍師として陣営に仕えている際は「学士殿」と敬称付きで呼ぶ。ただしレガリアに選ばれたのが自身ではなく主人公であると気づいて以降はそれを告げないアルキメデスを密かに牽制していた。 |
| :アルキメデスとしては「情熱」という不明確な要素を持つ彼女を御しにくいと裏で愚痴を述べている。 | | :アルキメデスとしては「情熱」という不明確な要素を持つ彼女を御しにくいと裏で愚痴を述べている。 |
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| *参戦発表時から胡散臭さ全開で完全に黒幕と目されており、シナリオ中でも多くの登場人物から不信感を抱かれていた。 | | *参戦発表時から胡散臭さ全開で完全に黒幕と目されており、シナリオ中でも多くの登場人物から不信感を抱かれていた。 |
| **……だが、主にエリザの<del>奇行</del>行動で策が瓦解して行く中で余裕を無くして激昂する事が多く、声優の熱演や立ち絵の表情の鬼気迫る有様から、ユーザーからは'''キレ芸人'''扱いされて(ある意味)愛されることとなった。 | | **……だが、主にエリザの<del>奇行</del>行動で策が瓦解して行く中で余裕を無くして激昂する事が多く、声優の熱演や立ち絵の表情の鬼気迫る有様から、ユーザーからは'''キレ芸人'''扱いされて(ある意味)愛されることとなった。 |
− | **ただでさえ外道や人格破綻者が少なくないキャスタークラスに'''天才数学者という奇人変人偏屈者だらけの属性'''が加わればこうなるのはある意味当然か。だが、属性はまさかの'''秩序・善'''。 | + | *反英雄ではない、正真正銘の英霊でありながら地球人類を裏切ったサーヴァント。だが、属性はまさかの'''秩序・善'''。 |
| *こんなキレ芸人だが、『Grand Order』で一気に増えた学者系サーヴァントにとってはブッチギリの大先輩である。生まれの古さ故か、Fateではシラクサでの逸話も魔術要素が混じったものとなっている。 | | *こんなキレ芸人だが、『Grand Order』で一気に増えた学者系サーヴァントにとってはブッチギリの大先輩である。生まれの古さ故か、Fateではシラクサでの逸話も魔術要素が混じったものとなっている。 |
− | **『EXTELLA』の本来の発売時期を考慮すれば、メタ的な意味でも学者サーヴァントの先輩になれていた可能性がある([[チャールズ・バベッジ]]の登場は『Grand Order』四章だが、元々『EXTELLA』は『Grand Order』と同時期に発表される予定の作品だったため。)。 | + | **『EXTELLA』の本来の発売時期を考慮すれば、メタ的な意味でも学者サーヴァントの先輩になれていた可能性がある([[チャールズ・バベッジ]]の登場は『Grand Order』四章だが、元々『EXTELLA』は『Grand Order』と同時期に発表される予定の作品だったため)。 |
− | *彼の最期には諸説あり、シラクサを占拠したローマ兵が彼を連行しようとした歳、考察の最中だと拒絶されたことで激昂し殺害したとも、運んでいた製図器械を金目のものと見た兵士に強盗殺人されたとも言われている。なお彼の最期の言葉「私の図形をこわさないでくれ/私の円を踏むな」と告げたエピソードは有名だが出典は不明とされている。 | + | *彼の最期には諸説あり、シラクサを占拠したローマ兵がアルキメデスを連行しようとした歳、考察の最中だと拒絶されたことに激昂し殺害したとも、運んでいた製図器械を金目のものと見た兵士に強盗殺人されたとも言われている。なお彼の最期の言葉「私の図形をこわさないでくれ/私の円を踏むな」と告げたエピソードは有名だが出典は不明とされている。 |
| **……前者が史実であるなら、やはりシナリオ中のようなキレ顔で絶叫したのであろうか。 | | **……前者が史実であるなら、やはりシナリオ中のようなキレ顔で絶叫したのであろうか。 |
| *『感情』で行動を左右させる人間を嫌悪する割に感情的な彼だが、かの「アルキメデスの原理」発見の際の'''喜びのあまり風呂から飛び出して裸で外を走り回った'''という逸話はあまりにも有名。一応擁護しておくと、生前当時のギリシアでは運動の際には男は裸なのが普通なので、当時はそこまでおかしいことではない。なので本性を表したら上半身裸になるのもおかしいことではない、と思う。 | | *『感情』で行動を左右させる人間を嫌悪する割に感情的な彼だが、かの「アルキメデスの原理」発見の際の'''喜びのあまり風呂から飛び出して裸で外を走り回った'''という逸話はあまりにも有名。一応擁護しておくと、生前当時のギリシアでは運動の際には男は裸なのが普通なので、当時はそこまでおかしいことではない。なので本性を表したら上半身裸になるのもおかしいことではない、と思う。 |