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**それに加えて、第四次当時の切嗣に精神的余裕が少なかったこともある。「守るものがない」ことがかつての彼の強みの一つでもあったのに、アインツベルンで『家族』を得てしまったことで精神的に弱くなっていた。<br>そのうえ、「厄介な敵」言峰綺礼に狙われることで、セイバーとの妥協や説得すら受け入れられないほど追い詰められていた。
 
**それに加えて、第四次当時の切嗣に精神的余裕が少なかったこともある。「守るものがない」ことがかつての彼の強みの一つでもあったのに、アインツベルンで『家族』を得てしまったことで精神的に弱くなっていた。<br>そのうえ、「厄介な敵」言峰綺礼に狙われることで、セイバーとの妥協や説得すら受け入れられないほど追い詰められていた。
 
**ただ、完全に無視できていた訳ではなく、セイバーから「若き日の本当の貴方は、『正義の味方』になりたかったはずだ」と指摘された時はセイバーの方に振り返って険しい表情を見せている。
 
**ただ、完全に無視できていた訳ではなく、セイバーから「若き日の本当の貴方は、『正義の味方』になりたかったはずだ」と指摘された時はセイバーの方に振り返って険しい表情を見せている。
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**アインツベルン城でのセイバー同席の上での作戦会議の後は聖杯戦争からアイリを連れて逃げ出すことを提案するほどの弱さを見せ、ランサー消滅後のセイバーの糾弾にも英雄や正義への憎しみの感情を発露するなど、無視してなおセイバーと関わると激しい感情の揺さぶりを起こしている。
 
*魔術回路を励起させると術者の体温に独特の変化パターンが表れることを発見しており、体温の探知に魔術を用いないことで、魔術師相手に完全な不意討ちや策敵を可能にする応用戦術を編み出した。<br>ワルサー狙撃銃に、携行性を損なうのを承知で熱感知スコープを取り付けているのはこのためである。
 
*魔術回路を励起させると術者の体温に独特の変化パターンが表れることを発見しており、体温の探知に魔術を用いないことで、魔術師相手に完全な不意討ちや策敵を可能にする応用戦術を編み出した。<br>ワルサー狙撃銃に、携行性を損なうのを承知で熱感知スコープを取り付けているのはこのためである。
 
*「人生のあらゆる局面で女性を惹きつけ、なおかつその悉くを不幸な末路に追いやってしまう」というジンクスを有している。その魔手から逃れられたのは[[藤村大河]]ただ一人。
 
*「人生のあらゆる局面で女性を惹きつけ、なおかつその悉くを不幸な末路に追いやってしまう」というジンクスを有している。その魔手から逃れられたのは[[藤村大河]]ただ一人。
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