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:暗闇のようなドレスを身に纏った美女。
 
:暗闇のようなドレスを身に纏った美女。
 
:美貌と英知を兼ね備えた、傲慢かつ好色で、派手好きな女性。女帝として君臨していただけに、気位が高く、王を王とも思わない豪放磊落な赤のライダーや、常に飄々としている獅子劫のような自分に靡かない男達を嫌っている。また、その退廃的な雰囲気から[[モードレッド|赤のセイバー]]やアーチャーから露骨に嫌われている。特にセイバーは彼女が自分の母に似ているために、完全に敵視している。
 
:美貌と英知を兼ね備えた、傲慢かつ好色で、派手好きな女性。女帝として君臨していただけに、気位が高く、王を王とも思わない豪放磊落な赤のライダーや、常に飄々としている獅子劫のような自分に靡かない男達を嫌っている。また、その退廃的な雰囲気から[[モードレッド|赤のセイバー]]やアーチャーから露骨に嫌われている。特にセイバーは彼女が自分の母に似ているために、完全に敵視している。
:彼女にとって「男性」というものは「玩具」であり、企みに嵌った事で富も権力も何もかもを奪われた人間は数知れない。
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:彼女にとって「男性」というものは「玩具」であり、企みに嵌った事で富も権力も何もかもを奪われた人間は数知れない。また女として振る舞い男を自由にして良いのは自分だけの特権である、という認識であるため、彼女にとって「女性」というものは「自分一人」だけ。生前母親に捨てられた事にを根にもっており、男に弄ばれるような惰弱な女は神であろうと容赦しない。
:また女として振る舞い男を自由にして良いのは自分だけの特権である、という認識であるため、彼女にとって「女性」というものは「自分一人」だけ。母デルケットが男の誘惑に負けて姦通の末に自分を産み、その挙句に「お前は恥だ」と罵りながら水辺に捨てた事を根にもっており、男に弄ばれるような惰弱な女は神であろうと容赦しない。
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:彼女の根幹にあるのは、絶対的な他者への拒絶。孤独は好まないが、孤高を好む彼女にとって、全ての人間は「無心で使える者」でなくてはならない。赤のサーヴァント達が味方側でありながらことごとく彼女を嫌っているのも、その思想を敏感を感じ取っていた。
 
:聖杯への願い、と言うよりシロウの『救済』が行われた後の世界で望むのは「唯一の王として、この世界に君臨する事」。
 
:聖杯への願い、と言うよりシロウの『救済』が行われた後の世界で望むのは「唯一の王として、この世界に君臨する事」。
 
:シロウに対する感情は、色仕掛けにも権力への誘惑にも全く動じず、自分の人生観では計り知れない彼の生き方と願いに興味を持った事が切っ掛け。当初は彼が狂った理想を叶えるのも、志半ばで倒れ絶望するのも愉しめる、と利害の一致による同盟関係に近かった。
 
:シロウに対する感情は、色仕掛けにも権力への誘惑にも全く動じず、自分の人生観では計り知れない彼の生き方と願いに興味を持った事が切っ掛け。当初は彼が狂った理想を叶えるのも、志半ばで倒れ絶望するのも愉しめる、と利害の一致による同盟関係に近かった。
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== 真名:セミラミス ==
 
== 真名:セミラミス ==
:セミラミス。アッシリアの女帝。世界最古の毒殺者であり、夫であったニノス王を毒殺し、男を物にするために戦争を起こすなど、数十年に渡って暴政を敷いた。
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:セミラミス。アッシリアの女帝。世界最古の毒殺者であり、男を物にするために戦争を起こすなど、数十年に渡って暴政を敷いた。
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:母デルケットが男の誘惑に負けて姦通の末に自分を産み、その挙句に「お前は恥だ」と罵りながら水辺に捨てられたが、半分が神だったため、鳩たちが彼女を温かく包み、養育したと伝えられている。
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:その後、老将軍オンネスに嫁いだものの、彼女の美貌に惹かれたニノス王によって強引に身柄を奪われてしまう。
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:セミラミスはニノス王に献策を授け、寵愛を深めたものの、王妃となった数日後にニノス王を毒殺したとされている。
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===関連===
 
===関連===
 
;バビロンの空中庭園
 
;バビロンの空中庭園
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**シロウに対しては「狂っているゆえに共にいるのが楽しく、成功しても破滅しても面白い」と感じている。が、それと同時に、シロウの不興を買ってでも彼を守ると言う意志も見せており、その態度を見たライダーから「忠実なサーヴァント」と思われるほど。明らかにデレている。他のサーヴァントとの会話を見ても、まさに「悪女になりきれない悪女」である。
 
**シロウに対しては「狂っているゆえに共にいるのが楽しく、成功しても破滅しても面白い」と感じている。が、それと同時に、シロウの不興を買ってでも彼を守ると言う意志も見せており、その態度を見たライダーから「忠実なサーヴァント」と思われるほど。明らかにデレている。他のサーヴァントとの会話を見ても、まさに「悪女になりきれない悪女」である。
 
**付き合いが長くなってきた後は、他のサーヴァントとの距離感も少しずつ縮んでいった。だが今度はシロウに恋心を抱いている事を赤のサーヴァントの'''ほぼ全員に見破られており'''、それを指摘される度に慌てふためいている。
 
**付き合いが長くなってきた後は、他のサーヴァントとの距離感も少しずつ縮んでいった。だが今度はシロウに恋心を抱いている事を赤のサーヴァントの'''ほぼ全員に見破られており'''、それを指摘される度に慌てふためいている。
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**『Apocrypha material』によると、セミラミスにとって「美貌」ではなく「能力」を純粋に評価されるのは初めてであり、最初はその態度に好感を抱き、次に妙な怒りを覚え、最後に生まれて初めて味わう感情切なさというべきものに胸を痛めた。
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**「仕える者」でなく「共に歩む者」でありながら、自分のことなどまるで顧みないで前に進むシロウこそ、彼女が真に好む人間だったが、それを自覚したときは既に遅かった。また、第三魔法が成就した際には世を統べる女王になるとシロウには言われていたのだが、実のところそこまで世界のの支配に拘っていた訳ではない。
 
*[[メディア|若奥様]]と同じくエルフ耳。彼女より長い。
 
*[[メディア|若奥様]]と同じくエルフ耳。彼女より長い。
 
*彼女は魚の女神デルケトーとシリア人の間にできた娘であるとされ、幼くして捨てられ、鳩によって育てられたという。死後は鳩となって飛び去ったという逸話もあり、彼女自身が鳩の化身だといわれる。これが彼女が鳩を使役できる所以と思われる。
 
*彼女は魚の女神デルケトーとシリア人の間にできた娘であるとされ、幼くして捨てられ、鳩によって育てられたという。死後は鳩となって飛び去ったという逸話もあり、彼女自身が鳩の化身だといわれる。これが彼女が鳩を使役できる所以と思われる。
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