差分
→メモ
*余り世界的には有名ではないケルト神話の中においても左程知名度が無いとよく言われるディルムッドであるが、そもそもフィオナ騎士団は円卓の騎士やシャルルマーニュ十二勇士の原典とされ、彼はその中でも最強の騎士である。本来の英雄としての格は、アーサー王等と比較しても引けはとらない。
*余り世界的には有名ではないケルト神話の中においても左程知名度が無いとよく言われるディルムッドであるが、そもそもフィオナ騎士団は円卓の騎士やシャルルマーニュ十二勇士の原典とされ、彼はその中でも最強の騎士である。本来の英雄としての格は、アーサー王等と比較しても引けはとらない。
*作中では語られていないが、伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには16年の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4人とも言われる)も設けている。さすがに「これで不幸か?」という印象になってしまうためか省略されたと思われる。
*作中では語られていないが、伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには16年の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4人とも言われる)も設けている。さすがに「これで不幸か?」という印象になってしまうためか省略されたと思われる。
**尤も、'''グラニアはディムルッドの死後、フィンと再婚している'''のでそれを踏まえればやっぱり不幸である。一応、逆にディムルッドの後を追うように死んだとする伝承も存在する。
**フィンが彼を見殺しにしたのは変わらないが伝承によってその対応は様々。<br>死にかけの彼に向かって罵り侮蔑の言葉を投げかけるのもあれば、救おうとして水を掬うも土壇場で踏みとどまる等、対応は多岐に渡る。<br>TYPE-MOON世界のフィンはアニメ版、漫画版共に悪意を持って彼を見殺しにした方を採用している。
**フィンが彼を見殺しにしたのは変わらないが伝承によってその対応は様々。<br>死にかけの彼に向かって罵り侮蔑の言葉を投げかけるのもあれば、救おうとして水を掬うも土壇場で踏みとどまる等、対応は多岐に渡る。<br>TYPE-MOON世界のフィンはアニメ版、漫画版共に悪意を持って彼を見殺しにした方を採用している。
***なお、フィンがディルムッドを見殺しにしてグラニアを娶った事はフィアナ騎士団からも非難の声が上がっており、フィンの孫であったオスカはディルムッドの親友であり、最後までディルムッドを救うよう頼んでいたため、祖父との間に確執が出来ている。
**生前のディルムッドの死因は、'''イノシシに跳ねられたため'''。作中、飛行中の戦闘機に飛び乗るほどの驚異的な身体能力を持った彼の死因がコレなので、ファンの間ではこのイノシシは「'''INOSHISI'''」と呼ばれてネタにされている。だが、このイノシシは神話において、ディルムッドの異父弟である耳と尾を持たない真性の魔物であり、英霊を殺せても不自然ではない。
**生前のディルムッドの死因は、'''イノシシに跳ねられたため'''。作中、飛行中の戦闘機に飛び乗るほどの驚異的な身体能力を持った彼の死因がコレなので、ファンの間ではこのイノシシは「'''INOSHISI'''」と呼ばれてネタにされている。だが、このイノシシは神話において、ディルムッドの異父弟である耳と尾を持たない真性の魔物であり、英霊を殺せても不自然ではない。
**昔においる猪との遭遇は、現代で言う所の自動車事故くらいに身近なものだった。猪というのはそういう意味で、日常に潜む分かり易い死の象徴の一つとも言える。
***昔においる猪との遭遇は、現代で言う所の自動車事故くらいに身近なものだった。猪というのはそういう意味で、日常に潜む分かり易い死の象徴の一つとも言える。
***というか、ディルムッドはゲッシュにより、'''イノシシと戦うと死ぬ'''。フィンも呪いを気にして「危険だ」とディルムッドを止めているのだが、'''スルーして相討ちになった'''。
*伝説によれば、彼は二本の槍だけでなく二本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意)、ベガルタ(「小なる激情」の意)を所持していたとされる。<br>用語辞典には、ケイネスはむしろディルムッドがセイバーのクラスで召喚されるのを望んでいたのかも、と記されている。
*伝説によれば、彼は二本の槍だけでなく二本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意)、ベガルタ(「小なる激情」の意)を所持していたとされる。<br>用語辞典には、ケイネスはむしろディルムッドがセイバーのクラスで召喚されるのを望んでいたのかも、と記されている。
**伝承によると、二本の剣は共に養父であるドルイドのアンガスより贈られた物で、元々は妖精王マナマーン・マック・リールが所有していた。モラルタは一太刀ですべてを倒すと言われ、ベガルタの詳細は不明とされている。<br>伝承ではこれらの二剣二槍の武器を用い様々な敵と闘い、グラニアとの逃避行の時には空飛ぶ魔女を投げ槍で倒したり、巨人を倒すなど騎士団に所属してた時以上の武功を立てたという。<br>最も優れた組み合わせはゲイ・ジャルグとモラルタのようだが、クラスの都合で再現できない。<br>なお、彼が最期に魔猪の牙に倒れた時、携えていたのはゲイ・ボウとベガルタであったとされる。
**伝承によると、二本の剣は共に養父であるドルイドのアンガスより贈られた物で、元々は妖精王マナマーン・マック・リールが所有していた。モラルタは一太刀ですべてを倒すと言われ、ベガルタの詳細は不明とされている。<br>伝承ではこれらの二剣二槍の武器を用い様々な敵と闘い、グラニアとの逃避行の時には空飛ぶ魔女を投げ槍で倒したり、巨人を倒すなど騎士団に所属してた時以上の武功を立てたという。<br>最も優れた組み合わせはゲイ・ジャルグとモラルタのようだが、クラスの都合で再現できない。<br>なお、彼が最期に魔猪の牙に倒れた時、携えていたのはゲイ・ボウとベガルタであったとされる。