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: 『[[Fate/EXTRA]]』では[[聖杯戦争|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[間桐シンジ]]によって召喚される。第一回戦にてマスターの間桐シンジと共に立ちはだかり、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]にとっての最初の壁、処女航海の相手となる。
: 『[[Fate/EXTRA]]』では[[聖杯戦争|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[間桐シンジ]]によって召喚される。第一回戦にてマスターの間桐シンジと共に立ちはだかり、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]にとっての最初の壁、処女航海の相手となる。
: アリーナにおいて[[主人公 (EXTRA)|主人公]]達と何度か戦闘し、得物が二丁拳銃であるところから当初は「弓兵」のクラスかと疑われたが、後にシンジの油断から宝具が「船」であることが漏洩し、「騎兵」と看破されてしまう。またシンジにアリーナをハッキングさせて財宝を出現させ、主人公達と奪い合うトレジャーハンティングを行った。
: アリーナにおいて[[主人公 (EXTRA)|主人公]]達と何度か戦闘し、得物が二丁拳銃であるところから当初は「弓兵」のクラスかと疑われたが、後にシンジの油断から宝具が「船」であることが漏洩し、「騎兵」と看破されてしまう。またシンジにアリーナをハッキングさせて財宝を出現させ、主人公達と奪い合うトレジャーハンティングを行った。
: 生前の逸話やスキルから彼女の真価は『より強い困難』『自分より強いもの』に発揮されるドレイクにとって最弱もいいところな一回戦時点の主人公は逆に苦手な相手であったようで、一回戦にて敗退。敗北を受け入れられないシンジに悪党の道理を説きつつ、自分の最期すらも楽しむかのように潔く消滅していった。
: 生前の逸話やスキルから彼女の真価は『より強い困難』『自分より強いもの』に向けて発揮されるドレイクにとって、最弱もいいところだった一回戦時点の主人公は逆に苦手な相手であったらしく、一回戦にて敗退。敗北を受け入れられないシンジに悪党の道理を説きつつ、自分の最期すらも愉しむかのように潔く消滅していった。
:『Fate/Grand Order』第一部三章では生前の本人として登場。西暦1573年の大海原にて海を渡る手段を探していた主人公一行に対して交渉の前に力試しと襲いかかり、返り討ちにあった事で協力を約束する。
:『Fate/Grand Order』第一部三章では生前の本人として登場。西暦1573年の大海原にて海を渡る手段を探していた主人公一行に対して交渉の前に力試しとして襲いかかり、返り討ちにあった事で協力を約束する。
: 主人公とマシュの事情を知らない彼女は、特異点の騒動が終わった後にと世界一周の航海への同行を持ちかけ、人の持つ望みについてマシュに語りかけた。
: 主人公とマシュの事情を知らない彼女は、特異点の騒動が終わった後にと世界一周の航海への同行を持ちかけ、人の持つ望みについてマシュに語りかけた。
:第一部終章では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅢの座を統括する[[魔神柱|観測所フォルネウス]]と交戦する。
:第一部終章では冠位時間神殿に召喚され、エドワード・ティーチとその一味などと共に、Ⅲの座を統括する[[魔神柱|観測所フォルネウス]]と交戦する。
; 人物
; 人物
: クラシックな二丁拳銃を持ち、顔に大きな傷のある女海賊。一人称は「アタシ」。
: クラシックな二丁拳銃を持ち、顔に大きな傷のある女海賊。一人称は「アタシ」。
: 男以上に男らしい彼女だがサーヴァントとしての自分に不満はなく、シンジのいびつさ、選民思想を認めて流しマスターとして役不足とも思わず「シンジが悪党なら、悪党として自分も楽しくやろう」とスタンスを持っている。マスターの望みは全て叶える方針だが決してマスターの能力以上の『貸し出し』はしない。その点では商人として大変ドライな一面を見せている。
: 男以上に男らしい彼女だがサーヴァントとしての自分に不満はなく、シンジのいびつさ、選民思想を認めて流しマスターとして役不足とも思わず「シンジが悪党なら、悪党として自分も楽しくやろう」とスタンスを持っている。マスターの望みは全て叶える方針だが決してマスターの能力以上の『貸し出し』はしない。その点では商人として大変ドライな一面を見せている。
:子供っぽいところのあるシンジには豪快な姉という態で接していたが、同時に「雇われた関係」という線をきちんと引いており、方針には基本的に口を挟まず、「副官」という立場で臨んでいた。また、雇われるための報酬はキッチリと請求する。
:子供っぽいところのあるシンジには豪快な姉という態で接していたが、同時に「雇われた関係」という線をきちんと引いており、方針には基本的に口を挟まず「副官」という立場で臨んでいた。また、雇われるための報酬はキッチリと請求する。
:人間嫌いではないが、人間好きでもない。金銀財宝は好きだが、それを貯えることが好きなのではなく、逆にそれを散財することが好き。彼女が愛しているのは『永遠に続く財』ではなく『花火のように消えていく財』であり『使い切れぬ財宝』を象徴するギルガメッシュとは相容れない。
:善人も悪党も区別なくあつかう性格。享楽主義者で、とにかく派手好き。刹那的快楽を良しとし、私生活も戦争も、嵐のように吹きすさんだ後、何も残らないようなものを好む。人間嫌いではないが、人間好きでもない。
:善人も悪党も区別なくあつかう性格。享楽主義者で、とにかく派手好き。刹那的快楽を良しとし、私生活も戦争も、嵐のように吹きすさんだ後、何も残らないようなものを好む。
:結局のところは生・人生・人間としての意義・誇りに執着はせず、死・万人共通に訪れる没落こそを良しとし、愛している。すなわち金銀財宝は好きだが、それを貯えること・『永遠に続く財』ではなく、逆に散財すること・『花火のように消えていく財』をこそ愛すため、『使い切れぬ財宝』を象徴するギルガメッシュとは相容れない。
; 能力
; 能力
: 戦闘スタイルは二挺拳銃の乱射に空間から出現するカルバリン砲による砲撃と非常に荒々しい攻撃手段をとる。ただマスターであるシンジからの魔力供給がとぼしいため、弾の補充が十分にできない。
: 戦闘スタイルは二挺拳銃の乱射を基本とし、空間から出現するカルバリン砲による砲撃も用いるなど、非常に荒々しい攻撃手段をとる。ただマスターであるシンジからの魔力供給がとぼしいため、弾の補充が十分にできない。
:クラスとしては「騎兵」にあたるが、船乗りが出自であるため、クラス特性である「騎乗」の他に「嵐の航海者」という船を操るスキルを有しており、乗船しての移動が可能。船員・船団といった集団を統率するスキルでもあり、「カリスマ」「軍略」の効果も併せ持っている。
:クラスとしては「騎兵」にあたるが、船乗りが出自であるため、クラス特性である「騎乗」の他に「嵐の航海者」という船を操るスキルを有しており、乗船しての移動が可能。船員・船団といった集団を統率するスキルでもあり、「カリスマ」「軍略」の効果も併せ持っている。
:固有スキル「星の開拓者」によってあらゆる難行が「不可能なまま実現可能」となり、『より強い困難』『自分より強いもの』にこそ真価を発揮する。
:固有スキル「星の開拓者」によってあらゆる難行が「不可能なまま実現可能」となり、『より強い困難』『自分より強いもの』にこそ真価を発揮する。
:二挺拳銃と黄金の鹿号によるカルバリン砲を主装として戦闘を行う彼女だが接近戦に対応できない訳ではなく、ドラマCDではさらに[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]に対抗するために舶刀カトラスを使用した。
:銃火砲を主装として戦闘を行う彼女だが接近戦に対応できない訳ではなく、ドラマCDではさらに[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]に対抗するために舶刀カトラスを使用した。
:『Grand Order』三章では生身であるものの、彼女の時代に現存していた聖杯を所持しているためかサーヴァントと戦うことができた。
:『Grand Order』三章では生身であるものの、彼女の時代に現存していた聖杯を獲得していたためかサーヴァントと戦うことができた。
; スキル
; スキル
:対軍宝具でありランクも高いが、現在の所持金に応じて威力が増減するという変わった特性を持っている。
:対軍宝具でありランクも高いが、現在の所持金に応じて威力が増減するという変わった特性を持っている。
:最大展開時は火船を含めた、前方の海域すべてを蹂躙する面での攻撃となるが、それは彼女にとって一度きりの大一番と思われる。
:最大展開時は火船を含めた、前方の海域すべてを蹂躙する面での攻撃となるが、それは彼女にとって一度きりの大一番と思われる。
:『Fate/EXTRA』のゲーム的には、物理攻撃であり、前日のトレジャーハンティングでドレイク側が手に入れた財宝の数と、宝具発動までのターン内での勝敗数がダメージに影響する。
:『Fate/EXTRA』のゲーム上においては、前日のトレジャーハンティングでドレイク側が手に入れた財宝の数と、ターン内での宝具発動までの手数勝敗数がダメージに影響する。
; 黄金の鹿号(ゴールデンハインド)
; 黄金の鹿号(ゴールデンハインド)
* PV等の公開当初、見た目や技の船等が映っていたことからクラスがライダーで海賊関係の英霊ということは多くの人が予想出来ていたが、その正体は史実と違い女性だったということもあってか当てられる人がいなかった。<br />むしろ女海賊、二丁拳銃という要素から女海賊の代名詞である[[アン・ボニー&メアリー・リード|アン・ボニー]]ではないかという意見が多数であった。
* PV等の公開当初、見た目や技の船等が映っていたことからクラスがライダーで海賊関係の英霊ということは多くの人が予想出来ていたが、その正体は史実と違い女性だったということもあってか当てられる人がいなかった。<br />むしろ女海賊、二丁拳銃という要素から女海賊の代名詞である[[アン・ボニー&メアリー・リード|アン・ボニー]]ではないかという意見が多数であった。
**また、伝承がかなりしっかり残っている「近代の実在人物の英霊」の女体化としても初。「[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]と同一視される」と言うFate的な理由があるにはあるが、アーサー王と外見的に類似している訳ではなく、また[[沖田総司|桜セイバー]]や[[織田信長|魔人アーチャー]]のように女性的な逸話や女体化された作品が存在する訳でもない。女体化英霊の中でも異色の存在と言える。
**また、伝承がかなりしっかり残っている「近代の実在人物の英霊」の女体化としても初。「[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]と同一視される」と言うFate的な理由があるにはあるが、アーサー王と外見的に類似している訳ではなく、また[[沖田総司|桜セイバー]]や[[織田信長|魔人アーチャー]]のように女性的な逸話や女体化された作品が存在する訳でもない。女体化英霊の中でも異色の存在と言える。
*前述の通り、かなりのナイスバディを誇る。<br>「Fate/EXTRA material」のワダアルコ氏のコメントによると、[[パッションリップ|リップ]]を除けばバスト値は最強とのこと。つまりサイズが判明している中で2位の[[ジナコ=カリギリ|ジナコ]]の110cm以上はあることになる。ただし胸筋の太さも大きいらしい。
*前述の通り、かなりのナイスバディを誇る。<br>「Fate/EXTRA material」のワダアルコ氏のコメントによると、[[パッションリップ|リップ]]を除けばバスト値は最強とのこと。つまりサイズが判明している中で2位の[[ジナコ=カリギリ|ジナコ]]を考慮すれば110cm~160cmはあることになる。ただし胸筋の太さも大きいらしい。
**なお体重に関してだが、『Grand Order』実装当初、彼女のマテリアルに体重:'''55g'''という誤植が見られた。とはいえ些末な脱字であるため、ほとんどネタにされることはなかったが。
**なお体重に関してだが、『Grand Order』実装当初、彼女のマテリアルに体重:55'''g'''という誤植が見られた。とはいえ些末な脱字であるため、ほとんどネタにされることはなかったが。
*本編での絡みが無いエリザベートが天敵なのは、彼女が音痴だからだと思われる。一方でドレイク本人もマスター・サーヴァントを問わず多くのキャラが天敵としている。具体的には間桐慎二、ダン・ブラックモア、ヴラド三世、トワイス・H・ピースマンの四人。
*本編での絡みが無いエリザベートが天敵なのは、彼女が音痴だからだと思われる。一方でドレイク本人もマスター・サーヴァントを問わず多くのキャラが天敵としている。具体的には間桐慎二、ダン・ブラックモア、ヴラド三世、トワイス・H・ピースマンの四人。
**慎二が彼女を苦手とするのは本編の通り、ダンは騎士道を重んじる女王陛下の祖国が他国からの略奪により発展してきたという歴史の痛い所を突かれる為、ヴラドは単純に刹那的な快楽主義の人物としての嫌悪、トワイスは弱者の成長による可能性を追っているが、彼女は持ち前の幸運と星の開拓者スキルで容易くひっくり返してしまう為といったところか。
**慎二が彼女を苦手とするのは本編の通り、ダンは騎士道を重んじる女王陛下の祖国が他国からの略奪により発展してきたという歴史の痛い所を突かれる為、ヴラドは単純に刹那的な快楽主義の人物としての嫌悪、トワイスは弱者の成長による可能性を追っているが、彼女は持ち前の幸運と星の開拓者スキルで容易くひっくり返してしまう為といったところか。
*スキル「星の開拓者:EX」は「あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる」と言う特異なスキル。『Fate/EXTRA』では戦った主人公が格下の相手だったため発揮される機会はなかったが、『Fate/Grand Order』では「生身でポセイドンを打倒し、聖杯を獲得する」という滅茶苦茶な実績を残している。
*スキル「星の開拓者:EX」は「あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる」と言う特異なスキル。『Fate/EXTRA』では格下だった主人公にいきなり当たってしまったので効果を見せられなかったが、『Fate/Grand Order』では「生身でポセイドンを打倒し、聖杯を獲得する」という滅茶苦茶な実績を残していた。
*武内崇いわく、女海賊ということでデザインのイメージは松本零士の'''クイーン・エメラルダス'''。顔の傷などはまさにそれ。
*武内崇いわく、女海賊ということでデザインのイメージは松本零士の'''クイーン・エメラルダス'''。顔の傷などはまさにそれ。
*『Grand Order』第三章の舞台は1573年、ドレイクの生年は1543年頃であるため、第三章に登場するドレイクは30歳前後になる。BBAかどうかは意見の分かれるところか。
*『Grand Order』第三章の舞台は1573年、ドレイクの生年は1543年頃であるため、第三章に登場するドレイクは30歳前後になる。BBAかどうかは意見の分かれるところか。
**史実におけるゴールデン・ハインド号の建造は1577年なので、ゲーム内で登場する船は同名の先代か。
**史実におけるゴールデン・ハインド号の建造は1577年なので、ゲーム内で登場する船は同名の先代か。
**この時代の銃は、現代の銃と違って連射が出来ない為、それをカバーする為に複数の銃を持つ者も少なくは無かった。ただし、ドレイクは生前の段階からあの旧式の銃で何故か連射を成功させている。どう考えても当時からしたらオーバーテクノロジーである。彼女は聖杯を持っていた為、聖杯の効果によって銃も強化されていたのかもしれない。サーヴァントになってからは、銃も弾も魔力によって構成されているため、どうとでもなるのだろう。
**この時代の銃は、現代の銃と違って連射が出来ない為、それをカバーする為に複数の銃を持つ者も少なくは無かった。ただしドレイクはFGO3章(生前の段階)からあの旧式の銃で何故か連射を成功させている。どう考えても当時からしたらオーバーテクノロジーであるが、聖杯を持っていた為その効果によって銃が対サーヴァント級まで強化されていたからかもしれない。サーヴァントになってからは、銃も弾も魔力によって構成されているため、どうとでもなるのだろう。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==