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;冥界
 
;冥界
:地の底の国。死者の魂が凍える荒野。深淵と隣り合う、あらゆる生命が途絶えた世界。太陽も星もない、風も水も花もない、ただ寒さだけがある冥府の国。
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:地の底の国。死者の魂が凍える荒野。深淵と隣り合う、あらゆる生命が途絶えた世界。太陽も星もない、風も水も花もない、ただ寒さだけがある冥府の国。すべての生き物が流れ着く場所。魂が見る最後の世界。
 
:どんな英霊であろうと神性であろうと無力化する世界。あそこでは死と、主人である[[エレシュキガル]]が絶対の法律であり、最高権力者。
 
:どんな英霊であろうと神性であろうと無力化する世界。あそこでは死と、主人である[[エレシュキガル]]が絶対の法律であり、最高権力者。
 
:アヌンナ諸神は[[エレシュキガル]]が生まれて千年たったころにはとっくに神性を失っている。裁判官の七柱は法律を読み上げるだけの自動判定粘土板。
 
:アヌンナ諸神は[[エレシュキガル]]が生まれて千年たったころにはとっくに神性を失っている。裁判官の七柱は法律を読み上げるだけの自動判定粘土板。
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:所々に地上で死んだ人間の魂が地上に返さないように収めた槍檻がある。
 
:所々に地上で死んだ人間の魂が地上に返さないように収めた槍檻がある。
 
:魂が毎日休みなくやってきていたため、新人の槍檻を作るだけで一日が終わるため、自分の住む神殿の工事にさえ、いまだ着手できていなかった。
 
:魂が毎日休みなくやってきていたため、新人の槍檻を作るだけで一日が終わるため、自分の住む神殿の工事にさえ、いまだ着手できていなかった。
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:書物だけは冥界からでも調べることはできる。
 
:冥界の七門は魂の善悪を問う、公正にして理性の門。善も悪も等価値ではあるがそれを選ぶ人間の価値が変わるだけであり、どちらかが正解ということはない。[[エレシュキガル]]が命令しておかないとうんともすんとも言わない。
 
:冥界の七門は魂の善悪を問う、公正にして理性の門。善も悪も等価値ではあるがそれを選ぶ人間の価値が変わるだけであり、どちらかが正解ということはない。[[エレシュキガル]]が命令しておかないとうんともすんとも言わない。
 
:また、イシュタルは冥界下りに失敗している以上、門をくぐるたびに七分の一ずつ神性を奪われ、第二の門をくぐる頃には下級の神霊に、第四の門をくぐる頃にはガルラ霊以下の精霊に、そして最終的には無力な羽虫になってしまう。
 
:また、イシュタルは冥界下りに失敗している以上、門をくぐるたびに七分の一ずつ神性を奪われ、第二の門をくぐる頃には下級の神霊に、第四の門をくぐる頃にはガルラ霊以下の精霊に、そして最終的には無力な羽虫になってしまう。
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