差分

442 バイト追加 、 2018年1月4日 (木) 00:31
肉体の主人公台詞
363行目: 363行目:  
;「精神と魂が抜けた後だから、幻にも等しい借り物の意識と人格でしかないから、今の〇〇は一時のものにすぎない?」<br>「そう。一時のものにすぎない。いずれこの意識も元の自分に上書きされる。」<br>「……けど、それは偽物じゃない」<br>「たとえこの意識が一秒前に生まれたものだとしても、すぐに次の意識に上書きされるとしても。」<br>「この体に宿った心は、真実だった。」
 
;「精神と魂が抜けた後だから、幻にも等しい借り物の意識と人格でしかないから、今の〇〇は一時のものにすぎない?」<br>「そう。一時のものにすぎない。いずれこの意識も元の自分に上書きされる。」<br>「……けど、それは偽物じゃない」<br>「たとえこの意識が一秒前に生まれたものだとしても、すぐに次の意識に上書きされるとしても。」<br>「この体に宿った心は、真実だった。」
 
アルテラへ向けた言葉。借り物の意識だからこそ答えられた主人公の意思。
 
アルテラへ向けた言葉。借り物の意識だからこそ答えられた主人公の意思。
 +
<br>'''「旅はまだ終わらない。少なくとも、キミの旅は。まだ駆けるべき草原の夢が残っている。――アルテラ。二度とおまえ(あなた)を、誰にも破壊させはしない――」'''
 +
<br>世界を救い消え去ったアルテラ。その最期を見届けた”空っぽ”の主人公が出した結論。自壊し薄れゆく意識の中、一縷の希望を過去の自分に託す。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
5

回編集