360行目:
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;「うーん、もう食べられるのです......?」
;「うーん、もう食べられるのです......?」
:キャス狐との絆イベントより。布団に潜り込んで抱きついてきたキャス狐を気遣おうとして、寝言をしたフリをする。いい感じで間違えたと自画自賛するが・・・?
:キャス狐との絆イベントより。布団に潜り込んで抱きついてきたキャス狐を気遣おうとして、寝言をしたフリをする。いい感じで間違えたと自画自賛するが・・・?
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;「まったく違います。反省してください。
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;滅びを受け入れるのは間違ってはいないと思う。
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;人間には永遠は遠すぎるだろうし。
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;だから一緒に朽ちるのはいい。現在に生きているのなら、幕引きは必要だ。
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;でも――
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;でも、それはもっと華やかなものであるべきなんだ」
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記憶の無い主人公を今まで欺いてきたと告白するキャス狐。だがそんな彼女を誰よりも見、支えてきたのは主人公だった。
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;「こんな、うるさいだけで寂しいのは良くない。
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;自分たちだけじゃなくて何もかも一緒なのも良くない。
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;なによりキャスターらしくもない。
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;終わるときは笑顔で、
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;楽しかった思い出を、数えきれないぐらい
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;語りながら終わるのがいい。」
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;「だから、こんな我慢に満ちた結末は認めない。
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;この戦いが終わったら国を捨てよう。
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;傾国の女王様も魅力的ではあったけれど、やっぱり――」
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;「――明るい瞳、朗らかな声。
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;誰よりも愛らしく微笑みかけてくる姿。
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;やっぱり、いつも賑やかな、太陽のようなキミがいい。」
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ようやく心が通じ合ったふたりの感動の場面――のはずが。流石シリアスクラッシャー。この後すぐ辛抱堪らず、天に座す大元に歓喜の雄たけびをあげる。
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==== 肉体 ====
==== 肉体 ====
;「精神と魂が抜けた後だから、幻にも等しい借り物の意識と人格でしかないから、今の〇〇は一時のものにすぎない?」<br>「そう。一時のものにすぎない。いずれこの意識も元の自分に上書きされる。」<br>「……けど、それは偽物じゃない」<br>「たとえこの意識が一秒前に生まれたものだとしても、すぐに次の意識に上書きされるとしても。」<br>「この体に宿った心は、真実だった。」
;「精神と魂が抜けた後だから、幻にも等しい借り物の意識と人格でしかないから、今の〇〇は一時のものにすぎない?」<br>「そう。一時のものにすぎない。いずれこの意識も元の自分に上書きされる。」<br>「……けど、それは偽物じゃない」<br>「たとえこの意識が一秒前に生まれたものだとしても、すぐに次の意識に上書きされるとしても。」<br>「この体に宿った心は、真実だった。」