:見ず知らずの他人はおろか裏切り者などですら簡単には見捨てない主人公でさえも、この時ばかりは彼を'''自分の意志で'''切り捨てた。しかし主人公の人間性<ref>そもそも主人公は、仲間を助けるためならば自らの危険や状況なども顧みずに手を差し伸べる善意と勇気、自分の為す事や功績が他人から評価されずとも気にしない誠実さと無欲さ、そしていざという時には誰が相手でも絶対に譲らない強固な意志の持ち主である。これらは第一部での人理焼却を乗り越える上で必要な要素であり、カルデアのスタッフや仲間となったサーヴァント達から評価され、尊重されてきた所以でもある。実際、この台詞の直前に主人公が「メルトリリスを救出に向かう」と聞いたタマモキャットとパッションリップは大いに喜んでいた。</ref>などを考えると、私利私欲や悪意に満ちた浅ましい言葉でメルトリリスを嘲笑いながら見捨てさせようとした彼がこのような形で主人公からさえも見捨てられる事となったのは至極当然の事であった。 | :見ず知らずの他人はおろか裏切り者などですら簡単には見捨てない主人公でさえも、この時ばかりは彼を'''自分の意志で'''切り捨てた。しかし主人公の人間性<ref>そもそも主人公は、仲間を助けるためならば自らの危険や状況なども顧みずに手を差し伸べる善意と勇気、自分の為す事や功績が他人から評価されずとも気にしない誠実さと無欲さ、そしていざという時には誰が相手でも絶対に譲らない強固な意志の持ち主である。これらは第一部での人理焼却を乗り越える上で必要な要素であり、カルデアのスタッフや仲間となったサーヴァント達から評価され、尊重されてきた所以でもある。実際、この台詞の直前に主人公が「メルトリリスを救出に向かう」と聞いたタマモキャットとパッションリップは大いに喜んでいた。</ref>などを考えると、私利私欲や悪意に満ちた浅ましい言葉でメルトリリスを嘲笑いながら見捨てさせようとした彼がこのような形で主人公からさえも見捨てられる事となったのは至極当然の事であった。 |