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:[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]がセラフィックスの最下層に転落した時、「メルトリリスを見殺しにして教会に戻り、自分達を天体室に連れていけ」という彼の要求を毅然と突っぱねた主人公に対して。
 
:[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]がセラフィックスの最下層に転落した時、「メルトリリスを見殺しにして教会に戻り、自分達を天体室に連れていけ」という彼の要求を毅然と突っぱねた主人公に対して。
 
:自分の命令を拒絶し、自分達の救助よりもメルトリリスの救助を優先すると宣言した主人公に苛立つ彼は、メルトリリスを酷く侮辱する暴言を吐いた挙句、更には自分の立場を盾に主人公を脅迫するという卑劣な行為にまで手を出した。しかし主人公はそんな彼の言葉に一切耳を貸すことなく一方的に通信を切断し、さっさと[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]の救出に向かった<ref>なお、彼に対して冷たい視線を向けるサーヴァント一同は最初から彼の主張を無視してメルトリリスを助ける前提で話をする有様だった。</ref>。
 
:自分の命令を拒絶し、自分達の救助よりもメルトリリスの救助を優先すると宣言した主人公に苛立つ彼は、メルトリリスを酷く侮辱する暴言を吐いた挙句、更には自分の立場を盾に主人公を脅迫するという卑劣な行為にまで手を出した。しかし主人公はそんな彼の言葉に一切耳を貸すことなく一方的に通信を切断し、さっさと[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]の救出に向かった<ref>なお、彼に対して冷たい視線を向けるサーヴァント一同は最初から彼の主張を無視してメルトリリスを助ける前提で話をする有様だった。</ref>。
:見ず知らずの他人はおろか裏切り者などですら簡単には見捨てない主人公でさえも、この時ばかりは彼を'''自分の意志で'''切り捨てた。しかし主人公の人間性<ref>そもそも主人公は、仲間を助けるためならば自らの危険や状況なども顧みずに手を差し伸べる善意と勇気、自分の為す事や功績が他人から評価されずとも気にしない誠実さと無欲さ、そしていざという時には誰が相手でも絶対に譲らない強固な意志の持ち主である。これらは第一部での人理焼却を乗り越える上で必要な要素であり、カルデアのスタッフや仲間となったサーヴァント達から評価され、尊重されてきた所以でもある。実際、この台詞の直前に主人公が「メルトリリスを救出に向かう」と聞いたタマモキャットとパッションリップは大いに喜んでいた。</ref>などを考えると、私利私欲や悪意に満ちた浅ましい言葉でメルトリリスを嘲笑いながら見捨てさせようとした彼がこのような形で主人公からさえも見捨てられる事となったのは至極当然の事であった。
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:見ず知らずの他人はおろか裏切り者などですら簡単には見捨てない主人公でさえも、この時ばかりは彼を'''自分の意志で'''切り捨てた。しかし主人公の人間性<ref>そもそも主人公は、仲間を助けるためならば自らの危険や状況なども顧みずに手を差し伸べる善意と勇気、自分の為す事や功績が他人から評価されずとも気にしない誠実さと無欲さ、そしていざという時には誰が相手でも絶対に譲らない強固な意志の持ち主である。これらは第一部での人理焼却を乗り越える上で必要な要素であり、カルデアのスタッフや仲間となったサーヴァント達から評価され、尊重されてきた所以でもある。実際、この台詞の直前に主人公が「メルトリリスを救出に向かう」と聞いたタマモキャットとパッションリップは大いに喜んでいた。</ref>などを考えると、私利私欲や悪意に満ちた浅ましい言葉でメルトリリスを嘲笑いながら見捨てさせようとした彼がこのような形で主人公からさえも見捨てられたのは至極当然の事であった。
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:こうして、「自称リーダー」として身勝手と暴虐と愚行の限りを尽くした彼はついにカルデア一行から完全に見放され、「リーダー」どころか「一個人」としてさえ全く相手にされなくなった。
    
;「はあ!? 悪気は無かった、だって!? 切ったんだぞ!? 私からの通信を、一方的に!<br> カルデアのマスターだから礼儀正しく接してやっていたのに、何だあの態度は!<br> ここでは私の方が立場は上の筈だ!<br> 所長も、副所長も、区間部長も、ドクターたちも、<br> みんな、みんなとっくに死んでいる! 始末した!<br> 生き残った人間の中で、一流大と言えるものを出ているのは私だけだ! そうだろうマーブル君!」
 
;「はあ!? 悪気は無かった、だって!? 切ったんだぞ!? 私からの通信を、一方的に!<br> カルデアのマスターだから礼儀正しく接してやっていたのに、何だあの態度は!<br> ここでは私の方が立場は上の筈だ!<br> 所長も、副所長も、区間部長も、ドクターたちも、<br> みんな、みんなとっくに死んでいる! 始末した!<br> 生き残った人間の中で、一流大と言えるものを出ているのは私だけだ! そうだろうマーブル君!」
 
:殆ど自業自得な形で主人公からさえも見放された事に対する逆恨みと怒りに我を忘れて暴れ回り、それを見かねて宥めようとするマーブルに対して。
 
:殆ど自業自得な形で主人公からさえも見放された事に対する逆恨みと怒りに我を忘れて暴れ回り、それを見かねて宥めようとするマーブルに対して。
:生存者の中で一番学歴が高い事を根拠に自分の立場の正当性を主張し、しかも自分の今までの態度が全く問題が無かったと開き直って主人公を非難するが、見下しているマーブルがロックフェラー出身の一流大卒であることを「自称リーダー」は最期まで知らなかった。
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:この期に及んでもなお見苦しく自分の立場の正当性を主張し、自分の今までの無礼な態度を棚に上げて開き直りながら主人公を非難する。
:切迫した状況に追い込まれてもなお地位や立場などに拘泥し続けてリーダーを主張し、身勝手な理由で数々の愚行を犯すなど自分の愚かさを晒し続けた男が、「リーダー」どころか「一個人」としてさえ(マーブルを除いて)誰からも全く相手にされなくなったのは必然だっただろう。
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:しかし、彼が見下しているマーブルもまた一流大出身である事に気付いていない辺り説得力は皆無であり、この絶体絶命の状況と完全に孤立した現状の前ではこうした彼の暴論もただの戯言に過ぎなかった。
    
;「……くそ。こうなるとお行儀良くはしていられない。時間もないんだ。あと4分もないんだろう、マーブル?<br>  ○○君には何としても私の命令を聞いてもらわなくては。<br> しかしどうすれば……いっそ相方がいればそちらを人質にできるのだが、単独行動ときた。<br> 医務室から毒物を拝借してくるか ?しかし今から私だけで管制室に戻るのは……」
 
;「……くそ。こうなるとお行儀良くはしていられない。時間もないんだ。あと4分もないんだろう、マーブル?<br>  ○○君には何としても私の命令を聞いてもらわなくては。<br> しかしどうすれば……いっそ相方がいればそちらを人質にできるのだが、単独行動ときた。<br> 医務室から毒物を拝借してくるか ?しかし今から私だけで管制室に戻るのは……」
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