差分

2,385 バイト追加 、 2018年5月8日 (火) 23:13
194行目: 194行目:  
さらに言うなら、そもそも聖杯戦争の開催目的は、[[ビーストⅢ/R|殺生院キアラのビースト]]としての霊基を確立するため(と彼女の暇つぶし)であり、死亡したサーヴァントも残ったサーヴァントも最終的にはキアラに吸収されてしまう。つまり、『[[Fate/Labyrinth]]』の「迷宮の聖杯戦争」と同じく、'''完全な空手形。'''<br>
 
さらに言うなら、そもそも聖杯戦争の開催目的は、[[ビーストⅢ/R|殺生院キアラのビースト]]としての霊基を確立するため(と彼女の暇つぶし)であり、死亡したサーヴァントも残ったサーヴァントも最終的にはキアラに吸収されてしまう。つまり、『[[Fate/Labyrinth]]』の「迷宮の聖杯戦争」と同じく、'''完全な空手形。'''<br>
 
その性質上128騎が全て吸収されたらすぐに128騎が再召喚されて次の「聖杯戦争」が始まるため、「開催回数」もとんでもないことになっており、'''最低でも70回'''は繰り返されている。
 
その性質上128騎が全て吸収されたらすぐに128騎が再召喚されて次の「聖杯戦争」が始まるため、「開催回数」もとんでもないことになっており、'''最低でも70回'''は繰り返されている。
 +
 +
===Fate/Apocrypha Inheritance of Gloryでの聖杯大戦===
 +
:『Apocrypha』の世界で[[ファヴニール]]が世界の裏に持ち去った大聖杯の中で執り行われた聖杯戦争。
 +
:大聖杯の内部は『Apocrypha』の世界での聖杯大戦を再現するための巨大なシミュレーションフィールドであり、トゥリファスと空中庭園が精密に再現されているが、それ以外の土地は存在しない。
 +
:その為か、サーヴァントも聖杯大戦の際に召喚された時の再現体であるが、不完全なもの。戦闘能力こそサーヴァントに匹敵するが、感情や論理的な思考は一切なく、戦闘のみを実行し繰り返すだけであり、いわゆるゾンビやメカに近い。
 +
:最初は二騎、567回目の聖杯戦争は四騎と規模が増え、七騎が揃った2313回目辺りから、ダーニックによってクラッキングしたことで大聖杯の支配率が変わり始め、事態の収拾のために大聖杯の管理者である[[ジーク (Grand Order)|ファヴニール]]によって主人公が召喚された時は戦いの数は既に一万を超えた。
 +
:本来であれば、ファヴニールは十四騎すべてのサーヴァントに思考を持たせて聖杯大戦を裏で操っている者を探ろうとしたが、それは悪手であり残酷なものとして躊躇してしまった。しかしそうして幾千幾万も繰り返すうちに自我を持たぬまま、宝具すら起動できる程までに状況は悪化した。
 +
:こうして、ファーヴニルの手によって咄嗟にアキレウスとケイローンを思考を持たせたサーヴァントにしたものの、聖杯大戦の記憶を持たない初期化した状態である。だが再現体は打倒することで思考を保有した状態で味方となる。
 +
:このまま放置した場合だと大聖杯は暴走し、魔獣に被害が及ぶだけでなく、下手すれば人理の錨が余波で障害を起こし、織物が破れて物理法則は一転して変貌して神代と現在が入り混じる世界となり、人間も魔物も互いに殺し合う事となる。
 +
:なお、この聖杯大戦は「再現された世界」に影響を与えるものではないため、[[ルーラー]]が召喚されることはない。
    
===虎聖杯戦争===
 
===虎聖杯戦争===
10,730

回編集