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| ==真名:イヴァン雷帝== | | ==真名:イヴァン雷帝== |
| :イヴァン4世。ロシアの<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>にして<ruby><rb>恐怖</rb><rt>テリブル</RT></RUBY>の怪物。 | | :イヴァン4世。ロシアの<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>にして<ruby><rb>恐怖</rb><rt>テリブル</RT></RUBY>の怪物。 |
| + | :そして異聞帯においては魔獣のような姿へと変貌し、神に近い存在となった男。 |
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− | :サーヴァントとして蘇ったイヴァン雷帝その人だが、 | + | :ロシア最悪の暴君と謳われるだけあって、その苛烈さと残虐さは類を見ない。 |
− | :異聞帯においては現在の人類史にいたる過程で「不要なもの、不要なゆらぎ(IF)」として | + | :そしてその一方で、神に対してはひたすら敬虔な信徒であった。 |
− | :そぎ落とされた“もしも”のロシア、「その先は行き止まり(デッドエンド)なので歴史を打ち切る」と | + | :そのあまりに相反する二面性は、真っ当な人間が許容できるものではなく、絶対的な権限を持った皇帝のみに許された特権であっただろう。 |
− | :並行世界論にすら切り捨てられた「永久凍土帝国アナスタシア」に君臨し魔獣のような姿へと変貌、神に近い存在となった。 | + | |
| + | :現代の知識によって自身の状況を弁えてはいるが、一般人であればこのサーヴァントを目視しただけで昏倒するだろう。 |
| + | :姿形が怪物であるだけでなく、彼の持つ権勢があまりに圧倒的であるからだ。 |
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| + | :現在の人類史にいたる過程で「不要なもの、不要なゆらぎ(IF)」としてそぎ落とされた“もしも”のロシア、 |
| + | :「その先は行き止まり(デッドエンド)なので歴史を打ち切る」と並行世界論にすら切り捨てられた「永久凍土帝国アナスタシア」に君臨に君臨する皇帝。 |
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| + | :サーヴァントとして蘇ったイヴァン雷帝その人だが、異聞帯の歴史においては世界最初のヤガとして存在している。 |
| + | :ロシアの凍土で発見された、最古の巨大生物。それと結合したことで、イヴァン雷帝は成長期に入った。 |
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| + | :イヴァン雷帝の英雄としての資質か、それとも<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>としての血統か。 |
| + | :マンモスやサーベルタイガーなどのような、成長が原因の破滅すらも乗り越えた。乗り越えてしまった。 |
| + | :もはや崇拝され、愛される頂きの存在ではなく。ただただ恐ろしい怪物へと成り果てた。 |
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− | :異聞帯の歴史においては世界最初のヤガとして存在している。
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| :彼の帝国に住まう者はみなヤガだが、それは人間の姿では最早生きていけない過酷な環境だからだ。 | | :彼の帝国に住まう者はみなヤガだが、それは人間の姿では最早生きていけない過酷な環境だからだ。 |
| :ただし、その過程で彼らは人間であった時に得た大切なものを失った。 | | :ただし、その過程で彼らは人間であった時に得た大切なものを失った。 |