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11,391 バイト追加 、 2018年7月9日 (月) 20:22
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;「もはや戦場に呵責なし。我が父よ赦し給え。空前絶後!終わらせろ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!――日輪よ、死に随え。」<br>「神々の王の慈悲を知れ。インドラよ刮目しろ。絶滅とは是、この一刺。焼き尽くせ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!――是非もなし。」
 
;「もはや戦場に呵責なし。我が父よ赦し給え。空前絶後!終わらせろ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!――日輪よ、死に随え。」<br>「神々の王の慈悲を知れ。インドラよ刮目しろ。絶滅とは是、この一刺。焼き尽くせ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!――是非もなし。」
 
: 宝具使用時。シリーズのどれにも劣らない程力強く、息を呑むほど美しい宝具。花が散るように鎧と羽を消失させ、雷光とともに蓄積した膨大なエネルギーを突きとともに開放する。他作品では空中から放射するが、EXTELLAでは渾身の突きになっている。エネルギーの奔流で敵を貫いたあとは再び鎧と羽を纏って終了。最後の決め台詞は宝具演出が終わってからのため、これで敵のボスを倒してしまうとフィニッシュ演出が入り聞けないという悲しい宿命を背負っている。
 
: 宝具使用時。シリーズのどれにも劣らない程力強く、息を呑むほど美しい宝具。花が散るように鎧と羽を消失させ、雷光とともに蓄積した膨大なエネルギーを突きとともに開放する。他作品では空中から放射するが、EXTELLAでは渾身の突きになっている。エネルギーの奔流で敵を貫いたあとは再び鎧と羽を纏って終了。最後の決め台詞は宝具演出が終わってからのため、これで敵のボスを倒してしまうとフィニッシュ演出が入り聞けないという悲しい宿命を背負っている。
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===Fate/EXTELLA LINK===
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;「今のオレは、我が主の敵を滅ぼす一片の槍。我が日輪の煌めきを恐れぬならば、かかってくるがいい。」<br/>「これが我が主、大帝の力だ。手向かえば、苦しみが長引くだけと知れ。」
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: 一日目、帝都にて。ネロたちのローマを侵攻する勢力を率いていた男、それこそがカルナだった。
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: 以前カルナを陣営の副官として雇っていた玉藻の前はショックを受けるが、かつての仲間であれ今の彼にとっては敵でしかない。“天声同化”により、カルナはカルナのまま、彼らを滅ぼさんとする。
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;「……ここまでか。いいだろう、シャルルマーニュとやら。貴様はオレと戦う資格がある。<br/> いずれ雌雄を決するとしよう。その時まで、他のサーヴァントには倒されるな。」<br/>「──フッ。信用ならない直感だ。次にまみえる時がなければ、おまえの妄想は正しいがな。」
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: 同上。シャルルマーニュと一戦交えた後の言葉。彼の実力を認め、いつかの再戦を約束して立ち去る。
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: シャルルの「直感」はアテにしていなかったが……?
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;「言い訳はない。敵将がオレをしのいだということだ。無論、力が足りなかった呂将軍らの科ではない。」<br/>「──承知した。オレはオマエの魂の響きに応じた。あらゆる災厄を、この神槍で薙ぎ払うとしよう。」
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: 第一・第二ルート2日目、千年京で奇襲攻撃を受けて撤退したことについて、カール大帝に案じられた際の返答。
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: 相手の実力を正しく認めると共に、味方に決して科を求めはしない。そんな大帝の意思に従い、彼は槍を振るい続ける。
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;「アルジュナか。──久しいな。」<br/>「おまえの瞳は執拗にオレを見ている──難儀なことだ。一人の敵にそこまで固執せねば生きられないとは。──本当に、難儀な宿業だよ。」
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: 第一ルート6日目、機動聖都・東門にて。月の世界でついに巡り合った、生前からの因縁の相手に対して。
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: 死して英霊となってもなお、己に固執し続ける生き方しかできない。そんなアルジュナに哀れみにも似た感情を滲ませるが、それが彼に伝わることはない。
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;「待っていたぞ、アルジュナ。やはり、我らの宿業は戦場にあるようだ。」
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: 第一ルート6日目、機動聖都・西門にて。いよいよ姿を現した好敵手との対面。彼らの宿業の在処は戦場以外に存在しない。
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;「真の英雄は……目で殺す!」<br/>「貴様が相手ならば、諸天より授かった力のすべてを振るうに値する。まして、今のオレは機動聖都の魔力供給に支えられている。<br/> いかに貴様が信頼に足る仲間を得ようと、この守り、やすやすと崩せると思わないことだ……!」
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: 第一ルート6日目、シャルルマーニュ、そして漸く相まみえた宿敵アルジュナとの大一番。
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: 大帝の魔力供給に支えられ、盤石以上の状態で力を振るい二人を圧倒する。しかしこの言葉がアルジュナの怒りに火を点けてしまった。
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; 「神々の王の慈悲を知れ 絶滅とは是、この一刺し──」<br/>「神々の王の慈悲を知れ、インドラよ刮目しろ! ──絶滅とは是、この一刺し!焼き尽くせ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!!」
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: 同上。一度目の宝具解放。アルジュナを庇って宝具を発動したシャルルマーニュとぶつかり合う。
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: 強大な力を前に、シャルルマーニュはあと一歩及ばなかった。しかし──
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;「まだだ……!ブラフマーも照覧あれ、これがオレの最後の戦いだ!今一度受けよ!我が宝具!」<br/>「我が鎧を食らいながら未だ<ruby>飢<rt>かつ</rt></ruby>える槍よ、この一撃を以て飢えを満たせ!──『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!!」<br/>「────いかん……ッ!」
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: 同上。二度目の宝具解放。己の全力を懸けた最後の一撃は、アルジュナが怒りと祈りを込めて全力で放った「破壊神の手翳」との壮絶な打ち合いとなる。
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: 赤き雷光と青き破滅の光、相反する二つの力は真正面からぶつかり合って渦を巻く。そしてその拮抗と光が弾け飛んだとき──シャルルマーニュの「予感」は的中することとなった。
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;「覚えておくことだ、元帥。この世界は貴様が抱く罪悪感を軽減するものではない。<br/> おまえは大帝の道具なのではない。おまえが大帝を道具にしようとしている。おまえが欲する救済のために。<br/> おまえの求めた神は、ここにはいない。いたとしても、お前が認識できる形ではない。<br/> あの大帝が認識している<ruby>世界<rt>かみ</rt></ruby>はおまえの願う神ではない。あれは人の業が生み出す<ruby>機構<rt>システム</rt></ruby>に過ぎん。<br/> 貴様の呪うべき相手は他にある。もっとも。それが自分自身だという事に、永久に気づけぬようだがな。」
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: 第三ルート4日目、機動聖都にて。アルテラを襲おうとしたジル・ド・レェを阻止し、彼の本質にあるものを看破しての台詞。
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: カルナは己の救いは求めていない。なぜなら、彼はただ仕えるべき主人に従っているだけなのだから。その主人の意に反するならば、たとえ味方であっても許しはしない。
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;「そこまでの覚悟か。巨神の娘よ。穏やかな道を歩むこともできよう。それでも、大帝の側に立つことを選ぶのか。」<br/>「それも良い。ひとりの情愛に生きることは、時として億の大義に生きるよりも尊いと、オレはそう考えている。<br/> それが、ひとりの情愛を捨てて、億を救おうとするあの大帝のためならば、なおさらだ。ひとりくらい、そんな女がいてもいい。」
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: 第三ルート5日目。「大帝を守りたい」と覚悟を決めたアルテラに対して。
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: アルテラの考えを尊び、彼女に賛意を示す。“天声同化”されていてもカルナの在り方は決して変質せず、他者をあるがままに受け入れる。
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;「アルジュナ、貴様はどうだ。やれるか?」<br/>「ああ。オレと貴様が組めば、恐れるものは何もない。守り抜くぞ、アルテラを──!」
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: 同上。アルテラの覚悟をどう捉えるか、カルナは傍らにいたアルジュナにも問うた。“天声同化”されたアルジュナもそれを肯定したことで、二人は結託する──生前ですら成し得ることのなかった最強の同盟が、はじめて成立した瞬間だった。
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;「アルジュナと話し合った。“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>”の解けたこの身……大帝との決着までは役立てて欲しい。」
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: 同上。“天声同化”が解けたカルナはアルジュナと話し合い、お互いの決着をつけたい気持ちよりも事態の収束を優先することに決めた。
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: 二人が主人公陣営に加わったことで、いよいよ最終決戦に向けての作戦が始動する。
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;「──やはりな、ジル・ド・レェ元帥。オマエは“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>に組み込まれていない。<br/> 神の存在を穢すことで実在を認めようとするオマエと、神を求め続けることで実在を認めようとする大帝。<br/> 共に実在を願ってはいるが、方針は真逆か。“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>もせず、これまでよく、元帥としての地位を保てたものだ。」<br/>「いや、賞賛したつもりだった……が、オレの言葉では愚弄になるか。<br/> しかし、それでも言おう。オマエは一途な男だ。そして誰より神を信じている。それ故の懲罰と受け取るがいい。」
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: 第三ルート6日目、機動聖都にて。主人公たちに敗れたジルに対して送った彼なりの称賛。……だったのだが、やはり微妙に言葉が足りなかったようだ。
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;「それはオレも望むところだ、アルジュナ。数奇なる縁により巡り会ったのだ。神々にも先祖にも恥じぬ戦いにしたいからな。」<br/>「……貴様がそんな冗談を言うとはな。そのような事情だ、マスター。後顧の憂いはない。進んでくれ。そして、大帝を終わらせてやれ。<br/> ヤツの望みは……シャルルマーニュ、貴様なら分かるのだろう?」
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: 第三ルート、最終決戦を前にアルテラの護衛を頼まれた際、アルジュナが珍しく冗談を口にしたことに驚きつつ、彼との決着を一旦預けて依頼を引き受ける。
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: そして彼らは静かに、主人公とシャルルマーニュを送り出した。
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;「……なるほど。つまり前回は加減してくれたのか。その配慮に深く感謝しよう。」
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: ベースキャンプでの特殊会話。カルナを連れてアルジュナに話しかけると聞くことができる。
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:「味方として頼もしいのは同意するが、今度敵に回ったら手加減しない」という言葉に返答したものだったのだが、趣旨がやっぱり微妙にズレているためアルジュナも呆れ気味である……
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;「そうか……すまないキャスター。気分を害したのなら謝ろう。どうやらオレは、存外あの関係を気に入っていたようだ。」<br/>「理屈としてはかなり強引だが、その心意気こそが正妻サーヴァントということか……。奥が深いな。」
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: 特殊会話その2。玉藻の前を連れてカルナに話しかけると聞ける。
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: 「王妃」という言葉に気分をよくした彼女はいつもどおりのスイート全開である。
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;「アルジュナか、弓を収めていてくれて嬉しく思う。ここには壊したくないものが多くてな、おまえ相手では戦う気もおきない。」<br/>「無論だ。戦場でオマエと相まみえて、手加減する余裕などオレにはない。そのときはお互い、死を覚悟するとしよう。」
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: 特殊会話その3。こちらはアルジュナを連れてカルナに話しかけたときに発生する。
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: ともすれば誤解されかねない物言いではあるが、アルジュナはきちんと意図をくみ取ったうえでいつかの全力勝負を望む。
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: それはカルナにとっても同じであり、どちらも互いを前にすると抑えが利かなくなるのは相変わらずであるようだ。
    
===生前===
 
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