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;能力
 
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:「弓兵」クラスでありながらも、主戦法は干将・莫耶を用いた白兵戦。遠距離を見通す鷹の目と百発百中の腕前を持つが、弓を射るシーンは少ない。<br>未来の存在であるため、知名度の恩恵は受けられない。それでも[[バーサーカー]]を6回殺した実力は本物で、その武技は天性のものではなく、弛まぬ努力で磨き上げたもの。<br>「剣」に特化した魔術師であり、士郎の魔術の完成形。特定の[[宝具]]は持たないが、[[固有結界]]「無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)」の術者。宝具を含めた多数の武具を投影して戦っている。<br>「複製武具は替えが利く」というその特性から、宝具を弓につがえて矢として放ち、相手にぶつけて爆発させる技「壊れた幻想(ブロークンファンタズム)」を得意とする。
 
:「弓兵」クラスでありながらも、主戦法は干将・莫耶を用いた白兵戦。遠距離を見通す鷹の目と百発百中の腕前を持つが、弓を射るシーンは少ない。<br>未来の存在であるため、知名度の恩恵は受けられない。それでも[[バーサーカー]]を6回殺した実力は本物で、その武技は天性のものではなく、弛まぬ努力で磨き上げたもの。<br>「剣」に特化した魔術師であり、士郎の魔術の完成形。特定の[[宝具]]は持たないが、[[固有結界]]「無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)」の術者。宝具を含めた多数の武具を投影して戦っている。<br>「複製武具は替えが利く」というその特性から、宝具を弓につがえて矢として放ち、相手にぶつけて爆発させる技「壊れた幻想(ブロークンファンタズム)」を得意とする。
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===黒化アーチャー===
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アーチャーが黒化した姿。『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。<br>ボデイアーマーは無く上半身は裸で、両腕を聖骸布で巻き、顔面も目を隠すように布で縛られている。全体的に[[アヴェンジャー]]に近い姿となっている。<br>『プリズマ☆イリヤ』本編開始前に[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]] に倒され回収された。
      
==[[宝具]] ==
 
==[[宝具]] ==
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さらに、[[アーチャー (EXTRA・赤)|ほぼ同一の存在]]は「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」という、聖剣の贋作・劣化品を「無限の剣製」の展開中のみの限定で投影している。
 
さらに、[[アーチャー (EXTRA・赤)|ほぼ同一の存在]]は「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」という、聖剣の贋作・劣化品を「無限の剣製」の展開中のみの限定で投影している。
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『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』ではアーチャーのクラスカードを使う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]が「約束された勝利の剣」を投影して使っているが、両者は「願望器」ということもあって別の原理が働いている可能性がある。また、作者は「あくまでスピンオフで、原作とは別の設定(ルール)で成り立っている」という主旨の発言をしている。
    
== アーチャー (EXTRA・赤) ==
 
== アーチャー (EXTRA・赤) ==
 
『[[Fate/EXTRA]]』及び『[[Fate/EXTRA CCC]]』に登場するサーヴァント。<br>『stay night』のアーチャーを彷彿とさせる様々な共通点があるが、真名は「エミヤ」ではなく「無銘」となっている。<br>詳細は[[アーチャー (EXTRA・赤)|該当ページ]]を参照のこと。
 
『[[Fate/EXTRA]]』及び『[[Fate/EXTRA CCC]]』に登場するサーヴァント。<br>『stay night』のアーチャーを彷彿とさせる様々な共通点があるが、真名は「エミヤ」ではなく「無銘」となっている。<br>詳細は[[アーチャー (EXTRA・赤)|該当ページ]]を参照のこと。
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==アーチャー(クラスカード)==
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『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。<br>
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冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。<br>
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後に[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]から[[クロエ・フォン・アインツベルン]]が分離した際、このクラスカードを核として受肉化した。<br>
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以後はクロのみが使用できる状態となり、イリヤや[[美遊・エーデルフェルト]]は使用できなくなっている。
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;黒化英霊
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:クラスカード・アーチャーが一時的に実体化した姿。確たる意思はなく、ただ本能的に敵を排除するために動く。
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:基本的なデザインはサーヴァント・アーチャーを踏襲し、黒化の影響によるアレンジを加えたもの。上半身は裸で、両腕を聖骸布らしき赤い布で巻き、顔面も同様の布で両目を隠している。全体的に[[アヴェンジャー]]に近い印象の姿となっている。
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:『プリズマ☆イリヤ』本編開始前に、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]に倒されて回収され、クラスカードは後任の[[遠坂凛]]と[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]に託されることとなる。
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;限定展開
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:カレイドステッキが、黒塗りの弓に変化する。
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:ただし、宝具ではなく何の能力も持たないただの弓で、しかも矢は一緒に具現化されない。
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;夢幻召喚
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:英霊○○○と一時的に同化し、アーチャーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
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:固有の宝具は持たないが、投影魔術によって数々の武装を生み出し、遠距離だけでなく白兵戦もこなすオールラウンダー。
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;;投影
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::魔術によって武装を造り出す。本来の投影魔術はガワだけのハリボテにすぎないが、この英霊の能力はそれに当てはまらない特異なものらしい。
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;;壊れた幻想
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::宝具を爆弾とし、使い捨てで威力を増す技能。
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;;干将・莫耶
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::投影宝具。陰陽の性質を持つ夫婦剣。宝具ランクはC-。
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::互いに引き合う性質を利用した連続投影での「鶴翼三連」も使用可能。アニメ版ではイリヤが「オーバーエッジ」も披露した。アーチャー同様、クロも好んで使う傾向がある。
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;;偽・偽・螺旋剣(カラドボルグIII)
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::投影宝具。サーヴァント・アーチャーが使用していた「偽・螺旋剣(カラドボルグII)」の、さらに劣化品。宝具ランクは不明。
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::とは言え、威力そのものは絶大で、真名解放して放たれれば空間をも捻じ切る。アーチャー同様、クロも好んで使う傾向がある。
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::アニメ版でイリヤも使用しているが、真名解放はしていない。この時のイリヤはクロに比べて高い出力を有していたため、「III」ではなく「II」だった可能性もある。ちなみに、コミック版にも同様のシーンは存在するが、はっきりとこの剣と判る描写はされていない。
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;;熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
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::投影宝具。複数の花弁からなる光の盾。宝具ランクは不明。
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::本来であれば七枚の花弁が展開されるが、イリヤやクロでは四枚までしか展開できない。
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::コミック版でイリヤが使用したのは円蔵山の大空洞で崩落から身を守ったのが初めてだが、アニメ版では黒化英霊状態のセイバーとの戦いで夢幻召喚直後にセイバーの放った魔力斬撃を防いだのが初である。
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;;偽・射殺す百頭(フェイク/ナインライブス)
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::投影宝具。岩でできた巨大な斧剣。
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::美遊との戦いで、弾幕を防いで距離を詰めるために使用された。
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::オリジナルの「射殺す百頭」は「ナインライブ'''ズ'''」だが、この投影宝具は「ナインライブ'''ス'''」とルビが振られている。
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;;約束された勝利の剣(エクスカリバー)
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::投影宝具。本来は[[セイバー]]が持つ、所有者の魔力を光に変換し、収束・加速させ斬撃として放つ最強の聖剣。
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::本来このカードには神造兵装であるこの剣を投影する力はないのだが、イリヤは何故か投影ができ、真名解放までやってのけた。推測としてはイリヤの持つ「願望機」としての力や、使用時に解放された10年間溜め込んだ膨大な魔力などの要因があげられるが、解説では明確に原因については触れられておらず、「バグ」と表現されている。
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::イリヤから分離したクロは本人曰く「<ruby><rb>偽物</rb><rt>できそこない</rt></ruby>の<ruby><rb>偽物</rb><rt>ハリボテ</rt></ruby>」しか作れず、真名解放もできない。ただし「壊れた幻想」は使用可能で、その場合はクロにとっての最大の攻撃となる。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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