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*スリーサイズ:B85/W59/H86
 
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*属性:秩序・善
 
*属性:秩序・善
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*CV:坂本真綾
    
[[聖杯戦争|聖杯大戦]]を監督し、正しく導くために行動する、[[聖杯|大聖杯]]に召喚された「[[クラス (ルーラー)|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。
 
[[聖杯戦争|聖杯大戦]]を監督し、正しく導くために行動する、[[聖杯|大聖杯]]に召喚された「[[クラス (ルーラー)|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。
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;[[Fate/Zero]]
 
;[[Fate/Zero]]
 
:キャスターの回想に登場。<br>BD版特典の「お願い!アインツベルン相談室」においてもキャスターの口から語られる。
 
:キャスターの回想に登場。<br>BD版特典の「お願い!アインツベルン相談室」においてもキャスターの口から語られる。
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;[[Fate/Grand Order]] 
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:主要人物の一人。PVで多くの英霊達に呼びかけており、キービジュアルから登場。
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;[[コハエース]]
 
;[[コハエース]]
 
:『Zero』または『Apocrypha』関連の話題でたまに登場。すっかりクトゥルー系の容貌に変わり果てたジルにもこれといって動じない。
 
:『Zero』または『Apocrypha』関連の話題でたまに登場。すっかりクトゥルー系の容貌に変わり果てたジルにもこれといって動じない。
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**もっとも戦闘機パイロットの小林が71位になっていたりするので、『Zero』アニメの放送直後という時期によるものも大きかったのだろう。
 
**もっとも戦闘機パイロットの小林が71位になっていたりするので、『Zero』アニメの放送直後という時期によるものも大きかったのだろう。
 
*『Apocrypha』における腹ペコ枠。霊体化できないことと言い、どうしても[[セイバー|彼女]]との共通項が出てしまうようだ。更にかなりのうっかりキャラである事も3巻で判明する。
 
*『Apocrypha』における腹ペコ枠。霊体化できないことと言い、どうしても[[セイバー|彼女]]との共通項が出てしまうようだ。更にかなりのうっかりキャラである事も3巻で判明する。
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*『[[Fate/Grand Order]]』のPVで遂に担当声優が坂本真綾氏であると発表された。TYPE-MOON では[[両儀式]]役で有名だが、何の因果か、坂本真綾氏はかつて朗読活劇レチタ・カルダ「ジャンヌ・ダルク」で'''語り手としてジャンヌ・ダルクの生涯を演じている'''。そういう意味でもぴったりな配役と言えるかも知れない。
    
『Apocrypha』でのステータス
 
『Apocrypha』でのステータス
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;過激だった聖処女
 
;過激だった聖処女
 
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*『Apocrypha』では活発な少女という設定だが、史実の彼女はかなりの強硬派だったらしい。<br>ランスでの戴冠式後、現状維持を望んだシャルル王や貴族たちに反対してあくまでパリ攻略を主張し、捕虜となったイングランドの騎士たちは容赦なく殺害したとも伝えられている(当時は身代金との交換が普通)。<br>戦場での戦いぶりも凄まじく、大砲の集中投入や夜襲・奇襲・朝駆けも当たり前(当時は戦端は昼間に開き、日没と共に矛を収めるのが普通)で、勝利の為にはあらゆる手段を用いた。<br>農民出身の彼女に政治的な考えや貴族社会の常識が欠けていたのは仕方のないことだが、この苛烈さは王宮内における彼女の孤立を深め、自身が捕虜となった際に身代金惜しさから見捨てられるという末路を招くこととなる……。
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*『Apocrypha』では活発な少女という設定だが、史実の彼女はかなりの強硬派だったらしい。<br>ランスでの戴冠式後、現状維持を望んだシャルル王や貴族たちに反対してあくまでパリ攻略を主張し、捕虜となったイングランドの騎士たちは容赦なく殺害したとも伝えられている(当時は身代金との交換が普通)。<br>戦場での戦いぶりも凄まじく、大砲の集中投入や夜襲・奇襲・朝駆けも当たり前(当時は戦端は昼間に開き、日没と共に矛を収めるのが普通)で、勝利の為にはあらゆる手段を用いた。<br>農民出身の彼女に政治的な考えや貴族社会の常識が欠けていたのは仕方のないことだが、この苛烈さは王宮内における彼女の孤立を深め、自身が捕虜となった際に身代金惜しさから見捨てられるという末路を招くこととなる。<br>だがシロウの企みを阻止するためとはいえ戦略爆撃機やミサイル、しまいには『神の杖』を空中庭園めがけてぶっ放す事を考えたり、Fateのジャンヌもかなり過激である事が分かってしまった。平然と提案する辺り、生前の過激なやり方は全く変わっていないらしい……。
 
**それほどセイバーに似ているわけではないとされる彼女だが、「一度は国を救いながら、最後には人心が離れて非業の死を遂げる」「勝利のためならば手段は選ばなかった」という点は共通している。
 
**それほどセイバーに似ているわけではないとされる彼女だが、「一度は国を救いながら、最後には人心が離れて非業の死を遂げる」「勝利のためならば手段は選ばなかった」という点は共通している。
**悲劇的な最期と強固な信仰心が強調されるせいか(Fateに限らず)近年のほとんどの創作において、こういった過激な面が描かれる事はない。もしかすると、吸血鬼伝説を広められた結果、「無辜の怪物」のスキルによって変貌した[[ランサー (EXTRA・黒)]]とは逆に、聖女としての伝説を広められたがゆえに元の苛烈さを失い高潔な性格として召喚されているのかもしれない。<br>また史実では旗持ちに過ぎなかった彼女が(企画段階の設定ではあるものの)セイバー適性を持っているのも、自ら兵の先頭に立つ戦乙女というイメージを託されているからかもしれない。<br>似たようなイメージが先行しがちと言えば、源義経もあげられる。
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**史実では旗持ちに過ぎなかった彼女が(企画段階の設定ではあるものの)セイバー適性を持っているのも、自ら兵の先頭に立つ戦乙女というイメージを託されているからかもしれない。似たようなイメージが先行しがちと言えば、源義経もあげられる。
 
**聖人の認定は数十年以上かかることもザラとはいえ、ジャンヌ・ダルクの列聖は死後五百年近く経ってからであり、際立って長い。<br>元は一地方の英雄に過ぎなかった彼女だが、フランス革命以後、王家に代わる国威発揚の象徴として美化され祀り上げられた。特にナポレオンは無名に近かったジャンヌの宣伝を積極的に行っており、フランス各地にジャンヌの銅像を作らせた。彼女自身は王党派だったが、平民出身というのが共和党にとって都合が良かったためである。強大化したフランスと彼女の知名度をバチカンも無視できなくなり、政治的判断から聖人に加えられた。<br>聖女としてのイメージと史実の彼女に大きな乖離があるのはこのためである。
 
**聖人の認定は数十年以上かかることもザラとはいえ、ジャンヌ・ダルクの列聖は死後五百年近く経ってからであり、際立って長い。<br>元は一地方の英雄に過ぎなかった彼女だが、フランス革命以後、王家に代わる国威発揚の象徴として美化され祀り上げられた。特にナポレオンは無名に近かったジャンヌの宣伝を積極的に行っており、フランス各地にジャンヌの銅像を作らせた。彼女自身は王党派だったが、平民出身というのが共和党にとって都合が良かったためである。強大化したフランスと彼女の知名度をバチカンも無視できなくなり、政治的判断から聖人に加えられた。<br>聖女としてのイメージと史実の彼女に大きな乖離があるのはこのためである。
 
**第二次世界大戦でも新ナチス派のビシー政権とシャルル・ド・ゴール率いる自由フランス軍の双方がプロパガンダに利用しており、生前のみならず死後も時の政治に利用されつづけられている。
 
**第二次世界大戦でも新ナチス派のビシー政権とシャルル・ド・ゴール率いる自由フランス軍の双方がプロパガンダに利用しており、生前のみならず死後も時の政治に利用されつづけられている。