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: この状態でも[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「黄金律」は健在らしく、[[冬木市]]のレジャー施設「わくわくざぶーん」のオーナーをしていたりする。
 
: この状態でも[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「黄金律」は健在らしく、[[冬木市]]のレジャー施設「わくわくざぶーん」のオーナーをしていたりする。
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== 子ギル(プリズマ☆イリヤ) ==
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== [[宝具]](子ギル) ==
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基本的には「[[ギルガメッシュ]]」に準じる。<br>
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ここでは子ギル時に使ったもののみを言及する。
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;全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)
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:詳細不明。
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:『[[トラぶる花札道中記|トラぶる花札道中記EX]]』にて使用。
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;占い手袋
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:五芒星があしらわれた右手用の手袋。これをはめて占いを行った場合、的中率が上がるらしい。
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:『[[アーネンエルベの一日|アーネンエルベ狂騒曲]]』にて登場。
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== 子ギル(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ) ==
 
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』にて少年の姿をとっているギルガメッシュ。
 
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』にて少年の姿をとっているギルガメッシュ。
    
冬木の[[聖杯戦争]]における[[サーヴァント]]としての子ギルと違い、「クラスカード」という異なる拠り代によって現界し、さらにそこから分かれて受肉した半身、という状態であり、設定段階で存在自体が冬木の子ギルとは異なっている。
 
冬木の[[聖杯戦争]]における[[サーヴァント]]としての子ギルと違い、「クラスカード」という異なる拠り代によって現界し、さらにそこから分かれて受肉した半身、という状態であり、設定段階で存在自体が冬木の子ギルとは異なっている。
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; 略歴
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;略歴
: 第2部『ツヴァイ!』のラスボスとして登場。存在しないはずの8枚目のクラスカードであり、[[魔術協会]]の探査から逃れて地脈の中で潜伏を続けていたが、[[遠坂凛]]の調査によりその存在が発覚する。
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:第2部『ツヴァイ!』のラスボスとして登場。存在しないはずの8枚目のクラスカードであり、[[魔術協会]]の探査から逃れて地脈の中で潜伏を続けていたが、[[遠坂凛]]の調査によりその存在が発覚する。
: 当初は少年の姿ではなく、他の英霊同様に黒化状態の大人の姿で登場。黒化状態でも、強固な自我によって僅かに意思が残っており、迎え撃つ[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤ]]達にその圧倒的な力を見せつけ、鏡面界を切り裂き、現実空間にまで侵攻。そして円蔵山の地下にある術式を乗っ取り受肉を果たそうとする。
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:当初は少年の姿ではなく、他の英霊同様に黒化状態の大人の姿で登場(後述)。
: しかしイリヤの妨害に遭い、半身のみ受肉して誕生した幼年体と、クラスカードを内包した暴走体に分離する事になる。
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:戦闘中、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤ]]の妨害に遭い、半身のみ受肉して誕生した幼年体と、クラスカードを内包した暴走状態の黒化英霊に分離。その後、幼年体のギルガメッシュが暴走体をコントロールする形で融合し、新たに黒い巨人へと変貌。加えて[[美遊・エーデルフェルト]]を取り込み、更なる暴威を振るう。だが、ツヴァイフォームへと変身したイリヤと壮絶な死闘を演じた末に敗北し、再び幼年体とクラスカードに分離した。
: その後、幼年体のギルガメッシュが暴走体をコントロールする形で融合し、黒い泥の巨人へと変貌。加えて[[美遊・エーデルフェルト]]を取り込み、更なる暴威を振るう。だが、ツヴァイフォームへと変身したイリヤと壮絶な死闘を演じた末に敗北し、再び幼年体とクラスカードに分離する事になる。
+
:第3部『ドライ!!』では本格的に子ギルとして活動し、アンジェリカに奪われてしまったカード側の財宝を取り戻す為にイリヤたちに共闘する事になる。
: 第3部『ドライ!!』ではアンジェリカに奪われてしまったカード側の財宝を取り戻す為にイリヤたちに共闘する事になる。財宝から便利なアイテムを貸してくれたり、金銭を都合してくれたりはするが、あくまで自分の目的優先でエインズワース家との戦いには必要以上に関る気がないため、事態の核心には触れず思わせぶりな言動ではぐらかしている。
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:財宝から便利なアイテムを貸してくれたり、金銭を都合してくれたりはするが、あくまで自分の目的優先でエインズワース家との戦いには必要以上に関る気がないため、事態の核心には触れず思わせぶりな言動ではぐらかしている。
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; 人物
 
; 人物
 
: 基本骨子は冬木の子ギルと同じ。
 
: 基本骨子は冬木の子ギルと同じ。
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: 宝具の知識も確かで、アンジェリカと比べて的確に使いこなす。また、ダリウスが自分の知らない宝具を使ったと聞き、いぶかしんでいる。
 
: 宝具の知識も確かで、アンジェリカと比べて的確に使いこなす。また、ダリウスが自分の知らない宝具を使ったと聞き、いぶかしんでいる。
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== [[宝具]] ==
  −
本格的な戦闘描写などがあるのは『プリズマ☆イリヤ』になるため、ここで紹介しているのも大半は『プリズマ☆イリヤ』で登場したものである。
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; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
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===ギルガメッシュ(クラスカード)===
: ランク:E〜A++<br />種別:対人宝具<br />レンジ:−
+
冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。<br>
: バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。
+
だが他のクラスカードと違って強固な自我によって僅かに意思が残っている。<br>
: 大人状態で使った時と効果・解説は変わらない。だが能力の項目で述べているように慢心などせず正確に運用するため、大人以上の強さを発揮している。
+
2枚目の「アーチャー」のクラスカード。
: 『ドライ』開始当初はアンジェリカに財宝の大半を奪われ、総数は全体の1%以下に低下し、残った宝具もDランク以下の物ばかりな上に戦闘用の物もほぼ皆無となり、大幅に弱体化していた。第5話の時点で武器類264本を取り戻したが、それでもまだまだ足りないらしい。
+
 
; 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
+
;黒化英霊
: ランク:EX<br />種別:対界宝具<br />レンジ:1〜99 / 1〜999(EXTRA)<br />最大捕捉:1000人
+
:クラスカード・ギルガメッシュが一時的に実体化した姿。
: 由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。
+
:高密度の黒い魔力の霧を纏い、黄金の鎧は溶解して肉体と一体化し、全身がヘドロ状に変異している。辛うじてシルエットや戦闘パターンからギルガメッシュであると認識できるが、黒化に加えて地脈が収縮する程の魔力を吸収したことで、黒化英霊の中で特に醜く変貌している。
: 「王の財宝」同様、効果は変わらないが、魔力量の関係から最大出力が若干低下している。
+
:冬木市地下の地脈本幹に位置するに位置する鏡面界に出現。通常の「王の財宝」の掃射に加え、周囲の地面に垂れ流している泥からも宝具を射出し、下段からの攻撃を可能としている。また、全身に纏った黒い霧を操り、攻撃や防御だけでなく自己再生にも利用している。
: それでも、『プリズマ☆イリヤ』では鏡面界を切り裂くほどの威力を見せた。
+
:黒化によって人格は崩壊し言語能力はほとんど失っているが、強固な自我によって僅かに意思を残しており、円蔵山の地下にある術式を乗っ取っての受肉を企む。だがイリヤの妨害に遭い、半身のみ受肉して誕生した幼年体と、クラスカードを内包した暴走状態の黒化英霊に分離する事になる。
; 全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)
+
:再び融合するも、イリヤと壮絶な死闘を演じた末に敗北し、再度幼年体とクラスカードに分離する事になる。
: 詳細不明。
+
:戦闘終了後、クラスカードは突如として現れたアンジェリカに回収される。
: 『[[トラぶる花札道中記|トラぶる花札道中記EX]]』にて使用。ちなみにゲームの仕様上、幼年体の姿の時しか使えない。
+
 
 +
;限定展開
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:なし
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;夢幻召喚
 +
:英霊ギルガメッシュと一時的に同化し、ギルガメッシュの宝具とスキル、身体能力を会得する。
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:「王の財宝」による数多の宝具を無尽蔵に射出する、アーチャーのスタイル。
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 +
 
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== [[宝具]](Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ) ==
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ここでは『プリズマ☆イリヤ』で使ったもののみを言及する。「[[ギルガメッシュ]]」のページで紹介されているものも含まれるが、その場合は『プリズマ☆イリヤ』での仕様に絞って記述する。<br>
 +
『hollow』等とは違って本格的な戦闘描写があるため、多数の宝具が登場している。
 +
 
 +
;天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
 +
:ランク:EX
 +
:「乖離剣」エアを用いたギルガメッシュの最大攻撃。ランクは変わらずEXだが、魔力量の関係から最大出力が若干低下している。
 +
:黒化英霊状態で使用した際には鏡面界を切り裂き、ギルガメッシュが現実世界へ進行する端緒となる。
 +
:巨人状態ではイリヤのツヴァイフォームによる「多元重奏飽和砲撃(クヴィンテット・フォイア)」と壮絶な撃ち合いを繰り広げるも、敗北した。
 +
 
 +
;王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
 +
:ランク:E〜A++
 +
:ギルガメッシュの象徴ともいえる蔵とその財宝。
 +
:子ギル状態では慢心などせず正確に運用するため、黒化英霊状態はおろか本来のサーヴァントでの青年時以上の強さを発揮している印象を受ける。
 +
:『ドライ』開始当初はクラスカードと幼年体に分離した影響で、クラスカードに財宝の大半を奪われ、総数は全体の1%以下に低下し、残った宝具もDランク以下の物ばかりな上に戦闘用の物もほぼ皆無となり、大幅に弱体化していた。第5話の時点で武器類264本を取り戻したが、それでもまだまだ足りないらしい。
 +
 
 +
 
 +
=== 「王の財宝」内にある宝具 ===
 +
;乖離剣エア
 +
:黒化英霊状態でも巨人状態となっても黄金の輝きは失われておらず、究極の宝具の名に恥じない効果を持つ。
 +
 
 +
;天の鎖(エルキドゥ)
 +
:基本的には従来のものに同じ。子ギル特にこの宝具に愛着があるらしく、頻繁に使用する。
 +
:分離当初はクラスカード側に奪われていてアンジェリカに苦戦させられたが、所有権を奪い返し反撃に転ずる。アンジェリカが放った財宝を絡めとって防御したり、相手の宝物庫から大量の武器を抜き出し、巻きつけた状態で纏めて叩き付けるなど多彩な攻撃を見せる。
 +
:ひろやまひろし氏曰く、「無尽蔵に伸びて縦横無尽に飛び回るビックリ便利宝具」。
 +
 
 +
;天翔る王の御座(ヴィマーナ)
 +
:黒化英霊状態で使用。本来は黄金とエメラルドで形成された美しい姿をしているが、黒化していた際は持ち主同様に船体の色が黒一色となっている。
 +
:160万トンのコンクリートと720万トンの地層を突き破るほどの圧倒的な出力を誇る。
   −
==== 「王の財宝」内にある宝具 ====
  −
; 乖離剣エア
  −
: 大人のギルガメッシュが持っている物と全く同じ。だが小ギルが黒化しても、醜悪な泥の巨人となっても黄金の輝きは失われておらず、究極の宝具の名に恥じない効果を持つ。
  −
; 天の鎖(エルキドゥ)
  −
: エア同様大人が持っているのと全く同じ。子ギルはエアよりもこの宝具の方が愛着があり、頻繁に使用する。
  −
: 当初アンジェリカに奪われ苦戦させられたが、所有権を奪い返し反撃に転ずる。子ギルは大人よりも遥かに扱いが上手く、アンジェリカが放った財宝を絡めとって防御したり、相手の宝物庫から大量の武器を抜き出し、巻きつけた状態で纏めて叩き付けるなど多彩な攻撃を見せる。
  −
: ひろやまひろし氏曰く、「無尽蔵に伸びて縦横無尽に飛び回るビックリ便利宝具」。
  −
; 天翔る王の御座(ヴィマーナ)
  −
: 古代インドの二大叙事詩「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」に登場する飛行装置。
  −
: 本来は黄金とエメラルドで形成された美しい姿をしているが、黒化していた際は持ち主同様に船体の色が黒一色となっている。160万トンのコンクリートと720万トンの地層を突き破るほどの圧倒的な出力を誇る。
   
; 真・射殺す百頭(ナインライブズ)
 
; 真・射殺す百頭(ナインライブズ)
: [[バーサーカー|ヘラクレス]]が生前の偉業「ヒュドラ殺し」で使った巨大な大弓。
+
:巨人状態で使用。 [[バーサーカー|ヘラクレス]]が生前の偉業「ヒュドラ殺し」で使った巨大な大弓。
 
: 豪奢な大弓に番えられた石柱のような矢から、敵対者に向けて自動追尾の「幻想種殺し」の概念を帯びたレーザーを九発同時に射出する。本来は弓の能力を元にヘラクレスが編み出した、「流派」と呼ぶべきものであり、使い手の技量に依存する宝具だが、構えればバリスタが自動的に標的に向けてレーザーを射出するため、子ギルは難無く使用する事ができる。
 
: 豪奢な大弓に番えられた石柱のような矢から、敵対者に向けて自動追尾の「幻想種殺し」の概念を帯びたレーザーを九発同時に射出する。本来は弓の能力を元にヘラクレスが編み出した、「流派」と呼ぶべきものであり、使い手の技量に依存する宝具だが、構えればバリスタが自動的に標的に向けてレーザーを射出するため、子ギルは難無く使用する事ができる。
 
: なお、なにげに珍しいギルガメッシュの使用した「弓」だったりする。
 
: なお、なにげに珍しいギルガメッシュの使用した「弓」だったりする。
; 神々の盾
+
 
: 巨大な花弁の様な形状の大盾。凛の「打ち砕く雷神の指(トールハンマー)」によって増幅されたイリヤと美遊の最大出力の砲撃、続く[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロ]]の「約束された勝利の剣」を用いた「壊れた幻想」を受けても傷一つつかない鉄壁の防御力を誇る。
+
;神々の盾
: 泥の巨人となった時には二対の大盾が中枢の子ギルを守るように追加され、彼自身もその防御力には自信があったが、ツヴァイフォームとなったイリヤの放った一撃で貫かれてしまう。他にも宝物庫には様々な時代・国の紋章が描かれた盾が収蔵されている。
+
:黒化英霊状態で使用。巨大な花弁の様な形状の大盾。凛の「打ち砕く雷神の指(トールハンマー)」によって増幅されたイリヤと美遊の最大出力の砲撃、続く[[クロエ・フォン・アインツベルン]]の「約束された勝利の剣」を用いた「壊れた幻想」を受けても傷一つつかない鉄壁の防御力を誇る。
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:泥の巨人となった時には二対の大盾が中枢の子ギルを守るように追加され、彼自身もその防御力には自信があったが、ツヴァイフォームとなったイリヤの放った一撃で貫かれてしまう。
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:他にも宝物庫には様々な時代・国の紋章が描かれた盾が収蔵されている。
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; イガリマ
 
; イガリマ
 
: メソポタミア神話に登場する、戦いの女神ザババが持つ「翠の刃」。「斬山剣」という別名を持ち、その名の通り、その刀身は山を切り裂けるほどに大きい。
 
: メソポタミア神話に登場する、戦いの女神ザババが持つ「翠の刃」。「斬山剣」という別名を持ち、その名の通り、その刀身は山を切り裂けるほどに大きい。
 
: 泥の巨人となった時の使用が初だが、直後にツヴァイフォームとなったイリヤの斬撃によって両断されてしまった。アンジェリカに所有権を奪われた後も折れたままとなっている。なお、アンジェリカは「シュルシャガナ」というイガリマの対となる「紅の刃」も使用している。
 
: 泥の巨人となった時の使用が初だが、直後にツヴァイフォームとなったイリヤの斬撃によって両断されてしまった。アンジェリカに所有権を奪われた後も折れたままとなっている。なお、アンジェリカは「シュルシャガナ」というイガリマの対となる「紅の刃」も使用している。
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; 矢避けのお守り
 
; 矢避けのお守り
 
: ランク:D-
 
: ランク:D-
 
: 子ギルが身に着けていたお守り。日食を象った金細工で、装備者の回避率を大きく上昇させ、Dランク以下の飛び道具による攻撃を無効化する。攻撃を無効化する度にき金細工の日の欠けは大きくなっていき、欠けが日の大きさに達すると消滅してしまう。また敵に投げつければ小さな太陽の如き閃光と熱を発する。この時の威力は日の欠けの大きさに比例するが、やはりこの使い方も消滅する。
 
: 子ギルが身に着けていたお守り。日食を象った金細工で、装備者の回避率を大きく上昇させ、Dランク以下の飛び道具による攻撃を無効化する。攻撃を無効化する度にき金細工の日の欠けは大きくなっていき、欠けが日の大きさに達すると消滅してしまう。また敵に投げつければ小さな太陽の如き閃光と熱を発する。この時の威力は日の欠けの大きさに比例するが、やはりこの使い方も消滅する。
 
: 受肉した時から装備していたが、アンジェリカの不意打ちを回避するのに使用され、直後に爆弾として使われた事でこの宝具は宝物庫から失われた。
 
: 受肉した時から装備していたが、アンジェリカの不意打ちを回避するのに使用され、直後に爆弾として使われた事でこの宝具は宝物庫から失われた。
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; 身隠しの布
 
; 身隠しの布
 
: ランク:E
 
: ランク:E
 
: 古今東西で見られる「姿を隠す」宝具の原典。この布を被せる、もしくは括ったものは魔術的・光学的に観測不能となり、高度な結界にも探知されることはない。だが音や匂い、体温に気配その他諸々はだだ漏れで、全く役に立たない場合もある。極めて複雑な織りをした布で、織りの方向は少なくとも五次元に達しているとされ、この布の完全な再現は人間には不可能と言われている。
 
: 古今東西で見られる「姿を隠す」宝具の原典。この布を被せる、もしくは括ったものは魔術的・光学的に観測不能となり、高度な結界にも探知されることはない。だが音や匂い、体温に気配その他諸々はだだ漏れで、全く役に立たない場合もある。極めて複雑な織りをした布で、織りの方向は少なくとも五次元に達しているとされ、この布の完全な再現は人間には不可能と言われている。
: ……なのだが、イリヤと田中さんも一緒に使うために電車ごっこの紐のように扱われ、貸してもらったイリヤは戦いの影響でこの宝具を紛失してしまう。更にアンジェリカに回収されイリヤを誘拐するのに使われるなど、'''踏んだり蹴ったりな目に遭う宝具'''。
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: ……なのだが、イリヤと田中さんも一緒に使うために電車ごっこの紐のように扱われ、貸してもらったイリヤは戦いの影響でこの宝具を紛失してしまう。更にアンジェリカに回収されイリヤを誘拐するのに使われるなど、踏んだり蹴ったりな目に遭う宝具。
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; 温泉
 
; 温泉
 
: 拠点とした学校の屋上に出現させた露天風呂。男湯と女湯でちゃんと分かれている。子ギルの計らいで日本風にアレンジされているが、風呂場に「寿司」とか変な言葉が書かれていたりする場所もあり、少々「日本風」の意味を間違えている感は否めない。
 
: 拠点とした学校の屋上に出現させた露天風呂。男湯と女湯でちゃんと分かれている。子ギルの計らいで日本風にアレンジされているが、風呂場に「寿司」とか変な言葉が書かれていたりする場所もあり、少々「日本風」の意味を間違えている感は否めない。
: 因みに、大人ギルは「温泉の原典は持っていない」とか言っていたが、[[トラぶる花札道中記|ある時空]][[藤村大河|美人女教師]]と[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|ロリブルマ]]から「幸運(ラック)の上がる温泉」の権利書を奪っている。その時の物だろうか?
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: 因みに、大人ギルは「温泉の原典は持っていない」とか言っていたが、『[[トラぶる花札道中記]]』で[[藤村大河|タイガー]]と[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|ロリブルマ]]から「幸運(ラック)の上がる温泉」の権利書を奪っている。その時の物だろうか?
; 占い手袋
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: 『アーネンエルベ狂騒曲』にて登場。五芒星があしらわれた右手用の手袋。これをはめて占いを行った場合、的中率が上がるらしい。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
*ツヴァイのラスボスとして登場したが、元々は大人の姿で登場する予定だったらしい。<br>子ギル化した理由は、<br>1.魔法少女の活躍する世界観と合ったキャラクターである必要があった。<br>2.作者のひろやま氏にギルガメッシュのキャラクターを描ききる自信がなかった。<br>3.元の姿だといい大人が子供をいじめているように見えるから。<br>と、3つの理由があったとのこと。<br>実際、大人のギルガメッシュはイリヤにUBWルートでとても酷い事をしている……。幾ら『プリズマ☆イリヤ』が魔法少女モノの中では戦闘が激しい方といっても限度がある。
+
*ツヴァイのラスボスとして登場したが、元々は大人の姿で登場する予定だったらしい。<br>子ギル化した理由は、<br>1.魔法少女の活躍する世界観と合ったキャラクターである必要があった。<br>2.作者のひろやま氏にギルガメッシュのキャラクターを描ききる自信がなかった。<br>3.元の姿だといい大人が子供をいじめているように見えるから。<br>と、3つの理由があったとのこと。<br>実際、大人のギルガメッシュはイリヤにUBWルートでとても酷い事をしている……。
 
*ギルガメッシュと言えば、私服センスが最悪な事で有名だったが、子ギルは大分マシ。『hollow ataraxia』ではちょっと怪しかったが、『プリズマ☆イリヤ』では、これまで登場した'''TYPE-MOON男性キャラの中でもトップクラスにオシャレ'''である。<br>……まぁ、元々魔法少女物では男性キャラは要らない子扱いされやすいというのに、服装センスが'''アレ'''では、絵的にも読者層を考えても……ねぇ?
 
*ギルガメッシュと言えば、私服センスが最悪な事で有名だったが、子ギルは大分マシ。『hollow ataraxia』ではちょっと怪しかったが、『プリズマ☆イリヤ』では、これまで登場した'''TYPE-MOON男性キャラの中でもトップクラスにオシャレ'''である。<br>……まぁ、元々魔法少女物では男性キャラは要らない子扱いされやすいというのに、服装センスが'''アレ'''では、絵的にも読者層を考えても……ねぇ?
 
**事実、『CCC』のギルガメッシュに用意されたコスチュームの内でもっともまともと評判なのが「わくわくすいまー」という水着衣装なのだが、これは『hollow ataraxia』での子ギルの衣装アレンジである。あちらも大人時に比べれば悪くはないといったものだったが、それだけ青年期以降のギルガメッシュの私服センスには問題がある。
 
**事実、『CCC』のギルガメッシュに用意されたコスチュームの内でもっともまともと評判なのが「わくわくすいまー」という水着衣装なのだが、これは『hollow ataraxia』での子ギルの衣装アレンジである。あちらも大人時に比べれば悪くはないといったものだったが、それだけ青年期以降のギルガメッシュの私服センスには問題がある。
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