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;「───やっと気づいた。シロウは、私の鞘だったのですね」
 
;「───やっと気づいた。シロウは、私の鞘だったのですね」
 
:失われた自分の鞘が士郎の中にあることを知って。
 
:失われた自分の鞘が士郎の中にあることを知って。
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;「切嗣は正しかった。彼は、私を裏切ってなどいなかったのですね」<br>「あの聖杯は、私の求めるものではなかった。……いえ、もとより聖杯など必要ではなかったのです。切嗣は、それに気が付いていたのでしょう」
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:求めていた聖杯の[[アンリマユ|正体]]と、自身に聖杯を破壊させた[[衛宮切嗣|かつてのマスター]]の真意を知った際の、懺悔に似た呟き。
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:当時の状況ではやむを得なかったとはいえ、あまりにも遅すぎたきらいはあったが―――ようやく全てを悟った彼女はもう謝れない相手に言葉をかけ、ずっと抱いていた想いと決別する。
    
;セイバー「最後に、一つだけ伝えないと」<br>士郎「……ああ、どんな?」<br>セイバー「シロウ―――貴方を、愛している」
 
;セイバー「最後に、一つだけ伝えないと」<br>士郎「……ああ、どんな?」<br>セイバー「シロウ―――貴方を、愛している」
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