差分
アニメの内容が増えすぎです。wikipediaのアニメ項目ではないんですからほどほどに、せめて原作関連と同程度の量に。必要があればアニメ単体の項目を提案して受諾されてくだ
:2006年から2012年までコミック『Fate/stay night』が連載(内容はfateルート)。
:2006年から2012年までコミック『Fate/stay night』が連載(内容はfateルート)。
:2007年に『Fate/stay night [Realta Nua]』が発売。『Fate/stay night』のPS2移植版。
:2007年に『Fate/stay night [Realta Nua]』が発売。『Fate/stay night』のPS2移植版。
:2010年に劇場版アニメ『Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』上映(内容はUnlimited Blade Worksルート)。
:2010年に劇場版アニメ『Fate/stay night - Unlimited Blade Works』上映(内容はUnlimited Blade Worksルート)。
:2012年に『Fate/stay night [Realta Nua]』がPSvitaへ移植。※15才以上対象(15禁ではない)。
:2012年に『Fate/stay night [Realta Nua]』がPSvitaへ移植。※15才以上対象(15禁ではない)。
:2014年にTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』が放送(内容はUnlimited Blade Worksルート)。
:2014年にTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』が放送(内容はUnlimited Blade Worksルート)。
:2015年からコミック『Fate/stay night [Heaven's Feel]』が連載(内容はHeaven's Feelルート)。
:2015年からコミック『Fate/stay night [Heaven's Feel]』が連載(内容はHeaven's Feelルート)。
:2017年から劇場版アニメ『「Fate/stay night」 Heaven's Feel』が3部作で公開中(内容はHeaven's Feelルート)。
:2017年から劇場版アニメ『「Fate/stay night」 Heaven's Feel』が3部作で公開予定(内容はHeaven's Feelルート)。
== あらすじ ==
== あらすじ ==
;[[ケイ]]
;[[ケイ]]
:セイバーの義兄。『Fate/hollow ataraxia』などで言及されていたが、TVアニメ版『unlimited Blade Works』のドラマCDで霊体として登場した。
:セイバーの義兄。『Fate/hollow ataraxia』などで言及されていたが、TVアニメ版『unlimited blade works』のドラマCDで霊体として登場した。
==用語==
==用語==
;[[聖杯戦争]]
;[[聖杯戦争]]
:万物の願いをかなえる「聖杯」を奪い合う争い。冬木市を舞台に行われる。
:万物の願いをかなえる「聖杯」を奪い合う争い。冬木市を舞台に行われる
;マスター
;マスター
:聖杯戦争の参加者。聖杯の助けでサーヴァントを召喚し、従える。
:聖杯戦争の参加者。聖杯の助けでサーヴァントを召喚し、従える。
;[[サーヴァント]]
;[[サーヴァント]]
:過去・現在・未来に存在する英雄の魂が聖杯の助けによりマスターに召喚された存在。基本的にセイバー・アーチャー・ランサー・ライダー・キャスター・バーサーカー・アサシンの七つのクラスが存在する(が、例外もある)。
:過去・現在・未来に存在する英雄の魂が聖杯の助けによりマスターに召喚された存在。基本的にセイバー・アーチャー・ランサー・ライダー・キャスター・バーサーカー・アサシンの七つのクラスが存在する(が、例外もある)
==舞台==
==舞台==
==アニメ==
==アニメ==
;『TVアニメ Fate/stay night』
;『Fate/stay night』
* 2006年1月~6月に放送されたTVアニメ。全24話。
* 2006年1月~6月に放送されたTVアニメ。
* Fateシリーズ初のメディアミックス、かつ全年齢向けとして作られた作品。
* Fateシリーズ初のメディアミックス、かつ全年齢向けとして作られた作品。
* 主な製作はジェネオン・エンタテインメント(現在はNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)。アニメーション制作会社はスタジオディーン、販売会社はジェネオン・エンタテインメント。ジェネオン・エンタテインメントはアニメ化以前から販売会社として型月と関わりを持っている会社で、『[[月姫]]』や原作ゲームである『Fate/stay night』、コンシューマー版となる『Fate/stay night[Réalta Nua]』のサントラなどを販売している。
* 主な製作はジェネオン・エンタテインメント(現在はNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)。アニメーション制作会社はスタジオディーン、販売会社はジェネオン・エンタテインメント。ジェネオン・エンタテインメントはアニメ化以前から販売会社として型月と関わりを持っている会社で、『[[月姫]]』や原作ゲームである『Fate/stay night』、リメイクとなる『Fate/stay night[Réalta Nua]』のサントラなど、現在もこの会社が販売している製品は少なくない。
* 声優による声が初めてついたのもこの作品であり、本作の音響監督である辻谷耕史、原作サイドの奈須きのこと武内崇による本作でのキャスティングが現在に至るまで影響を及ぼしている。
* 声優による声が初めてついたのもこの作品であり、本作の音響監督である辻谷耕史、原作サイドの奈須きのこと武内崇による本作でのキャスティングが現在に至るまで影響を及ぼしている。
* 奈須きのこが全24話の初稿プロットと脚本監修を担当、武内崇がキャラクターデザイン監修、オリジナル衣装制作、1期OP絵コンテを担当。奈須は初稿プロットを担当した為、実質的には正規の脚本家扱いとなっている。その為、脚本家座談会にも普通に登場していた。脚本には岡田麿里や花田十輝など、後にヒット作を多数輩出する脚本家が参加している。
* 奈須きのこが全24話の初稿プロットと脚本監修を担当、武内崇がキャラクターデザイン監修、オリジナル衣装制作、1期OP絵コンテを担当。奈須は初稿プロットを担当した為、実質的には正規の脚本家扱いとなっている。その為、脚本家座談会にも普通に登場していた。
* ストーリーはFateルート。ただし、初稿プロット担当の奈須が他のルートの展開をつまんだ他、アニメオリジナルに積極的な姿勢を示したため、UBWルートとHFルートに加え奈須によるアニメオリジナルが含まれる。終盤には完全なFateルートに帰結する。
* ストーリーはFateルート。ただし、初稿プロット担当の奈須が他のルートの展開をつまんだ他、アニメオリジナルに積極的な姿勢を示したため、UBWルートとHFルートに加え奈須によるアニメオリジナルが含まれる。終盤には完全なFateルートに帰結する。
* 本編では原作の立ち絵が忠実に再現されており、DVDのホーム画面が原作全ルート制覇後を模した物であるなど、原作プレイヤー向けの細かいファンサービスが豊富。
* 本編では原作の立ち絵が忠実に再現されており、DVDのホーム画面が原作全ルート制覇後を模した物であるなど、原作プレイヤー向けの細かいファンサービスが豊富。
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! 話数 !! サブタイトル !! 脚本 !! 絵コンテ !! 演出 !! 総作画監督 !! 作画監督
! 話数 !! サブタイトル !! 脚本 !! 絵コンテ !! 演出 !! 総作画監督 !! 作画監督 !! 収録BD/DVD
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| 第1話 || 始まりの日 || 佐藤卓哉 || 山口祐司 || 吉田俊司 || 石原恵 || 西田亜沙子
| 第1話 || 始まりの日 || 佐藤卓哉 || 山口祐司 || 吉田俊司 || 石原恵 || 西田亜沙子 ||
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| 第2話 || 運命の夜 || 佐藤卓哉 || 柳沢テツヤ || 古川政美 || 小林利充 || 江森真理子
| 第2話 || 運命の夜 || 佐藤卓哉 || 柳沢テツヤ || 古川政美 || 小林利充 || 江森真理子 ||
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| 第3話 || 開幕 || 志茂文彦 || 高本宣弘 || 高山功 || 石原恵 || 石野聡
| 第3話 || 開幕 || 志茂文彦 || 高本宣弘 || 高山功 || 石原恵 || 石野聡 ||
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| 第4話 || 最強の敵 || 岡田麿里 || 藤原良二 || 秋田谷典昭 || 小林利充 || 塩川貴史
| 第4話 || 最強の敵 || 岡田麿里 || 藤原良二 || 秋田谷典昭 || 小林利充 || 塩川貴史 ||
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| 第5話 || 魔術師二人〈前編〉 || 花田十輝 || 喜多谷充 || 岡嶋国敏 || 石原恵 || 波風立流
| 第5話 || 魔術師二人〈前編〉 || 花田十輝 || 喜多谷充 || 岡嶋国敏 || 石原恵 || 波風立流 ||
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| 第6話 || 魔術師二人〈後編〉 || 佐藤卓哉 || 古川政美 || 古川政美 || 小林利充 || かどともあき
| 第6話 || 魔術師二人〈後編〉 || 佐藤卓哉 || 古川政美 || 古川政美 || 小林利充 || かどともあき ||
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| 第7話 || 蠢動 || 花田十輝 || 柳沢テツヤ || 吉田俊司 || 石原恵 || 藤井まき
| 第7話 || 蠢動 || 花田十輝 || 柳沢テツヤ || 吉田俊司 || 石原恵 || 藤井まき ||
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| 第8話 || 不協の旋律 || 志茂文彦 || ほしかわたかふみ || 高山功 || 小林利充 || 徳田夢之介
| 第8話 || 不協の旋律 || 志茂文彦 || ほしかわたかふみ || 高山功 || 小林利充 || 徳田夢之介 ||
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| 第9話 || 月下流麗 || 岡田麿里 || 高本宣弘 || 秋田谷典昭 || 石原恵 || 波風立流
| 第9話 || 月下流麗 || 岡田麿里 || 高本宣弘 || 秋田谷典昭 || 石原恵 || 波風立流 ||
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| 第10話 || 穏やかな幕間 || 佐藤卓哉 || 藤原良二 || 岡嶋国敏 || 小林利充 || 江森真理子
| 第10話 || 穏やかな幕間 || 佐藤卓哉 || 藤原良二 || 岡嶋国敏 || 小林利充 || 江森真理子 ||
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| 第11話 || 鮮血神殿 || 志茂文彦 || うえだしげる || うえだしげる || 小林利充 || かどともあき
| 第11話 || 鮮血神殿 || 志茂文彦 || うえだしげる || うえだしげる || 小林利充 || かどともあき ||
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| 第12話 || 空を裂く || 岡田麿里 || 柳沢テツヤ || 吉田俊司 || 石原恵 || 塩川貴史
| 第12話 || 空を裂く || 岡田麿里 || 柳沢テツヤ || 吉田俊司 || 石原恵 || 塩川貴史 ||
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| 第13話 || 冬の城 || 佐藤卓哉 || 藤原良二 || 古川政美 || 小林利充 || 波風立流
| 第13話 || 冬の城 || 佐藤卓哉 || 藤原良二 || 古川政美 || 小林利充 || 波風立流 ||
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| 第14話 || 理想の果て || 花田十輝 || 高本宣弘 || 吉田俊司 || 石原恵 || 徳田夢之介
| 第14話 || 理想の果て || 花田十輝 || 高本宣弘 || 吉田俊司 || 石原恵 || 徳田夢之介 ||
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| 第15話 || 十二の試練 || 志茂文彦 || 鎌倉由実 || 岡嶋国敏 || 小林利充 || 波風立流
| 第15話 || 十二の試練 || 志茂文彦 || 鎌倉由実 || 岡嶋国敏 || 小林利充 || 波風立流 ||
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| 第16話 || 約束された勝利の剣 || 岡田麿里 || 藤原良二、山口祐司 || 小林浩輔 || 石原恵 || かどともあき
| 第16話 || 約束された勝利の剣 || 岡田麿里 || 藤原良二、山口祐司 || 小林浩輔 || 石原恵 || かどともあき ||
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| 第17話 || 魔女の烙印 || 佐藤卓哉 || うえだしげる || うえだしげる || 小林利充 || 江森真理子、奥野浩行
| 第17話 || 魔女の烙印 || 佐藤卓哉 || うえだしげる || うえだしげる || 小林利充 || 江森真理子、奥野浩行 ||
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| 第18話 || 決戦 || 花田十輝 || 柳沢テツヤ || 吉田俊司 || - || 中野典克、添田直子、佐藤義和、小澤円、小林利充、江森真理子、山元浩
| 第18話 || 決戦 || 花田十輝 || 柳沢テツヤ || 吉田俊司 || - || 中野典克、添田直子、佐藤義和、小澤円、小林利充、江森真理子、山元浩 ||
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| 第19話 || 黄金の王 || 志茂文彦 || 高本宣弘、山口祐司 || うえだしげる || 小林利充 || 堀越久美子、奥野浩行
| 第19話 || 黄金の王 || 志茂文彦 || 高本宣弘、山口祐司 || うえだしげる || 小林利充 || 堀越久美子、奥野浩行 ||
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| 第20話 || 遠い夢跡 || 岡田麿里 || 喜多谷充 || 岡嶋国敏 || 石原恵 || 波風立流
| 第20話 || 遠い夢跡 || 岡田麿里 || 喜多谷充 || 岡嶋国敏 || 石原恵 || 波風立流 ||
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| 第21話 || 天地乖離す開闢の星 || 花田十輝 || ほしかわたかふみ || 高山功 || 小林利充 || 波風立流、江森真理子
| 第21話 || 天地乖離す開闢の星 || 花田十輝 || ほしかわたかふみ || 高山功 || 小林利充 || 波風立流、江森真理子 ||
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| 第22話 || 願いの果て || 佐藤卓哉 || 喜多谷充、高本宣弘、山口祐司 || うえだしげる || - || 徳田夢之介
| 第22話 || 願いの果て || 佐藤卓哉 || 喜多谷充、高本宣弘、山口祐司 || うえだしげる || - || 徳田夢之介 ||
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| 第23話 || 聖杯 || 志茂文彦 || 柳沢テツヤ || 吉田俊司 || 小林利充 || 小林利充、江森真理子、奥野浩行
| 第23話 || 聖杯 || 志茂文彦 || 柳沢テツヤ || 吉田俊司 || 小林利充 || 小林利充、江森真理子、奥野浩行 ||
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| 第24話 || 全て遠き理想郷 || 岡田麿里 || 藤原良二、山口祐司 || 山口祐司 || - || 石原恵、徳田夢之介
| 第24話 || 全て遠き理想郷 || 岡田麿里 || 藤原良二、山口祐司 || 山口祐司 || - || 石原恵、徳田夢之介 ||
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;『劇場版 Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』
;『Fate/stay night - Unlimited Blade Works』
* 2010年に上映された劇場用アニメ。PG-12指定。
* 2010年に上映された劇場用アニメ。
* TVアニメ版に引き続き、主な製作はジェネオン・エンタテインメント。アニメーション制作会社はスタジオディーン。
* 主な製作ジェネオン・エンタテインメント。アニメーション制作会社はスタジオディーン。
* 全国13劇場という超小規模上映としては異例の好成績を叩きだしFate人気を見せつけた。
* 全国13劇場という超小規模上映としては異例の好成績を叩きだしFate人気を見せつけた。
* 元々はテレビアニメ制作時より制作陣の中で話題に上っており、キャストにも劇場版の予定がある事だけは知らされていた。
* ストーリーは純正のUBWルート。ただし、映画一本という尺の都合上恋愛描写はほぼ省略されており、バトルに重点が置かれている。
* 本作はあえて奈須が関わらなかった作品である。アニメシリーズの監督だった山口に対し「Fate/stay nightを任せられる」「思いっきりやって欲しい」と制作が決定したとの事。実は武内は本名名義で参加しており、キャラデザ担当の石原に個人的にデザイン監修を行っていた事も明らかになっている。
* 本作はあえて奈須が関わらなかった作品である。アニメシリーズの監督だった山口に対し「Fate/stay nightを任せられる」「思いっきりやって欲しい」と制作が決定したとの事。実は武内は本名名義で参加しており、キャラデザ担当の石原に個人的にデザイン監修を行っていた事も明らかになっている。
* ガイドブックやビジュアルガイドなどでたびたび関係者内では非常に好評だったと記録されており、本作に対し奈須らは「アニメーションの最高峰」「原作としてこれ以上嬉しい事はない」と賛辞を送っている。
* ガイドブックやビジュアルガイドなどでたびたび関係者内では非常に好評だったと記録されており、本作に対し奈須らは「アニメーションの最高峰」「原作としてこれ以上嬉しい事はない」と賛辞を送っている。
* 本作のメインビジュアルを描いた山中虎鉄氏は、2016年に『Fate/Grand Ordar』のラスボスのビジュアルも担当している。理由は本作のメインビジュアルを描いてくれた縁によるもので、奈須が頼み込んだとの事。
* 本作のメインビジュアルを描いた山中虎鉄氏は、2016年に『Fate/GrandOrdar』のラスボスのビジュアルも担当している。理由は本作のメインビジュアルを描いてくれた縁によるもので、奈須が頼み込んだとの事。
;『TVアニメ Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』
;『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』
* 2014年から2015年にかけて放送されたTVアニメ。全26話+特典映像。うち3本は1時間SPであり、そのほか未公開映像もBDBOX特典として収録されている。
* 2014年から2015年にかけて放送されたTVアニメ。
* ストーリーはUBWルート。ただし、新事実(キャスターの元マスター、ロンドン編等)を盛り込みたいという奈須の意向から「UBWルート+アニメオリジナル」となっている。また、劇場版とタイトルが被らないようにUBW部分にカッコが付いている。
* 主な製作はアニプレックス。アニメーション制作はufotable。アニプレックスは『Fate/Grand Order』などでタッグを組んでいる会社。直系傘下のアニメーションスタジオに「A-1 Pictures」があり、Grand Orderはそちらが担当している。
* 奈須きのこが全26話の脚本監修を担当、武内崇がプロデューサー、オリジナル衣装制作を担当している。
* アニメーション制作は『空の境界』『Fate/Zero』アニメーション制作、『[Realta Nua]』OPアニメーション制作を担当したufotable。映像は全話数をufotable社内でほぼ制作しており、監督、主要スタッフ、各話演出陣、各話脚本家も一部を除き社内スタッフを主に起用している。
* ストーリーはUBWルート。ただし、新事実(キャスターの元マスター、ロンドン編等)を盛り込みたいという奈須の意向から「UBWルート+アニメオリジナル」となっている。当初はFateルートをアニメ化する予定だったが、奈須はただ映像化するだけなら既に展開されている作品と変わらないため、相当なアレンジを加える必要があると考えていた。その後、「衛宮士郎の物語」としてよりアニメ向きな「UBW」がアニメスタッフ側より提案される。奈須は、UBWならば2クールでリメイクする事に意義を見出せると判断し、正式にUBWルートに変更となった。
*奈須きのこが全26話の脚本監修を担当したほか、オリジナル展開の原案・設定制作も担当し、オリジナルシーンや数話分の脚本の執筆も修正という形で自ら担当している。
* 劇場版とタイトルが被らないように、UBW部分にカッコが付いている。
* 武内崇はプロデューサー、オリジナル衣装制作を担当している。本作は武内の要望もあり、絵柄を原作では無く、2014年の武内の絵柄に合わせて制作されている。また、衣装も現代に合わせたものになり、特に藤村大河の私服に関しては武内の「大人としての立場を強調したい」という要望により大幅な変更が加えられた。
* 本作は、「主人公である士郎を客観的視点でどれだけ視聴者の胸に届けられるか」「2014年の新たなUBWを制作する」ことを軸に制作されている。そのため客観的に伝わりやすくするため、士郎に関する描写が原作より変更されている部分もある。
* 当初はFateルートをアニメ化する予定だったが、スタッフ内では、どのルートにするか意見が割れていた(全ルート派「奈須・武内」、UBW派「アニプレックス岩上P」、HF派「キャラクターデザイン須藤、三浦監督」)。奈須はFateルートをただ映像化するだけなら既に展開されている作品と変わらないため、現代向けに相当なアレンジを加える必要があると考えていた。その後、協議の結果「衛宮士郎の物語」としてよりアニメ向きな「UBW」がアニメスタッフ側より提案される。奈須は、UBWならば2クールでリメイクする事に意義を見出せると判断し、正式にUBWルートに変更となった。
* アニメ『Fate/zero』を意識した描写が登場する。それらの場面の音楽はゲストコンポ―サーとして参加した梶浦氏が手を加えるなど、かなり力の入ったものになっている。前述のように奈須はアニメオリジナルに積極的であり、バーサーカーの生命ストックやギルガメッシュ戦の結末など、『Fate/zero』を抜きにしても原作からの大胆な改変が見られる。また、士郎とアーチャーの戦いでは、ufotableが最初に提示した脚本は原作になぞったものであったが、奈須からの提案により自らが脚本をほぼ書き直し、原作とは異なる演出で表現された。放送終盤、奈須は本作に対し「アニメは原作と別物であり、違うジャンルの娯楽です。だから同じ読後感、同じ高ぶりを求めるのは前提が間違いです。アニメ版UBWはゲームでしか表現できない言葉の積み重ねを廃したかわりに、映像と演出、時間のコントロールで物語の裏側を表現しています」と語っている。
* 本作は、「主人公である士郎を客観的視点でどれだけ視聴者の胸に届けられるか」「2014年の新たなUBWを制作する」という奈須の方針を軸に制作されている。そのため客観的に伝わりやすくするため、後述のアーチャー戦など士郎に関する描写が原作より変更されている部分もある。
* 別の作者が書いた、『Zero』では『stay night』と直接繋ぎあわせると辻褄が合わない設定・矛盾した発言など多くの問題が発生してしまい、更にアニメ『[[Fate/Zero]]』の収益が良かっただけに「ufotableは『Zero』の内容と矛盾が起きないよう、無理矢理『stay night』の設定を変更してくるのではないか?」、という不安の声がファンの間で囁かれた。<br>奈須氏もこの問題には気づいており竹箒日記で言及している<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201401.html 竹箒日記2014/1/31]</ref>。
* 企画発表当時、別の作者が書いた『Zero』が『stay night』と直接繋ぎあわせると辻褄が合わない設定・矛盾した発言など多くの問題が発生してしまい、更にTVアニメ『[[Fate/Zero]]』の収益が良かっただけに「ufotableは『Zero』の内容と矛盾が起きないよう、無理矢理『stay night』の設定を変更してくるのではないか?」という不安の声がファンの間で囁かれていた。<br>奈須氏もこの問題には気づいており竹箒日記で言及している<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201401.html 竹箒日記2014/1/31]</ref>。
::竹箒日記から放送前には下記の文章が公開されている。
::竹箒日記から放送前には下記の文章が公開されている。
::''「極端な話ですが、物語性においても映像面においても『zero』とは別のモノと考えてください。<br>『stay night』が目指したものと『Zero』が目指したものは別のもの。これを無遠慮に繋げてしまうと物語も空気感も破綻します。<br>『stay night』も『zero』も違う作家が書いた違う物語だからこそ、互いを尊重しあえるものなんです」<br><br>暴論である事は覚悟の上での発言でした。<br>自分はzeroという大仕事を終えてくれたスタッフに「前の仕事の方法論は忘れてほしい」と言ったのです。<br>そんな中、その場に集まったスタッフの皆さんははっきりと返してくれました。
::''「極端な話ですが、物語性においても映像面においても『zero』とは別のモノと考えてください。<br>『stay night』が目指したものと『Zero』が目指したものは別のもの。これを無遠慮に繋げてしまうと物語も空気感も破綻します。<br>『stay night』も『zero』も違う作家が書いた違う物語だからこそ、互いを尊重しあえるものなんです」<br><br>暴論である事は覚悟の上での発言でした。<br>自分はzeroという大仕事を終えてくれたスタッフに「前の仕事の方法論は忘れてほしい」と言ったのです。<br>そんな中、その場に集まったスタッフの皆さんははっきりと返してくれました。
::''「勿論わかっています。これはzeroの続編ではなく、stay nightという新作ですから」と。<br><br>―――この時点で、奈須きのこの“でも今になってFateってどうなの?”なんて迷いは消えました。<br>あれだけの成功の後に、こんな言葉を即答できるスタッフとものづくりができる事に感謝を。<br>今は『ufo版Fate/stay night』が10年の歳月に相応しいものに仕上がるよう、微力ながらお手伝いさせていただいております''。
::''「勿論わかっています。これはzeroの続編ではなく、stay nightという新作ですから」と。<br><br>―――この時点で、奈須きのこの“でも今になってFateってどうなの?”なんて迷いは消えました。<br>あれだけの成功の後に、こんな言葉を即答できるスタッフとものづくりができる事に感謝を。<br>今は『ufo版Fate/stay night』が10年の歳月に相応しいものに仕上がるよう、微力ながらお手伝いさせていただいております''。
::本作の監督を務めた監督の三浦貴博もインタビューで、<br>「やはり同じ製作スタッフが手掛けている以上、『Fate/Zero』をご覧になった方は、あの物語の続きとして本作を見ると思うんです。切嗣やイリヤの存在については、スタッフも意識せざるえません。<br>ただ、『Fate/stay night』は『Fate/Zero』とは別の作品であるという意識で臨んでいます。シナリオ打ち合わせの際も、よくそのことをスタッフみんなで確認し合っています。作品の成り立ちもユーザーの視線も『Zero』の続きとしての『stay night』であるけれども、『Zero』は『stay night』原作ゲームがあっての『Zero』であり、今回の『Fate/stay night』はそれ単体で成り立つ映像作品でなければならないと」とコメントした。
::監督の三浦貴博もインタビューで、<br>「やはり同じ製作スタッフが手掛けている以上、『Fate/Zero』をご覧になった方は、あの物語の続きとして本作を見ると思うんです。切嗣やイリヤの存在については、スタッフも意識せざるえません。<br>ただ、『Fate/stay night』は『Fate/Zero』とは別の作品であるという意識で臨んでいます。シナリオ打ち合わせの際も、よくそのことをスタッフみんなで確認し合っています。作品の成り立ちもユーザーの視線も『Zero』の続きとしての『stay night』であるけれども、『Zero』は『stay night』原作ゲームがあっての『Zero』であり、今回の『Fate/stay night』はそれ単体で成り立つ映像作品でなければならないと」とコメントした。
* 映像媒体の販売はBDBOXのみとなり、2015年12月時点で売り上げは37万枚(376,375枚)を超えている。ufotableはTVアニメ作品としては(2015年当時の)ufotable史上最高売り上げと発表している。判明している売り上げ枚数ではFate/Zeroの方が上だが、定価で買った場合こちらが数千円高いため最高売り上げ金額としては矛盾していない。
* BDBOXのみでの販売となり、売り上げは37万枚(376,375枚)を超えており、ufotableはufotable史上最高売り上げと発表している。判明している売り上げ枚数ではFate/Zeroの方が上だが、定価で買った場合こちらが数千円高いため最高売り上げ金額としては矛盾はない。
* 原作サイドのコメント
;『「Fate/stay night」Heaven’s Feel』
* 2017年以降に上映予定の劇場用アニメ。
* 主な製作はアニプレックス。アニメーション制作はufotable。
* 三部作を予定。
* 漫画「Fate/stay night(Heaven’s Feel)」と被るためか、今回はFate/staynightの部分にカッコが付いている。
*日本テレビ系の番組「ZIP!」で劇場版『「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅱ.lost butterfly』が映画ランキング1位として取り上げられた<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/1085353625218560000 Fate/stay nightTwitter2019年1月16日10:50]</ref>。
==その他==
==その他==
;好きなキャラクター(ジェネオン版『Fate/stay night』関係者)
;好きなキャラクター(アニメ『Fate/stay night』関係者)
:衛宮士郎役・杉山紀彰⇒明言していないが、代表作に士郎を挙げている
:衛宮士郎役・杉山紀彰⇒明言していないが、代表作に士郎を挙げている
:セイバー役・川澄綾子⇒ギルガメッシュ
:セイバー役・川澄綾子⇒ギルガメッシュ
:女性スタッフ総合⇒ギルガメッシュ
:女性スタッフ総合⇒ギルガメッシュ
(アニメスピリチュアル、ビジュアルガイド参照)
(アニメスピリチュアル、ビジュアルガイド参照)
==商品情報==
==商品情報==
===ゲーム関連===
===ゲーム関連===