85行目:
85行目:
:父方は著名な文化人の家系<ref group = "注">父方の曽祖父・藤原兼輔は歌人として活躍したのみならず、伝記『聖徳太子伝暦』上下巻などの著作のある文化人であり、「堤中納言」の異名で知られた。</ref>で、彼女も書や文に親しんで育ったと予想される。
:父方は著名な文化人の家系<ref group = "注">父方の曽祖父・藤原兼輔は歌人として活躍したのみならず、伝記『聖徳太子伝暦』上下巻などの著作のある文化人であり、「堤中納言」の異名で知られた。</ref>で、彼女も書や文に親しんで育ったと予想される。
:20代で山城守右衛門佐の藤原宣孝と結婚し一子をもうけるも、年齢が相当に上であった夫・宣孝は結婚の三年後に逝去。
:20代で山城守右衛門佐の藤原宣孝と結婚し一子をもうけるも、年齢が相当に上であった夫・宣孝は結婚の三年後に逝去。
−
:若き未亡人となった紫式部は、その年の秋から物語を綴り始めた。すなわちは―――全五十四巻から成る大著『源氏物語』である。
+
:若き未亡人となった紫式部は、その年の秋から物語を綴り始めた。すなわちは―――全五十四巻から成る大著『源氏物語』である。
+
+
===関連===
+
;泰山解説祭
+
:安倍晴明から教わった陰陽術のうち、一番身に付いた術。
+
:内容は、'''「相手の思考や経歴などを、地の解説文のごとく、相手にのみ見えないように表示させる」'''というえげつないもの。
+
:どこまで安倍晴明の意図が入っているのか不明だが、紫式部のそれは自分でもコントロールできずに勝手に発動してしまうという代物で、生前は[[蘆屋道満|変な僧]]に絡まれたこともあったようである。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==