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| ==概要== | | ==概要== |
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− | 『Fate/Grand Order』におけるキアラ……が、悍ましい化け物に憑りつかれた果てに生まれてしまった存在。<br>七つの人類悪の一つ、『快楽』の理を持つ第三の獣のうち、『愛欲』を担う片割れ[[ビースト|ビーストⅢ/R]]。 | + | 『Fate/Grand Order』における殺生院キアラが悍ましい化け物に憑りつかれた果てに生まれてしまった存在。<br>七つの人類悪の一つ、『快楽』の理を持つ第三の獣の内『愛欲』を担う片割れ「[[ビースト|ビーストⅢ/R]]」。 |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
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| ;:ビーストⅢ/Rとして | | ;:ビーストⅢ/Rとして |
| :最悪の魔性に目覚めさせられたキアラは精神を病んだセラフィックスの職員達を本格的に自らの狂信者に変え、自身を操っていた筈のゼパルさえ逆に支配する魔人となる。さらにSE.RA.PHに秘められていたある機構を利用し、聖杯戦争と称して大量のサーヴァントを召喚。延々と殺し合いを続ける彼らを栄養源にする事で、いつしか『愛欲』の理を持つ獣、ビーストⅢとして成長してゆく。 | | :最悪の魔性に目覚めさせられたキアラは精神を病んだセラフィックスの職員達を本格的に自らの狂信者に変え、自身を操っていた筈のゼパルさえ逆に支配する魔人となる。さらにSE.RA.PHに秘められていたある機構を利用し、聖杯戦争と称して大量のサーヴァントを召喚。延々と殺し合いを続ける彼らを栄養源にする事で、いつしか『愛欲』の理を持つ獣、ビーストⅢとして成長してゆく。 |
− | :この過程で『CCC』においてキアラに取り込まれた二人のアルターエゴと[[BB/GO|ムーンキャンサー]]を分離させ手駒として再利用するが、これが後に彼女が敗北する事となった最大の要因のひとつとなる。 | + | :この過程で『CCC』においてキアラに取り込まれた二人の[[パッションリップ (Grand Order)|アルタ]][[メルトリリス (Grand Order)|ーエゴ]]と[[BB/GO|ムーンキャンサー]]を分離させ手駒として再利用するが、これが後に彼女が敗北する事となった最大の要因のひとつとなる。 |
| :そんな状態のSE.RA.PHから発信されたSOSを聞きつけてレイシフトして来た主人公には既に故人である「マーブル・マッキントッシュ」を装い接触し共に行動していた。マーブルとして動く傍ら、ガウェインを闇討ちして殺害、生き残りの人間を抹殺しようとした[[エミヤ〔オルタ〕]]を返り討ちにし逆に彼を意のままに動く傀儡としてしまう等密かに暗躍を続けるが、主人公へ差し向けたエミヤ・オルタが倒された事でついに一行の前に姿を晒した。 | | :そんな状態のSE.RA.PHから発信されたSOSを聞きつけてレイシフトして来た主人公には既に故人である「マーブル・マッキントッシュ」を装い接触し共に行動していた。マーブルとして動く傍ら、ガウェインを闇討ちして殺害、生き残りの人間を抹殺しようとした[[エミヤ〔オルタ〕]]を返り討ちにし逆に彼を意のままに動く傀儡としてしまう等密かに暗躍を続けるが、主人公へ差し向けたエミヤ・オルタが倒された事でついに一行の前に姿を晒した。 |
| :彼女の最終目的はSE.RA.PHと一体化し地球の内核に到達して星と同化、これを以て人類救済を成すというもの。 | | :彼女の最終目的はSE.RA.PHと一体化し地球の内核に到達して星と同化、これを以て人類救済を成すというもの。 |
− | :この計画を阻まんとした主人公達を一度は圧倒するが、BBの介入によって取り逃がす。実は一度キアラと戦い敗れるも命からがら一人逃げ延びていたメルトリリスの報告を受け、BBが密かに作っていた秘密兵器、アンチR-18フィールド『Wisdom Hold Intelligence Powered』───メルトちゃんデスwhipの力を借りて再挑戦した主人公たちの前に敗北。主人公の勝利を認めながらもSE.RA.PHから主人公たちを切り離し、単独で地球の核へと潜行し始める<ref group = "注">この時、SE.RA.PH内の魔神柱の反応も虚数空間から溢れ出すほどに増大しており、時を待たず爆発増殖して海域一帯が魔神柱の雨で埋め尽くされかねない危機的状況であった。魔神柱を殲滅することは当然現実的ではなく、1秒の間に44本魔神柱を殺さないと間に合わないとされている。…ちなみにこのペースは冠位時間神殿のレイドイベントにおいて最速スコアを記録した『管制塔バルバトスが討伐される速度』とほぼ同等だったりする。</ref>。 | + | :この計画を阻まんとした主人公達を一度は圧倒するが、[[BB (Grand Order)|BB]]の介入によって取り逃がす。実は一度キアラと戦い敗れるも命からがら一人逃げ延びていた[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]の報告を受け、BBが密かに作っていた秘密兵器、アンチR-18フィールド『Wisdom Hold Intelligence Powered』───メルトちゃんデスwhipの力を借りて再挑戦した主人公たちの前に敗北。主人公の勝利を認めながらもSE.RA.PHから主人公たちを切り離し、単独で地球の核へと潜行し始める<ref group = "注">この時、SE.RA.PH内の魔神柱の反応も虚数空間から溢れ出すほどに増大しており、時を待たず爆発増殖して海域一帯が魔神柱の雨で埋め尽くされかねない危機的状況であった。魔神柱を殲滅することは当然現実的ではなく、1秒の間に44本魔神柱を殺さないと間に合わないとされている。…ちなみにこのペースは冠位時間神殿のレイドイベントにおいて最速スコアを記録した『管制塔バルバトスが討伐される速度』とほぼ同等だったりする。</ref>。 |
− | :だが、ここまでの展開を予見していたメルトリリスがパッションリップとの合体宝具「ヴァージンレイザー・パラディオン」で捨て身の追撃を敢行。この直撃を受けて致命傷を負い肉体の崩壊が始まる。 | + | :だが、ここまでの展開を予見していたメルトリリスが[[パッションリップ (Grand Order)|パッションリップ]]との合体宝具「ヴァージンレイザー・パラディオン」で捨て身の追撃を敢行。この直撃を受けて致命傷を負い肉体の崩壊が始まる。 |
| :しかしなおも諦めず、全てを出し尽くして満足に動けないメルトリリスを捕縛し、彼女の霊基を乗っ取った上で主人公を消し再起を図らんとする<ref group = "注">ただしメルトリリスのみならずパッションリップとBBのリソースを取り込んでも、ビーストⅢ/Rに変生したキアラの霊基には届かない程度でしかない。</ref>も、死んだとばかり思っていたエミヤ〔オルタ〕に妨害され失敗。それでもなおメルトリリスを捕まえようと足掻くも、[[エミヤ〔オルタ〕|アーチャー]][[トリスタン|たち]]によってメルトリリスをワイヤーで離脱させられてしまう。その巨体では浮上もかなわず、そのまま鉄の塊のように沈みながら分解されていき消滅した。 | | :しかしなおも諦めず、全てを出し尽くして満足に動けないメルトリリスを捕縛し、彼女の霊基を乗っ取った上で主人公を消し再起を図らんとする<ref group = "注">ただしメルトリリスのみならずパッションリップとBBのリソースを取り込んでも、ビーストⅢ/Rに変生したキアラの霊基には届かない程度でしかない。</ref>も、死んだとばかり思っていたエミヤ〔オルタ〕に妨害され失敗。それでもなおメルトリリスを捕まえようと足掻くも、[[エミヤ〔オルタ〕|アーチャー]][[トリスタン|たち]]によってメルトリリスをワイヤーで離脱させられてしまう。その巨体では浮上もかなわず、そのまま鉄の塊のように沈みながら分解されていき消滅した。 |
| :そして敗北し消える間際、同じ『快楽』から生まれながら快楽に沈んだ己と快楽の湖面から飛んだメルトリリスとの違いを見つけようと、自分もまたアルターエゴとして一時の召喚に応じる顛末を受け入れるのだった。 | | :そして敗北し消える間際、同じ『快楽』から生まれながら快楽に沈んだ己と快楽の湖面から飛んだメルトリリスとの違いを見つけようと、自分もまたアルターエゴとして一時の召喚に応じる顛末を受け入れるのだった。 |
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| :彼女は誰よりも"人間"を愛し、そのために他の全ての命を利用する。だが本来なら救世主にもなれる資質の全てを自分への愛だけで使い潰し、有り余る慈愛も、心を癒す言葉も、美しく見える真心も、全て自分のためだけに使っている。変貌後はその外見が未だ聖母のようだと周囲が誤認したに過ぎない。 | | :彼女は誰よりも"人間"を愛し、そのために他の全ての命を利用する。だが本来なら救世主にもなれる資質の全てを自分への愛だけで使い潰し、有り余る慈愛も、心を癒す言葉も、美しく見える真心も、全て自分のためだけに使っている。変貌後はその外見が未だ聖母のようだと周囲が誤認したに過ぎない。 |
| :ビーストとなった動機も、ゼパルが持っていた時間神殿での戦いの記憶が彼女には夢のように映ったため。「自分も星の数ような英霊たちに責められ殺されたい」と願ったが、人の身はおろか魔神の身となってもその願いが叶えられない…という常軌を逸した物。 | | :ビーストとなった動機も、ゼパルが持っていた時間神殿での戦いの記憶が彼女には夢のように映ったため。「自分も星の数ような英霊たちに責められ殺されたい」と願ったが、人の身はおろか魔神の身となってもその願いが叶えられない…という常軌を逸した物。 |
− | :一方で善性を封じられた影響なのか、CCCにおけるキアラと比較すると他者に対する言動に悪意が目立ち、かなり往生際が悪い。他、学生時代から年上扱いされていたことを気にしていたらしく、年増呼ばわりされるとムキになる。 | + | :一方で善性を封じられた影響なのか『EXTRA CCC』におけるキアラと比較すると「他者に対する言動」に悪意が目立ち、かなり往生際が悪い。また、学生時代から年上扱いされていた事を気にしていたらしく、年増呼ばわりされるとムキになる。 |
| ;能力 | | ;能力 |
| :ビーストとして未だ蛹である為自由に動けないという制限、加えてSE.RA.PHに依存していたことから、単独個体の強さに関しては『EXTRA CCC』のキアラには及ばなかった。 | | :ビーストとして未だ蛹である為自由に動けないという制限、加えてSE.RA.PHに依存していたことから、単独個体の強さに関しては『EXTRA CCC』のキアラには及ばなかった。 |
− | :しかし、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚…五感全てを誘惑し、一つでもその色香に惑えばたちまち相手を妄信的な信徒にする魅了スキル『万色悠滞』や魔性菩薩化するスキル『五蘊黒縄』を有する他、ビーストとしてのスキル『獣の権能』『ロゴスイーター』によって知性体を問答無用で溶かすため、欲望ある生命の悉くに勝ち目はない。 | + | :しかし、五感全て(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を誘惑し、一つでもその色香に惑えばたちまち相手を妄信的な信徒にする魅了スキル「万色悠滞」や魔性菩薩化するスキル「五蘊黒縄」を有する他、ビーストとしてのスキル「獣の権能」「ロゴスイーター」によって知性体を問答無用で溶かすため、欲望ある生命の悉くに勝ち目はない。 |
| :実際に初戦では主人公に協力したサーヴァントを瞬く間に全滅させ、その後の会議でロビンフッドやBBからは「サーヴァントが100騎いても太刀打ちできない」「現状ではビーストⅢを倒すことは困難」と評されていた。 | | :実際に初戦では主人公に協力したサーヴァントを瞬く間に全滅させ、その後の会議でロビンフッドやBBからは「サーヴァントが100騎いても太刀打ちできない」「現状ではビーストⅢを倒すことは困難」と評されていた。 |
| :SE.RA.PHのいくつもの防衛機構の一つであるセンチネルに植えつけられたキアラの因子KPをすべて消去して、ようやくキアラの全能に翳りができる。KPを消去された彼女の姿は、魔性菩薩としての姿から翳りが出た部分を魔神柱の部品で埋め合わせたようなものとなっている。 | | :SE.RA.PHのいくつもの防衛機構の一つであるセンチネルに植えつけられたキアラの因子KPをすべて消去して、ようやくキアラの全能に翳りができる。KPを消去された彼女の姿は、魔性菩薩としての姿から翳りが出た部分を魔神柱の部品で埋め合わせたようなものとなっている。 |
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| ==真名:ビーストⅢ/R== | | ==真名:ビーストⅢ/R== |
− | :随喜自在第三外法快楽天を名乗る新しい天(かみ)。<br>その正体は『快楽』を優先する自己愛の塊であり、その過程で他人の人生を利用・食い物にし、破滅させる人畜災害。 | + | :「随喜自在第三外法快楽天」を名乗る新しい<RUBY><RB>天</RB><RT>神</RT></RUBY>。<br>その正体は『快楽』を優先する自己愛の塊であり、その過程で他人の人生を利用・食い物にし、破滅させる人畜災害。 |
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| :愛は良いものであり、欲も良いものである。だが『愛を快楽に』してはいけない。 | | :愛は良いものであり、欲も良いものである。だが『愛を快楽に』してはいけない。 |
| :本来、愛と欲は切り離して考えるべきもの。しかし人を愛し、人を悦ばせようとした救世主の魂が第三魔法に至った時、殺生院キアラは人ならざるものに変生した。 | | :本来、愛と欲は切り離して考えるべきもの。しかし人を愛し、人を悦ばせようとした救世主の魂が第三魔法に至った時、殺生院キアラは人ならざるものに変生した。 |
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− | :地上のすべての動物を快楽によって救い、またその快楽の受け皿になって最高の救済を求め。七十億の命をただ自分一人のために使い、絶頂を迎えようとしたもの。その先の目的も、満足する果ても知らず、ただ快楽のみで“人間”を救おうとしたもの。 | + | :地上の全ての動物を快楽によって救い、またその快楽の受け皿になって最高の救済を求め。七十億の命をただ自分一人のために使い、絶頂を迎えようとしたもの。その先の目的も、満足する果ても知らず、ただ快楽のみで“人間”を救おうとしたもの。 |
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| :以上の本性をもって彼女のクラスは決定された。快楽天なぞ偽りの名。 | | :以上の本性をもって彼女のクラスは決定された。快楽天なぞ偽りの名。 |
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| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
− | :[[ビースト]]クラスのラスボス登場から、間髪入れずアルターエゴクラスとしてプレイアブル化という衝撃の登場を果たした。 | + | :[[ビースト]]クラスの登場から、間髪入れずアルターエゴクラスとしてプレイアブル化という衝撃の登場を果たした。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :セラフィックスを活動拠点に定めた彼によって取り憑かれた上に善性を封じ込められてしまうが、その結果、セラフィックスの職員は正気を失ったのみならず、ゼパルも逆に彼女に乗っ取られるという結果を招いた。 | | :セラフィックスを活動拠点に定めた彼によって取り憑かれた上に善性を封じ込められてしまうが、その結果、セラフィックスの職員は正気を失ったのみならず、ゼパルも逆に彼女に乗っ取られるという結果を招いた。 |
| :小指先しかない意識はその状態で解放されれば消滅するという事実に発狂し、魔神としての誇りをかなぐり捨て彼女への隷属を望んだが、キアラはゼパルをいとも簡単に捨てていった。 | | :小指先しかない意識はその状態で解放されれば消滅するという事実に発狂し、魔神としての誇りをかなぐり捨て彼女への隷属を望んだが、キアラはゼパルをいとも簡単に捨てていった。 |
− | :この魔神は悲惨な末路を迎えたものの、その発端となった行為によりセラフィックスもまた最悪な方向に動き出した(しかも結局『Grand Order』世界のキアラもビーストとしての資格を得てしまったせいで世界から完全に消滅せざるを得なかったという憂き目を見た)ため、[[BB]]による「因果応報」の評を否定することは出来ない。 | + | :この魔神は悲惨な末路を迎えたものの、その発端となった行為によりセラフィックスもまた最悪な方向に動き出した(しかも結局『Grand Order』世界のキアラもビーストとしての資格を得てしまったせいで世界から完全に消滅せざるを得なかったという憂き目を見た)ため、[[BB (Grand Order)|BB]]による「因果応報」の評を否定することは出来ない。 |
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| ;[[マーブル・マッキントッシュ]] | | ;[[マーブル・マッキントッシュ]] |
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| :キアラ最大の誤算というか、見落とし。 | | :キアラ最大の誤算というか、見落とし。 |
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− | ;[[パッションリップ (Grand Order)]]、[[メルトリリス (Grand Order)]] | + | ;[[パッションリップ (Grand Order)|パッションリップ]]、[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]] |
| :『Fate/EXTRA CCC』では彼女たちを取り込んでいたが、『Fate/Grand Order』の『深海電脳楽土 SE.RA.PH』においてはムーンセルのキアラの中に取り込まれたリップやメルトをサルベージし、センチネルにした。 | | :『Fate/EXTRA CCC』では彼女たちを取り込んでいたが、『Fate/Grand Order』の『深海電脳楽土 SE.RA.PH』においてはムーンセルのキアラの中に取り込まれたリップやメルトをサルベージし、センチネルにした。 |
| :マーブルの皮を被って[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達の仲間になった際は、アルターエゴということで強く怯えており、仲間になった後も警戒心は解けなかった……というフリをしていた。 | | :マーブルの皮を被って[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達の仲間になった際は、アルターエゴということで強く怯えており、仲間になった後も警戒心は解けなかった……というフリをしていた。 |
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− | ;[[キングプロテア (Grand Order)]] | + | ;[[キングプロテア (Grand Order)|キングプロテア]] |
| :『Fate/Grand Order』の『深海電脳楽土 SE.RA.PH』においてはムーンセルを再現した際、BBの手によって廃棄されていた彼女まで再現してしまった。 | | :『Fate/Grand Order』の『深海電脳楽土 SE.RA.PH』においてはムーンセルを再現した際、BBの手によって廃棄されていた彼女まで再現してしまった。 |
| :BB同様に持て余しており、「あれはちょっと」と完全になかったことにしていた模様。 | | :BB同様に持て余しており、「あれはちょっと」と完全になかったことにしていた模様。 |
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| :魔性菩薩時のスキル使用時の台詞。 | | :魔性菩薩時のスキル使用時の台詞。 |
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− | ;「それでは皆々様、済度の日取りでございます。──天上解脱、なさいませ」<br>「万色悠滞、蓮の華に御還りなさい。」 | + | ;「それでは皆々様、済度の日取りでございます。──天上解脱、なさいませ」<br>「万色悠滞、蓮の華に御還りなさい」 |
| :魔性菩薩時の宝具使用時の台詞。 | | :魔性菩薩時の宝具使用時の台詞。 |
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| :もはや聖母としてのキアラはどこにもなかった。 | | :もはや聖母としてのキアラはどこにもなかった。 |
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− | ;「この世に人は私だけ。<br> 私以外の人間はすべてケダモノ。<br> 私はそのように育てられました。<br> そのような世界で生きたのです。<br> 私を悪と断じたのはごく少数の希少種だけ。<br> ですが、そういうヒトに限って―――<br> あのように、人間社会から逸脱した罪人とされました。<br> 私のような悪を処断しようと努めた者を、<br> 自分たちの利益にならないからと排斥する―――<br> そのようなケダモノ達が人間だとでも?<br> それでは無銘の英雄たちが、あまりにも報われません」 | + | ;「この世に人は私だけ。<br> 私以外の人間はすべてケダモノ。<br> 私はそのように育てられました。<br> そのような世界で生きたのです。<br> 私を悪と断じたのはごく少数の希少種だけ。<br> ですが、そういうヒトに限って―――<br> あのように、人間社会から逸脱した罪人とされました。<br> 私のような悪を処断しようと努めた者を、<br> 自分たちの利益にならないからと排斥する―――<br> そのようなケダモノ達が人間だとでも?<br> それでは無銘の英雄たちが、あまりにも報われません。」 |
| :パッションリップから悍ましい自己愛の怪物と糾弾されるも、それを肯定した。 | | :パッションリップから悍ましい自己愛の怪物と糾弾されるも、それを肯定した。 |
| :彼女の世界において、人間はキアラ自身だけであり、他の人間を人間とみなさない。そして、[[エミヤ〔オルタ〕|自分のような悪を処断しようとした無名の英雄]]を排斥した人々たちをケダモノと嘲笑った。 | | :彼女の世界において、人間はキアラ自身だけであり、他の人間を人間とみなさない。そして、[[エミヤ〔オルタ〕|自分のような悪を処断しようとした無名の英雄]]を排斥した人々たちをケダモノと嘲笑った。 |
− | :だがその時、その言葉を聞き流すわけにはいかないと[[エミヤ〔オルタ〕|死に果てたはずの男]]が立ち上がった。自分ではなく、無銘の英雄を排斥した人々――'''彼が本当に守ろうとしていた者たち'''を虚仮にしたのだから。 | + | :だがその時「その言葉を聞き流すわけにはいかない」と死に果てたはずの英雄が立ち上がった。自分ではなく、無銘の英雄を排斥した人々――'''彼が本当に守ろうとしていた者たち'''を虚仮にしたのだから。 |
| | | |
| ;「いや、いやです、こんなのいや! やり直し!やり直しを求めます! だって、だって―――だって本当に、私」<br />「<RUBY><RB>まだ満足して無いのにぃぃぃいいい!</RB><RT>あともう少しだったのにぃぃぃいいい!</RT></RUBY>」 | | ;「いや、いやです、こんなのいや! やり直し!やり直しを求めます! だって、だって―――だって本当に、私」<br />「<RUBY><RB>まだ満足して無いのにぃぃぃいいい!</RB><RT>あともう少しだったのにぃぃぃいいい!</RT></RUBY>」 |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *『Grand Order』公式ひいてはゲーム中において、初めて[[主人公 (Grand Order)]]を殺害した"ルート"の存在が言及された人物。何があっても決して死亡する事は無いと思われていた主人公の死の可能性はプレイヤー達に大きな衝撃を与えた。 | + | *公式ひいてはゲーム中において、初めて『Grand Order』の[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を殺害した"ルート"の存在が言及された人物。何があっても決して死亡する事は無いと思われていた主人公の死の可能性はプレイヤー達に大きな衝撃を与えた。 |
− | **[[メルトリリス]]が捨て身の行動で時間を巻き戻し「無かった事」になったという事項も付属していたとは言え、今後のシナリオにおける主人公の生存性/運命力に陰りが出来たのは間違いないだろう。 | + | **[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]が捨て身の行動で時間を巻き戻し「無かった事」になったという事項も付属していたとは言え、今後のシナリオにおける主人公の生存性/運命力に陰りが出来たのは間違いないだろう。 |
| *その通称と肩書きから、プレイヤーからは'''「快楽天ビースト」'''(実在するR18雑誌名)等と言われている。 | | *その通称と肩書きから、プレイヤーからは'''「快楽天ビースト」'''(実在するR18雑誌名)等と言われている。 |
| **さらには出版元のワニマガジンもノリノリで、「召喚の触媒にどうぞ」とTwitterで宣伝していた<ref group = "出">[https://twitter.com/wanimagazine/status/862240774653530116 ワニマガジン社Twitter2017年5月10日18:39]</ref><ref group = "出">[https://twitter.com/wanimagazine/status/863046495330852868 ワニマガジン社Twitter2017年5月13日0:01]</ref>。 | | **さらには出版元のワニマガジンもノリノリで、「召喚の触媒にどうぞ」とTwitterで宣伝していた<ref group = "出">[https://twitter.com/wanimagazine/status/862240774653530116 ワニマガジン社Twitter2017年5月10日18:39]</ref><ref group = "出">[https://twitter.com/wanimagazine/status/863046495330852868 ワニマガジン社Twitter2017年5月13日0:01]</ref>。 |
− | *ビーストⅢ/R時に使用されるスキル、「貪瞋癡の三毒」とは、仏教において克服すべき煩悩である貪欲(とんよく。むさぼり(必要以上に)求める心)、瞋恚(しんに。怒りの心)、愚痴(ぐち。真理に対する無知の心)の三つを指す。 | + | *ビーストⅢ/R時に使用されるスキル、「貪瞋癡の三毒」とは、仏教において克服すべき煩悩である貪欲(とんよく。むさぼり(必要以上に)求める心)、瞋恚(しんに。怒りの心)、愚痴(ぐち。真理に対する無知の心)の三つを指す。 |
− | *セラフィックス事件は[[BB]]によって虚数事項として処理され「無かったこと」となっている。それに伴いセラフィックスの職員は事件が終わった後全員生存しているらしい描写があるが、竹箒日記に曰く「ゼパルとキアラ、テメーらは駄目だ」とのことなので、キアラだけは消滅したままの可能性が高い<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201705.html 竹箒日記2017/5/12]</ref>。 | + | *セラフィックス事件は[[BB (Grand Order)|BB]]によって虚数事項として処理され「無かったこと」となっている。それに伴いセラフィックスの職員は事件が終わった後全員生存しているらしい描写があるが、竹箒日記に曰く「ゼパルとキアラ、テメーらは駄目だ」とのことなので、キアラだけは消滅したままの可能性が高い<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201705.html 竹箒日記2017/5/12]</ref>。 |
| **前述されている通りFGOの世界におけるキアラは救世主の資質を持った善性の人物であり、ゼパルに歪められ別次元の自分自身に上書きされて消滅した挙句復活も叶わなかったとすればもう不憫と言う他ない。あくまで消滅したのは「ビーストとなったキアラ」であり実は生きているという解釈も出来なくはないが、ベースとなってしまったのがFGO世界の彼女な以上可能性としては限りなく0に近いだろう。 | | **前述されている通りFGOの世界におけるキアラは救世主の資質を持った善性の人物であり、ゼパルに歪められ別次元の自分自身に上書きされて消滅した挙句復活も叶わなかったとすればもう不憫と言う他ない。あくまで消滅したのは「ビーストとなったキアラ」であり実は生きているという解釈も出来なくはないが、ベースとなってしまったのがFGO世界の彼女な以上可能性としては限りなく0に近いだろう。 |
| *『EXTRA CCC』のキアラが2032年に20代後半、こちらのキアラが2017年に25歳であるとすると、15年前後のズレがあることになる。産まれた年が違う、CCCキアラの年齢が実際はもっと上、あちらの[[ありす|肉体の死亡から聖杯戦争参加までに時間差があった]]等の理由が考えられるが、明言はされていない。 | | *『EXTRA CCC』のキアラが2032年に20代後半、こちらのキアラが2017年に25歳であるとすると、15年前後のズレがあることになる。産まれた年が違う、CCCキアラの年齢が実際はもっと上、あちらの[[ありす|肉体の死亡から聖杯戦争参加までに時間差があった]]等の理由が考えられるが、明言はされていない。 |
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| {{DEFAULTSORT:ひいすとすりいあある}} | | {{DEFAULTSORT:ひいすとすりいあある}} |
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− | [[Category:登場人物さ行]] | + | [[Category:登場人物は行]] |
| [[Category:サーヴァント]] | | [[Category:サーヴァント]] |
| [[Category:ビースト]] | | [[Category:ビースト]] |
| [[Category:Fate/Grand Order]] | | [[Category:Fate/Grand Order]] |