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カルデアはこの特異点を人類絶滅の原因と仮定し、<ruby><rb>霊子転移</rb><rt>レイシフト</rt></ruby>実験を国連に提案し、承認された。世界各国からレイシフト適性者を集め、本来ならば第一段階としてAチームとして送り込み、ベースキャンプを築かせて後に続くマスター達の安全を保障し、Bチーム以下はAチームの様子をモニターし、第二実験以降の出番に備える予定だった。
 
カルデアはこの特異点を人類絶滅の原因と仮定し、<ruby><rb>霊子転移</rb><rt>レイシフト</rt></ruby>実験を国連に提案し、承認された。世界各国からレイシフト適性者を集め、本来ならば第一段階としてAチームとして送り込み、ベースキャンプを築かせて後に続くマスター達の安全を保障し、Bチーム以下はAチームの様子をモニターし、第二実験以降の出番に備える予定だった。
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聖杯戦争が起こり[[サーヴァント]]が戦闘を行っていること自体は本来の歴史通りであるものの、街は炎上し人間はいなくなっている。<br>
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聖杯戦争が起こり[[サーヴァント]]が戦闘を行っていること自体は本来の歴史通りであるものの、街は炎上し人間はいなくなっている。スケルトンなどの低級の怪物と聖杯戦争の参加者だった七騎のサーヴァントだけが存在している。<br>
 
[[聖杯]]による魔術的な災害が発生しており、比喩ではなく町の全てが燃え盛っている光景は[[Fate/Zero|並行世界の十年前の大火]]の比ではなく、未確認座標としか表記されないそれは元の場所の名前すら識別が困難なほどの有様。何処まで行っても焼け野原で住人の痕跡も存在しない。カルデアの資料では冬木市は平均的な地方都市で、2004年にこの様な災害が起きた記録は存在しない。<br>
 
[[聖杯]]による魔術的な災害が発生しており、比喩ではなく町の全てが燃え盛っている光景は[[Fate/Zero|並行世界の十年前の大火]]の比ではなく、未確認座標としか表記されないそれは元の場所の名前すら識別が困難なほどの有様。何処まで行っても焼け野原で住人の痕跡も存在しない。カルデアの資料では冬木市は平均的な地方都市で、2004年にこの様な災害が起きた記録は存在しない。<br>
 
呪いが土地そのものに染み付いており、人間の住める場所ではなくなっている。炎は十年や二十年では消えないと推測される<ref group="注">ロマニ曰く、アメリカに似た様な街があり、その街は地上に火災が、地下にはガスが充満してあと五十年は燃え続ける見込みらしい。</ref>。大気中の<ruby><rb>魔力</rb><rt>マナ</rt></ruby>濃度も異常で古代の地球の様な状態。<br>
 
呪いが土地そのものに染み付いており、人間の住める場所ではなくなっている。炎は十年や二十年では消えないと推測される<ref group="注">ロマニ曰く、アメリカに似た様な街があり、その街は地上に火災が、地下にはガスが充満してあと五十年は燃え続ける見込みらしい。</ref>。大気中の<ruby><rb>魔力</rb><rt>マナ</rt></ruby>濃度も異常で古代の地球の様な状態。<br>
ラプラスの観測では2004年にこの冬木市で特殊な聖杯戦争が行われている。冬木の街の[[魔術師]]が聖杯を完成させ、起動のために七人のマスターがそれぞれ七騎の[[サーヴァント]]を召喚し、サーヴァント同士を戦わせて競い合っていた。記録ではセイバーが勝利し、本来は街は破壊されずに聖杯戦争は終結した。<br>
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ラプラスの観測では2004年にこの冬木市で特殊な聖杯戦争が行われている。冬木の街の[[魔術師]]が聖杯を完成させ、起動のために七人のマスターがそれぞれ七騎の[[サーヴァント]]を召喚し、サーヴァント同士を戦わせて競い合っていた。記録ではセイバーが勝利し、本来の歴史では街は破壊されずに聖杯戦争は終結した。<br>
現在ではもはや人間の気配は無く、スケルトンなどの低級の怪物と聖杯戦争の参加者だった七騎のサーヴァントが残るのみとなっている。
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本来の聖杯戦争は冬木に召喚されたサーヴァント七騎による殺し合いだが、この特異点では“何かが狂った”状況で、マスターのいないサーヴァントが徘徊している。
    
カルデアを襲う異常事態の最中この特異点に飛ばされてしまった主人公達は、なし崩しにこの炎上都市の探索を開始する。
 
カルデアを襲う異常事態の最中この特異点に飛ばされてしまった主人公達は、なし崩しにこの炎上都市の探索を開始する。
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