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| ; 能力 | | ; 能力 |
− | : 謀略家としての手腕は随一。表では大戦の監督官として[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|バーサーカー]]の通過する進路上で起こりうる問題の対処に奔走し、その裏ではアサシンが使役する鳩を通じてルーマニア全域の動向を把握しつつ、戦況に応じて的確にサーヴァントを使いこなし、さらに次の段階へ進むための準備も怠らない。<br>アサシンへの魔力供給は問題なく行える事から、魔術師としても高い特性を持つ事が伺える。<br>戦闘において、黒鍵と日本刀を武器とする。<br>黒鍵は一度標的に弾かれても、再度標的に襲い掛かるよう術式が組み込まれており、刀身を伸ばし即席の壁を作り出すことが出来る。<br>日本刀はかつてとある剣豪が愛用していた品で、[[キャスター (Apocrypha・赤)|キャスター]]の「エンチャント」によってCランク相当の宝具と化しており、これによって並の技量しか持たずとも他のサーヴァントと互角に撃ち合うことを可能としている。 | + | : 謀略家としての手腕は随一。表では大戦の監督官として[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|バーサーカー]]の通過する進路上で起こりうる問題の対処に奔走し、その裏ではアサシンが使役する鳩を通じてルーマニア全域の動向を把握しつつ、戦況に応じて的確にサーヴァントを使いこなし、さらに次の段階へ進むための準備も怠らない。<br>アサシンへの魔力供給は問題なく行える事から、魔術師としても高い特性を持つ事が伺える。<br>戦闘において、黒鍵と日本刀を武器とする。<br>黒鍵は一度標的に弾かれても、再度標的に襲い掛かるよう術式が組み込まれており、刀身を伸ばし即席の壁を作り出すことが出来る。<br>日本刀「三池典太」はかつてとある剣豪が愛用していた品で、[[キャスター (Apocrypha・赤)|キャスター]]の「エンチャント」によってCランク相当の宝具と化しており、これによって並の技量しか持たずとも他のサーヴァントと互角に撃ち合うことを可能としている。 |
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| ==[[宝具]]== | | ==[[宝具]]== |
| :いずれも彼が生前に起こした「奇跡」が信仰によって宝具と化したもの。 | | :いずれも彼が生前に起こした「奇跡」が信仰によって宝具と化したもの。 |
− | :「奇跡」の正体は単なる魔術であり、この宝具の効果も「あらゆる魔術基盤に接続し、どんな魔術でも使えるようになる」という程度である。汎用性こそ高いものの、聖杯戦争という場においては戦闘補助程度にしかならない。 | + | :「奇跡」の正体は単なる魔術であり、この宝具の効果も「あらゆる魔術基盤に接続し、どんな魔術でも使えるようになる」という程度である。汎用性こそ高いものの、聖杯戦争という場においては戦闘補助程度にしかならず、これらだけでは決め手に欠ける二流サーヴァントに過ぎない。 |
− | :ただし「大聖杯」と言う物自体が一種の魔術であるため、この宝具を用いれば大聖杯に接続し、乗っ取り、その機能を書き換えてしまうことも可能である。これにより、大聖杯を第三魔法を行使しつづける物に改造して、全人類に第三魔法を適用するのが四郎の目指す「人類の救済」の正体である。 | + | :ただし「大聖杯」という物自体が一種の魔術であるため、この宝具を用いれば大聖杯に接続し、乗っ取り、その機能を書き換えてしまうことも可能である。これにより、大聖杯を第三魔法を行使しつづける物に改造して、全人類に第三魔法を適用するのがシロウの目指す「人類の救済」の正体である。 |
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− | ;右腕・悪逆捕食(ライトハンド・イヴィルイーター) | + | ;右腕・悪逆捕食(ライトハンド・イヴィルイーター) |
− | :天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する右手。<br>本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。<br>戦闘において自身の補助を行う対人宝具であり、シロウが保有する「未来視」などの特殊能力を強化・支援する。 | + | :ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1 |
− | ;左腕・天恵基盤(レフトハンド・キサナドゥマトリクス)
| + | :天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する右手。 |
− | :天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する左手。<br>右腕同様、自身を対象とした対人宝具で、シロウの肉体に対する補強・強化を行う。<br>この宝具には対象者を「不老」にする効果があり、この効果によって彼は受肉しながらでも半世紀以上の時を耐えることが出来た。<br>右腕も合わせて、あらゆる場面に使える万能宝具だが、これらだけでは決め手に欠ける二流サーヴァントに過ぎない。だがどちらも詳しい事が未だ分かっておらず、シロウが手に入れようとしている「万人が善性であり、万人が幸福である世界」には、この二つの宝具こそが最大の鍵であるとされている。 | + | :本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。 |
| + | :戦闘において自身の補助を行う対人宝具であり、シロウが保有する「未来視」などの特殊能力を強化・支援する。 |
| + | :スキル『心眼(真)』に類似した効果を与え、洗礼詠唱を強化する。 |
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| + | ;左腕・天恵基盤(レフトハンド・キサナドゥマトリクス) |
| + | :ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1 |
| + | :天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する左手。 |
| + | :右腕同様、自身を対象とした対人宝具で、シロウの肉体に対する補強・強化を行う。 |
| + | :スキル『心眼(偽)』に類似した効果を与え、右腕と合わせて洗礼詠唱を強化する。 |
| + | :また、この宝具には対象者を「不老」にする効果があり、この効果によって彼は受肉しながらでも半世紀以上の時を耐えることが出来た。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| **とはいえ、サーヴァントの選択を誤って三度に渡り失敗したアインツベルンとしては珍しく(と言うか、判明している限り初めての)成功した選択。残念ながら[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ナチス軍の介入]]によって聖杯戦争が崩壊してしまったものの、シロウが受肉に成功するなど、本来の聖杯戦争自体には勝利している。また、この選択のためApocrypha世界の聖杯は汚染されていないなど、良い事づくめである。 | | **とはいえ、サーヴァントの選択を誤って三度に渡り失敗したアインツベルンとしては珍しく(と言うか、判明している限り初めての)成功した選択。残念ながら[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ナチス軍の介入]]によって聖杯戦争が崩壊してしまったものの、シロウが受肉に成功するなど、本来の聖杯戦争自体には勝利している。また、この選択のためApocrypha世界の聖杯は汚染されていないなど、良い事づくめである。 |
| **恐らくオンラインゲームとして企画されていた頃の『Apocrypha』の群像劇小説としてのサルベージにおいて、[[ダビデ]]、[[ゲオルギウス]]、[[武蔵坊弁慶]]、[[坂田金時]]の四名を登場させる事が出来なかった遠因。<br>というのも「ユダヤ・キリスト教の関係者」で、「日本の英霊」というそれぞれの要素を彼は併せ持つ。<br>逆に言うと彼は没にされた四名のエッセンスを組み合わせたのかもしれない。そこに「シロウ」のミスリードと、下記の『魔界転生』リスペクトでシロウ・コトミネは誕生したと見られるか。 | | **恐らくオンラインゲームとして企画されていた頃の『Apocrypha』の群像劇小説としてのサルベージにおいて、[[ダビデ]]、[[ゲオルギウス]]、[[武蔵坊弁慶]]、[[坂田金時]]の四名を登場させる事が出来なかった遠因。<br>というのも「ユダヤ・キリスト教の関係者」で、「日本の英霊」というそれぞれの要素を彼は併せ持つ。<br>逆に言うと彼は没にされた四名のエッセンスを組み合わせたのかもしれない。そこに「シロウ」のミスリードと、下記の『魔界転生』リスペクトでシロウ・コトミネは誕生したと見られるか。 |
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| + | 『Apocrypha』でのステータス |
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| + | {| class="wikitable" |
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| + | | マスター || クラス || 筋力 || 耐久 || 敏捷 || 魔力 || 幸運 || 宝具 || 備考 |
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| + | | なし || ルーラー || C || C || B || A || B || D || |
| + | |} |
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| + | [[スキル (サーヴァント) |保有スキル]]:対魔力:A、真名看破:B、神明裁決:-、啓示:A、カリスマ:C-、洗礼詠唱:B+ |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |