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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ===Fate/Zero=== | | ===Fate/Zero=== |
− | ;「フフ、君にはファクシミリのほうが便利にでも見えるかね? | + | ;「フフ、君にはファクシミリのほうが便利にでも見えるかね?<br> これなら電気も使わないし故障もない。情報漏洩の心配も皆無だ。<br> なにも新しい技術に頼らなくても、われわれ魔術師はそれに劣らず便利な道具を、とうの昔に手に入れている」 |
− | ; これなら電気も使わないし故障もない。情報漏洩の心配も皆無だ。
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− | ; なにも新しい技術に頼らなくても、われわれ魔術師はそれに劣らず便利な道具を、とうの昔に手に入れている」
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| :遠坂の遠隔通信魔術についての解説から。 | | :遠坂の遠隔通信魔術についての解説から。 |
| :インクや宝石のコストパフォーマンスに気付いていないのが遠坂家らしい。というか、きっとFAX使えないだけです。だって、凛の親だし。 | | :インクや宝石のコストパフォーマンスに気付いていないのが遠坂家らしい。というか、きっとFAX使えないだけです。だって、凛の親だし。 |
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| :余りにもあからさまなフラグだったため、時臣のセリフで最も知名度の高いものとなってしまった。 | | :余りにもあからさまなフラグだったため、時臣のセリフで最も知名度の高いものとなってしまった。 |
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− | ;「とりわけ、わが妻は母体として優秀すぎた。凛も、桜も、ともに等しく稀代の素養を備えて生まれてしまったのだ。 | + | ;「とりわけ、わが妻は母体として優秀すぎた。凛も、桜も、ともに等しく稀代の素養を備えて生まれてしまったのだ。<br> 娘たちは二人が二人とも、魔導の家門による加護を必要としていた。<br> いずれか一人の未来のために、もう一人が秘め持つ可能性を摘み取ってしまうなど――親として、そんな悲劇を望む者がいるものか」<br>「姉妹双方の才能について望みを繋ぐには、養子に出すしか他にない。<br> だからこそ間桐の翁の申し出は天恵に等しかった。聖杯の存在を知る一族であれば、それだけ『根源』に到る可能性も高くなる。<br> 私が果たせなくても凛が、そして凛ですら到らなかったら桜が、遠坂の悲願を継いでくれることだろう」 |
− | ; 娘たちは二人が二人とも、魔導の家門による加護を必要としていた。
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− | ; いずれか一人の未来のために、もう一人が秘め持つ可能性を摘み取ってしまうなど――親として、そんな悲劇を望む者がいるものか」
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− | ;「姉妹双方の才能について望みを繋ぐには、養子に出すしか他にない。
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− | ; だからこそ間桐の翁の申し出は天恵に等しかった。聖杯の存在を知る一族であれば、それだけ『根源』に到る可能性も高くなる。
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− | ; 私が果たせなくても凛が、そして凛ですら到らなかったら桜が、遠坂の悲願を継いでくれることだろう」
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| :桜を養子に出した件を雁夜に問われての回答。魔術師を嫌悪する雁夜には理解できない、したくない考えだった。 | | :桜を養子に出した件を雁夜に問われての回答。魔術師を嫌悪する雁夜には理解できない、したくない考えだった。 |
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− | ;「君が家督を拒んだことで、間桐の魔術は桜の手に渡った。 | + | ;「君が家督を拒んだことで、間桐の魔術は桜の手に渡った。<br> むしろ感謝するべき筋合いとはいえ……それでも私は、君という男が赦せない。<br> 血の責任から逃げた軟弱さ、そのことに何の負い目も懐かぬ卑劣さ。<br> 間桐雁夜は魔導の恥だ。再び相見えた以上、もはや誅を下すしかあるまい」 |
− | ; むしろ感謝するべき筋合いとはいえ……それでも私は、君という男が赦せない。
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− | ; 血の責任から逃げた軟弱さ、そのことに何の負い目も懐かぬ卑劣さ。
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− | ; 間桐雁夜は魔導の恥だ。再び相見えた以上、もはや誅を下すしかあるまい」
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| :魔導の道を誇る時臣からすれば、魔導に背を向けた者など軽蔑の対象でしかない。 | | :魔導の道を誇る時臣からすれば、魔導に背を向けた者など軽蔑の対象でしかない。 |
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− | ;「凛、いずれ聖杯は現れる。 | + | ;「凛、いずれ聖杯は現れる。<br> アレを手に入れるのは遠坂の義務であり、何より――魔術師であろうとするのなら、避けては通れない道だ」 |
− | ; アレを手に入れるのは遠坂の義務であり、何より――魔術師であろうとするのなら、避けては通れない道だ」
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| :頷く愛娘の眼差しは時臣を誇らしさで満たし、自身が頭首を受け継いだとき以上の誉れを感じさせた。 | | :頷く愛娘の眼差しは時臣を誇らしさで満たし、自身が頭首を受け継いだとき以上の誉れを感じさせた。 |
| :この会話後、愛する娘を教え導くに相応しい、十全たる父となる決意も新たに冬木への帰路を急いだ。 | | :この会話後、愛する娘を教え導くに相応しい、十全たる父となる決意も新たに冬木への帰路を急いだ。 |