;「君は、<ruby>'''モルガンという女性に『アーサー王を討ち滅ぼせ』と記された設計書に従って生み出された存在'''<rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>だと聞いたよ」<br>「結果、君は母親であるモルガンの設定した仕様通りにアーサー王を討ち滅ぼして、その治世を終わらせた。」<br>「アーサー王の統治は知っている。<br>全盛期の功績を分析する限り、困難極まりない、不可能に近い難題だと推察したよ。<br>だからこそ、だ。<br>その困難から目を背けずに、創造者の期待通りに、役目を完全に熟しきった君にこそ聞いておきたい。<br><ruby>'''その為だけに生み出された君は'''<rt>・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>、<ruby>'''それで救われたのかい'''<rt>・・・・・・・・・・</rt></ruby>?」<br>「父親であるアーサー王の国を滅ぼした瞬間、感情や理性に何か変化はあったのかな?」<br>「もしも、願いを果たした後にも生きながらえていたとしたら……。<br>いや、つまりサーヴァントになった今……<br><ruby>'''生まれて来た理由を終わらせてしまった君の中には'''<rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>、<ruby>'''何の意味が残っているのか'''<rt>・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>……それが聞きたいんだ。」 | ;「君は、<ruby>'''モルガンという女性に『アーサー王を討ち滅ぼせ』と記された設計書に従って生み出された存在'''<rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>だと聞いたよ」<br>「結果、君は母親であるモルガンの設定した仕様通りにアーサー王を討ち滅ぼして、その治世を終わらせた。」<br>「アーサー王の統治は知っている。<br>全盛期の功績を分析する限り、困難極まりない、不可能に近い難題だと推察したよ。<br>だからこそ、だ。<br>その困難から目を背けずに、創造者の期待通りに、役目を完全に熟しきった君にこそ聞いておきたい。<br><ruby>'''その為だけに生み出された君は'''<rt>・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>、<ruby>'''それで救われたのかい'''<rt>・・・・・・・・・・</rt></ruby>?」<br>「父親であるアーサー王の国を滅ぼした瞬間、感情や理性に何か変化はあったのかな?」<br>「もしも、願いを果たした後にも生きながらえていたとしたら……。<br>いや、つまりサーヴァントになった今……<br><ruby>'''生まれて来た理由を終わらせてしまった君の中には'''<rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>、<ruby>'''何の意味が残っているのか'''<rt>・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>……それが聞きたいんだ。」 |