差分
→概要
:しかしある時、[[荊軻]]が村人に教えた「唄」が始皇帝の耳に入った結果、支配体制の維持のために始皇帝が徹底的に禁止・排除していた「儒」であると判断し、態度を一変させカルデアを排除すべき敵として認識。シャドウ・ボーダーを略取し、大気圏外に造営された「長城」の一部を墜とすことで村一帯ごと滅ぼそうとする。しかしこれは[[スパルタクス]]の捨て身の吶喊によって防がれ、諦めないカルデアのマスターは要所を攻略、ついには咸陽にまで攻め入られる。
:しかしある時、[[荊軻]]が村人に教えた「唄」が始皇帝の耳に入った結果、支配体制の維持のために始皇帝が徹底的に禁止・排除していた「儒」であると判断し、態度を一変させカルデアを排除すべき敵として認識。シャドウ・ボーダーを略取し、大気圏外に造営された「長城」の一部を墜とすことで村一帯ごと滅ぼそうとする。しかしこれは[[スパルタクス]]の捨て身の吶喊によって防がれ、諦めないカルデアのマスターは要所を攻略、ついには咸陽にまで攻め入られる。
:別働隊として荊軻が始皇帝の喉元にまで迫ったが、始皇帝の「聖躯」を機能停止に追い込んだ直後、ヒト型の「真人躯体」に意識を移した始皇帝によって殺害される。その後、妲己の手で扶桑樹内部に隠匿されていた空想樹メイオールが咸陽近傍に出現。自らが探し求めて保管していた扶桑樹が既に空想樹に浸食されていた事、空想樹を見てそれまで信用していなかった剪定事象の話を事実だと認識した始皇帝は、自らカルデアに戦いを挑む。激戦の結果、地に膝をつけた始皇帝は汎人類史の強さを認め、編纂事象の行く末を汎人類史に託すことを決める。しかし、そこに[[項羽]]が割り込んでカルデアに最後の戦いを挑み、敗れる。[[項羽]]を失い怒り狂う[[虞美人]]が一体化した空想樹に対し、カルデアと共闘。空想樹の切除後、地に降り立った始皇帝は、一度はカルデア諸共粛清しようとした民達と語らいつつ、去ってゆくシャドウ・ボーダーを見送った。
:別働隊として荊軻が始皇帝の喉元にまで迫ったが、始皇帝の「聖躯」を機能停止に追い込んだ直後、ヒト型の「真人躯体」に意識を移した始皇帝によって殺害される。その後、妲己の手で扶桑樹内部に隠匿されていた空想樹メイオールが咸陽近傍に出現。自らが探し求めて保管していた扶桑樹が既に空想樹に浸食されていた事、空想樹を見てそれまで信用していなかった剪定事象の話を事実だと認識した始皇帝は、自らカルデアに戦いを挑む。激戦の結果、地に膝をつけた始皇帝は汎人類史の強さを認め、編纂事象の行く末を汎人類史に託すことを決める。しかし、そこに[[項羽]]が割り込んでカルデアに最後の戦いを挑み、敗れる。[[項羽]]を失い怒り狂う[[虞美人]]が一体化した空想樹に対し、カルデアと共闘。空想樹の切除後、地に降り立った始皇帝は、一度はカルデア諸共粛清しようとした民達と語らいつつ、去ってゆくシャドウ・ボーダーを見送った。
:彼の幕間の物語によると、その後はゆっくりと消え去りつつある異聞帯を見届けつつ、ヒト型になった方の「真人始皇帝」と、再起動したと思われる巨大コンピュータの「鋼鉄始皇帝」とで共謀し、真人始皇帝は仙境経由で汎人類史のカルデアに合流し、鋼鉄始皇帝はシャドウボーダーを鹵獲した際に見つけたカルデアスのバックアップを元に人類史に特異点をいくつか仕込み、汎人類史の真人始皇帝がそれをキャッチすることで異聞帯から汎人類史に干渉する方法を模索していた模様。
:彼の幕間の物語によると、その後はゆっくりと消え去りつつある異聞帯を見届けつつ、ヒト型になった方の「真人始皇帝」と、再起動したと思われる巨大コンピュータの「鋼鉄始皇帝」とで共謀していた。真人始皇帝は仙境経由で汎人類史のカルデアに合流し、鋼鉄始皇帝はシャドウボーダーを鹵獲した際に見つけたカルデアスのバックアップを元に人類史に特異点をいくつか仕込み、汎人類史の真人始皇帝がそれをキャッチすることで異聞帯から汎人類史に干渉する方法を模索していた模様。
;人物
;人物
:自身ただ一人だけが「人」であるとし、国民の全ては「民ではあるが人ではない」という考えを持つ。
:自身ただ一人だけが「人」であるとし、国民の全ては「民ではあるが人ではない」という考えを持つ。
:始皇帝の思想では、価値観を持って争いあうものが「人」である以上、人が自身ただ一人だけであるならば争いの起こりようもない、という。同時に、ただ一人の「人」である以上、民の全てに責任をもち治世を崩すことなく永劫背負って立つ、それができる者のみが「人」である、と主張する。
:始皇帝の思想では、価値観を持って争いあうものが「人」である以上、人が自身ただ一人だけであるならば争いの起こりようもない、という。同時に、ただ一人の「人」である以上、民の全てに責任をもち治世を崩すことなく永劫背負って立つ、それができる者のみが「人」である、と主張する。
:後述の巨大な『聖躯』は能力拡張の結果でもあるが、「人前に滅多に姿を現さない施政者は姿を見られてしまうと威厳の失墜があるのではと恐れているからだ。自分はそのような事がないため、24時間365日の区別なく万民が姿を拝する事ができる」という考えに基づいた結果でもある。
:後述の巨大な『聖躯』は能力拡張の結果でもあるが、「人前に滅多に姿を現さない施政者は姿を見られてしまうと威厳の失墜があるのではと恐れているからだ。自分はそのような事がないため、24時間365日の区別なく万民が姿を拝する事ができる」という考えに基づいた結果でもある。
:絶対の支配者でありその言動は尊大さに満ちたものではあるが、ところどころに妙にスラングじみた軽い言い回しが混ざる。サーヴァントとなった後も、他の「王」のサーヴァントと同じくマスターに対しても「自分が主でマスターが従」という態度で接する。また自分の治世こそ完全無欠であると考えているため、汎人類史に対して上から見て批評、批判する事が多く、その廃絶を主人公に唆しもする。他の英霊から気さくに話しかけられて面食らっているようだ。
:やはり絶対の支配者というだけあり、サーヴァントとなった後も、他の「王」のサーヴァントと同じくマスターに対しても「自分が主でマスターが従」という態度で接する。また自分の治世こそ完全無欠であると考えているため、汎人類史に対して上から見て批評、批判する事が多く、その廃絶を主人公に唆しもする。
:その言動は尊大さに満ちたものではあるが、ところどころに妙にスラングじみた軽い言い回しが混ざる。一方で他の英霊から気さくに話しかけられて面食らっているようだ。
;能力
;能力
:咸陽上空に浮かんでいる『聖躯』は超巨大なスーパーコンピュータとでもいうべきものであり、民の全てを管理するに足る演算能力を持つ。構造自体は真空管などを用いた、汎人類史で言えば旧式のコンピュータに相当するものだが、その巨大さゆえに圧倒的な演算能力を実現している。
:咸陽上空に浮かんでいる『聖躯』は超巨大なスーパーコンピュータとでもいうべきものであり、民の全てを管理するに足る演算能力を持つ。構造自体は真空管などを用いた、汎人類史で言えば旧式のコンピュータに相当するものだが、その巨大さゆえに圧倒的な演算能力を実現している。