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| 外国語表記 =
| 外国語表記 =
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
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| 声優 = 杉山紀彰
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| 声優 =
| 演者 =
| 演者 =
| 依代 = 衛宮士郎
| 依代 = 衛宮士郎
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| 身長 = 167cm
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| 身長 =
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| 体重 = 58kg
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| 体重 =
| 誕生日 =
| 誕生日 =
| 血液型 =
| 血液型 =
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| 出典 = 史実
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| 出典 =
| 地域 = 日本
| 地域 = 日本
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| 属性 = 混沌・中庸
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| 属性 =
| 隠し属性 =
| 隠し属性 =
| 性別 = 男性
| 性別 = 男性
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
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| [[セイバー]] || - || B || A || D || E || B || A || 様物:B+<br/>業の目:A<br/>焔:EX || 対魔力:B<br/>陣地作成:A<br/>刀剣審美:A<br/>当代不吉:B || style="text-align:left"|
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| [[セイバー]] || - || ? || ?|| ? || ? || ? || ? || || 陣地作成 || style="text-align:left"|
|}
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==真名:千子村正==
==真名:千子村正==
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:千子村正。伊勢国桑名の伝説の名工。「千子」とは初代村正の名。文亀頃の称は右衛門尉。
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:千子村正。伊勢国桑名の伝説の名工。「千子」とは初代村正の名。
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:戦国時代において、最も切れ味に優れる刀を作った刀工一門、その初代とされる。<br>(貞治の村正を初代に応永まで三代が続くとする江戸期の資料もあるが、確認できる最古の村正一門の作刀は文亀元年のもの。このため、本作では文亀年間の村正が初代とした)
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:村正という銘の刀は家康公の祖父を斬り、父や息子、家康自身さえも傷つけた事から、『徳川に仇なす妖刀』と呼ばれた。
:村正という銘の刀は家康公の祖父を斬り、父や息子、家康自身さえも傷つけた事から、『徳川に仇なす妖刀』と呼ばれた。
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;ヘファイストス
;ヘファイストス
:大西洋異聞帯で対話していた相手。鍛冶師繋がりであろうか。
:大西洋異聞帯で対話していた相手。鍛冶師繋がりであろうか。
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;[[伊吹童子]]
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:都牟刈村正の名の由来に関連する草那芸之大刀を宝具として所有している。
===生前===
===生前===
138行目:
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*初登場自体は亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』であったが、それ以前にFGOマテリアルの[[エミヤ]]の項目にて言及されていた(その際のエミヤの反応は「………………むう。悪くない…………」)。エミヤと村正自体に全く接点が無かったこと、エミヤの発言内容等から千子村正は士郎の疑似サーヴァントではないかという予想が以前から挙がっていた。
*初登場自体は亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』であったが、それ以前にFGOマテリアルの[[エミヤ]]の項目にて言及されていた(その際のエミヤの反応は「………………むう。悪くない…………」)。エミヤと村正自体に全く接点が無かったこと、エミヤの発言内容等から千子村正は士郎の疑似サーヴァントではないかという予想が以前から挙がっていた。
*NPCでありながら専用の立ち絵、宝具の発動、専用の一枚絵、更に処刑用BGMとして名高い「エミヤ」の専用アレンジが用意されるなど元祖Fateの主人公に相応しい破格の扱いを受けており、プレイヤーからは「最後に全てを持って行った」と評されている。
*NPCでありながら専用の立ち絵、宝具の発動、専用の一枚絵、更に処刑用BGMとして名高い「エミヤ」の専用アレンジが用意されるなど元祖Fateの主人公に相応しい破格の扱いを受けており、プレイヤーからは「最後に全てを持って行った」と評されている。
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**当然だが実装を望む声も非常に多く、その際の宝具は自爆系宝具になるのでは?と予想されている。
*同じくFate/stay nightの主役を依代とする疑似サーヴァントの[[イシュタル]]・[[パールヴァティー]]とはクラス相性で三すくみの関係性になる。
*同じくFate/stay nightの主役を依代とする疑似サーヴァントの[[イシュタル]]・[[パールヴァティー]]とはクラス相性で三すくみの関係性になる。
**具体的には村正はイシュタルに弱いがパールヴァティーには強い。この三すくみは原作の三者の関係性を表しているのではないかとファンの間からは考察されている。
**具体的には村正はイシュタルに弱いがパールヴァティーには強い。この三すくみは原作の三者の関係性を表しているのではないかとファンの間からは考察されている。
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**そして残る一人のメインヒロインであり原作で主従関係にあった[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]と同じ「セイバー」クラスとなっている。ただし、実装後の彼はアルトリアを含む「王」特性持ちキャラに恒常的に特攻状態となるスキル「当代不吉」を所有している。
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**そして残る一人のメインヒロインであり原作で主従関係にあった[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]と同じ「セイバー」クラスとなっている。
*引き取って育てているおぬいからは「じいちゃま」と若い見た目に反して呼び慕われている。本人の性格が理由という意味もあるのだろうが、憑依元の衛宮士郎の事を知ってるファンからすると彼と[[衛宮切嗣]]との関係性を彷彿とさせる。
*引き取って育てているおぬいからは「じいちゃま」と若い見た目に反して呼び慕われている。本人の性格が理由という意味もあるのだろうが、憑依元の衛宮士郎の事を知ってるファンからすると彼と[[衛宮切嗣]]との関係性を彷彿とさせる。
*千子村正の姿は初期から実装されていた礼装「リミテッド・ゼロオーバー」の姿にそっくりである。しかしよく観察してみると細部に違いが見受けられ、使いまわしではなく書き下ろしイラストなのが分かる。
*千子村正の姿は初期から実装されていた礼装「リミテッド・ゼロオーバー」の姿にそっくりである。しかしよく観察してみると細部に違いが見受けられ、使いまわしではなく書き下ろしイラストなのが分かる。
146行目:
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*これまで何だかんだ言っても依代の特徴が強く出ていた疑似サーヴァントだが、今回のケースは依代(衛宮士郎)の性格や知識があまり表に出てこず、英霊(千子村正)が主体として行動しているのが大きな特徴である。
*これまで何だかんだ言っても依代の特徴が強く出ていた疑似サーヴァントだが、今回のケースは依代(衛宮士郎)の性格や知識があまり表に出てこず、英霊(千子村正)が主体として行動しているのが大きな特徴である。
*本作では「せんじむらまさ」と訓じているが、正しくは「'''せんご'''むらまさ」と読む。千子(せんご)は現在の三重県桑名市辺りにあった地名であり、村正が居住したとされる場所である。
*本作では「せんじむらまさ」と訓じているが、正しくは「'''せんご'''むらまさ」と読む。千子(せんご)は現在の三重県桑名市辺りにあった地名であり、村正が居住したとされる場所である。
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*実装を望む声の多さやその存在から連想出来る何かがあるのか、何かイベントがあるときはほとんどのイベントの予想で村正実装が囁かれている。
==話題まとめ==
==話題まとめ==
151行目:
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:村正は、徳川家に仇をなす「妖刀」として広く知られている。その理由は徳川家康の祖父、父、長男を村正製の刀で殺害されており、家康自身も関ヶ原の戦いで村正製の槍に傷つけられたからである。これらの因縁から徳川家は村正を嫌悪するようになり、徳川家の村正は全て廃棄され、公にも忌避されるようになった。
:村正は、徳川家に仇をなす「妖刀」として広く知られている。その理由は徳川家康の祖父、父、長男を村正製の刀で殺害されており、家康自身も関ヶ原の戦いで村正製の槍に傷つけられたからである。これらの因縁から徳川家は村正を嫌悪するようになり、徳川家の村正は全て廃棄され、公にも忌避されるようになった。
:しかし村正は徳川領の三河に近い伊勢の刀工であり、三河を始めとする東海地方に多くの一派が存在する。そして村正一派の刀剣を所持する徳川家臣もまた多かった<ref group="注">例えば、徳川配下の猛将として知られる本多平八郎忠勝の所持する槍「蜻蛉切」も村正一派の作である。</ref>ので、これはいわゆる『母数が増えたがゆえに不祥事も目についた』類の事柄にすぎない。
:しかし村正は徳川領の三河に近い伊勢の刀工であり、三河を始めとする東海地方に多くの一派が存在する。そして村正一派の刀剣を所持する徳川家臣もまた多かった<ref group="注">例えば、徳川配下の猛将として知られる本多平八郎忠勝の所持する槍「蜻蛉切」も村正一派の作である。</ref>ので、これはいわゆる『母数が増えたがゆえに不祥事も目についた』類の事柄にすぎない。
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:実際、'''上述した家康が村正を嫌ったという説は後世の創作'''であり、名古屋の徳川美術館には家康の形見とされる村正作の刀が収蔵されている。一方で反徳川を標榜する当時の人々にとっても村正はすでに徳川打倒のシンボルになっており、幕末には多数の倒幕派の剣士が愛用したと言われる(もっとも偽物も多数出回ったが)。
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:実際、'''上述した家康が村正を嫌ったという説は後世の創作'''であり、名古屋の徳川美術館には家康の形見とされる村正作の刀が収蔵されている。一方で反徳川を標榜する人々にとっても村正は徳川打倒のシンボルになっており、幕末には多数の倒幕派の剣士が愛用したと言われる(もっとも偽物も多数出回ったが)。
:幕末以降、日本では村正伝説は半ば廃れるが、アメリカで開発されたコンピューターRPG「ウィザードリィ」のヒットで1980年代後半に復活する事になる。このゲームでは村正は最強の武器として設定されているが発見率が極めて低い激レアアイテムで、ラスボスそっちのけで村正を求めて最下層を探索するプレイヤーが続出。その後、村正=最強の刀という誤解が独り歩きするようになる(優れた刀であるのは間違いないが)。
:幕末以降、日本では村正伝説は半ば廃れるが、アメリカで開発されたコンピューターRPG「ウィザードリィ」のヒットで1980年代後半に復活する事になる。このゲームでは村正は最強の武器として設定されているが発見率が極めて低い激レアアイテムで、ラスボスそっちのけで村正を求めて最下層を探索するプレイヤーが続出。その後、村正=最強の刀という誤解が独り歩きするようになる(優れた刀であるのは間違いないが)。