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| :他人の矜持を踏み躙り、他人の苦しむ姿を嘲笑うその性根は本人から滲み出ているらしく、対峙した宮本武蔵にひと目で見抜かれている。 | | :他人の矜持を踏み躙り、他人の苦しむ姿を嘲笑うその性根は本人から滲み出ているらしく、対峙した宮本武蔵にひと目で見抜かれている。 |
| :一方、平時は冷静かつ理知的な言動であるが、主人公らと対峙した際は度々高笑いと激昂を交互に繰り返しており、情緒が不安定である様子も見て取れる。「ンンン――」と言葉を溜めるクセがある模様。 | | :一方、平時は冷静かつ理知的な言動であるが、主人公らと対峙した際は度々高笑いと激昂を交互に繰り返しており、情緒が不安定である様子も見て取れる。「ンンン――」と言葉を溜めるクセがある模様。 |
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| + | :クラス・アルターエゴとしての現界であるため、過去に実在した蘆屋道満の人物像そのものではなく、一側面がカリカチュア化した存在になっていると思われる…が、キャスター・紫式部の語るところでは、過去の道満も相当の妖人・怪人であった模様。 |
| + | :カルデアに召喚されたアルターエゴ・蘆屋道満は、己が「[[異星の神]]のしもべとして活動し、カルデアとたびたび敵対した事実を一切覚えていない」という素振りを見せる。 |
| + | :生前にはありえざる多様な力を有したアルターエゴとして召喚されたのは如何なる理由か「さても見当がつかない」と宣う。 |
| + | :無論、虚偽であり彼は間違いなくカルデアと敵対したアルターエゴ・リンボ、己を暗黒の太陽として輝かさんとした道満としての記録を有して、カルデアに召喚されたのである。 |
| + | :果たしてそれは、カルデアが縁を結んでしまったが故の事故めいた偶然か、力であればその出所を問わない汎人類史の選択か── |
| + | :それとも或いは、アルターエゴ・蘆屋道満が「そのようにあれ」と望んだのか……。<ref group = "注">なお、英霊が望んだとして、召喚・現界に如何なる影響が及ぼされるかの検証は為されていない。</ref> |
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| ;能力 | | ;能力 |
− | :キャスターのクラスに恥じない強力な陰陽術の使い手であるが、彼の性格上、その秘術は悪辣を極めたものが多い。 | + | :強力な陰陽術の使い手であるが、彼の性格上、その秘術は悪辣を極めたものが多い。 |
| :五芒星でサーヴァントの動きを封じ込めたり、英霊に“一切鏖殺”の宿業を埋め込んで凶暴性の塊のようになったサーヴァント「英霊剣豪」と化させたり、下総国の人間たちを不規則に化物に変生させるのが最たるもの。 | | :五芒星でサーヴァントの動きを封じ込めたり、英霊に“一切鏖殺”の宿業を埋め込んで凶暴性の塊のようになったサーヴァント「英霊剣豪」と化させたり、下総国の人間たちを不規則に化物に変生させるのが最たるもの。 |
| :また(無の境地に至る前とは言え)武蔵の本気の斬撃を結界で軽々と受け止めている。 | | :また(無の境地に至る前とは言え)武蔵の本気の斬撃を結界で軽々と受け止めている。 |
| :加えて、「神を喰らったモノ」「黒き神を自らの太陽へと取り込んで、悪の神を自らの魔力へと置き換えて、強大なる存在によって導かれた~」との謎めいた記述があり、そもそも正規の英霊ではない可能性も高い。 | | :加えて、「神を喰らったモノ」「黒き神を自らの太陽へと取り込んで、悪の神を自らの魔力へと置き換えて、強大なる存在によって導かれた~」との謎めいた記述があり、そもそも正規の英霊ではない可能性も高い。 |
| :式神の扱いにも長けており、カルデアへの侵攻のために式神をカルデアのシミュレータ内に送り込むという離れ業も見せている。 | | :式神の扱いにも長けており、カルデアへの侵攻のために式神をカルデアのシミュレータ内に送り込むという離れ業も見せている。 |
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| + | == ステータス == |
| + | {| class="wikitable" style="text-align:center" |
| + | |- |
| + | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
| + | |- |
| + | | [[アルターエゴ]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || D || E || EX || B || B || 陣地作成:B<br>道具作成:A<br>対魔力:A<br>暗黒の神核:B<br>ハイ・サーヴァント:A<br>快楽主義:EX || リディクールキャット:EX<br>黒き命:A<br>道満の呪:A || style="text-align:left"| |
| + | |} |
| | | |
| ==[[宝具]]== | | ==[[宝具]]== |
| ;狂瀾怒濤・悪霊左府(きょうらんどとう・あくりょうさふ) | | ;狂瀾怒濤・悪霊左府(きょうらんどとう・あくりょうさふ) |
| + | : ランク:B<br />種別:対都市宝具<br />レンジ:1~80<br />最大捕捉:400人 |
| + | :時の権力者・藤原道長を呪殺せんとして仕掛けた、都市そのものを殺すに等しい驚天動地なる大呪術の再現。 |
| + | :成し遂げられれば都はたちまち荒れ果て、人々を不幸が襲い、餓死者が往来を埋め尽くし、権力者を滅び去る。 |
| + | :宝具としての呪詛行使にあたり、アルターエゴとしての道満と融合した左大臣・藤原顕光の怨霊「悪霊左府」を一時的に召喚。これによって、術の成功確率を極めて大幅に上昇させている。 |
| + | :最後に空を覆う暗黒の太陽は道満の傲慢と悪性の具現であり、アルターエゴの要素として取り組んだ闇の神イツパパロトル、黒き神チェルノボーグの仮想複合顕現でもある。 |
| + | :『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&呪い状態を付与<ref group = "注" name="5ターン">5ターン</ref>&呪厄状態(呪いの効果量がアップする状態)を付与<ref group = "注" name="5ターン" /><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&高確率で即死」という効果のQuick宝具。 |
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| ==真名:蘆屋道満 == | | ==真名:蘆屋道満 == |
− | :安倍晴明と敵対したと伝わる法師にして陰陽師。 | + | :蘆屋道満。平安期の法師陰陽師。道摩法師、僧道満とも呼ばれ、平安最強の術者である安倍晴明の向こうを張った怪人。 |
− | :悪霊左府と共に都を転覆せんとした、呪いと血に嗤う者。 | + | |
| + | :人々を守る英雄ではなく、悪辣を以て人を害し、自らの死滅を以て世の平安を導くがゆえ反英雄として分類される。 |
| + | :時の権力者たる藤原道長を呪詛で害したとも語られる。 |
| + | :政府機関である陰陽寮に属する安倍晴明とは異なり、蘆屋道満は僧籍にあって、ある意味では「在野」の存在だった。 |
| + | :当初は互いに協力関係にあったようだが……いつの頃からか道満は陰陽寮および晴明の存在を敵視するようになり、事ある毎に争った。神秘を色濃く残した平安日本に於いて、術をきわめた両者の激突は凄まじいものであったろう。 |
| + | |
| + | :また、道満伝説を真に受ければ、道満は数度の死を迎えている。 |
| + | :『Grand Order』では、伯道上人の秘術を我が物とした蘆屋道満が「生前既に疑似的な不死を体得していた」とされており、安倍晴明が守護する「都」や「人々」の明確な敵対者である。 |
| + | :五行に深く触れ、自然(神々)さえも時に操る超越者として振る舞い、小さきもの、儚きもの、日々をつつましく暮らす衆生すべてを嘲笑う。人の矜持、信念を娯楽のために踏みにじるのを好む(これが原因で[[宮本武蔵|武蔵]]からは蛇蝎の如く嫌われている)。 |
| + | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
| :亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』に登場。 | | :亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』に登場。 |
− | :第2部に敵方のパートナーサーヴァントの一騎として登場が予定され、インド異聞帯にて再び主人公達の前に姿を現すこととなり、続く大西洋異聞帯でも暗躍する。 | + | :第2部にて敵方のパートナーサーヴァントの一騎として登場、インド異聞帯にて再び主人公達の前に姿を現すこととなり、続く大西洋異聞帯でも暗躍する。 |
− | :後にCMにてキャスターではなくまさかのアルターエゴであることが判明。 | + | :後にCMにてキャスターではなくまさかのアルターエゴであることが判明。第2部5.5章「地獄界曼荼羅 平安京」にて遂に期間限定サーヴァントとして実装された。 |
− | :第2部5.5章「地獄界曼荼羅 平安京」にて遂に期間限定サーヴァントとして実装。
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
| + | ====本編==== |
| ;「はははははは見える、見える、貴方の魂が見える! 妖術師殿同様、<RUBY><RB>多少は戸惑っていようが</RB><RT>・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>我が前には丸裸も同じ!<br> フフ、思い出しますねえ。胤舜といい誰といい彼といい、こうするときには必ず苦悶の表情を浮かべたものです。<br> 拒絶しようとして足掻く! ですが無意味無意味どうしようもないのです!」<br>「はははははははははははははは! 魂も意思もすべて、すべて、すべてすべてすべて!<br> 私が新たに作り替えて差し上げる! さようなら新免武蔵、はじめまして新たなる英霊剣豪!<br> 生きながらして英霊剣豪となるのもいと可笑し! 貴方には、そう、無間地獄あたりが―――」 | | ;「はははははは見える、見える、貴方の魂が見える! 妖術師殿同様、<RUBY><RB>多少は戸惑っていようが</RB><RT>・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>我が前には丸裸も同じ!<br> フフ、思い出しますねえ。胤舜といい誰といい彼といい、こうするときには必ず苦悶の表情を浮かべたものです。<br> 拒絶しようとして足掻く! ですが無意味無意味どうしようもないのです!」<br>「はははははははははははははは! 魂も意思もすべて、すべて、すべてすべてすべて!<br> 私が新たに作り替えて差し上げる! さようなら新免武蔵、はじめまして新たなる英霊剣豪!<br> 生きながらして英霊剣豪となるのもいと可笑し! 貴方には、そう、無間地獄あたりが―――」 |
| :亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』にて。 | | :亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』にて。 |
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| :後に明らかとなった真相は'''自身の肉体や人格を術式に置き換えた'''というものであり、文字通り人間ではなくなっていた。 | | :後に明らかとなった真相は'''自身の肉体や人格を術式に置き換えた'''というものであり、文字通り人間ではなくなっていた。 |
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− | ;「晴明! 晴明! 晴明ィイイイイイイイイイイイ!! 何処だ何処で拙僧を<RUBY>嗤<RB><RT>わら</RT></RUBY>っている、貴様、貴様がァアアア!」 | + | ;「晴明! 晴明! 晴明ィイイイイイイイイイイイ!!<br> 何処だ何処で拙僧を<RUBY>嗤<RB><RT>わら</RT></RUBY>っている、貴様、貴様がァアアア!」 |
| :第2部5.5章『地獄界曼荼羅 平安京』にて。 | | :第2部5.5章『地獄界曼荼羅 平安京』にて。 |
| :[[ビースト|新たな獣]]へ至ることが叶わず窮地に陥り、もはや彼はどこかにいるであろう宿敵への憎悪を露に喚き散らすことしか頭になかった。 | | :[[ビースト|新たな獣]]へ至ることが叶わず窮地に陥り、もはや彼はどこかにいるであろう宿敵への憎悪を露に喚き散らすことしか頭になかった。 |