小笠原カヤ | |
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読み | おがさわら - |
性別 | 女性 |
声優 | 久野美咲 |
初登場作品 | Fate/Samurai Remnant |
概要
- 略歴
- 『Fate/Samurai Remnant』の登場人物。
- 主人公の宮本伊織の義理の妹であり、養父である宮本武蔵の死後は小笠原家の養女となって伊織とは別居している。
- それでも伊織が住んでいる浅草に足しげく通い、世話をしている。
- 人物
- 草色の着物をまとった短めの黒髪の少女。
- 一言で言えば活発で人懐っこくお節介焼き。という人物であり作中では兄である宮本伊織の為に様々なサポートをこなす。
- 日常における炊事なども彼女が手伝っているようで、セイバーを筆頭に彼女の料理の腕を称賛するものは多い。
- タマモアリアや由井正雪といったセイバー以外にも初めて会う人物が多くいるがいずれも彼女と触れ合うことで仲良くなっている。
- 一方で作中ではその献身性が裏目に出て盈月の儀に参加している宮本伊織の家に積極的に通おうとする頑固さもあり
- それが原因で敵から狙われる対象となることも珍しくなかった。しかし本当に狙われた理由は自らが知らずに憑依していたオトタチバナヒメが原因であるものではあったのだが。
- 紅玉の書と幼少期から知り合っており神秘を知ってる為かそのような出来事にも普通に受け入れることが出来る
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Samurai Remnant
- 主人公の義理の妹として登場。
人間関係
- 宮本伊織
- 義理の兄。小笠原家の養女となった後も、足しげく浅草の家に通って世話を焼いている。
- 普段は「兄ちゃん」と親しげに呼ぶが、他人の前では「兄上」と呼ぶ。
- 物語中盤からは彼が何らかの戦に参加していることを悟り、その手伝いを買って出る。
- 「一条の光」ルートでは兄から帰ってきたときの腹ごしらえの為におにぎりを作られることを頼まれる。
- 「恩讐の焔」ルートでは敵に囚われ最後のエンディングは助けた彼女を抱いて家に戻る兄のシーンが流れるなど
- 物語全般を通して宮本伊織にとっての日常の象徴であり大事な家族であるような描写が無されている。
- 「可惜夜に希う」ルートでは最後に彼の死体を発見する。
- セイバー
- 伊織の恋人と勘違いし、義理の姉のように接する。
- 彼からは自身が作った料理を高く評価されており、特にオミオツケが絶品だと語っている。
- タマモアリア
- 当初は彼女も伊織の恋人と勘違いしていた。
- その後は彼女の頼みで密かに料理を教え、それが高じて親友になった。
- オトタチバナヒメ
- 自身を依代とする逸れのサーヴァント。
- ただしその自覚は無く、オトタチバナヒメとなっている際の記憶もない。
- 由井正雪
- 「盈月の儀」におけるライダーのマスター。
- 伊織の長屋へ運び込まれた彼女を一時期看病していた。
- 宮本武蔵
- 養父。
名台詞
- 「つまり───いくさですね!いくさであれば、無論お手伝いします!」
- 伊織が何らかの秘密を隠していると悟っての、武士の家の娘らしい台詞。
- これを機に、伊織は彼女が「盈月の儀」を手伝うことを許可する羽目になった。
メモ
- 名字の「小笠原」は史実で義兄の伊織が本来筆頭家老になっていた大名、小笠原家が由来。
- TYPE-MOON作品でよくある「主人公と身近な日常の象徴の少女」枠であるが、実は重大な秘密を抱えていたり、悲劇的な運命に巻き込まれたりとろくでもない事になるケースも多いため、発売前は一部のプレイヤーからは心配されていた。
- 担当声優が同じ事からか「紅閻魔の生前の姿なのでは」という予想もあったが、カヤは「生まれてから何の幸せも無く虐げられ続けて生きてきた」訳ではなく、また経済的に窮していた訳ではない小笠原家が遊郭へ彼女を売り飛ばすといった描写も無かった。そもそも、『舌切り雀』の原型とされる『宇治拾遺物語』の一節は鎌倉時代の物語であり、時間軸に矛盾が生じる。
- 但し『Samurai Remnant』続編があるならば、紅閻魔をパートナーに盈月の儀に参戦、という可能性はあるのかも知れない。
- 担当声優が同じ事からか「紅閻魔の生前の姿なのでは」という予想もあったが、カヤは「生まれてから何の幸せも無く虐げられ続けて生きてきた」訳ではなく、また経済的に窮していた訳ではない小笠原家が遊郭へ彼女を売り飛ばすといった描写も無かった。そもそも、『舌切り雀』の原型とされる『宇治拾遺物語』の一節は鎌倉時代の物語であり、時間軸に矛盾が生じる。
- 宮本武蔵・宮本伊織に関しては歴史上の人物であり来歴などが記されているが、現状彼女だけがオリジナルキャラクターであるために編纂事象ではどのような人生を歩んだかまでかは描かれていない。ファンの中からは史実の宮本伊織は小笠原家に仕え妻を娶っている事から編纂事象で結婚した妻が小笠原カヤなのではないかという説も出ているが確証性はない。
話題まとめ
脚注
注釈
出典